呪術回戦において最強キャラとして知られる五条悟。
今回はその所以とも言える術式「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」の解説をしていこうと思います。
目次
概要
呪術回戦/芥見下下先生/75話引用
術式解説の前に軽く五条悟を紹介。
五条悟は呪術界御三家の内の一つ五条家の者。
先祖には無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)が扱えた菅原道真がいます。
そんな五条悟はうん百年ぶりに誕生した「六限」と「無下限呪術」の抱き合わせ。
これは作中においてはとんでもないハイブリッドの子供で、後々敵キャラとして登場する粟坂二良とオガミ婆は小学生ほどの五条悟を見て震え上がった程。
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無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)
「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」には三つの性質があります。
伏黒パパから話された内容が分かりやすいので抜粋していきますが、
呪術回戦/芥見下下先生/75話引用
①止める力 ニュートラルな無下限呪術
②引き寄せる力 強化した無下限呪術(順転術式)「蒼」
③弾く力 反転術式「赫」
主にこの三つですが、更に五条家の中でもごく一部の人間しかしらない
④、②と③を衝突させる事で生まれる虚式「茈(むらさき)」
があります。
また、無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)の能力説明に関しては「原子レベルに干渉する緻密な呪力操作で空間を支配する」というものとなっており、それを可能にするのが「六限」という特殊な目。
作中でも五条悟は「目が良い」と度々言われますが、「六限」なくしては「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」は完全にコントロール出来ないみたいですね。
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ニュートラルな「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」
まずは①のニュートラルな「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」から見てきましょう。
①は五条悟が常に発動させているもので、漏湖(じょうご)戦にてその説明がされました。
そこによると
呪術回戦/芥見下下先生/14話引用
・五条に触れようとすると無限が間に介入するため接触が出来ない
・触れようとすればするほど遅くなり触れることができない
です。
これだけ聞くとピンと来る方もいれば何が何だかという方もいると思いますが、個人的には光の性質に似ていると感じましたね。
アインシュタインが唱えた相対性理論がありますが、これの結論は光より速いものは存在せず、光に近づけば近づく程、その物質の速度が遅くなるというもの。
こちらを説明するのはあまりに無謀なので、しませんが、光にはそういった性質があり、この事こそが五条悟の術式「「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」と似ているように感じます。
呪術回戦/芥見下下先生/14話引用
「触れようとすればするほど遅くなる」はまさにこれでしょう。
光の速度
光の速度は時速10億8000万kmと言われています。
人間の歩く速度が約4km。
走って8km。
車で100km前後。
音速で1225km。
ロケットが約1万㎞
隕石が約7万㎞
地球の自転速度が約10万㎞。
とまあこう見ていっても如何に光の速度が馬鹿げているかわかりますが、「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」はこの性質と重なる所がありますから、光の速度である時速10億8000万kmを超すスピードの呪力をぶつける事が出来れば理論上「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」は打ち破る事が出来ます。
しかし、それ以外の攻撃は光に追いつく事が出来ず実質触れられない、攻撃が当たらないという現象になりますし、相対性理論によって光より速いものがない以上、どうあがいても攻撃は当たらないんですけどね。
更に、実際は、そこに呪力の力を乗せて強化しているとの事なので、底が知れない。
「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」を打ち破るには無効化系の術式が必要ですね。
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順転術式「蒼(あお)」
呪術回戦/芥見下下先生/71話引用
収束する力、順転術式「蒼」。
