【呪術廻戦】7巻の感想と名場面・見所・重要シーン10選!!伏黒の過去と成長(領域展開)が熱い!!呪胎九相図登場で呪霊側に勢いがつく!!

今回は7巻の名場面・見所、押さえておきたいシーンを10個選んでいきます。

7巻は五条参戦につき交流戦がひと段落~釘崎&虎杖VS壊相&血塗までです。

結構、気になる話しも多くされたので大事な巻ですね。

では見ていきましょう!

宿儺の指6本と呪胎九相図

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

交流戦で花御が暴れるさ中、真人は東京校から宿儺の指6本と呪胎九相図1番~3番を回収していました。

はい、こちらは押さえておきたい場面の一つ

この回で分かった事として、呪霊側に目的が二つあった事。

一つは帳の耐久精度を試したかった事。

二つ目は特級呪物の回収がしたかった事。

一つ目に関しては10/31日渋谷にて五条を封印する計画があり、それの事前テストとして帳の耐久精度を見たかったとの事でしたね。

その中で花御に暴れてもらった訳ですが、宿儺の地雷である伏黒の事も懸念して、生徒をコロす事は抑制していたみたい。

つまり、花御は全然本気じゃなかったってことですね。

そして、耐久精度に関しては五条が侵入できなかった事を見るからに申し分なかったと思います。

ちょっと持続力に欠ける部分はあるかもしれませんが。

宿儺の指に関しては、最終目標が宿儺を復活させる事なので、虎杖に取り込ませるためになるでしょう。

宿儺の指は五条の手に渡れば虎杖に吸収させていますが、そうでない場合には高専が保持してしまうので、虎杖に直接取り込ませるために奪っていると言えます。

呪胎九相図に関しては名前の通り、9番までありそうな所ですが、1番~3番のみを回収している所が気になりますね。

単に全部回収できなかっただけだと思いますが、4番~9番の存在も気に留めておきたい所。

⇒【全キャラ死亡集!!(随時更新)
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!

野球と東堂の言葉

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

交流戦が一時中断になるも、再開すべきという事で意見が一致。

そして、あみだくじ方式で野球に決定。

結果は2-0で東京校が勝利。

はい、という事でこれは押さえておかなければならないシーンという事で選んでいます(笑)

交流戦の続きが野球というのは拍子抜けしてしまいますが、あれだけの騒動があった後なのでこれぐらい緩やかな方が生徒達も安心するという所でしょうか。

加茂、伏黒、真希やらはダメージも負っていますし。

結果としては2-0で東京校が勝ったので、東京校の方がチームワークが良いという事になるんですかね。

東堂を気絶させたのもナイス判断と言えます(笑)

後は、この時に東堂から

「約束してくれ虎杖この打席俺がホームランを打ったら次回オマエが」(呪術廻戦/芥見下下先生/54話引用)

という話しがされていますが、続きが気になりますね。

東堂は存在しない記憶によって虎杖と同じ学校に通っていたと思い違いをしており、その中では高田ちゃんに告白をして振られていますが、恐らく言葉の続きは「俺がホームランを打ったら次回オマエが高田ちゃんに告白してくれ」と言いたかったのではないかと思います(笑)

東堂が高田ちゃんに振られた理由が「他に好きな人がいるから」なので、それが虎杖ではないか確かめるために告白させたかったんだと思います。

でも、これを実際におこなったら・・・そもそも虎杖と高田と東堂に関係性がない以上、振られて終わりだとは思うんですが・・・、ワンチャン高田ちゃんが気を利かせてOKしそうで怖い(笑)

