【呪術廻戦】3巻の感想と名場面・見所・重要シーン10選!!七海登場と真人という強大な呪い

今回は3巻の名場面、名セリフ、見どころ、気になる場面を10個選んでみました。

因みに3巻は東堂の初登場シーン~順平VS虎杖開幕までです。

では良かったら最後までご覧ください!

どんなタイプの女が好みだ?

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

3巻の最初の名場面はこちらでしょうか!?

これもどちらかというと迷場面って感じですが(笑)

英集少年院の事件(虎杖シ亡)もあって京都校から学長(楽巖寺)が東京にやってくる事になります。

そこに付き添いで来た東堂&真依伏黒&釘崎とひと悶着起こす展開。

東堂は伏黒に「どんな女が好みだ」と質問し、伏黒は「その人に揺るがない人間性があればそれ以上は求めない」と返して、東堂がぶち切れで戦闘が勃発。

東堂論いわく、性癖にはそいつの全てが反映されるため女の趣味がつまらんヤツはソイツ自身もつまらんと・・・(笑)

まあ確かに的を得ていますが、伏黒の答えは王道すぎてつまらない判定を受けた訳ですね。

女性陣はキュンとしていましたが。

因みに東堂はタッパ(身長)があってケツがデカイ女が好みですけど、そう聞かないですよねこれは。

今後、同じような質問をして誰がどう答えていくかが見もの。

⇒【全キャラ死亡集!!(随時更新)
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!

東堂VS伏黒

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

東堂のタックルをガードするも吹き飛ばされる伏黒。

拡張術式の鵺+蝦蟇で「不知井底(せいていしらず)」で応戦。

しかし東堂に見切られパワーボムを食らう。

更に顔面を柱に押し付けられ、その勢いのまま上空にふき飛ばされます。

伏黒はとっさに「不知井底(せいていしらず)」で東堂を拘束しますが、拘束が解除される始末。

最後は伏黒が覚悟を決め更なる術式を展開しようとするも終了です。

はい、という事で東堂VS伏黒も名場面、名シーンの一つと言っていいですね。

東堂は1級術師で百鬼夜行にて一級呪霊5体と特級呪霊1体を一人で祓った実力者

全部を一人で一気に相手していたかは分かりませんが、そうだとしたら特級呪術師の実力ですよね。

それに対して2級術師の伏黒がどれだけ応戦できるかという所ですが、最後の覚悟を決めた場面東堂も伏黒を認めていますね。

これ・・・まさかとは思いますが、また「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」しようとしたんじゃないですよね・・・(笑)

宿儺VS伏黒で一回だそうとしましたが、これは諸刃の剣。

切り札中の切り札。

自爆行為なんですが、ここでやろうとしてたら相当シに急ぎ野郎かつ迷惑極まりないキャラって事になります。

「やってやるよ」と意気込んだ後に何をしようとしたのか気になりますね。

領域展開はまだできないでしょうし、扱える式神も数が限られていただろうし。

伏黒問題児説ここに浮上です。

⇒【布瑠部由良由良とは!?

五条と楽巖寺の対話

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

五条は虎杖の事件に保守派の楽巖寺が絡んでいるだろと問い詰めます。

更に特級呪霊2体に襲われた事、乙骨や秤、東堂らの呪術師のレベルが一気に上がっている事、去年の夏油の一件、現れた宿儺の器、これらを考えるに保守的な行動を続けていると痛い目を見ると話し、それを受けて楽巖寺がぶち切れて対話終了。

はい、という事で名場面?というか貴重なシーンだと個人的に思う場面ですね。

結構深い話しをしているな~と思っていて、五条はいわゆる皆で協力して、使えるコマは使って呪霊に対抗していこうという考え方。

楽巖寺たちを保守派というなら過激派という事になるかな。

一方の楽巖寺は宿儺の器である虎杖を危惧していて、虎杖をコロせば宿儺の復活も防げるとし、コロす事を推奨する保守的な考え方(作中において)。

呪術界にも歴史があるだろうから楽巖寺らがこういう行動を取るのにも理由があると思いますが、恐らくは五条すら知らない、つまりは五条が生まれる前に、何か大きな事件があったんじゃないかと考えさせます。

