今回は8巻の名場面、押さえて置く場面を10個独断で選んでいきます。
8巻は呪胎九相図戦の終わり~伏黒甚爾(ぜんいんんとうじ)が五条と接敵までです。
8巻では過去編が描かれるので見所が多いのが特徴ですね。
では、内容を見ていきましょう!
目次
1級術師に推薦
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
冥冥と東堂は楽巖寺学長の元へ行き、虎杖、伏黒、釘崎、真希、パンダを1級術師へ推奨しました。
1級術師になるには現役の1級術師と共に任務をこなし適性があれば準1級へと昇格し、続いて単独で1級任務をこなし、そこでも適正があれば1級へと昇格できると説明されました。
はい!こちらは押さえておきたい場面の一つですね。
冥冥と東堂が虎杖達を1級術師へ推奨していたのは面白い。
というか試験管側にいた冥冥はともかくとして、東堂が同じ立場にいるのが面白いですね。
まだ3年生なのに(笑)
それだけ1級術師が凄いという事ですね。
虎杖に関しては黒閃も連続で5回だしていて、現役の1級術師である七海の記録を実質更新した訳ですし、特級呪霊、花御、真人、呪胎九相図という特級を相手に戦ってきたので納得がいきますし、既に1級クラスでしょう。
伏黒は七海でも出来ない呪術師の極致、領域展開を不完全ながら何とか展開するだけの実力があるので、こちらも納得。
1級クラスはあるでしょうか。
真希は天与呪縛もあって接近戦は他者を寄せ付けない強さがあります。
とはいえ、呪霊を相手にする以上は呪力に対する耐性や防御面も必要なので、この辺がまだ不安要素として残ります。
いっても準1級クラスなのではないかと思えます。
パンダは準1級のメカ丸に勝ったので、既に準1級はあると言えますね。
1級術師レベルという点については残されたお姉さんモードとやら次第ですかね。
そして、釘崎ですが、準1級クラスには達していないと思います。
なぜ、冥冥と東堂が釘崎を推奨したのか分かりませんね・・・。
釘崎の活躍というと特級呪霊戦では伏黒に助けられていたので、こちらは実績がないに等しい。
交流戦では西宮桃に勝っていましたが、西宮桃はパンダの階級予想図からしてせいぜい2級レベル。
呪胎九相図戦では確かに釘崎のおかげもあって勝っていますが、これが高く評価されたんでしょうか?
それでも個人的にはまだ足りない部分があるような気がしますが、推奨されたからには任務にあたる事になるので、今後の1級術師と共にこなす任務に期待ですね。
むしろそこで急成長する事になりそう。
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小沢優子
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
虎杖と同じ中学校の女性である小沢優子が釘崎に話しかけます。
当時のポッチャリとした見た目とは打って変わって、身長が15㎝伸びスリムになっていました。
そんな小沢優子は虎杖に思いを馳せており、釘崎の協力の元、虎杖と会う事に。
虎杖は見た目が変わった小沢の事をすぐに認識。
回想では虎杖が好きな女性を強いて言うなら小沢と上げていた事も判明。
結局、二人の会話は特に描かれずお別れとなります。
はい、こちらは押さえておきたい重要であろう場面の一つですね。
結局、小沢優子という同じ中学校の女性がやってきて、虎杖もなんやかんやで気になっていた子で、いったら相思相愛の関係。
ただ、この64話では二人の会話が描かれる事なく、回想のみが語られ終わっているんですよね。
しかも65話からは違う話しになるので、続きもない。
一応、小沢が元々デブだった点からしてケツはでかそうで身長も伸びているので虎杖の好みに当てはまっていると思うので、今後、虎杖の恋愛話しが描かれるとしたらその時また登場するんですかね。
釘崎も連絡先を交換しているらしいですし。
後は釘崎も負けじと彼氏を作らなくてはみたいな事を言っていたので、そのうち4人で合コンとか姿が描かれるかもですね(笑)
冥冥・歌姫・五条・夏油・家入
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
過去編に入り当時学生だった五条達が描かれます。
五条、夏油、家入は二年生という紹介。
歌姫は2級術師。
冥冥は1級術師で紹介されました。
はい、ここから過去編ですね!