なんか虎杖って周囲を巻き込む不思議な力がありますし。

う~ん、これは先が見たかったも。

夜蛾学長と楽巌寺学長の対話

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

生徒たちが野球をする中。

学長同士が会話をしています。

夜蛾は虎杖の事を楽巖寺に聞くと、楽巖寺は呪術規定に基づくと虎杖が生きているのは規則違反で規則を歪めてはならないと話します。

一方の夜蛾学長は虎杖のおかげで救われた命もあるとし、一緒に見守らないかと返しています。

しかし、夜蛾学長は姿勢を崩さず、大人が後悔するのはその後で良いとお返し対話終了となっています。

はい、こちらは押さえておきたい場面の一つですね。

結局、京都校の楽巖寺学長は虎杖の事を否定的に見ており、隙あらばコロす気でいる事に変わりはなさそうです。

一方の夜蛾学長は虎杖を引き入れたこともありますし、虎杖の活躍も聞いている事でしょうから、虎杖の気持ちを無下には出来ないという形ですね。

まあ・・・確かにこのまま虎杖が指を回収して宿儺が最強となってしまったらヤバイですから、楽巖寺学長の気持ちは分かります。

そうなってからではどう考えても手遅れでしょうから、先にコロさなくてはという事ですね。

そうなった場合には夜蛾学長並びに虎杖を擁護していた人達はどうするつもりなんでしょうね。

正直、宿儺が暴れていた1000年前の呪術師会の事情がはっきりとされていませんから、宿儺が完全復活したらどれだけヤバイ事なのかいまいちピンとこないんですよね。

とはいえ、それで虎杖をコロしたとしても宿儺という呪いが完全に滅びる訳でもないから、五条達としてはもっと丁寧に扱うべきという事ですかね。

この辺はもう紙一重。

あとは、五条には波乱が起きる予感があって、虎杖がその助けになると信じている部分もありますね。

これはもう今後の展開に期待と言わざるを得ない!

⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉

伏黒VS特級呪物&布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

特級呪物と対面した伏黒。

式神渾を使い応戦するも歯が立ちません。

回想では五条から説教を受ける場面。

伏黒は一度は布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)と唱え始めるも中断します。

はい、という事でこちらも押さえておきたいシーンの一つですね。

特級呪霊と初めて対峙した時震えて動く事もできなかった伏黒ですが、今回はしっかりと式神を使い戦えていますね。

式神も当初は玉犬・白が瞬サツされましたが、今回は渾がしっかりと特級呪霊と戦えています。

花御戦でも花御に傷をつけた実績を持つので、式神も特級級になりつつあると思って良いのかもしれませんね。

しかし、それでも敵わない伏黒。

しまいには布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)です。

こちらは相手を倒す自爆の切り札みたいなものですが、本当に困ったら布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)しますね伏黒は(笑)

五条からも言われていましたが、逆にこの奥の手があるが故に自分のポテンシャルを抑え込んでしまっている部分はありますよね。

結局、使わなかったので良かったですが、使っていたら特級呪物を倒したのちに自分もシんでいたので・・・。

虎杖と釘崎が伏黒の元に戻ったらシんでるなんてあんまりですからね。

⇒【布瑠部由良由良とは!?

領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

特級呪霊戦にてピンチになる伏黒。

どこか吹っ切れた様子。

そして、領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を試すと、不完全ながら何とか領域を展開する事に成功。

そうして、特級呪霊の不意を突き式神の渾でトドメを刺しました。

はい!こちらは文句無しの名場面ですね。

やはり領域展開回は大体神回(笑)

あの七海ですら到達できなかった呪術師の極致。

伏黒は不完全で不細工だけどコレでいいとして、自身の影を広範囲に広げ蝦蟇や鵺を展開しつつ特級呪霊を翻弄してみせましたね。

最後は特級呪霊の影から不意を突き式神の渾で致命傷を与えて勝利しました。

この時の描写としては、特級呪霊の影から出てきたように見えますが、実は相手の影に見えていた影すら自分の影で、そこから出てきたという解釈もできますよね。

となると、伏黒の領域展開は影を周囲に放ち、その中を自由自在に動く事ができ、更に影から式神を自在に出せるというモノになっていそうですね。

何だか伏黒らしくて良いですね。

周囲のデザインは洞窟に見えますが、これも伏黒の深層心理を表している重要な要素があったりするんでしょうか。

後は、領域展開が完全でないからなのかもしれませんが、特級呪物が結構抗っていて、伏黒の呪力が切れていたらヤバかった事を思うと、領域展開をされても頑張って耐えていれば相手の呪力が切れて領域が解除される何てパターンも今後あるのかな~って思いましたね。

領域展開戦は奥が深い。

⇒【順平と母の悲惨なラスト
⇒【0巻感想と名場面10選!!

