今回は14巻の重要シーン、押さえておくべきシーンを10個選んでいきます。
14巻は宿儺VS漏湖~真人VS虎杖&釘崎までです!
14巻はビックリな情報てんこもりの伏線もちらほら見えるので、かなり大事な巻になります。
では一個ずつ見ていきましょう!
⇒【宿儺の正体は⁉虎杖は本体!?】
⇒【渋谷事変終わりの次の章は何⁉】
目次
宿儺(すくな)VS漏湖(じょうご)
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
宿儺VS漏湖。
火力勝負となり互いが呪力をぶつけ合う展開に。
その中では呪霊達の精神世界での心理描写が描かれ、宿儺が漏湖を認める形となった。
涙する漏湖。
最後は漏湖が燃え灰となる。
はい!こちらは名戦闘にして、押さえておきたい場面の一つ!
前の話しでは宿儺がフーガと唱えると手に炎を纏いましたが、漏湖は初見だったよう。
宿儺も「呪霊だから知らないはずだ」と返す対話が描かれました。
今回ではその火力勝負に漏湖が敗れる事になりましたが、炎の呪霊とも言える漏湖を燃やした「フーガ」は相当洗練された術だったのでしょう。
気になるのは「呪霊だから知るはずがない」という言葉。
呪霊というものが生まれる前に完成した秘伝の術だから「知らない」とすれば辻褄が合いますが、もしかしたら呪霊は1000年前の呪術師全盛期の時代に誕生したものなのかもしれませんね。
次に宿儺と漏湖の対話ですが、漏湖が宿儺に認められて涙する描写が描かれました。
宿儺は「呪いの王」という事で紹介されているますが、その圧倒的強者に認められた「感動の涙」だったのでしょうか?
個人的には親子のような雰囲気を感じたのですが、宿儺が呪霊達を生んだ生みの親だったりするのかもしれませんね。
そういう意味で、誰の「子」でもない宿儺は「俺はそれを知らん」と返したのかもしれません。
何しても、これで漏湖を退場となり、特級呪霊サイドは残り真人のみ。
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宿儺(すくな)と裏梅(うらうめ)
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
宿儺の所に登場した裏梅。
二人は顔見知りでした。
宿儺は自由になるまでそう遠くないと話し、裏梅に準備を怠るなと続けました。
はい・・・こちらは重要シーンですね。
裏梅というとオカッパの人物として組屋鞣造(くみやじゅうぞう)から初めてその存在が示唆されましたが、まさか宿儺と顔見知りだったとは…。
宿儺は1000年以上も前に封印された人物ですが、その宿儺と顔見知りとなると、裏梅は1000年以上生きている事になります。
或いは、同じように封印されていたが最近封印が解かれたか。
宿儺から“何か”の準備を任されていますが、一体どんなものになるのでしょう。
二人のやり取りを見ていると宿儺が作中で紹介されたような暴君には見えてこなくなりますが、呪術廻戦の真意に迫る大儀なり、責務を負っているような、そんな人物に見えてきます。
1000年前の術師達と戦った宿儺ですが、本当に悪だったのか?
大義名分があって戦っていたのではないか?
そんな事を考えさせる対話シーンでした。
また、宿儺自身が自由になるのもそう遠くはないと語っているのも気になりますね。
そうなると虎杖が完全に支配されてしまうのか?
それとも二人が分離して別々で動けるようになるのか?
それ次第で話しが変わってきますが、虎杖が宿儺の器になったのは決して偶然ではないでしょうから、この辺はまた深く考えてみたい所ですね。
⇒【宿儺の正体は⁉虎杖は本体!?】
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十影法術(とくさのかげほうじゅつ)
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
伏黒から十影法術の説明がされました。
・最初は玉犬の2匹だけが与えられる。
・それ以外の式神は既存の式神を使い打ち負かす必要がある。
・そうして十種の式神を手にする
・式神は調伏の儀でいつでも呼び出せる
・調伏の儀は複数人でも出来るが一人で倒さないと式神は手に入らない
はい!十影法術の説明がほぼほぼされましたね。
最初は玉犬の2匹のみ与えられ、それ以外は戦って勝たないといけないのですね。
伏黒が扱う式神は、玉犬、鵺、蝦蟇、大蛇、、満象、脱兎の6体。
うち玉犬の白と大蛇は壊されています。
玉犬の白の能力は黒に引き継がれ渾(こん)となっていますが、大蛇の継承に関してはまだ不明ですね。
というより、どの式神も一度はその後に描かれていますが、引き継がれた様子はないので、残りの4匹の中に自動的に能力が継承されるのではないかと思います。
後は、式神は同時に2体まで出せて、満象のような呪力量が多いモノは一度に一体までといった細かい設定もありますが、複数何体も同時に出せない理由は何なんでしょうね?