歌姫と冥冥は五条達の先輩。
冥冥に関しては何個上かは明記されていなくて分かりませんが、庵歌姫は単行本のおまけから31歳という事が分かっており、つまりは五条達の3個上。
そうなると、この時点でもう学生ではないですね。
また、歌姫は顔に傷がないので、この後にシ闘があったかと思うと気になる所です。
当時が2級で今が準1級という事を考えると、推奨任務の際に負った傷かもしれませんね。
冥冥に関して言うと、この時から1級術師なのは凄いですね。
相当優秀なのが分かります。
そして、五条、夏油と家入が同級生だったのもハッキリ描かれた回という意味では貴重。
家入は反転術式で治癒ができる希少な人物。
夏油と五条は現代で特級扱いなのが分かる通り優秀。
そういう意味では全員優秀ですが、なんかベストなチーム編成に思えてしょうがない(笑)
なんか虎杖達よりも王道してる・・・。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
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五条と夏油の性格
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
夜蛾学長に指導を受けた五条。
帳の必要性に疑念を抱きます。
夏油は必要性を語り、呪術は非術師を守るためにあると続けます。
五条は弱者に気を遣うのは疲れるとし、反論を続けます。
はい、こちらは個人的に押さえておきたい場面として選ばせて頂きました。
五条が気分屋なのは作中から分かってた事ですが、非術師を弱者と称し、嫌悪していたのは意外ですね。
一方の夏油は現代にて非術師を猿と称し、この世から消そうとしていましたが、この過去編では仏のような優しさを見せており、夏油、五条共に性格が真逆になっている印象。
簡単にいったらヤンキー五条と真面目夏油。
現代では真逆になって夏油がグレて五条が更生したみたいな。
二人を急激に変える要素やきっかけは何だったのか?
そんなところに注目しながら過去編を見ていきたいですね。
天元様
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
当時は先生の立場だった夜蛾から天元様の話しがされます。
天元様は不シの術式を持つが体は老いる存在で、老化を終えると高次の存在として進化し意志がなくなってしまうらしい。
故に500年に1度、星漿体(せいしょうたい)と同化し肉体の情報を書き換える必要があると語られました。
はい、こちらは押さえておきたい場面の一つというか謎部分の一つですね。
天元様という存在についてですが、天元様は一応人間で術式が扱えるのを見るに呪術師。
夜蛾に命令を出していたりするので、普通にコンタクトも可能。
そして、500年に1度体を変える必要があるからして、相当に長生き。
それこそ1000年以上前の宿儺がいた頃から居る存在であってもおかしくない。
なんならそれよりも昔から居るかもしれない存在です。
そんな天元様は呪術高専各校に結界を張り呪術師たちを守っています。
なぜそんなことをしているのか…?
何かの罪滅ぼしなのか大儀があるのか…。
個人的には守るという行動に意味があると思っているので、過去に大勢の人物を守れなかった罪滅ぼし的な事をしていると予想しますね。
そして、最も気になる部分は高次の存在になるという点。
現状でいえば呪いですら意思はありますが、高次な存在になると意思がなるなるそうな。
神とか悪魔とか精霊とかそういう事なんでしょうか?
最悪、人類の敵になりうるという文面からして形を持った“何か”であるのは読み取れますが、今後出てくるであろう新しい敵キャラの一派なんでしょうか?
色々と深く考えさせる部分なので、引き続き注目していきたい所ですね。
⇒【順平と母の悲惨なラスト】
⇒【0巻感想と名場面10選!!】
伏黒甚爾(ぜんいんんとうじ)の性格
呪術回戦/芥見下下先生/67話引用
過去編に伏黒甚爾が登場。
術師ゴロしの異名を持ち、星漿体(せいしょうたい)暗サツに参加する事に。
息子、恵の事はほとんぼ覚えておらずギャンブルに夢中。
はい、伏黒甚爾、伏黒パパの登場ですね!
五条からはクズと言われていましたが、伏黒恵の事を覚えていない点からしても人でなし感は溢れてますね。
また、伏黒を金のために禅院家にうっぱらいましたが、過去編ではボートレースをしていたりと、金にがめつい様子が見られます。
クズの代表みたいなキャラクターなのかもしれませんね。
しかし、孔時雨(こんしう)という人物から「勝ってるのを見たことがない」と言われているのを見るに、ギャンブルには滅法弱い様子(笑)
そうなると結局は、懸賞金を稼ぐために暗サツ業に身を置き続けるしかない、どうしようもないキャラクター。
進むは破滅の道。
一方で星漿体(せいしょうたい)をコロすためにしっかりと計画を考えており、頭脳型。
星漿体(せいしょうたい)の護衛に当たる五条&夏油をどうあしらうか見ものです。
うん百年ぶり
呪術回戦/芥見下下先生/68話引用
伏黒甚爾(ぜんいんんとうじ)から五条の事が語られます。
甚爾いわく五条はうん百年ぶりの六限と無下限呪術の抱き合わせ。
はい、こちらも押さえておきたいポイントの一つかな~と思います。
作者コメントにも合ったんですが、この無下限呪術を継承している人物自体はそこそこいるみたい何ですが、結局その術式を完璧に使いこなすにはこの六限が必須。
甚爾からもうん百年ぶりの抱き合わせとあるように、五条は相当に希少な存在。
