今回は4巻です!
中身としては、虎杖VS順平に始まり、京都姉妹校開幕そして虎杖と東堂が直面までです。
では、名シーン、見どころ、押さえておきたいシーンをみていきます。
目次
順平と虎杖の会話
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
順平VS虎杖。
順平は人に心がないとし、復讐を執行。
虎杖は母の前でも同じことが言えるのかと返すと、順平はなら人の心に呪われたのかと返し、あんまりじゃないかと続けます。
はい、という事で虎杖VS順平は4巻内における名場面というか押さえておきたいシーンの一つですね。
いったら普通の会話をしているんですが、順平が感情的になっている部分に着目したいですね。
順平というと人に心なんてないという結論を一度は出しています。
そうする事で、母が呪いにコロされた事や自分が虐められてきた事も心無い人がやった所業という事でどこか納得ができるのでしょう。
もし、人に心があるなら、そんな酷い事できるわけないよね?と言いたいのですね。
母も善人だったのに、人の心から生まれる呪いにコロされたというのは、人にコロされたのと同じだし、かつ無差別的であまりに酷いじゃないかと。
その感情があふれ出しての
「母さん僕も人の心に呪われたって言うのか」(呪術廻戦/芥見下下先生/26話い尿)
という発言が飛び出ています。
つまり、順平のいう心は優しい心であって残忍な心は含まれていない。
実際は誰もが善人という事ではないですから・・・残酷ですが、その被害にあったとしても、それでもな前を向いて生きていくしかないですね・・・。
虎杖はこの一件を受けて、呪術師として生きる事の辛さを覚えたのではないでしょうか。
こんなような事が当たり前に起きる世界ですから。
それと同時にこの事件の元凶ともいえる真人を強く憎むようにもなります。
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宿儺と真人の高笑い
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
順平が無為転変によって魂を変えられてしまい、虎杖は何でもする、俺の事は好きにしていいと、宿儺に助けるよう求めます。
しかし、宿儺は要求を却下し、真人と共に虎杖を蔑んで高笑いします。
はい、これは名場面ですね・・・(笑)
宿儺と真人の高笑い・・・。
この瞬間というと虎杖が最も心を痛めている時で、呪いにすらすがってしまったシーンですが、そのどん底にいる人間を見ているのが楽しくて仕方ないみたいですね。
まさに呪いと人間が大きく違うと感じさせる描写の一つ。
そして、宿儺としては虎杖をの体を乗っ取れる最大のチャンスだったんですが、それを自ら手放したというのも不思議な場面です。
虎杖の中に潜みながらの方が指集めがはかどるから断ったのか?
はたまた、宿儺の性格的なもので虎杖からの要求に応えるのが不快で断ったのか。
仮に虎杖の要求を飲んで体を支配したら、五条やらに始末されますから、現状で虎杖を乗っ取るのは利口ではないのは確か。
ただ、真人チームに加われば、夏油等もいますから、指集めははかどりそうなもの。
それをするつもりがないという事は、協力者を求めている訳でもなく、一人で十分という事なのか・・・。
流石、呪いの王ですね。
真人VS虎杖
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
真人VS虎杖。
はい、こちらは名場面の一つですね。
真人VS虎杖はなかなか熱い。
順平がやられた事で二人の因縁めいた関係も出来上がりつつ、後は真人が如何に体を変形させられるか分かった回ですもありますね。
羽を生やしたり、手を鞭に変えたり、ドリルにして飛ばしたり、体から棘を出したり・・・。
もう人の体を模した硬めのスライムといった方がしっくりくる(笑)
後は虎杖の攻撃が真人に通用するというのも面白いですね。
宿儺が体内に入っているから魂を知覚しているという事でしたが、虎杖はまさに感覚型ですね。
この魂ごとダメージを入れるという行為は1級術師の七海でも出来ていなかったので、そういう意味では真人は1級術師でさえほとんど勝ち目がない呪術師の天敵と言えますね。
また、虎杖が感覚的に相手の魂に攻撃を加えられるなら、真人だけとは言わず他の敵に攻撃する時も普通以上のダメージを与えれそうなところ。
結果的に、真人VS虎杖は真人が一つ上を行って、虎杖が分身を攻撃している時に真人が背後をとってあと一歩の所で七海が助太刀にきましたね。
虎杖は怒りに感情を任せてしまったがゆえに負けたような気もしますね。
冷静だったらそれぐらいの囮作戦気づいていそうです。
今後も真人が虎杖に精神的ダメージを負わせた後に戦闘というシーンはありそうですから、次は冷静に対処できないとマズイかもしれませんね。
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七海&虎杖VS真人
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
真人VS七海&虎杖。
真人は虎杖に注意を払いつつ七海を仕留める作戦。
虎杖には改造人間を相手させ、その間に七海を拘束。
しかし、虎杖が改造人間を倒し七海と合流すると真人がピンチに。
はい、という事でこの真人VS七海&虎杖も名場面!
