【呪術廻戦】1巻の感想と名場面10選!!虎杖と呪術師の世界

盛り上がりつつある呪術回戦。

その根幹となる第1巻。

今回はその1巻の名場面を10個選んでみました!!

個人的なものなので、読む人で感じる部分も違うと思いますが、一つ参考までに読んで頂けたらと思います。

因みに1巻は虎杖登場~特級呪霊戦までですね。

それではどうぞ!!

⇒【全キャラ死亡集!!(随時更新)
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!

虎杖の砲丸投げ

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

虎杖が所属していた高校でのワンシーン。

陸上部顧問の高木から猛烈なアプローチを受ける虎杖。

虎杖は砲丸投げで勝ったら入部すると語り、いざ対決。

高木は14m飛ばし、虎杖は脅威の30m弱飛ばす結果に。

はい、という事でまずは一つ目の名場面ですが、こちらになるんじゃないでしょうか。

虎杖の常人離れした身体能力が明らかになるワンシーンですが、砲丸投げの世界記録軽々超えていく仰天っぷりです(笑)

因みに世界記録は23m弱ですが、虎杖は30m弱飛ばしているので、約7m更新ですね。

あと、興味本位で砲丸投げ調べてみたんですが、砲丸の重さが7.26㎏らしく、一般人男性だと大体10m弱ぐらい。

作中の高木の14mが凄いと言われていましたが、平均10mより4m伸びるだけでも凄いみたいですね。

逆に言ったら23m弱飛ばせる砲丸投げの世界チャンピオンはこの呪術回戦の世界観で戦っていけるだけの身体能力があるのかも(笑)

オマエは強いから人を助けろ

呪術回戦/芥見下下先生/集英社/一話引用

お爺ちゃんが入院する病院にやってきた虎杖。

お爺ちゃんからは真剣な話しがされるが、中、虎杖はいつもと変わらない対応。

しかし、お爺ちゃんが最後まで話しを終えると息を引き取ってしまう。

これは間違いなく名場面の一つに入るワンシーン。

虎杖が呪術師の世界に入ってからも、このお爺ちゃんの言葉が強く胸に刻まれており、度々作中で描かれるぐらいです。

「オマエは強いから人を助けろ」

この台詞ですね。

しかし、これ以降、お爺ちゃんの情報が全くないのも不思議な所ですね。

虎杖の両親の事を知っている辺り、どう考えても最重要キャラ

また、お爺ちゃんの話しぶりからして、お爺ちゃんは不愛想で誰にも好かれていない人物という印象がありますが、虎杖に好かれている辺りそこまで悪い人物だったとは思えないんですよね。

この虎杖とお爺ちゃんの会話で気になる台詞として、お爺ちゃんから「手の届く範囲でいいから救える奴は救っとけとにかく助けてやれ」という話しがされますが、これは言ってしまえばお爺ちゃんはそれが出来なかったという事なんじゃないでしょうか。

つまりは、人を救える立場、人を救える機会があったけど、救わなかった、救えなかったみたいな状況があったんじゃないかと考えさせます。

故に後悔していると。

だとしたら、お爺ちゃんも呪術師だった可能性があると思えますよね。

常人だったらそんな場面にあまり遭遇しませんし。

あとは虎杖の両親について最後は語ろうとして、虎杖に話しを遮られていましたが、虎杖を強いと話すという事は親も強いという事でしょう。

親もまた呪術師の世界に関係のある人物だったのではと考えさせます。

虎杖は両親を嫌っていますが、両親が忙しく出張続きだったのかもしれませんし、今後の登場に期待ですね。

本当このシーンからは色々と考察が出来そうなので貴重なワンシーンだと思えます。

⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉

玉犬

呪術回戦/芥見下下先生/1話引用

夜の学校で宿儺の封印を解いた佐々木と井口。

伏黒恵は二人の危機を知り、学校へ潜入。

そして、玉犬を召喚します。

ここは、最初に描かれた呪術の一つという事で名場面ですね。

呪術はこの呪術回戦の最大魅力の一つですから、それを描いた最初のキャラが伏黒というのは面白いところ。

「あぁこういう世界観か」って最初に脳に刷り込む事になりますが、式神と呪術師って事で分かりやすいですよね。

何よりカッコいい。

ここで一番最初に東堂が登場して、不義遊戯(ぶぎうぎ)とかやってたら意味わかりませんから(笑)

虎杖乱入

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

夜の学校で宿儺の封印を解いた佐々木と井口。

虎杖は伏黒と一緒に学校まで来るも、伏黒に待機しておくよう言われます。

しかし、居ても立っても居られず虎杖は助太刀する事になります。

このシーンも中々カッコいいですよね~。

しかし、ここ学校の4階なんですが、どうやって飛び蹴りで突入したんでしょう(笑)

