今回は6巻の名場面や名シーンを10個選んでいきます。
6巻は東堂vs虎杖に始まり、五条参戦&真人が目標達成までです。
正気、名場面や押さえておきたい場面が多すぎて色々と困りました;;
では、1個ずつ見ていきましょう!
目次
加茂憲紀(かものりとし)VS伏黒②
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
加茂VS伏黒。
その中では加茂の回想が描かれます。
どうやら加茂は母は血筋の人間ではない為に周囲に虐げられていた様子。
そして、憲紀は術式を継いでいた事で嫡男と偽られ加茂家に迎えられていたよう。
戦闘シーンでは伏黒が新しい式神「満象(ばんしょう)」を見せます。
更に鵺で応戦するも、憲紀も強い想いを胸にせ赤血操術(けっけつそうじゅつ)の赤縛(せきばく)で対応。
はい、という事で二人の戦いを押さえておきたいシーンの一つとして選ばせて頂きました。
特に、加茂憲紀(かものりとし)というキャラがあまり立ってなかったんですが、この回で一気にどういうキャラが分かったので貴重な回です。
回想を見るに母は加茂家の者ではなく、父は加茂家の人間。
そして、本家の方で赤血操術(けっけつそうじゅつ)を継ぐ子供が生まれなかったために、術式を継いだ加茂憲紀(かものりとし)が嫡男(最初に生まれた子)として加茂家に迎え入れられたよう。
そうなると加茂家からすれば実の母は他人であり、部外者。
故に酷い扱いをされてしまうと。
しかし、加茂憲紀(かものりとし)は実の母の事を想っており、次期当主となって内情を変えようとしているみたいですね。
伏黒戦では母との回想も描かれましたが、絶対負ける訳にはいかないとの事。
加茂憲紀(かものりとし)が強い想いを持って戦っているのかが分かって良いですね。
対する伏黒は新しい式神「満象(ばんしょう)」を見せてきました。
どうも呪力を食うらしく、単体でしか扱えない様子。
そういう意味では現状で最も破壊力がある式神ですね。
今後は鵺や玉犬で相手の動きを見切り、満象でトドメみたいな展開が増えそうです。
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花御VS伏黒&加茂&狗巻
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
花御VS狗巻&伏黒&加茂。
花御から逃げきてた狗巻。
加茂が苅祓(かりばらい)で応戦するもノーダメージ。
伏黒は鵺と太刀で攻撃するがこちらもノーダメージ。
加茂は更に穿血(せんけつ)にて応戦し、花御の触手に傷をつけます。
しかし、伏黒は花御に鵺に撃破され、更に追いつかれた加茂は顔面を殴られ気絶。
狗巻は呪言の「ぶっとべ」で応戦するも喉が限界値へ達しダウン。
はい、こちらは名戦闘シーンの一つですね。
五条VS漏湖では特級呪霊の強さが分かったような分からんかったような感じでしたが、この花御戦ではしっかりと特級呪霊の強さが描かれています。
パンダの予想図を参考に、加茂と狗巻が準1級で伏黒が2級なので、特級VS準1級二人&2級一人という構図でしたが、全く歯が立っていませんね。
内二人はやられています。
与えられたダメージというと加茂の穿血(せんけつ)で触手を削ったぐらい。
狗巻の攻撃は通用していますが、決定打に欠ける形。
格上相手だとどんな言葉を放ってもいまいちな様子です。
花御にダメージを与えられる仲間がいれば、「動くな」等が役立ちそうな所ではありますが。
やはり、特級相手には最低でも特級を祓った事のある術師が必要なのかと考えさせるシーンです。
この星を守りたいだけ
呪術廻戦/芥見下下先生/45話引用
花御が加茂、伏黒、狗巻らに語り掛ける展開に。
花御いわく森、海、空が泣いており星が人間との共存を拒絶しているとの事。
それが花御の原動力。
という事で、こちらも押さえておきたいシーンとして選ばせて頂きました。
花御が呪術師たちに語りかける貴重なシーンですね~。
内容としては人間が地球を汚しているから何か、なんなのか、森、海、空が泣いているために人間をコロさなくてはならないという事でした。
という事は、なんでしょう、花御は地球の呪い?(笑)
まあそれは冗談として、設定上でいくと呪いは人間の心から生まれるものですから、そうなると海や森を傷つけてる人間を悪く思う人間の心が生んだ呪いという事になります。
確かに地球汚染を良く思わない人はいっぱいいますし、森林伐採なので怒る人もいますから、その人たちの怒りが呪いとなって花御を生んだのでしょう。
そうなるとこの花御の星の代弁者みたいな口調が絶妙にダサく感じてしまいます。
仮に星、森、海、空に心があるなら別ですが。
そうなると森や海や空に精霊ちっくなものがいる事になります。
あるいは人でなくとも心や魂があるという設定があるってことですかね。
結構、難しい部分ですが、複雑化しないためにはあくまで人の心から生まれたモノだと考えたいですね。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
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花御VS伏黒&真希
呪術廻戦/芥見下下先生/47話引用
花御戦に真希が参戦。
急遽、真希&伏黒VS花御に。
伏黒は影から特級呪具「游雲(ゆううん)」を取り出し真希に与えます。
真希の一撃で遠くへ吹っ飛ぶ花御。
伏黒は式神「玉犬(ぎょくけん)渾(こん)」を召喚し応戦。
しかし、花御の攻撃を受け伏黒が負傷。
更に真希も職種に捕まってしまいます。
はい、こちらも名戦闘シーンという事で選ばせて頂きました。
というより花御戦が続く続く!