一応、虎杖は真人の攻撃を受け胴体を貫通させられているので、重症のはずなんですが、普通に動けていますね。
七海は真人に追いやられましたが、虎杖が何とか合流したおかげで事なきを得ています。
そういう意味でも真人はやはり特級クラスの呪いだと言えますね。
1級術師と虎杖の二人でも苦戦を強いられるわけですから。
虎杖の等級は明記されていませんが、2級術師以上は普通にあると思えます。
天与呪縛とかがないのにも関わらず身体能力が高いのが大きいですね。
術式は扱えませんが、そこが入ってきたら確実に1級は超えていきそうです。
自閉円頓裹(じへいえんどんか)
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
七海VS真人に虎杖が合流し、真人が一気に追いやられます。
真人はシの淵で覚醒し、領域を展開します。
そして、七海だけ領域内へ引きずられる形に。
はい・・・こちらまた名シーンですね。
というより領域展開は大体神回(笑)
特に真人の領域展開に関しては造形が禍々しくて好きですね。
真人の術式である無為転変を活かしたデザインで手が幾つも連なってますね。
効果としては領域内であれば対象を直接触れずとも魂の形を変えられるというものでしょう。
また、今までは呪力によってガードが効いていましたが、領域内は必中の効果があるので、防ぐことも無理になっていそうです。
本当に必サツ技って感じ。
しかしまあ呪いも呪力を持つ事ができて、術式が扱えて、領域展開という呪術師の極致も扱えるとなると、あえて人間から呪いに転ずる人もいそうですね。
呪いは人間を超越した存在だ・・・みたいな(笑)
それが宿儺だったりするのか・・・今後の進展に注目。
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唯一の好奇心が伏黒
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
虎杖が真人の領域内に介入。
そうした事で真人が宿儺の逆鱗に触れてしまい、真人が重傷を負う展開に。
宿儺からすれば伏黒という唯一の好奇心以外はどうなろうがどうでもいいとの事。
はい、こちらは押さえておきたいシーンという事で選んでいます。
というより、超重要シーンですよね。
あの宿儺が伏黒を唯一の好奇心として捉えていてそれ以外はどうでもいいとまで明記されています。
最初の宿儺VS伏黒では宿儺が伏黒を過大評価してもいましたし、1000年前の自身が封印される前に式神使いと仲良かったりしたんでしょうか?
故に式神使いである伏黒のポテンシャルを知っているし、今後の自分の野望にも使えると確信しているのでしょう。
じゃないとただの一目惚れ(笑)
後は宿儺というと無差別にサツ戮を繰り返しそうな、ザ呪いの根源みたいな印象もありますが、一方で虎杖との対話だったり、縛りを科せた事だったりと何かと意味深な行動も多い。
順平戦においても虎杖の体を支配するチャンスがあったのにそれを放棄したり・・・まだまだ底が見えません。
今後は宿儺のその目的達成みたいなもののために伏黒が必要となりそうですが、伏黒もまだまだ成長段階なので伏黒を急成長させるためにひと悶着ありそうですね。
最後の呪力
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
虎杖と七海に追い込まれた真人。
宿儺に領域展開も崩され大ピンチに。
しかし、最後は呪力を使い、巧みに逃走をします。
はい、こちらも押さえておきたいシーンとして選びました。
呪術師って呪力を消費して呪術を使う設定ですが、この呪力の限界値だったり、規定値って決まっていなくて曖昧なものなんですよね。
仮に呪力を使い切った場合どうなるのかも良く分かりませんし、呪力は時間と共に自然に回復するものなのか、取り込めるものなのか。
全てが曖昧の中、真人からは最後の呪力を使って逃走するシーンが描かれました。
という事は、呪力を全て使い果たしてもシんだりする事はないようですね。
呪いである真人などは呪力の塊みたいな印象なので、呪力を使い切ってもなお消滅することがないのは不思議ですが。
やはり真人の理論である生物は魂が核でそこに肉付けされているだけに過ぎなく、呪力は命にまで結び付かないみたいです。
呪いにも魂があるというのも違和感がありますけど・・・。
呪いってもはやサツ人衝動が抑えられない人間ですよね、言ったら。
そういう事も感じさせるワンシーンとなっていますね。
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虎杖君はもう呪術師なんですから
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
真人戦を終えた虎杖と七海。
虎杖は改造人間をアヤめた事で正しいシが何なのか分からなくなり迷走。
七海は人を正しくシに導く事は難しくオススメしないと虎杖に助言。
また自分が虎杖に助けられたことを言及し、虎杖を呪術師と認めます。
はい、こちらは名場面ですね。
奥深いワンシーンです。
最初は虎杖を子供扱いしていた七海ですが、助けられた事や、真人戦で実力が分かった事もあり、更に順平のシに悔やむ気持ちなど、虎杖の中身を理解した事で、虎杖を呪術師として認めましたね。
今後も虎杖は自分を批判、不毛に思う存在をこうやって認めさせていくような気がしますね。
それは呪いである宿儺でさえ・・・そうなるのではないかと感じさせる部分があります。
まあ呪いを救うなんてのは難しい事でもう設定を陵駕している話しですが。
後は虎杖の言う、人を正しいシに導きたいという話し。
これは七海がいうように万人を正しいシに導くなんて到底不可能なこと。
今回の順平にせよ、母の凪にせよ、真人に改造人間に変えられた人間にせよ・・・。
目の届く範囲ですら難しい。
夜蛾学長も言っていましたが、「術師に悔いのない死などない」のです。
仮に悔いのあるシがあるとしたら、それは何なのか?