身体能力どうのこうのの話しじゃないんですが、隣の建物か何かの屋上からダイブしたんでしょうか。

結局、虎杖のおかげで二人を助けれたから良かったですね。

伏黒は間に合わない!みたいな感じでしたから。

となると、呪術師が人を助けようとして助けれないなんてシーンはザラにあると言えますよね。

2級術師の伏黒でさえこれですから。

あと、お爺ちゃんの台詞には「手の届く範囲で人を助けろ」とありましたが、この台詞と繋げるなら、佐々木と井口は虎杖が助けた最初の二人で、まさにお爺ちゃんの言葉を行動に移した最初の瞬間でもあったりしますね。

虎杖VS呪霊

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

特級呪物「宿儺の指」に呼び寄せられた呪霊。

伏黒が吹き飛ばされてしまい、代わりに虎杖が対峙。

身体能力が高く何とか対処する虎杖でしたが、結局歯が立たずやられてしまう。

はいはい、こちらも大事なシーンなんじゃないかと思います。

こちらは言ったらVS呪霊の中での最初の難関シーンです。

2級術師の伏黒がやられている辺り相手の強さは2級以上なので、準1級レベルだったと考えられますね。

結局、いくら身体能力が高くても呪力を乗せた攻撃でないと倒せないと分かるワンシーンですが、だったら一般人じゃ遭遇しただけで終わりですよね(笑)

正直、この呪術回戦の世界観には行きたいと思えないかな・・・怖すぎる(笑)

後は虎杖がいなかったら伏黒がヤバい状況になってた訳なんですが、どうするつもりだったんですかね。

困ったら出るお約束の「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」とか出すつもりだったんですかね。

佐々木も井口も救えず「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」で自爆とか考えたくないですけど。

虎杖がいなかったらそういう世界線もあったんじゃないかと思っちゃったり。

⇒【布瑠部由良由良とは!?

五条悟VS両面宿儺

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

両面宿儺の指を喰らった虎杖は宿儺に受肉されてしまいますが、自力で制御します。

それを確認するべく、五条悟は虎杖に10秒間だけ宿儺に代わるよう話します。

虎杖は五条の要求を受け入れ宿儺に代わります。

そして、五条VS宿儺が勃発。

これは間違いなく名場面の一つですね。

両面宿儺の強さとそして、それ以上に強い五条悟先生を描いた大事なシーンです。

このシーンだけでは五条悟の強さはの全貌は見えませんでしたが、ただ、虎杖と伏黒が苦戦した呪霊を簡単に吹き飛ばした宿儺を更に簡単に対処してみせた五条先生が描かれた事で作品の奥深さが出たような気がしました。

因みに宿儺に体を乗っ取られた虎杖に対して伏黒は祓うみたいな事いってましたが、無理ですよね(笑)

虎杖が何とか制御してくれたから良かったですけど、一個前の敵に苦戦してたのになんで特級の宿儺に挑もうとしたんだろう。

五条きてなくて、虎杖が宿儺を制御できてなかったら、これまた「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」・・・。

まあその辺は冗談として、何しても迫力ある戦闘シーンが描かれた魅力ある名場面の一つだったと思います。

シなせたくありません

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

宿儺を制御できた虎杖。

五条は虎杖を気絶させ、伏黒に虎杖をどうすべきか問います。

伏黒からはシなせたくないと話されます。

このシーンも良いですよね~。

伏黒ってクールで冷たいキャラみたいな印象がどうしてもついちゃうんですが、そもそも虎杖に学校に来るなって言ってたり、こういう所でも虎杖をかばったり、普通に情に厚い奴なんですよね。

まあ伏黒に問いかけた五条先生も端から虎杖をシ刑にして見捨てるつもりはなかったんでしょうけど、伏黒の名場面を何個か選ぶとしたらこのシーンが入ってくるんじゃないかと思えますね。

呪具「屠坐魔(とざま)」

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

こちらは虎杖の初任務にて呪具「屠坐魔(とざま)」を使った呪霊との最初の戦闘シーン。

こちらも名場面ですよね。

2度目となる呪霊の戦闘シーンなんですけど、呪霊の登場の仕方が普通にキモくて呪霊ってやっぱり危ないな~と感じましたね。

あとは、虎杖は元々運動神経が良くても呪霊に対抗する手段がなかった訳ですが、五条から呪具の「屠坐魔(とざま)」を受け取ったことで、ようやく呪霊と戦える状態になりました。

その最初の本格的な戦いという事もあって大事なシーンですね。

結果は虎杖が余裕で勝利して自信をつける形になりましたね。

ここでボッコボコにされてまた宿儺出してたら五条も処刑に賛成しちゃったりしてたんですかね・・・;;

まあそうならないように程度のいい相手を選んだのでその心配はそもそも無かったと思いますが。

後はこの呪具「屠坐魔(とざま)」もいつからか使わなくなりましたよね。

確かに、真希か誰かに返したんだっけかな・・・?