呪力量の問題なら出す式神次第では3匹でも4匹でも出せるはずですが、3匹出そうと思うと“縛り”か何かで主従関係が切れたりするんでしょうか?
そういう意味ではまだ多少の謎があります。
⇒【虎杖悠二の正体⁉存在しない記憶⁉】
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異戒神将 魔虚羅(いかいしんしょう まこら)
呪術回戦/芥見下下先生/118話引用
瀕シの伏黒は十種影法術の式神「魔虚羅(まこら)」を召喚。
歴代 十種影法術師の中にコイツを調伏できたものはいないとの事。
はい!こちらヤバイのが出てきたって感じですね(笑)
十種影法術の中でも最強の式神が召喚されました。
名前は魔虚羅(まこら)。
八握剣(やつかのつるぎ)や布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)といったワードも気になりますが、元ネタを探ると日本神話の「十種神宝(とくさのかんだから)」からの引用になっています。
十種神宝は邇芸速日命(にぎはやひのみこと)が授かった10種類の宝物。
それらを扱う際に「一二三四五六七八九十、布留部 由良由良 八握剣異戒神将魔虚羅(ひと ふた み よ いつ む なな や ここの たり、ふるべ ゆらゆら やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」と唱えるとシ人さえ生き返るほどの呪力が発揮されるとか。
まあ言うたら滅茶苦茶凄い設定から作られた滅茶苦茶強いヤツって事ですね。
また、魔虚羅は右手に正のエネルギーを宿した「退魔の剣」を携え、頭上には調和を意味する法陣が浮かんでいます。
退魔の剣は呪霊であれば一撃で消し飛ぶほどの威力で法陣に関しては攻撃を受けると回転し、あらゆる事象へ適応する能力があるんだとか。
更に反転術式なのか治癒も当たり前にこなします。
うん、これは強いに決まってる・・・(笑)
まず退魔の剣が強すぎて、この攻撃を受け止められる呪霊がいなさそう。
しかもどんな攻撃を受けても法陣で対応し、同じ手が通用しなくなる上、治癒もできるので、相当な呪力量を持った攻撃か連続技を出さないと勝てません。
黒閃100連打!!ぐらいの勢いですかね(笑)
そう考えると作中でもトップレベルに入る強さ。
伏黒曰く手懐けた術師はいないそうですが、これ手懐けたら他の式神が空気になります(笑)
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魔虚羅(まこら)VS宿儺(すくな)
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
宿儺VS魔虚羅(まこら)。
宿儺は退魔の剣の一撃をガード。
宿儺は「解(かい)」にて斬撃を浴びせますが、すぐに体が治り、また二度目の「解(かい)」を見切られる展開に。
肉弾戦では互いが互いにダメージを与えます。
最後は宿儺が領域展開「伏魔御厨子(ふくまみづし)」で魔虚羅を滅多切りにし「フーガ」でトドメをさしました。
はい!こちれはもう名戦闘中の名戦闘ですね。
作中でトップ3には入るトップレベルの戦闘です。
ここで宿儺が魔虚羅に勝ててないと、伏黒と宿儺がシんでるんので、流石に勝ってくれましたが、しかし、どの十種法術師でも調伏できなかった魔虚羅をいとも容易く倒してしまうとは…。
宿儺の株が上がる上がる。
魔虚羅戦では八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に近いモノだとし、対応してみせましたが、以前に八岐大蛇戦で似たような状況を経験していたのかもしれませんね。
しかしまあ宿儺の術式である「斬撃(ざんげき)」による領域展開、それに加え「フーガ」による火力でようやく倒せた相手ですが、これを伏黒が倒すとなると相当厳しい。
魔虚羅以外の式神を調伏し、全ての式神巧みに使いながら、領域展開で隙を突いて、魔虚羅が消し飛ぶほどの高出量の呪術を叩きこむ必要があります。
現状の式神でいうと満象が一番呪力量があって攻撃力があるようですが、満象ではどう考えても決定打に欠けます。
今後、どんな式神を描いてくるのか分かりませんが、象以上の攻撃力を持った式神が描かれるのに期待ですね。
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斬撃(ざんげき)
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
宿儺VS魔虚羅にて宿儺の術式が説明されます。
斬撃は二種類。
通常の斬撃「解(かい)」。
呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す「捌(はち)」 。
領域展開は伏魔御厨子(ふくまみづし) 結界を閉じず生得領域を具現化する神業。
はい、宿儺の術式が明らかになりました!!