過去にも同じ境遇を持った人物がいたという事になりますが、六限の詳細が気になる所ですね。
作中でも度々目が良いとか言われますが、どういった能力なんでしょう。
正当な予想をするなら呪力の流れがハッキリと見えるとかでしょうか。
そのおかげで術式の軌道なんかが見えたりして、本人のポテンシャルを上げているのかもしれませんね。
この辺も頭の片隅に置いて読み進めていきたい所。
⇒【1巻感想と名場面10選!!】
⇒【2巻感想と名場面10選!!】
孔時雨(こんしう)
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
甚爾に仕事を振った人物。
仲介役を担うキャラクターです。
はい、という事でこちらの人物も押さえておくべきキャラクターかな~と思い取り上げています。
ネタバレにはなるんですが、次の9巻で名前が出ているので明記しちゃいますが、名前は孔時雨(こんしう)。
韓国籍で元刑事の人物です。
過去編では盤星教から星漿体(せいしょうたい)暗サツの仕事を貰い、それを甚爾に振った仲介役です。
で、この孔時雨(こんしう)というキャラクターですが伏黒恵の事も知っているみたいで、甚爾とも関係が深い。
伏黒恵を禅院家に売る際に一役買って出ていた可能性も高いですね。
そういう意味では今後もちょくちょく出てくると思えるキャラクターです。
裏業界とも繋がりがありそうですし、元刑事という設定も重要ですね。
孔時雨が出てくる際には今回みたいな仲介役だったりの仕事かお金関連になるんじゃないでしょうか。
作中には深く関係しないですがキーマンなので覚えておきたいキャラクター。
赫(あか)失敗
呪術廻戦/芥見下下先生/69話引用
天内にかかった懸賞金目的で呪詛師が集まる中、五条が護衛として対処します。
その中で、赫(あか)を使おうとするも失敗。
結局、グーパンチで相手を倒す展開が描かれました。
はい、こちらは面白いと思って選んだポイントですね。
現代編の五条はもう完璧で他者を寄せ付けない強さを見せていますが、この過去編の五条は学生という事もあって、まだ色々と試行錯誤の段階。
無下限呪術の蒼(あお)は使えるみたいですが、赫(あか)はまだ修行中で上手く扱えていません。
因みに赫(あか)の説明については他記事にて説明していますが、-1の力に反転術式で-1の作用を及ぼして+1に変えて放つ技なんですが、この反転術式が如何に難しいか物語っている回になりますね。
反転術式が扱えるキャラクターは今のところ家入ぐらいしか紹介されていませんが、ということは黒閃よりも難易度が高い呪術。
家入は反転術式で治療が可能ですが、五条は出来ないんでしょうか?
作中では赫(あか)という攻撃方法で扱っていますが、原理的に言えば治癒も可能です。
仮にできないとするとこの反転術式の奥深さが出てきますね。
今後、この反転術式を覚えるキャラクターは更に出てくるのか、注目どころ。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉】
甚爾が五条を奇襲する
呪術回戦/芥見下下先生/70話引用
高専の結界内に入った五条ら。
天内の護衛も一安心と安堵しています。
しかし、直後、甚爾から襲撃を受け、五条に刀が貫通します。
という事で、こちらは名シーンの一つですね。
ここで8巻が終わるのが、もう本当にいやらしい!
続きが見たくてしょうがない所ですが、現代編から見てる読者からすると、なんで刀が刺さったの!?と衝撃を受けるシーンですね。
ただ、五条が赫(あか)が扱えていないところだったり、天内の護衛中はずっと術式を解いておらず、夏油が心配するシーンがあったりと、まだまだ無下限呪術の完成度は低い状態なんですね。
無下限呪術は現代と同じように発動中は相手の攻撃が当たらない効力を持ちますが、それを発動し続けるのは神経が擦り切れる様子。
結界内に入った五条は無下限呪術を解除してしまっており、故に甚爾の攻撃が当たっている場面。
現代編で五条が生きている通り、ここで五条がやられる事はないんですが、しかしながらあの無敵の五条が刺された!という衝撃があって、このシーンは選ばざるを得なかったですね。
というより早く9巻が読みたい!(笑)
感想
はい!という事で8巻の名シーンやら押さえておきたいシーン10選です。
最初は冥冥と東堂が虎杖ら1級術師に推奨する所から始まりましたが、中盤から終盤まではずっと過去編で持ち切りの巻ですね。
過去に出てきた先生たちが学生だったり、まだ未熟だったりで、新鮮で見所あるシーンが続きます。
夏油と五条や家入の関係性も面白い。
後は呪術廻戦の背景の話しも幾つかされていて、重要な巻数とも言えますね。
天元様の存在もそうですし、それを狙う盤星教や術師を暗サツする事を生業にしている人たちの存在や孔時雨という仲介役が出てきたり・・・。
表には出てこない裏方の人達がいっぱい出てきた貴重な回だとも言えます。
その中で最も重要なキャラとして伏黒のパパ、伏黒甚爾も登場しましたね。
伏黒恵の事は覚えていないみたいですが、最終話で五条を刺しており、目が離せない展開を作り出しています(笑)
いや・・・もう9巻が早く読みたい!!
ので、今回はこの辺で終わります!
良かったら他の考察記事等も読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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