中学時代の伏黒

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

伏黒の回想に入り、当時中学2年生だった頃の伏黒が描かれます。

伏黒は大量の生徒をボコボコしており、パシらされていた学生たちを守っていた様子。

また一個上の姉も登場しましたが、呪いによって寝たきりになっている事が明かされます。

更に伏黒の父が禪院家のモノである事や家庭内事情も判明。

はい、こちらは押さえておきたい場面の一つですね。

伏黒の過去が明らかになった重要な回です。

伏黒の反抗期時代が描かれていましたが、その性格を大きく変えたのが津美紀という女性。

津美紀は伏黒がときおり連想していた女性ですが、1個上の姉である事も明確になりました。

そんな津美紀は呪いによって寝たきりになっていますが、その呪いの原因は未だ不明なので、この呪いこそが伏黒にとってのラスボスになるんじゃないかと思えますね。

結局、伏黒は今回の戦いで八十八橋の呪霊を倒していますが、それでもなお姉は寝たきりなので、また別の呪霊が姉の呪いに関係している可能性が高いです。

後は、伏黒の父が禪院家で伏黒を売っていた事も分かりました。

五条からクズ呼ばわりされていますが、今後の登場に期待ですね。

虎杖&釘崎VS血塗&壊相

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

虎杖&釘崎VS血塗&壊相。

壊相と血塗は蝕欄腐術で虎杖と釘崎を追い込んでいき、遂には二人に血を浴びせます。

術式の効果は腐食による分解で持って10分~15分との事。

しかし、釘崎は二人の血が侵食している事を利用し、自分に共鳴りを浴びせる事で間接的に二人を攻撃。

更に虎杖が血塗に追い打ちをかけます。

最後は壊相が術式を解き、虎杖VS壊相&釘崎VS血塗となり、虎杖が黒閃を決め、釘崎は簪(かんざし)を決め勝利。

はい、という事でこちらも名戦闘シーンの一つですね。

九相図の二人もまた特級呪霊の中にあった宿儺の指を回収しに来たんですが、虎杖達と鉢合わせてしまい戦闘になったという展開ですね。

一応、呪胎九相図は特級呪物なので、血塗&壊相はそれぞれが特級クラスに強くてもおかしくはありませんが、この戦闘結果を見るにそれぞれの番号で強さが違うっぽいですね。

特に血塗に関しては1番弱いように思えました。

今回は釘崎が機転を利かせたおかげで勝利しましたが、毒耐性のある虎杖がいたのも大きかったですね。

というよりこの蝕欄腐術が当たってから10分かかっちゃうのが弱い・・・。

まあそれ以上に九相図の血塗と壊相が兄弟想いだったために、敗北した戦いでもあります。

一応、血塗と壊相は呪いというカテゴリーに入りますが、かなり特殊で1番人間に近い呪いな気がしますね。

呪いってなんなんだろう。

⇒【1巻感想と名場面10選!!
⇒【2巻感想と名場面10選!!

加茂憲倫(かものりとし)

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

九相図の誕生秘話が描かれました。

彼らは明治に異形の子(人間と呪霊の混血)を孕む特異体質の女性から生まれた呪物。

それに加担したのが御三家、史上最悪の術師として名を遺す加茂憲倫(かものりとし)。

という事でこちらも重要なシーンという事で押さえておきたい場面の一つですね。

元々、この異形の子を産む女性助けを求めて加茂憲倫の元へやってきたのですが、その異形の子に興味を持った加茂憲倫の手によって九度の懐妊と九度の堕胎をさせられたみたいですね。

これが無理やりだったのか互いが了承を得た形だったのかは不明ですが、加茂憲倫が史上最悪の術師だった事をそのまま捉えるなら女性が利用されたという見解になります。

目的は単なる好奇心による実験でしょうか。

しかし、女性はこの特異体質に悩まされていた事でしょうから、加茂憲倫の実験から分かる事があればという協力の元、行われていた可能性もあるんじゃないかと思えます。

結局、彼ら九相図が特級に分類される程の呪力を持っている事がキーポイントですが、作中では

「その呪力の起源は母の恨みかそれとも――」(呪術廻戦/芥見下下先生/60話引用)

という台詞回しがされていますが、シンプルに母の恨みであれば、加茂憲倫に利用された恨みの念特級呪物になったという事になります。

そうでないなら、この女性と加茂憲倫が実は良い仲に発展していたけど、周囲の猛反対によってコロされてしまったみたいな事も考えたいですね。

コッチの方が呪術廻戦ッぽい気がします。

九相図たちがお互いを想いあっている事を考える辺り、特異体質の女性は性格がかなり良かった事だと思います。

加茂憲倫がその女性の想いを踏みにじるだけのクズだったのかは分かりませんが、ストーリー性を持たせるなら加茂憲倫とその女性が恋仲になったみたいな話しの方が良いのかなとは思いますね。