こりゃ~重要です。
特級呪霊戦では伏魔御厨子(ふくまみづし)が一瞬だけ垣間見えましたが、その時の描写にあったように斬撃(ざんげき)の術式となりました。
凄くシンプルな術式です。
まずは通常の斬撃「解(かい)」ですが、魔虚羅が攻撃を受けて膝をつく程なので攻撃力に関しては申し分ありません。
「捌(はち)」に関しては一太刀で対象を卸すとあるので、真っ二つにする攻撃だと思いますが、魔虚羅戦を見るに使われたかは曖昧な所です。
そして、領域展開の伏魔御厨子(ふくまみづし)ですが、これはもうバグってますね(笑)
完全に宿儺のみに許されたオリジナルのもので、球体で相手を閉じ込めない代わり、“縛り”で必中効果範囲を上げており、その範囲は半径約200m。
そうして、伏魔御厨子が消えるまで範囲内の呪力を帯びたモノに「捌(はち)」と呪力のないモノに「解(かい)」が絶え間なく浴びせられます…。
その威力はあの魔虚羅が再生できなくなる程のモノなので、喰らって生きていられるキャラクターは存在しないと思って良いですね(笑)
そもそも力をあ最小限にとどめようと思っても特級呪霊が5枚に卸される程の威力ですし、規格外もいいところ。
これを虎杖が超えられるとは思えませんね・・・今のところは。
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宿儺が伏黒を治癒する
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
魔虚羅の一撃を受け仮シ状態となった伏黒。
宿儺は伏黒の胸元に手を当て治療をします。
はい!こちらは重要なシーンの一つですね。
宿儺、反転術式で他者を治癒できるんですね。
反転術式自体は五条でも出来ますが、ただ他者を治すのは相当難しい呪術のようで、これは五条でも出来ない行為です。
現状、他人を治癒できるのは家入のみ。
それを宿儺がやってのけたのは重要な描写ですね。
となると、宿儺の呪術レベルは五条以上という事になります。
五条にできない事をやってのけた訳ですから。
理解力で言うと六眼を持った五条の方がありそうなモノでしたが、本当に宿儺って何者なんでしょうね。
また、伏黒には「やってもらう事がある」とも語りかけていましたが、この辺も気になるところ。
今回の魔虚羅を出す以上の何か秘伝の技があるという事になりますが、詳細に関してはまだまだ何も見えていません。
強いていうなら、伏黒が領域展開を始めて使った回では宿儺から「それでいい」みたいな事が語られたので、領域展開をマスターして初めて見える“何か”があるのかもしれません。
はたまた、強くなった伏黒と戦いたいだけなのか…。
この辺は今後の情報に期待です。
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虎杖と宿儺の体験は共有される
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
宿儺が虎杖の中に戻ると、虎杖はそれまで起きた一連の流れを体験し、ゲロを吐いてしまいます。
はい、こちらも重要な場面ですね。
どうやら宿儺が経験した事柄は虎杖に戻った際に虎杖も経験するみたい。
一番最初の特級戦とかでは虎杖がシんじゃったので、この描写がなかったのですが、今後でいえば宿儺が体験したことは虎杖も経験する事になると思って良いですね。
その中で、フーガなり領域展開の核心を得れれば良いんですけど、虎杖はそういった事よりも人をコロしてしまった事実を受け止めきれずゲロっちゃってます。
というより、次の覚醒シーンがあるとすれば、今回の宿儺の経験が活かされそうですね。
虎杖としても宿儺にこれ以上ヒトをコロさせないために強くなって支配する必要がありますから、この描写は頭の片隅にでも置いて覚えておきたい所です。
虎杖VS真人