ちょっと後で読み返してみようっと。

⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉

芻霊呪法(すうれいじゅほう) 「共鳴り(ともなり)」

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

低級の呪霊との戦闘になるも、呪霊があざとく苦戦を強いられる釘崎。

そこに虎杖が救援に入り、何とかなるも、呪霊が逃げ出そうとします。

釘崎は始末すべく芻霊呪法(すうれいじゅほう) 「共鳴り(ともなり)」を披露し、見事撃破してみせました。

という事でこちらは釘崎の名場面の一つですね。

呪いという呪術回戦の世界観にマッチした技ですよね。

芻霊呪法(すうれいじゅほう) 「共鳴り(ともなり)」。

技としては相手の体の一部に藁人形共々釘を貫通させる事で間接的に攻撃を与えるというものですが、結構強いですよね。

髪の毛とかでも良いのか分かりませんが、相手の一部を入手しようものならそこからやりたい放題です

因みに芻霊呪法の「芻霊(すうれい)」という漢字があまり見かけないものだったので気になって調べてみましたが、中国では藁人形を芻霊もしくは芻人と呼んでいるそうなので、単純にそこから引っ張ったものっぽいですね。

「共鳴り」に関しても釘を鳴らす事で、こちらとあちらで音が鳴る(攻撃が当たる)から「共鳴り」という単純な理由でしょうか。

呪いという呪術回戦においてはそれらしい技ですね。

ただ、釘崎のハート型のハンマーは流石にダサいんじゃないかと感じます・・・(笑)

女性ならカワイイって思うんでしょうか?

全てを出し切れ拳に

呪術回戦/芥見下下先生/1巻引用

英集少年院にて受刑者を助けに来た虎杖、伏黒、釘崎。

しかし、特級呪霊に遭遇し、虎杖が対峙。

虎杖は左手の手首から上を切断され、更に右手の指も呪力による攻撃で削られてしまう程に追い込まれます。

虎杖はシを覚悟し、全身全霊の攻撃を繰り出します。

という事で、1巻を占める最後の名場面ですが、こちらを選ばせて頂きました。

特級呪霊に遭遇してから「え~・・・」って思うような展開が立て続けに起きましたが、手首切断やら伏黒逃走やら・・・。

でもまあ宿儺がいるから大丈夫かと思っている反面もあったんですが(笑)

それはそうと、これを機に虎杖は拳に呪力を乗せられるようになります。

呪術回戦というとシに際で呪術の核心を得るみたいなパターンが度々描かれますが、こちらもその一つですね。

シにかける事での覚醒。

ジャンプ漫画の王道にして一番盛り上がる場面です。

初めての特級呪霊戦という事もあって絶望感があって良かったですね。

まあ虎杖が呪力を乗せた全身全霊の攻撃は簡単に防がれたんですが、宿儺に入れ替わった事で事なきを得ましたね。

いや~これも宿儺がいたからこそ生き延びましたが、大体の呪術師はこういった場面に見舞われて殉職していくんだな~と感じさせる場面です。

感想

という事で、1巻の感想です。

全体的に虎杖をメインとしたお話しで、呪術回戦の世界観を読者に伝えるために基本的な部分が幾つも描かれている印象です。

虎杖の性格やら呪術やら呪いの存在やら。

虎杖は元気いっぱいの陽キャラ、好青年って感じですが、両親が登場していない事などを考えると暗い過去がありそうですよね。

そもそも呪術回戦っていう世界観がどちらかというとダークですし。

個人的にダークファンタジーものは好きなので、この暗い感じは良いですね。

呪いが一つのテーマになっているとも思えますが、最終的にこの呪いがどう落ち着いていくのかが見所ですね。

呪術師たちが全世界の呪いを祓う形で平和が訪れるのか、それとも上手く呪いと付き合う方法を見いだしていくのか、

はたまた、この現状とそう変わらない未来が待っているだけなのか。

壮大なストーリーになるのか、日本にとどまるのか・・・。

う~ん考え出すと止まりません。

後は重要キャラもある程度は登場しましたね。

五条、伏黒、釘崎などなど。

この4人がメインとなるのは言わずもがなですが、それぞれがどういったゴールを果たすのか楽しみですね。

ジャンプ漫画だとそう簡単に主軸キャラが脱落する事はないと思うんですが、呪術回戦はどうなるんでしょう?

もちろん作品によってはシ者も普通に出ますが、呪術回戦はバリバリの王道って雰囲気なので出ないと感じていますね。

後は唯一の女性キャラとして釘崎がいますが、ヒロインって感じがしないですよね。

誰かとくっついてみたいな恋愛ストーリーが全くなさそう(笑)

う~んこの辺も今後に期待?ですかね。

ではでは1巻の感想でした!


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