故にこういうリスクをすぐに排除する行動を取らないと危険だと。

となると、仲間だった呪術師が特級クラスの何かに受肉されてしまい多くの命を奪った的な事があったのではと推測しますね。

もう本当に妄想の世界ですが、この回でも話されている秤(はかり)とかいう3年生も未登場であるようにまだ表に出てない情報はいっぱいありますから、推測する余地があって面白いと個人的には思いますね。

そして、五条的にはそうやって守ってばっかだとヤバいよって話しをしている訳ですよね。

これが将来的にどういう展開に作用するのか、この回の事を頭の片隅にでも置いて進展を見ていきたいですね。

⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉

人を大人にするのです

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

呪霊によるサツ人が起きたため、七海と虎杖が現場に向かう事に。

舞台は映画館の屋上。

敵2体と遭遇。

七海は虎杖を子供扱いし、虎杖がその態度に対して激昂するも、七海からは

「君はいくつかシ線を越えてきた でもそれで大人になったわけじゃない 枕元の抜け毛が増えていたり お気に入りの総菜パンがコンビニから姿を消したり そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」(呪術廻戦/芥見下下先生/19話引用)

と語られます。

はい、これ個人的名台詞ですね(笑)

七海のキャラが一瞬で立った瞬間です。

まあこれを言われると大人と子供の違いってなんだろうと思っちゃいますね。

20を超えれば成人って言われますけど、精神が子供の大人っていっぱいいますし、それはそれで悪い事でないですが、ただガキっぽい・ワガママな大人もいる訳で、それはウザかったりしますが、子供って訳ではないだろうし・・・。

なんか深いんですよねこの七海の台詞(笑)

悲観的な考え方に惹かれるのかな?

結局、成功の積み重ねとかではなく、絶望の積み重ね人を成長させるというのが核心に迫る台詞なような。

汚れを知らないヤツ正義を語っても納得できないみたいな事ですよね。

悪を真に理解している人が語る正義は説得力があるみたいな、そういう深みを七海から感じますね。

まあ・・・実際、七海みたいな人がいたら面倒見は良いでしょうけど、一緒にいたらムカつきそうなので仲良くなりたいとは思いませんけど(笑)

七海の戦闘シーン

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

屋上での戦闘シーンが開始。

七海は自身の術式を説明し、手の内を晒す縛りによるメリットがある事を話し、敵に術式がこもった攻撃を加え、四肢を切断。

はい、まあこれは七海の名場面という事になりますかね。

武器も特徴的で鉈のようなものを包帯でグルグルに巻いたデザイン。

それで相手を切断している所を見るに、術式を付与すれば、鋭利なモノでなくとも切断が可能である事が分かります。

逆に言ったら鋭利なもので切った方が威力が上がるんじゃないか?と思うと、この包帯がいつか外されるんじゃないかと考えさせますね。

呪術界で使われる武器呪力を乗せた呪具と言われるもので、虎杖も「屠坐魔(とざま)」を貰っていますが、付与できる呪力の強さとか限界とかあるんですかね?

そもそも誰が付与させてるのかも謎ですし、自然的に付与されるものなのか?

その辺の諸々の武器事情も気になる所です。

後はこの回で話された手の内を晒すという縛りによって術式効果が底上げされる設定も面白いです。

という事は呪術師はピンチになればなるほど強くなるって事ですよね。

デメリットという縛りがメリットを底上げするならそういう事です。

まあ・・・簡単に言えば漫画における覚醒シーンという王道展開。

シにかけた際に特殊能力に目覚めるみたいな。

現実でいう所の過度なストレスを受けて成長するみたいな事ですかね?・・・そう思うと別に覚醒したくないかも(笑)

⇒【順平と母の悲惨なラスト
⇒【0巻感想と名場面10選!!

