今回は10巻の見所・名場面・押さえておきたいシーンを10個選んでいきます。
10巻はメカ丸VS真人~五条VS脹相&漏湖に真人到着までです。
では、渋谷事変という大きな物語も始まる章ですが、見どころを一つずつ見ていきましょう!
目次
与幸吉(むたこうきち)VS真人
与幸吉VS真人。
与幸吉は究極メカ丸絶対形態に乗り、砲撃とパンチを繰り返します。
しかし、魂が本体である真人には効力がありません。
その後、与幸吉は術式が籠ったカプセルを真人に当て魂ごとダメージを負わせます。
真人は領域展開を展開。
与幸吉はカプセルに封じられている呪術「シン・陰流」の簡易領域で抵抗。
最後は真人が無為転変を決めたようで終戦。
はい、という事でこちらは名戦闘シーンの一つですね。
メカ丸こと与幸吉の決シの戦闘シーン。
その中ではカプセルに封印したシン・陰流の簡易領域が見られましたが、術式をカプセルに封印し、扱えるというのは新しいですね。
なんか他にも応用が利きそうです。
封印の仕方がいまいちわかりませんけど、血液とかから採取するんでしょうか?
一方の真人は相変わらず機転が利く戦い方で、普通に頭が良いですね。
カプセルを胸に打ち込まれたシーンでは、簡易領域が広がる前に自分から膨れ上がって破裂して見せたと言いましたが、どんだけ機転が利くんだと思っちゃいます(笑)
魂が本体とはいえ、そこまでされるともう、以前も言いましたが真人はスライムみたいなもんで、肉体があると思ってみない方が良いですね。
⇒【全キャラ死亡集!!(随時更新)】
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!】
与幸吉(むたこうきち)シ亡
真人戦にて与幸吉(むたこうきち)はやられた様子。
はい、こちらはまとめに近い感覚で書いていきます。
結局、このメカ丸こと与幸吉(むたこうきち)って内通者の一人だった訳ですね。
高専の情報を真人達に渡す代わりに、体を治してもらうという条件付きでしたが。
与幸吉の夢は外に出てみんなに会う事でしたが、真人にやられた以上はその夢も叶わなかったという事になります。
やはり内通者だった事もあり、犯罪者である彼を生かしておく訳にはいかなかったんでしょうか?
三輪霞との関係性も多く描かれていましたが、せめて彼女とだけでも会って欲しかったですね。
術師がシ後、呪いに転ずるという話しもありますが、そういったパターンが描かれるのか?
ちょっと期待しておきたいところ。
渋谷事変における各班
渋谷事変が始まり主要メンバーが集合。
七海班(1級術師)には猪野琢真(2級術師)と伏黒恵(2級術師)。
禪院班(特別1級術師)には禪院真希(4級術師)と釘崎野薔薇(3級術師)。
日下部班(1級術師)はパンダ(準2級術師)
冥冥班(1級術師)は憂憂と虎杖悠二。
はい!渋谷事変が始まり盛り上がってきた~!という感じです。
過去編を超えるだけの盛り上がりを見せて欲しいですね。
そして、この主要キャラクターの集まりよう!
中でも猪野、伏黒、真希、釘崎、パンダ、虎杖の6人は昇級審査中なのでこれぞ準1級となるための任務という事になりますね。
1級術師と合同で動いていますが、認められれば昇級です。
それぞれがどういう活躍をするのかに期待です。
猪野は七海と以前登場しましたが、術式に期待。
伏黒は領域展開を完璧にするなり、新しい式神を見せるなりの新展開に期待。
真希はもう禪院家の当主である直毘人と一緒なので、彼に認めさせるような展開になるのではと考えさせます。
釘崎が1番心配で特に活躍がないので、新技?なり反転術式なり覚えてステップアップして欲しいところ。
パンダはお姉さんモードに期待。
虎杖は言わずもがですが、黒閃の次の新技に期待ですかね。
はたまた黒閃の応用的なものに。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉】
脹相(ちょうそう)赤血操術(せっけつそうじゅつ)
五条と対峙する脹相。
術式は赤血操術(せっけつそうじゅつ)。
はい!こちらは押さえておきたいシーンの一つ。
脹相は呪胎九相図の一人ですが、術式がまさかの赤血操術でした。
残りの壊相と血塗は蝕欄腐術(しょくらんふじゅつ)だったのにも関わらず、一人だけ違います。
赤血操術は京都校3年の加茂憲紀(かものりとし)が扱うのと同じ術式です。
なぜ脹相と加茂憲紀が同じ術式なのか?
