東京喰種というと隠れ数字が描かれることが多々ありました。
そこに占いの一つでもあるタロットとの意味合いを重ね合わせる事が多く、事前に展開がわかるパターンもいくつかあったものです。
今回はそんなタロットと金木に関する考察をまとめてみていきます。
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タロット12
こちらは代表的ものです。
無印の東京喰種で金木が梟討伐作戦を知ったシーンになるのですが、このとき、首元に「12」の数字と、さらには背中には「しね」の文字があります。
タロットの「12」は吊るされた男を意味するカード。
カードの描写としても、男が1人吊るされているもので、基本的な意味は悪い事が起きるか、もしくはそれを耐えた後に幸せが訪れるというもの。
正位置だと「試練、忍耐、献身」など、逆位置は「自己犠牲、報われない、終りがない」など。
結局、正位置だろうが逆位置だろうが、試練が訪れる事を暗示していますが、最終的には有馬に敗れているので、そういう意味では不吉な結果になっています。
ただ、そのおかげと言っていいのか、有馬に出会えていますし、佐々木になった事で得たものもありますから、何かを犠牲に何かを得たとも言えますね。
タロット15と19
125話のラストで描かれたこのシーン。
ここには数字が二つ隠れていたと考えられます。
まずは、画像を反転さこちらの画像。
数字の19に見えますね。
そして、19は太陽のカードを意味しており、幸せな状況や将来が期待できるという意味があります。
また、タロットカードというと正位置と逆位置で意味が全く変わってきます。
今回は絵を反転させているので、逆位置の意味があると考えられます。
そして、逆位置の19というと妊娠という意味があります。
これは、この件を機に二人の間に子供が生まれる事の示唆だと考えられます。
また、この画像。
カネキのクロスした足がXに見えます。
Xは数字の10です。
そして、カネキの足からモモにかけての体勢はVに見えます。
つまり数字の5です。
二つをあわせると15という数字になります。
こちらも絵を逆さにしているので、逆位置の15という意味が込められていると考えられます。
そして、15の数字は悪魔の数字。
基本的な意味は欲望や嫉妬、ねたみなどの邪な心を意味します。
しかし、逆位置だと全く違う意味となり、
ここでは、覚醒・リセット・新たな出会いなどの意味があります。
つまり、今回の件でカネキは心をリセットできたのかもしれません。
二つの意味をあわせて考えると、心をリセットして、生まれ変わったカネキ。
それは妊娠し、子供を生んだトーカと生きる事を選ぶ運命が待ち受けているという事なのかもしれません。
実際、二人は最終的に子供を産んで幸せに暮らすことになったのですが、その意味合いがタロットに全て含まれていたのならすごいの一言ですよね。
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タロット7
達磨状態となったカネキ。
カネキたちの会話では覚醒した後に、オッガイをくらいつくす展開。
そして、今までに見たこともないような謎の生物が地下24区に出現。
カネキが覚醒するワンシーンですが、この描写をよく見てみると、カネキの目から黒い涙が流れており、濃く「7」と描かれている事が分かります。
因みにタロット系の隠れ数字は、しっかりと意図して書かれる事が多く、「ん?これ数字に見える?」くらいのものは偶然のケースも多いです。
しかし、今回のは意図して書かれていそうですよね。
気になる、タロット7の意味は「勝利、征服、奮闘、困難の打開」。
良い意味が多いです。
つまり、カネキの未来は明るいといったような意味合い。
もしくは、カネキが“何か”になったとして、その戦いで相手側に勝利する事を示唆していたのかもしれません。
タロット10
こちらはコメントより、ここ数字かも?と言われたものです。
金木が目覚めた後のお話で、才子と瓜江と共に街中を観察しています。すると落とし児達が襲来。
ここで金木は見たこともない赫子を展開させました。
その前には覚醒シーンとして、顔がアップで描かれたのですが、
そこの額に数字があるのでは?との事でした!
見てみると、確かに「10」に見えなくもないですね。
個人的には線がかなり多いコマだったので、仮に「10」とするならって事で一応見ていくと、
タロットの10は運命の輪
(WHEEL of FORUNE)。
カードの中心には大きな輪があって、その周りに動物と天使がいて神秘的な感じですが、運命ともあるように、人知を超えた領域で物事が作用している様子を表しています。
正位置としては「幸運、チャンス到来、ターニングポイント(分岐点、転機)」逆位置としては「失敗、好機を逃す、アクシデントの到来」となっています。
かなり分かりやすく、正位置は良い意味で、逆位置は悪い意味ですね。
結局、運命の輪ともあるように、この数字が出た段階で運命が決まっており、それを受け入れる形で進むしかない、そんなカードになっていますが、金木の数字を見るに正位置です。
という事は吉兆の兆しだったんじゃないかと個人的には思います。
今後ピンチになるにしても、助けが入ったり、あとは自分で切り抜けるって事を示唆しているんじゃないかと。これが10ならそんな気がします。
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タロット12
こちらも金木に数字があるかも?とのコメントを頂いたのです。
紹介頂いたのは、164話にて金木がヒデと再会をする前の1コマ。
金木は見回りを終え、CCGに帰宅すると、トーカからヒデなら上にいるよ、と知らせてもらいます。
そこでトーカは金木の手を握り、やっと会えるねと話すのですが、このときの金木に数字があるのでは?との事でした。
という事で、肩を見てみると確かに「12」にも見えなくはない…描写。
まあ…石田スイ先生というと線が多いので、たまたまそう見えたってだけの可能性もあるかもしれませんが、せっかくなので、これが何を意味するのか、見ていきます。
タロットの「12」は吊るされた男を意味するカード。
冒頭でも説明しましたが、カードの描写としても、男が1人吊るされているもので、
基本的な意味は悪い事が起きるか、もしくはそれを耐えた後に幸せが訪れるというもの。
正位置だと「試練、忍耐、献身」など、逆位置は「自己犠牲、報われない、終りがない」など。
この時の金木というと仲間を信頼していた節もありますし、ヒデの支えもあり、悪い方向に行くとは思えない状況でした。
何かを犠牲にするにしても最悪死ぬ事はないと予想していましたね。
まとめ
ということで、金木と金木に関するタロットについてまとめてみました。
本当にこのタロットの伏線はおしゃれで、東京喰種でしか見たことのない伏線ですが、当時は数字を見つけるたびにどういう意味があるのか考えるのが楽しかったですよね。
何より東京喰種は悲劇で終わるみたいな風潮がありましたから、悪い結果になるんじゃないのと不安になっていましたし、
いい意味合いっぽくても安心できない部分もありました。
いや、もうどんだけ心配性なんって感じですけど、主人公、実質一回シンデマスからね、心配にもなりますね。
金木のタロットはこんなものですが、他キャラでいうともっともっとありますし、誰も見つけていない数字なんてのもあると思いますから、もう一度、読み返すときに数字を探してみるのもいい気がしますね。
とはいっても難しい間違い探しをしている気分になりかねないので、偶然見つけられたらいいかなーくらいの気持ちでいいのかもしれませんね。
ではご視聴いただきありがとうございました。