今回は12巻の見所&押さえておきたい場面を10個選んでいきます!
12巻は甚爾復活~直毘人&七海&真希VS海の特級呪霊までです。
では、さっそく一つずつ見ていきましょう!
目次
甚爾(とうじ)復活
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
オガミ婆が甚爾を降ろした孫に命令するも、孫の意思はなく甚爾に支配されてしまいます。
甚爾は魂が肉体に勝てなかったんだろと返し、オガミ婆を滅多打ちにします。
はい!こちらまた面白い場面ですね。
これにて甚爾復活といった所でしょうか。
甚爾は天与呪縛によって化け物染みた身体能力を手にしたキャラクター。
作中の中で間違いなく1番強い肉弾戦キャラ。
甚爾としては五条に負けた事を悔やんでいそうですが、その五条が封印されていますから、誰を標的として動いていくのかが気になりますね。
その中で、伏黒恵と遭遇するとしたら、息子と気づく事になるのか。
また父として伏黒恵に何か残す事は出来るのか。
甚爾というと禪院家のルールに人生を狂わされた人間の一人で、言ったら被害者。
その息子である伏黒恵が当主となって禪院家のルールをぶち壊してくれようものなら、無念も晴れるといったところ。
はたして、本編ではどう描かれるのか、楽しみで仕方ありません。
魂が肉体に負ける
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
孫を支配した甚爾。
甚爾は孫の魂が自分の肉体に勝てなかったと話し、オガミ婆は仰天。
はい!こちらも気になる場面の一つ!
台詞としては肉体が魂に勝ったというもの。
オガミ婆はこういう事態を想定して、魂は降ろさないようにしていると語っていますが、しかし、それでも孫が甚爾に支配されています。
これは以前の偽夏油の登場の際に、五条の「傑(すぐる)」という呼びかけによって、偽夏油の手が勝手に動いた現象とも繋がってきますが、やはり肉体にも魂の情報はあり、肉体=魂という事なんでしょう。
故に魂を降ろさずとも、肉体が強靭であれば、肉体だけでも自覚や意思を持つ事ができるのかもしれません。
そうして、甚爾が復活となりましたが、となると今後、夏油が偽夏油の支配から逃れて復活するなんて可能性も出てきましたね。
肉体が魂に勝つ。
そんな瞬間が描かれるとしたら、どんな展開になるのか、目が離せません。
⇒【全キャラ死亡集!!(随時更新)】
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!】
冥冥の能力
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
呪詛師と戦う冥冥。
その中で自身の能力を語っています。
術式は「黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)」で「烏を操る」というモノ。
更に冥冥は鳥に自シを強制させる事で“命”を懸けた“縛り”にて烏を強化し「神風(バードストライク)」を放つ事も可能。
しかし、術式に弱さを感じた冥冥はそれ以上に身体を鍛えていました。
はい!冥冥の詳細が明らかになりました!
これは貴重な情報。
冥冥の術式は烏を操り、また命をかけた縛りで強化して攻撃するというモノでした。
そして、驚くべきは身体能力が高い!という事。
結局、どの強い術師にも一貫して言える事として身体能力が高いというものがありますが、冥冥もちゃんと強いですね。
過去編では既に1級術師でしたから、自分が言っていたように相当頑張ったのでしょう。
2級術師から1級術師に上がる壁としては、術式うんぬんもありますが、接近戦闘における強さも重要と言えますね。
また、術式を強化する手段として鳥に自シを強制させる事で能力値を底上げしていまいた。
これは以前に縛りにおける最上の行為は命を懸けるものになるだろうと話しましたが、それを操る動物に担わせるというのは新しいですね。
烏が可哀そうみたいな声も聞こえてきそうですが・・・。
まあそこは冥冥だから許されるという事にしておきましょう。
あとは冥冥が持つ武器もデザインがカッコよくて気になりますね。
特級呪具なんでしょうか?