この回でようやく伏黒が影から武器を取り出している描写が描かれましたね。
トンファーに游雲に剣に・・・確認できるだけでも3つは入っているので、結構押し入れとして広そうな印象。
そして、真希が扱った特級呪具ですが、あの花御を吹き飛ばして見せましたね・・・。
真希からは売れば5億円はするとの話しもありますが、そうなると特級呪具につく呪いの方も気になりますね・・・。
人をアヤてきた武器が故に多くの人に呪われて呪いが武器についているのか、はたまた呪いを付与する術師がいるのか・・・。
この辺も曖昧ですね。
そもそも明確化する必要もない部分ですが、深掘りしていくと気になる要素ではありますね。
そして、二人の戦闘に話しを戻すと、伏黒が新しい玉犬を見せています。
式神は破壊されると二度と顕現できない代わりに能力を引き継ぐそうで、白い玉犬と黒い玉犬が合わさって渾(こん)になったみたい。
この渾が相当強い。
あれだけ硬かった花御にもダメージを与えている程。
そうなると式神をドンドン壊してもらって能力を継承させていった方が強くなる気も(笑)
あとは伏黒と真希の二人で花御にここまで善戦できるとなると、結局戦いはチームワーク次第だと考えさせますね。
準1級の二人がいなくなって、4級の真希が入った時の方が戦えていますから。
相性問題もあると思いますけど、本当に真希と伏黒のポテンシャルの高さを感じさせますね。
もうこの二人準1級クラスはありますね。
黒閃(こくせん)
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
真希と伏黒のピンチにかけつけた東堂と虎杖。
急遽、花御VS東堂&虎杖に発展。
虎杖は一人で花御と格闘する事に。
虎杖は黒閃を放ち花御の片腕を吹き飛ばす程のダメージを負わせます。
はい、こちらは間違いなく名シーンですね。
しかし、東堂はとんでもないスパルタ教育ですね(笑)
虎杖一人に特級クラスを相手させるっていう。
しかもそこで黒閃(こくせん)を出せと。
出せなかった場合には見ゴロしするとまで話しています。
超スパルタ教育(笑)
まあ虎杖が無事に黒閃を出したから良かったですが、というよりも虎杖なら出来るという確信があったのかもしれませんね。
そんな黒閃の威力は通常の2.5乗という事なので、仮に虎杖のパンチ力が100なら2乗だけでも100x100X100となるので10万になる訳なんですが・・・この辺はもう適当に考えた設定と思って良さそうですね。
逆に言ったら呪力に関してはあまり数字は出してこないのかもしれません。
じゃないとこの2.5乗がとんでもない事になっていく・・・。
そりゃあもう花御の腕が吹っ飛ぶ威力になるのも納得がいきます。
⇒【順平と母の悲惨なラスト】
⇒【0巻感想と名場面10選!!】
東堂のオーラ
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
東堂を見た花御。
東堂からは輝かしいオーラが出ており、花御も下手に動けないほどでした。
しかし、花御いわく呪力の総量でいえば絶対に自分より弱いとの事。
はい、こちらは個人的に押さえておきたいシーンの一つとして選んでいます。
東堂というと五条や他の生徒も認める実力者。
しかし一方で1級術師に留まる人物でもあります。
そんな東堂を見た花御は呪力では自分より弱いと感じながらも近づけませんでした。
特級クラスが警戒する東堂という男・・・。
一体何者なんでしょう?