一つ考えられる点があるとすれば、呪胎九相図に史上最悪の術師と知られる加茂憲倫(かものりとし)の存在。
彼は特異体質の女性を九度、懐妊&堕胎させた人物として歴史的に悪名高いキャラとして描かれています。
彼がいたのは明治時代なので大昔なんですが、京都校の加茂憲紀と同じ加茂家です。
となると、その悪い方の加茂憲倫も赤血操術を扱えていた可能性は高い。
つまり、呪胎九相図の中に悪い方の加茂憲紀の術式が組み込まれている可能性が高いと言えますね。
メカ丸戦でもカプセルに術式を封印する手法が描かれましたが、今度知りたい情報としてはどうやって術式を一部の“何か”の中に封印したり組み込んだりするのかって事ですね。
血を採取するだけでいいのか、命なり魂なりを犠牲にする行為なのか。
それ次第で今後の読み方や受け取り方が変わってきます。
五条VS漏湖&花御&脹相
渋谷の地下にて戦闘が開始。
周囲には人質として大量の人。
脹相は遠距離攻撃をし、漏湖と花御は領域展延にて五条に攻撃をします。
しかし、花御が五条の誘いに乗ってしまい敢え無く撃破。
その後、漏湖が追いかけまわされる中、真人が到着。
はい!こちらはこの渋谷事変の中で起こっている大きな戦いの一つですね。
五条VS特級呪霊3体です。
厳密に脹相は呪霊というより受肉した呪いなのでまた言い方は違うんでしょうが、何しても特級を3体相手にしているようなものです。
しかしながら、五条は全くの無傷ですし、超余裕です。
特級が3体集まっても五条相手に歯が立たない…(笑)
逆に相手が可哀そうになってくるレベル。
最初はデカイ口を叩いていた漏湖が花御がやられた途端にヒィッみたいな感じで逃げていくのが面白いですね(笑)
元々、五条を封印するための計画ですが、はてはてどうなるやら。
⇒【順平と母の悲惨なラスト】
⇒【花御は本当に退場なの!?】
領域展延(りょういきてんえん)
五条の対抗策として領域展延(りょういきてんえん)を展開する漏湖と花御。
領域展延は自分だけを包み水。
必中効果は薄まるが、確実に術式を中和可能でこれなら五条にも攻撃を与えられるよう。
はい、という事で新要素ですね。
領域展延(りょういきてんえん)。
こういう技術があるなら、五条の無下限呪術によるオートガードの強さがドンドン薄まってきますが、むしろ無下限呪術を強くし過ぎた余りに追加した設定だったりするんでしょうか…。
いやまあそれは考えすぎですかね。
何してもこの領域展延は領域展開を体にまとったみたいな感覚ですかね。
説明では領域を押し返す時の初動に近い感覚と書いてありますが、分かりづらい。
領域展開の領域を周囲にまとわせたという方が分かりやすい気がするんですが、違うんですかね?
何してもこれを使うと五条の術式を中和して攻撃が当たるそう。
まあ、逆に言ったらこういった特殊な呪術を用いないと攻撃を当てられない五条も五条といった所でしょうか。
ただ、領域展延を使った状態で生得術式は使えないみたいなので、これも覚えておきたい所ですね。
言ったら領域展延には術式も組み込まれているために、普通に術式を使おうと思うとすると解除されるって感じですかね。
領域展延=呪力+術式
領域展延=術式使用=領域展延(呪力+術式)=解除
個人的に生得術式という言い方がされているのが気になりますね。
生得術式は先天的に刻まれた術式を言うらしいのですが、該当するキャラでいえば伏黒とか東堂とか五条になるんですかね?
逆にそうでない術式と言われると何なんでしょう?
反転術式とかは違いそうですが、構築術式とかですかね。
これも違いそうだな~…よう分からん(笑)
領域展開
渋谷の地下鉄にて夏油は五条が領域を展開しないと断言しました。
理由は領域展開をすると非術師達が「無量空処」と帳の間で圧シしてしまうから。
はい、こちらは押さえておくべきシーンという事で選びました!
これは個人的に結構疑問に思ったポイントです。
領域展開をした場合には、真人VS七海戦でも描かれたように、領域展開をした人とその対象者が丸い球体の中に入って戦う事になるんですが、この球体の大きさってコントロールできないんでしょうか?
仮に出来るならこの圧シするという話しにも疑問が残るんですが、恐らくできないから言っているんでしょうね。
なんか、あの球体の大きさなら、花御と漏湖だけを領域内に閉じ込める事も出来そうな所。
後は、非術師を領域内に入れると非術師が影響を受けてしまうという話しですが、これに関しては術式による気がします。
漏湖のものであれば領域内に入っただけで燃えそうですが、真人のであれば真人が自ら無為転変を使わない限りは何も起きないでしょう。
そういう意味では五条の「無量空処」は無差別的に対象者を襲う効力があるみたい。
怖い怖い。
後は五条の「無量空処」って簡易領域とかで中和できるんですかね?
その辺も知りたいところ。
⇒【1巻感想と名場面10選!!】
⇒【2巻感想と名場面10選!!】
呪術師が世界に知られる
渋谷地下で戦う五条と漏湖ら。
周囲には大勢の人。
戦いに巻き込まれシぬ非術師達。
はい!こちらも押さえておくべきシーンと思い選びました!