この辺の詳細発表にも期待。
七海VS重面春太(しげもはるた)
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
重面春太(しげもはるた)と戦う釘崎。
苦戦を強いられている中に七海がやってきます。
七海はたったの3発で滅多打ちにし、釘崎たちを救出しました。
これは名場面ですね!
七海カッコいい!!
手にネクタイを巻いていますが、時間外労働なんですかね?
以前には時間外労働になったのをきっかけにネクタイを手に巻いて真人と戦いましたが、何か呪力が強化される能力でも付与されてるんでしょうか。
デザインも独特でカッコいい。
しかし、この敵キャラ全然強そうに見えないんですが、釘崎が苦戦するレベルという事は準2級術師ぐらいの強さはあるのかもしれませんね。
釘崎が現状で3級なので、それより強いなら準2級から上のレベル。
まあ1級の七海が来たらそりゃ~ま~ボコボコにされるでしょうか。
後は、この敵キャラに新田も刺されてヤバかったですが、伊地知も心配ですね。
なんか強くないながら、通り魔のように現れ、弱い人物を痛めつけては去っていきますが、本当に嫌らしい。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
⇒【伏黒恵の式神最強⁉父と姉は⁉】
動くな
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
地下鉄から地上へ出てきた虎杖。
一般人が改造人間に襲われているも、数が多すぎてどうしようもない様子。
そこに狗巻が登場し、「動くな」の一言で一件落着。
はい!こちらは名場面の一つですかね。
狗巻も来てたのか!って思いましたが、後から応援で駆け付けたんですかね?
最初に描かれた各班にはいなかったので。
そういう意味では外からまだまだ応援なり、真キャラが助けにやってくる展開も考えられますね。
しかし、狗巻強い・・・。
確かに、これだけの量の敵を倒そうと思うと時間がかかるし、どうしても犠牲者も出てしまう。
それを動くなの一言で終わらせる呪言師。
カッコいいと言わざるを得ませんね。
「動くな」がどれだけ喉にダメージを与える呪言か分かりませんが、狗巻が外にいる間は当分は大丈夫そうですね。
あとはやはり、これだけの大規模な被害を見ると、渋谷事変が終わった後はもう呪術師と呪いの存在が公になりそうですね。
もう隠し通すのは無理でしょう。
冥冥VS疱瘡神(ほうそうがみ)
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
冥冥VS疱瘡神(ほうそうがみ)。
疱瘡神は領域を展開し、冥冥を墓に閉じ込めます。
更に墓石で埋葬しようとしますが、冥冥は脱出。
冥冥いわく棺桶に閉じ込められ埋葬された後に3秒以内に脱出できなければ病にかかりシんでしまうそう。
冥冥は憂憂を囮に疱瘡神に接近。
墓に閉じ込められる憂憂でしたがシン・陰流の簡易領域で耐える形に。
最後は冥冥が神風を決め勝利。
はい!という事で冥冥vs特級呪霊は名戦闘でしたね!
特級呪霊って当たり前のように領域を展開してきますが、1級と特級呪霊の基準って何なんでしょうね?
作者コメントから2級と準1級の差は術式を使えるかどうかというハッキリとした区分がありましたから、この特級と1級の間にも何か基準値はありそうなところ。
あとは呪力量とかになるのかな?