この後の戦いですぐに術式も分かるんですが、そこまで強い術式でもないんですよね。
正確にいえば応用は聞く術式ですが、東堂の呪力量を増やしたり、攻撃力に直接結びつくような術式ではありません。
それこそ全身全霊でこの世界に存在しているという言葉通り、普通の術師にない素質みたいなものがあるんでしょうか?
東堂の術式を戦いの中に活かしても、東堂が出来ることって呪力を乗せた物理攻撃だけなんですよね。
つまり東堂の強さって虎杖みたいな身体能力の高さにあります。
天与呪縛によって何か縛りがある訳でもなさそうですし・・・虎杖と仲良くなって虎杖に手ほどきをしていますが、マジで考えれば考えるほど謎キャラです(笑)
ただの才能に溢れた奇人、もしくは今後の展開のために東堂を立てただけ、って事ならそれはそれでいいんですが。
なんかこの描写が目に留まったんですよね~。
深い意味合いがありそうな・・・。
戦いを楽しんでいます
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
東堂&虎杖と戦う花御。
その中で気持ちが抑揚する感覚が生まれていきます。
回想に入り、回想では真人からもっと戦いを楽しんだ方がいいよとの会話。
真人もまた最近になって楽しいと感じるようになったそうで、自分に正直になればもっと強くなれるんじゃないかと助言を受けています。
回想が終わり東堂達と戦う花御。
その中で戦いを楽しんでいるとの話しが描かれます。
はい、こちらもまた押さえておきたいシーンの一つとして選ばせて頂きました。
いや~、もう呪いが何なのかいよいよ分からなくなってきました(笑)
戦いの中で楽しいって感じるって、喜怒哀楽に溢れまくりでもう人間じゃないか・・・。
まあ人の心から生まれている時点でそういう事なのかもしれませんね。
また、真人も最近になって戦いが楽しいと感じるようになったそうですが、その描写の中に虎杖の姿があったので、つまりは虎杖と接触してか生まれた感情。
花御もまた虎杖達と戦う中で楽しいと感じる様になっていますが、これって虎杖が関係しているんじゃないかと考えさせますね。
呪いすらも楽しい気持ちにさせる虎杖・・・。
東堂に存在しない記憶を流す虎杖・・・。
黒閃をいとも簡単に扱い、宿儺の器という特殊な素質を持ち、運動神経も元からよく・・・。
なんか周囲に影響を与える術式でも使ってるんですかね。
まだまだ不確定要素が多いですが、今後ともこういう細かいシーンに目をつけていきたいですね。
⇒【1巻感想と名場面10選!!】
⇒【2巻感想と名場面10選!!】
不義遊戯(ブギウギ)
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
東堂は術式を開示。
効果は相手と自分の位置を入れ替えるというもの。
発動条件は手を叩く。
はい、という事で東堂の術式が明らかになりました!
名前はブギウギとちょっと遊び心を感じさせる名前。
また、能力に関してはこの段階で全て説明されておらず、追記すると一定の呪力を持つものなら何でも入れ替え可能で作中では虎杖と特級呪具の游雲を入れ替えてしました。
また説明では入れ替える対象は相手と自分とありますが、対象者と対象者を入れ替える事も可能で、作中では虎杖と花御の位置を入れ替えていましたね。
なので正しく説明するなら、一定の呪力を持つモノ同士を入れ替える術式ですね。
しかし、不思議な術式です。
例えば真人なら領域展開で無為転変が領域内ならいつでも使えたり、漏湖でいえば周囲が溶岩になって何処からでも攻撃が飛んできたりしますが、東堂が領域を展開した場合には何が行われるんでしょう?
領域展開しても術式が活かされない気がしますよね。
そういう意味では領域展開も皆が皆、訓練していれば扱えるようになるモノでもない気がしてきますね。
五条からも言われた通り術式のほとんどは生まれながらに持つセンス。
東堂のオーラ(呪力)量にも疑問が残っていますが、このブギウギがそれを可能にしているんでしょうか?
となると、周囲の者から呪力を吸収していたり・・・?
まあこの辺はちょっと考えすぎな気もするので、これぐらいにしておきますが、後は手を叩くというのも他の部位でもパンという音さえ出ればOKとか、まだ描かれていない隠れた特性がありそうです。
そもそも縛りも自由度高いですから。
この辺は描き方次第って気がします。
黒閃(こくせん)連発X5
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
花御戦で不義遊戯(ブギウギ)を使って一気に畳みかける東堂と虎杖。
その中で虎杖は黒閃を連発。
結果的に4連続でだし、その日の合計で言えば5回出したことに。
はい、という事でこちらも名場面でしょう!