逕庭拳(けいていけん)

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

拳に呪力を乗せて放つ逕庭拳(けいていけん)。

それは虎杖の瞬発力に呪力が追い付かず一度の打撃に二度の衝撃が生まれ放たれる独自の技。

虎杖は逕庭拳(けいていけん)を敵にお見舞いする。

こちらは逕庭拳(けいていけん)初披露という事で名場面の一つですかね。

五条いわく、虎杖の打撃が速すぎるのと、虎杖が呪力を拳に留める技術が未熟だから、呪力が遅れてやってきて二度の衝撃が生まれる技になったみたいですが、今度これを応用する展開が出てきそうですよね。

もしくは、虎杖が呪力をマスターしたら呪力が遅れる事なく一度の衝撃にまとまって放たれるみたいな事になりそうです。

というか、マスターした後なら、原理的に言えば、二度の衝撃なんて言わずに、幾つもの波に分けて何回か衝撃を加えるみたいなことだってできる訳ですよね。

武器を扱う際だって、同じ事ですし、なんか奥深いというか不思議な技です。

いったら打撃を与えても、その遅れてやってくる呪力を回避される可能性もあって、そういう意味ではやっぱり一度の攻撃にすべての呪力を乗せた方がよさそうです。

まあ更に逆を言えば打撃をかわしても実は二度目の波が残っていてそれがヒットするみたいな使い方もできそうですが。

今後に期待です。

真人=人の呪い

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

真人についていった順平。

順平は真人が何の呪いか聞くと、真人から

「俺は人が人を憎み恐れた腹から生まれた呪いだよ」
(呪術廻戦/芥見下下先生/20話引用)

であると話されました。

はい、真人が人の呪いであると分かった場面ですね。

こちらは名場面とかではなく、個人的に気になる、注目すべき場面って事で選んでます。

この話しの前には、人が大地、森、海を恐れ続けた事からそれが呪力の塊となって形を得る前に知恵をつけ息を潜めていたという話しがされており、その説明に対する呪霊も描かれているんですが、こちらは分かりやすいですよね。

大地を恐れるというのは地震なり、火山による噴火なりになるでしょうか。

その対象として漏湖(じょうご)が描かれていますが、火を扱う特級呪霊なので説明がつきます。

森を恐れたという部分は花御(はなみ)に当たる訳ですが、森を恐れるってキノコだったりの毒って事になるんですかね?

虫とか動物とか、樹海だと迷子になるからとか・・・?

まあ漏湖に比べると弱そうですが、五条の前に現れた時は植物を使っていたのでこちらも説明がつきますね。

では、人の呪いである真人は・・・。

人が人を恐れる理由と言われると、怒られるとか、サツ意を向けられる、嫌われるとかの妬み、憎み、憎悪とかになるんですけど、こちらは呪いの量で言えば相当なものだと言えますよね。

呪いはそもそも人の心から生まれるという設定ですから、そういう意味では真人は登場史上もっとも強い呪いだと言えます。

というより、真人という呪いに関しては消える事もなさそうですね。

呪いが呪術師に倒された場合この世から完全に消える訳でもなさそうですから、真人は何回倒しても何回でも蘇りそうですね。

そう考えると呪いと呪術師の戦いってイタチごっこですね。

⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉

七海VSVS真人

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

七海VS真人。

打撃戦では七海が一枚上手を行き、呪具による攻撃を加えます。

ガードする真人でしたが手が大きく負傷。

はい、こちらは七海VS真人ですね。

この戦いは貴重です。

七海は1級術師。

対するは真人ですが、この戦いの結果次第真人の強さ1級術師の実力が分かる戦いになります。

で、二人の戦闘描写を五条やら漏湖の戦いと比べると建物をボカーンとぶっ壊して吹き飛んでいくシーンとかないので、やはり常人であればこのぐらいの戦いに収まるんだなーと思いましたね。

特級クラスになると何かと周りのモノが壊れますけど(笑)

そういう意味でも1級術師とその一個上の特級術師って圧倒的な壁があると分かります。

後は七海の術式が相手に強制的に弱点を作るものですが、恐らく呪力量が多いであろう真人にすらダメージを与えられているので、優秀な術式だな~と思わせますね。

どのぐらい呪力を消費する技なのか分かりませんが、普通に強い。

言ってしまえばワンチャン五条にも当たる(笑)

無為転変(むいてんぺん)