作中で言うところの「-(マイナス)」の力。
こちらはブラックホールと言えば分かりやすいですが、時空を歪ませる事で物質と物質を収束、引き合わせあう能力。
空間が歪む事でその周囲にある空間がその空間を補おうとしてギュっと縮まるといった感覚ですね。
なので、五条悟が時折見せる瞬間移動はこちらの「蒼(あお)」を利用すれば理論上は可能なので、瞬間移動する際はこちらの「蒼(あお)」を使っている事でしょう。
作中では過去編のQの刺客での戦いでも「蒼(あお)」は確認でき、こちらでは敵と敵とぶつけています。
呪術回戦/芥見下下先生/71話引用
対伏黒パパ戦では最大出力の蒼が確認できます。
呪術回戦/芥見下下先生/52話引用
また、人間の空間を歪ませることも可能で鞣造(じゅうぞう)戦においては手足をグシャっと潰しています。
これがぶっちゃけ一番強いんじゃないかと思っちゃいますね(笑)
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反転術式「赫(あか)」
呪術回戦/芥見下下先生/75話引用
弾く力、反転術式「赫」。
こちらは「-(マイナス)」を反転、つまり「-(マイナス)」x「-(マイナス)」を行った事により「+(プラス)」(正)の力が生まれたもの。
そこに無下限の術式を流し込む事でビームのような衝撃波を作り出しています。
過去編ではこの赫が出来ずに苦戦する描写があるので、「蒼(あお)」より難易度は高いようです。
こちらは磁石で考えると分かりやすいかもしれません。
理科の実験等でやったかもしれませんが、磁石のN局とN局もしくはS局とS局をくっつけようとするとつっくかず、パンッと弾ける現象が起こると思いますが、「赫(あか)」はまさにその感覚。
いったら「蒼(あお)」と「蒼(あお)」を引き合わせる事で衝撃波のような「赫(あか)」が生まれており、五条悟はそれを対象にぶつける事が出来る訳ですね。
そして、そもそもの無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)という無限の力を利用しているので、とんでもない衝撃波となっているようです。
五条悟の高速移動等もこちらの弾く力が応用されていると考えられますね。
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虚式「茈(むらさき)」

順転「蒼(あお)」と反転「赫(あか)」を衝突させる事で生成される虚式「茈(むらさき)」。
こちらは花御(はなみ)戦、伏黒パパ戦などで見られますが、いったら必殺技。
文字通り当たったら必ずコロせる技に近い。
先ほどの収束同士を弾き合わせる事で生まれた「赫(あか)」を更に「蒼(あお)」で収束させて更に爆発力を上げているといった感じでしょうか。
呪術回戦/芥見下下先生/75話引用
これをモロに受けた伏黒パパは左半身が削られています。
花御(はなみ)戦でも大地が大幅に削られている描写がありますが、物質を根こそぎ削り取る技といっても過言ではないですね。
「赫(あか)」はあくまで弾く、吹き飛ばす力なので、「茈(むらさき)」はより致シ性が増した技ですね。
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六眼
呪術回戦/芥見下下先生/68話引用
どんな漫画作品、映画作品においても原子レベルのものを操作するキャラクターは最強クラスに位置しますが、五条悟もまたその一人と言えますね。
要は呪力というものを原子レベルで理解しているという事であり、虎杖が呪力の事を10知っている、もしくは理解できているとしても、五条悟は「六限」でもってそれより更に細かい原子レベルで呪力が見えているので、その何万倍もの理解が出来る訳で、これだけでも埋められない差があると分かります。
五条悟が料理人であれば、食べた料理の食材、なんならどの食材がどのぐらい使われたのかといった分量さえも分かってしまう事でしょう。
虎杖であれば、感覚で分かっても理屈では説明できないでしょうから、ここが大きな違いですね。
課題がある
最強の五条悟ですが、本人いわくまだ課題があり、それは領域と長距離の瞬間移動。
こちらは過去編で本人から話された事ですが、「蒼(あお)」の収束する力や「赫(あか)」の弾く力を展開できる領域が課題みたいですね。
呪術回戦/芥見下下先生/14話引用
五条悟から言わせれば無限は至る所にあり、「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」はそれを現実に持ってくる呪術だそうなので、
この領域もまた無限と広げることが出来れば、もう・・・何でもアリになりますね。
一人だけドラゴンボールの世界観です(笑)
まあ、それは流石にやり過ぎで、五条悟一人でもう敵全員倒せるやんみたいな状態になるので、そこをどう加減をつけて描いていくかが作者の腕の見せ所になるんじゃないか思います。
やろうと思えば、地球ぶっ壊せそうですからね(笑)
ではでは、五条悟の解説でした。
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