黒閃は狙って出せる術師がいないほどの高等な技ですが、虎杖は4連続で出してみせましたね。
その前には花御に一発決めているので、この日の合計で言うと5回出したことになりますね。
扉絵には作者コメントで黒閃X5の表記もあるので、5回出せたという事で良さそうです。
そうなると、黒閃の記憶保持者である七海が4回なので、虎杖はこの日でその記録を更新した事になります。
あと、黒閃の説明シーンで、五条、七海、猪野、歌姫が描かれているので彼らもまた黒閃を出したことのある呪術師なんでしょうね。
五条ならセンスで無限と出せそうな気もしますけど、七海の4回がMAXだったっぽいので、そういう意味では黒閃もまた才能を必要とする特殊な技と言えますね。
虎杖は逕庭拳(けいていけん)しか使えませんでしたが、今後はこの黒閃も武器に戦う事になるでしょう。
⇒【3巻感想と名場面10選!!】
⇒【4巻感想と名場面10選!!】
花御の領域展開
呪術廻戦/芥見下下先生/6巻引用
左腕の植物を開花させる花御。
中から大量の呪力が放出され、領域を展開しようとします。
しかし、五条が現れたことで撤退をする判断を取りました。
はい、こちらは押さえておきたい場面という事で選びました。
花御の領域展開・・・いやぁ~見たかった。
左腕についていた花を開花させ、大量の呪力を放出していましたが、こちらは領域展開とは関係がなさそうですね。
花御の台詞回しを見るに、花を開花させた技が東堂の術式であればかわすのが容易いという事を話しており、故に領域展開もすると続けているので、間違いないでしょう。
花御の場合、領域展開したら周囲が森に囲まれ、どこからともなく植物による攻撃が繰り出されるような呪術になっていそうでしたよね。
花を開花させたのちの呪術も見たかったですが、いや~これはまた今後の展開で描かれる事に期待したい。
また、領域を展開していた場合には東堂がその犠牲となっていたことでしょうが、東堂がどう対応するのかも見たかったですね。
過去に特級を一体倒している東堂ですから、その時も領域展開なりを食らっていてもおかしくないはずです。
顔の傷はその時についたものなのかも?
領域の対処法はこちらも領域を展開するか、逃げるかの2つですが、東堂の場合は領域展開がなさそうなので、二つ目になりますね。
しかしながら、逃げるのは五条から厳しいとされていたので、3つ目の対処法が描かれそうな所ではあります。
相手にダメージを与えるなり、領域外の対象物と自身を入れ替えるなり・・・。
というかブギウギでそれが出来たら無敵ですね(笑)
まあこの辺も妄想になるので、お話しはこの辺にしておいて、今後の展開に注目したいですね。
感想
はい、という事で6巻の名場面なり名シーンなりを10個選んでみました。
序盤から終盤まで虎杖と東堂のコンビプレイが光る巻でしたね(笑)
また、交流戦がただの交流戦ではなく、特級呪霊の乱入によりハチャメチャとなる展開も面白かったですね。
普通に交流戦が描かれていた場合には虎杖VS東堂がもっと見れた事でしょうが、その中で黒閃が描かれていたかどうかと言われると難しいので、花御の乱入は良かったと思えます。
何より花御が強かった・・・。
というより、終始、花御VS何々という展開が続いていますよね。
MVPを選ぶなら6巻のMVPは花御ですね(笑)
最後の方では五条がやってきて全てが収束しましたが、もう五条がやってくると五条のターンになるので、他キャラが可哀そうですね・・・(笑)
特級の花御も撤退してましたが、本当に一人だけ次元が違い過ぎる。
後は交流戦で東京校と京都校の各キャラクターの想いが分かったのも良いですね。
京都校からいくと、メカ丸は五体満足になって外に出たいという夢があり、西宮は真依が好きで、真依は禪院家のルールに苦しめられている一人で、加茂は母想いで、三輪は兄弟のためにお金を稼いでいると。
その想いの強さがそのキャラの強さにも影響してくると思うのでそういう意味では、メカ丸、加茂あたりは今後とも注目したいですね。
では、そんなところで続きを読みたいと思うので、記事はこの辺で!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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