え!?こんなに人シんでいいの!?って思いませんか?このシーン。
ハロウィンという事で大勢の人が集まっているんですが、ドンドンコロされていきます。
となるとこれ、渋谷事変が収まったとしても、大事件として世間に知らされる事になるのでは?と思います。
今のところ、呪術師と呪いの関係って政府なのか、上手いこと隠されていますが、これだけのシ者が出たらもう隠せないですよね。
そういう意味ではこの渋谷事変で革命的な何か大きな出来事が起こるんじゃないかとも予想しています。
そうなれば別に隠しておく必要もないので。
それこそ、帳内の人の記憶を消すことが出来るみたいな術式を持ったキャラ出てきても、この大事件の事は隠せません。
帳の外には帳内でシんだ人達の家族や知人もいますからね。
そういう意味でもここは重要なシーンなのかな~と思います。
虎杖VSバッタの呪霊
虎杖VSバッタの呪霊開幕。
叩きは完全に肉弾戦となり、バッタの呪霊は腕を4本生やし虎杖に連打を浴びせます。
しかしそれでもなお虎杖が押す展開。
バッタの呪霊は奥の手を出すもそれすらも回避され決着。
はい、こちらは虎杖の活躍シーンという事で選ばせて頂きました。
なんかもう虎杖強すぎて笑っちゃいますね。
そこそこ強そうな呪霊だったんですが、肉弾戦だけで勝ちました。
バッタの呪霊という事で体格もよく、腕も4本と申し分ない感じだったんですけどね・・・。
しかし、天与呪縛とかでもないのに虎杖の運動神経の良さは異常ですね。
東堂もそうですが、この辺はもう才能なんですかね?
虎杖というと呪力の扱いが未熟みたいなイメージあるんですが、黒閃を出せたあたりからもうそんなこともなさそうです。
もはや1級術師の強さがあると言っていいんじゃないでしょうか?
冥冥も虎杖の勝利に驚いて同じ事を言っていますからね。
冥冥に認められたという事は渋谷事変が終われば確実に準1級にはなっていそうです。
そうなると単独任務に行けるようになるんですが…はてさて…。
今後に期待期待。
⇒【3巻感想と名場面10選!!】
⇒【4巻感想と名場面10選!!】
蝗害(こうがい)
蝗害の説明がされます。
バッタの大発生に伴う大規模な災害。
それにより農作などが食いつくされる現象。
人々は悪魔のような昆虫を恐れ憎み呪ったそうな。
はい、こちらは押さえておきたいシーンとして選んでいます。
この蝗害(こうがい)というのは一度耳にした事もあると思いますが、バッタなどの群れが農作物を襲う現象。
そうなると食糧不足になる訳なんですが、もう災害の一つみたいなもで防ぎようがない。
神話の十の災いとかでも描かれた現象の一つですが、それによって強大な呪いが生まれるのも納得がいきます。
となると、雷といった自然現象や動物などの呪いも今後出てきそうですね。
その中でも最も強そうな呪いって何でしょうね?
ウィルスだったりの病気系な気がするんですが、何個か予想しておきたいですね。
当たったら嬉しい。
感想
はい!という事で10巻の重要シーンや押さえておきたいシーンを10個選びました!
正直、ちょっと選ぶのに苦戦しました(笑)
10巻はメカ丸VS真人と渋谷事変の序盤までなので、章の終わりと章の序盤の中途半端なところが詰まった巻数という意味ではあんまり選ぶところはありませんでした。
まあでも物語の途中と途中を繋ぐ巻数でもあるのでもちろん読むのは当たり前なんですが、大盛り上がりするシーンはそこまでなかった印象ですね。
そのための下準備といった所が大きい。
実際、渋谷事変に主要メンバーが集まっているので、彼らが今後どう活躍するのかに期待が膨らみますね!
個人的には真希が好きなので、真希にはぜひとも頑張って頂きたい。
特級呪具を使って敵をバンバンなぎ倒してほしいですね。
あと、呪霊側の目的は五条を封印する事ですが、仮に封印できたとしたら呪術界が大きく揺らぐことになるんですが、それで大戦争になったりするんでしょうか?
それはそれで面白そうですが、ただ呪霊側の総戦力ってそこまでですよね。
基本は自然に発生した奴らがあちらこちらに散らばっているだけなので、そういう呪霊に命令や伝達をできる呪霊がいればよさそうですが、この辺も曖昧です。
呪術師側は連合だったり、上層部もいたり、引率生とか、未登場の3年とかいっぱいいますから、どうにかなると思うんですが、どうなんでしょう。
特級術師が4人しかいない世界観を考えると、そこまで多くもないのかな・・・?
今後は特級術師の乙骨と九十九にも出番が回ってきそうですが、はたしてどうなるのか。
では引き続き読んでいきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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