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

七海戦にて無為転変を使った真人。

術式の能力は魂に触れその形を変えるというものでした。

真人は七海に触れるも呪力で防がれてしまいます。

はい、こちらは真人の術式が明らかになったワンシーンですね。

名場面というよりかは貴重なシーンという意味で取り上げました。

魂の形を変えるとか・・・めちゃくちゃ強いですよね。

真人いわく、肉体は魂に引っ張られているだけらしいので、そういう意味でも魂の形を変えられると肉体の形も変わって、好き放題される訳ですね。

でも仮にそうでないなら魂の形を変えられても肉体がグニャグニャになる事もない。

しかし、真人の攻撃で人の形が変わっているので、という事は呪術廻戦の世界では魂がメインでそこに肉体が付随してくっ付いているという考え方みたい。

また、魂は呪力でガードでき、七海ほどの実力者なら3回ほどガードできるっぽい。

とはいえ、魂を呪力で守った七海ですが、脇腹から出血しているので、無為転変は肉体的ダメ―ジも伴う攻撃みたい

なんか虎杖を連想させますよね。

物理的攻撃と呪力的攻撃の二つが伴っているという意味で。

まあ・・・大体の打撃が呪力を乗せた物理攻撃なんでしょうが、真人のはそこに+で魂操作まで出来るって感じですかね。

いや~強い。

⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉
⇒【0巻感想と名場面10選!!

時間外労働と十劃呪法「瓦落瓦落」(とおかくじゅほう がらがら)

呪術廻戦/芥見下下先生/3巻引用

真人VS七海。

時間は18時を超え時間外労働だと話す七海。

とたんに呪力が増していきます。

七海は十劃呪法「瓦落瓦落」(とおかくじゅほう がらがら)で壁を破壊し、一時撤退。

はい、こちらは間違いなく名シーンです。

七海の時間外労働によって呪力が増すのも面白いですし、七海の十劃呪法「瓦落瓦落」という技も興味深いです!

説明では壁などの無機物にも呪力を付与できるからして、破壊した瓦礫に呪力を走らせて、その瓦礫で真人をすり潰したのですが、これまた不思議な技ですよね~(笑)

なんかこの描写を見ると逃走用という感じですが、例えば地面を粉々にして拡張術式で呪力をのせて蹴ったりもできるっていう事ですよね。

まあ・・・何とも言えない不思議な技です。

相手に強制的に弱点を作るという術式は強いと思いますが。

そして、時間外労働で呪力が増えるのは面白い。

これって言っちゃったら時間の概念を信じているからこそ生まれるものであって、そもそも時間なんて存在していないっていう考え方なら呪力が増える事もないんですが、七海の呪力が増えている描写を見ると、“縛り”って結構何でもアリになりますよね。

個人的な価値観におけるもので良いという事になります。

例えば、雨が嫌いな人なら雨に濡れた状況化なら呪力が増えるだとか、風呂に何日も入ってなくてめちゃくちゃ臭くなってる場合は呪力が増すとか・・・(笑)

ちょっと例えが酷いですね、真面目に考えるなら、片手をなくした直後なら術式が強力になるとか、そんなような事ですね。

まあ要するにデメリットが生まれるシチュエーションになると、それが縛りとなってメリットに代わるって事ですね。

いや~便利便利。

こういう系は命を失う代わりにみたいなのが強いので、そのうちそういう技を使うキャラが出てくるのではと思いますね。

今後が楽しみです。

感想

はい!という事で全体の感想です。

3巻は七海かっけー!ってなるシーンがてんこ盛りですね。

3巻の主人公は七海といっても過言ではないです。

虎杖も逕庭拳(けいていけん)を覚えたいたりして、成長したんですが、七海の活躍に負けてますね(笑)

後は真人の術式が明らかになってその脅威が分かったのもデカイ。

人の呪いという事ですが、呪いの元凶である人の呪いですから、弱いわけがない。

虎杖を主人公とするならラスボスが真人というラインも一つ出来上がる形です。

そして、個人的には五条と楽巖寺の会話が奥深いな~と思ったので、あの中に今後の
終わり方に関するヒントが隠されているんじゃないかと、そう感じましたね。

そうでないにしても、大きな出来事が起きる事を暗示している会話なので、覚えておきたいところです。

あの会話をドンドン掘って深堀していけば何か分かりそうな気がします。

では、七海ファンはこの巻さえ押さえておけばみたいな所がありますが、今後の展開にも期待です!


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