この辺の真相は残りの4番~9番辺りで語られるのか、はたまたストーリーに直接関係ないからして回収されないまま終わるのか、引き続き注目していきたいですね。

呪霊側につくぞ

呪術廻戦/芥見下下先生/7巻引用

九相図の1番~3番である彼らは150年お互いの存在だけを頼りに封印を保ってきました。

そんな彼らは呪霊側につくことを決断。

壊相はその決断に不安を抱きますが、脹相は呪霊側の未来の方が自分たちにとって都合がいいと続けました。

はい、こちらは押さえておきたい場面という事で選びました。

結局この九相図の1番~3番である、脹相、壊相、血塗ですが、彼らは呪いだけども呪霊側にも人間側にも特別加担しない異質な存在だという事が分かりましたね。

結局、呪霊側につく事を選びましたが、だれにもつかない選択もあった訳です。

呪霊側についたのは都合がいいから。

呪霊側が描く未来絵図は呪いが人間の上に立っているというモノですが、確かに、呪いである彼らからすればそちらの方が都合がいいと言えばいいですね。

しかし、彼らは特段、人間にも術師にも恨みがある訳ではないと語っていますが、これって、術師だった加茂憲倫に対する恨みがなって事に繋がるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょう。

加茂憲倫が本当に史上最悪の術師彼らの母から強い恨みを持っていたのなら、呪術師を強く恨む気持ち持って生まれて来ると思うんですよね。

それが特段誰も恨んでいないとなると、何か矛盾を感じますね。

加茂憲倫と特異体質の女性には裏話があるのか、ないのか、先が気になる気になる。

⇒【3巻感想と名場面10選!!
⇒【4巻感想と名場面10選!!

シぬな!!弟よ!!

呪術廻戦/芥見下下先生/61話引用

虎杖&釘崎VS壊相&血塗。

壊相は黒閃をくらい片腕が吹っ飛び、血塗は虎杖のラッシュを受けダウン気味。

血塗は最後の力を振り絞り釘崎に襲い掛かるも、簪(かんざし)を受け頭が破裂し敗北してしまいます。

はい、という事でこちらも押さえておくべき場面かな~と思い選んでいます。

なんかこの回って壊相&血塗が正義側っぽく描かれているというか、そう見えますよね。

終始、壊相が弟の血塗を想っていて呪術師の釘崎と虎杖が二人に仇なす存在として描かれているように見えます。

そもそも壊相と血塗達は人間も術師も特に恨んでいないそうですから、100%悪者かと言われたらそうでもないですし。

特に最後の描写の釘崎は悪者にしか見えない(笑)

この呪術廻戦。

呪いと呪術師たちの戦いですが、本当に呪術師たちに正義があるのか?

何だか最も深い真実が隠れているような、そんな気持ちにさせる回でした。

感想

はい!という事で7巻の見所などを10個選びました。

7巻は交流戦が終わって、序盤から中盤にかけて伏黒の話しがメインでしたね。

過去の話しが明らかになって、姉と父と禪院家との関係も描かれれています。

伏黒の成長として領域展開を扱うシーンも描かれましたが、まだまだ不完全なものだったっぽいので、今後の活躍にも注目していきたいですね。

虎杖が黒閃を覚えて、置いてけぼり感があったので、伏黒の成長が描かれたのは順当という感じがします。

そうなると、次は釘崎の活躍が描かれるのかもしれませんね。

完全に一人だけ置いてけぼりくらってますから。

として、中盤~後半にかけては九相図戦がメインで描かれています。

彼らは加茂憲倫という史上最悪の術師と特異体質の女性から生まれた特級呪物ですが、彼らがやけに人間染みていて、そこまで恨めないキャラクターをしています。

それが何を意味するのか?

本当に加茂憲倫は史上最悪の術師だったのか?

そんなところが気になる内容でした。

では、続きは九相図戦が描かれる事でしょうが、無事に勝利できるのか?

残るは壊相ですが、展開に期待したいですね。

特に釘崎は何か新技を覚えてないと今後ついていけないかも。


※Amazonアソシエイトリンクを使用しています。

⇒【8巻感想と名場面10選!!
⇒【6巻感想と名場面10選!!

こちらの記事も読まれています

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。