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
真人VS虎杖。
真人は多重魂+撥体(ばったい)で攻撃し、不意を突くと虎杖の額に傷をつけます。
虎杖は卍蹴りで反撃。
その後、真人は改造人間を使い虎杖の不意を突き続けます。
しかし、釘崎の共鳴りのおかげで今度は虎杖が連打を浴びせる展開に。
最後は真人が大量の小人に体を引き剝がし逃げ始めます。
はい!こちらは名戦闘シーンという事で選びました。
真人VS虎杖は宿敵同士の戦いという事でもう定番化していますね。
最初の虎杖&七海VS真人の時と比べるとお互いに成長していますが、ただ真人の方がまだ一枚上手感はありますね。
結局、虎杖としては黒閃を決めるぐらいしか決め手がありませんが、その黒閃を決めるための陽動手段がありません。
そこを術式が担うはずなんですが、まだ術式も使えませんから他人頼りの展開が多い。
今までで言えば東堂のブギウギだったり、釘崎の共鳴り、伏黒の脱兎なりの協力のもとで決定的な攻撃を与えています。
そういう意味では真人戦では更なる覚醒が必要になると思います。
どういった終着となるのかに期待したいです。
⇒【全キャラ死亡集!!(随時更新)】
⇒【五条悟の術式を簡単に解説!!】
釘崎VS真人
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
虎杖を探すため分身していた真人。
分身体が釘崎と遭遇。
釘崎は針を飛ばし簪(かんざし)で応戦。
真人は分身がゆえに無為転変は使えないが、自身の形を変え攻撃を続けます。
釘崎は不意を突き、共鳴りを脳天に決めると、本体にもダメージが入ります。
分身体の真人は逃走。
追う釘崎でしたが、最後は本体に顔を触られてしまいます。
はい!こちらも押さえておきたい場面の一つですね。
この中では釘崎が呪胎九相図戦で呪力の核心を得ていたという情報が明らかになりました。
釘崎だけまだまだ戦闘能力が足りていないと思っていましたが、既に呪力の核心を得ていたみたいです。
呪術廻戦ではシにかける事で描かれるお馴染みのシーンですが、釘崎はそこで新技を披露していた訳でもないので、そうだとは思いませんでしたね。
釘崎はこれ以上新しい技を覚えないのですかね?
どうしても、虎杖や伏黒と比べると実力差を感じます。
一応、冥冥と東堂から1級の推薦を受けていますが、この渋谷事変で更なる覚醒に期待したいですね。
そして、最後は真人の攻撃を受けてしまい、回想に入りましたが、嫌な予感がしますね。
回想が出る時は決まって嫌な展開に転ぶことが多い。
シに際の走馬灯のようなもの。
はたして、釘崎は無事なのか。
⇒【宿儺の正体は⁉虎杖は本体!?】
⇒【釘崎は生存か否か⁉】
感想
はい!という事で14巻の感想&重要シーン10選でした。
戦闘シーンもてんこ盛りで、新情報もてんこ盛りで面白い巻でしたね。
序盤から中盤にかけては宿儺の戦闘が目立ちましたが、どれも熱い。
やはり、呪術廻戦の中でも強いキャラが戦う回は面白い。
漏湖も面白かったですが、魔虚羅(まこら)もそれ以上に面白かった。
伏黒の十影法術によって召喚された式神でしたが、想像以上に強くてびっくりでしたね。
それを倒しちゃう宿儺も規格外すぎて更にビックリ(笑)
14巻では何回ビックリさせられたことか…。
裏梅と繋がっていた事も新情報ですし、先が気になります。
終盤は虎杖にバトンタッチでVS真人が盛り上がり始めていますね。
因縁の対決なので、どうなるのか期待したいです。
釘崎も心配ですが、更なる覚醒を考えるにここでまだシ線を経験する事になるのではと思います。
では、引き続き呪術廻戦に注目していきましょう!
※Amazonアソシエイトリンクを使用しています。
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