そして、冥冥の弟として登場した憂憂ですが、シン・陰流の簡易領域を使う役割として連れてきていたみたいですね。
冥冥は身体能力が高く、更に術式における攻撃も決定打があって強いですが、恐らく領域展開は出来ないのでしょう。
故に相手に領域展開をされてもいいように、憂憂を連れてきていましたが、その考えが功を奏した展開でしたね。
こういった所からも流石1級術師だと思えます。
あとは敵対した特級呪霊の疱瘡神も面白い能力でしたね。
こういった特級呪霊を何体もモテる呪霊操術が何よりもヤバいですけど…。
⇒【順平と母の悲惨なラスト】
⇒【0巻感想と名場面10選!!】
虎杖VS脹相(ちょうそう)
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
弟の仇、虎杖と遭遇した脹相。
強いサツ意を胸に戦いを挑みます。
脹相は赤血操術を巧みに扱い虎杖と接近戦闘をしながらも確実にダメージを与えていきます。
虎杖も反撃しますが決定打に欠ける攻撃が続きます。
虎杖はメカ丸の助言でスプリンクラー設備を起動させ水を放出。
有利な状況で虎杖VS脹相となるも、脹相の血星磊による攻防が一枚上手を行き虎杖が決定打をもらい敗北。
はい!こちらは名戦闘の一つですね。
4話にも渡る長期戦で、今まで描かれた肉弾戦の中でも一番長いです。
脹相はコロされた弟二人のために戦い、虎杖は五条を救うために戦っていましたが、敗退する形となりました。
いや~脹相強いですね。
流石は特級呪物から誕生しただけある。
赤血操術を扱えたのもデカイ。
この戦闘を見ると虎杖は準1級クラスであれば勝てますが、特級クラスにはまだ勝てないと考えさせますね。
ただ、いい勝負だったのでそういう意味では1級術師の実力はもうあると言えそうです。
虎杖が最後の一撃で黒閃を出せていたら勝っていそうなものでしたが・・・まあ後の祭りですね。
脹相に軍配が上がることになりました。
俺にはまだやる事がある
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
虎杖VS脹相にてメカ丸が再び登場。
虎杖に助言を与えつつも、自身はやる事があるからと省エネモードに入っていた事を伝えます。
はい、こちらは押さえておくべきシーンの一つですね。
メカ丸というと真人と戦っていた時点では渋谷の計画を五条に伝えなくてはとし、戦っていましたが敗北してしまっています。
その後、保険としてメカ化して登場。
またこの保険の発動条件は五条封印後でした。
メカ丸は虎杖に五条が封印された事を全員に伝達させ、皆が五条を救えるように指示を出しています。
そんなメカ丸が“まだやるべき事”とは何でしょう?
偽夏油の情報を掴んでいて弱点を知っていたりするんでしょうか?
そうして、偽夏油と接近した際に何かしらの術式を発動させ、偽夏油を拘束するつもりでいるのか?
シンプルに五条の回収を成功させるために力を温存しているのか。
何しても五条を救出するための行動にはなると思いますが、虎杖が帳内にいる人に五条封印と伝達した以上は、もう伝達的な役割ではないという事になります。
最後の呪力を使って偽夏油に一矢報いる形になるのか、こちらも注目どころ。
もしくは、誰かに何か想いを伝えたいだけなのか。
⇒【1巻感想と名場面10選!!】
⇒【2巻感想と名場面10選!!】
存在しない記憶
呪術回戦/芥見下下先生/106話引用
虎杖に勝利した脹相。
トドメを刺そうかという所で存在しない記憶が脳内を流れます。
そこには脹相、壊相、血塗の3人兄弟に加え虎杖が楽しそうに食卓を囲んでいる風景が。
混乱する脹相はその場を後にします。
はい!こちらは押さえておきたい場面の一つですね。
っていうかマジで謎!(笑)
これが虎杖の術式なんでしょうか・・・?