呪術師としての責務を全うして、余生を過ごして寿命でシぬ事でしょうか?
呪術師として呪いと対している限りはそれは難しいというものです。
しかし、この正しいシというのは虎杖の中のテーマの一つです。
それが作中において何を意味していくのか、もっと深く考えていきたいですね。
虎杖サプライズ登場
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
京都姉妹校との交流会が始まろうという中。
五条は故人となっていた虎杖をサプライズ登場させます。
しかし、周囲の空気は最悪の状態に。
はい、こちらは迷シーンの一つという事で取り上げました(笑)
英集少年院での一件で虎杖はシんだ事になっており、それを受けて伏黒と釘崎は強くならなくちゃと決心をしたぐらいですが、このサプライズ登場をされたらムカッときますよね(笑)
普通に五条に連れられて、「あれ?なんで?」となって、普通に事情を説明すれば、「良く戻ってきたな」みたいな話しになって自然と良い空気になっていただろう所を・・・。
箱から飛び出して「おっぱっぴー」はこの空気になりますね(笑)
ふざけんじゃねー!という面持ちになるのも納得がいきます。
まあでもそれは伏黒と釘崎の性格と共に過ごした期間が短いからっていうのもありますかね。
普通に仲を長いあいだ共にした親友であれば感動場面。
泣いてハグしあうのか、拍手するのか、そんな描写があっても良かった展開です。
後は今回の事もあって、虎杖がまたシぬ展開になっても驚きは減少しそうですね。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉】
東堂ぶち切れ
呪術廻戦/芥見下下先生/4巻引用
京都校と東京校の交流戦が始まるという中。
東堂は高田ちゃんの番組を見るべくその場を立ち去ろうとします。
同学年の加茂憲紀は引き留めますが、東堂はコロすぞとぶち切れてそのまま立ち去っていきます。
はい、こちらも迷シーンの一つですね(笑)
東堂自由すぎる(笑)
それが出来るのも強いから何ですが、学長も同学年の人も手に負えないというのが面白い。
百鬼夜行では1級呪霊5体と特級呪霊1体を祓ったそうですが、その実力は本物でしょうね。
伏黒戦でもほとんどノーダメージでしたし、底が知れませんね。
後は左目に傷を負っていますが、それがどのタイミングでついたかも追々回想か何かで描かれそうなので注目しておきたいポイントですね。
そうなると、既存の敵キャラとの闘いで負った傷である線が高いですが、どうなるんでしょう。
感想
という事で4巻は順平戦でのひと悶着と真人戦が印象に強い巻ですね。
真人は領域展開も覚えて、呪術師たちにとって放ってはおけない存在になりました。
虎杖だけは宿儺がいるおかげでその影響をうけませんが、他の呪術師からしたら溜まったものではありませんね。
今後、真人によって改造人間にされてしまう呪術師は現れるのか・・・?
虎杖に関しては、七海に呪術師として認められた事もあって、呪術師としての一歩をようやく踏み出したって感じです。
ただ、技もまだ逕庭拳(けいていけん)しか使えなく、真人に及ばないので、術式なり呪術なり、まだ成長する必要がありますね。
後は宿儺も伏黒に注目していて、目論見みたいなものも見えてきたので重要な情報として覚えておきたいところ。
虎杖の体を支配できたチャンスを逃してまでやりたい事ってなんだろうって気になっています。
そして、ここからは京都校と東京校との交流戦なので、色んな術式やら呪術が確認できそうなので、まだまだ目が離せませんね。
虎杖をコロす事に念頭を置いている京都校。
また虎杖がシぬなんて事になれば宿儺が黙っていませんが、そこで脅威として認識されてしまうのか。
はたまたそんな展開にすらならないのか?
では引き続き5巻にも期待!
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⇒【5巻感想と名場面10選!!】
⇒【3巻感想と名場面10選!!】
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!】
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉】
⇒【順平と母の悲惨なラスト】
⇒【0巻感想と名場面10選!!】
⇒【1巻感想と名場面10選!!】
⇒【2巻感想と名場面10選!!】