存在しない記憶の中の描写を見ると、呪胎九相図のカプセルが確認でき、机に6個置いてあるのが見えます。
脹相、壊相、血塗を合わせれば丁度9個なんですが、となると虎杖が呪胎九相図の一人であると示唆している描写でもないって事になります。
以前の東堂と被りますが、脹相にとって虎杖が重要なな立ち位置の人間になっています。
そもそも脹相、壊相、血塗3人で食卓を囲んだことがあったのかも分かりませんし、東堂のパターンと合わせて考えると、恐らく全部が作られた夢。
或いは作り変えられた記憶。
何しても核心に迫る情報としては足りない感じがするので、今後の新情報に期待したいですね。
宿儺も分からない
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
存在しない記憶を見た脹相。
混乱しその場を去っていきます。
その様子を虎杖の中から見ていた宿儺。
しかし、頭にはクエスチョンマーク。
どうやら何が起きているか理解できていない様子。
はい!こちらも重要っぽいシーンですね。
結局、この波乱を呼ぶ存在しない記憶。
宿儺の?マークを見るに、宿儺でさえ何が起きているか分かっておらず、理解できていません。
1000年以上の世界を生きた宿儺。
術師全盛期の時代を生きた事もあって呪術には詳しいでしょうが、その宿儺でさえピンとこないという事は術式であったとしても全く得体のしれない術式という事になります。
宿儺が過去にこういった状況を経験していれば、ニヤッとしていそうなモノですからね。
いや~、この辺を深掘りしても得たいが知れない・・・(笑)
何してもこの描写もまた意味がありそうなので覚えておきたい。
⇒【1巻感想と名場面10選!!】
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脹相が強い
呪術廻戦/芥見下々先生/12巻引用
虎杖に勝利した脹相。
ありとあらゆる赤血操術を使いました。
「百歛(びゃくれん)」圧縮した血液を一点から解放し撃ち出す
「穿血(せんけつ)」呪力で強化された血液の初速は音速をも超える奥義
「超新星(ちょうしんせい)」百歛で圧縮した血液を解放し全方位に散弾のように撃ち抜く
「赤鱗躍動(せきりんやくどう)」体温、脈拍、赤血球量などの血中成分まで自由自在
「赤鱗躍動・載(せきりんやくどう・さい)」(※恐らく上記と同じ能力)
「血星磊(けっせいせき)」硬度がある
「血刃(けつじん)」血を素に生成した刃
また、呪霊と人間の混血である脹相は呪力を血液に変換できる特異体質なため呪力が0にならない限り失血シはしない。
はい、せっかくなので脹相の強みを書き出してみました!
京都校3年の加茂以上に赤血操術を使いこなして見せましたね。
どれも強い技で、メカ丸も言ってましたが、加茂家相伝の赤血操術は近・中・遠どの距離にも対応可能なバランスのいい術式で弱点はないとの事。
また、本来なら自分の血を扱うものですが、特異体質である脹相は呪力を血に変換させるので貧血などの心配もない。
基本的に赤鱗躍動で体を強化し、遠・中距離は百歛で立ち回りつつ、更に超新星で不意を突き、奥義の穿血でトドメを刺すみたいなのが理想形でしょうか?
更に相手が武器を使おうものなら血刃や血星磊で対処もできると・・・。
確かに臨機応変に対応できて、特に弱点という弱点も見られない術式。
後は術者の近距離戦闘における実力次第。
それが合わされば誰だろうが勝てるような感じですね。
強いて言うなら領域展開が描かれていないので残すはそこだけですかね。
感想
はい!という事で12巻の見所&押さえておきたい場面を10個選んでみました!
序盤は甚爾の復活の熱い!と思える展開が描かれましたが、その後の活躍は次の巻数になりそうです。
また中盤にかけては冥冥の活躍が描かれました。
能力の発表もそうですし、自身がたゆまぬ努力をしてきた事も語られていて冥冥が好きになる要素がてんこ盛りでしたね。
敵対した特級呪霊の疱瘡神も面白い術式で楽しませてくれました。
デザインとかも設定の疫病っぽくて良かったですね。
そして、中盤から終盤にかけては虎杖vs脹相が熱かったですね。
まさか虎杖が負ける事になるとは思いませんでしたが、それだけ脹相が強かったってことですかね。
加茂家秘伝の技も色々と描かれ、奥義まで見せてくれたので、加茂家の株がようやく上がりました。
また、その先の展開としての存在しない記憶というのが再び描かれましたが、もう意味不明すぎて何回読んでもいまいちピンと来るものがありません(笑)
これは虎杖の術式なのか、それとも過去に同じような事が起きた輪廻転生を示唆するようなものなのか、はたまたパラレルワールドちっくなものなのか・・・。
宿儺すらも分かっていませんでしたが、読者も同じ気持ちですね(笑)
頭からクエスチョンマークが消えません。
といった所で最後は七海&真希&直毘人たちが特級呪霊と戦っている所で終わったのですが、そちらも面白そうなので続きを見させて頂こうかなと思います!
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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