今回は盛り上がっている渋谷事変の終わりに関する考察。
渋谷事変は10巻に始まり15巻まで続く長いお話しであり、呪術廻戦の中でも話しが濃い章です。
そんな渋谷事変の終わりに何が起こるのか?
次は五条奪還編が始まりそうですが、その理由について色々と整理しながら考えていきたいと思います。
宜しければ最後まで読んでいってください。
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渋谷事変が起こった理由
そもそも渋谷事変の主犯格は偽夏油(加茂憲倫)。
その目的は五条を封印するコト。
呪術廻戦/芥見下々先生/2巻引用
因みにこの目的は11話で話されており、物語の冒頭から語られている内容です。
呪霊側は人間と呪いの立場を逆転させる事が目的ですが、五条が邪魔であり、互いの利害が一致していた事から協力関係になっています。
五条封印にはどんなモノでも封印できる獄門彊が使われる事に。
そして、結果的に90話にて五条の封印は完了しました。
渋谷事変で起こった事
渋谷事変では五条が封印されました。
また、渋谷の人間の大量虐サツも起きています。
更に、呪術師数名が重症並びにシ亡。
呪霊側も多数退場しています。
では、これらの影響と、渋谷事変終わりに起こりそうな事を見ていきます。
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五条封印
順番に触れていきますが、まずは五条が封印された事で、呪術界におけるパワーバランスが崩れる事になります。
呪術廻戦/芥見下々先生/11巻引用
その理由は二つあり、猪野の言葉を借りると、一つは五条が融通を利かせていた人々が抹消される可能性がある。
もう一つは五条が消えた事により、今まで隠れていた呪霊や呪詛師が暴れまわる可能性が高いというモノ。
一つ目に関しては虎杖や乙骨が該当し、現状は五条のわがままによりシ刑の身でありながら、保護されている状況です。
その他にも伏黒も金銭的に五条から援助を受けていますし、まだ描かれていないキャラクターの中にも五条のおかげで生きているキャラクターもいる事でしょう(秤が入ってきそう)。
乙骨や虎杖に関しては戦力として申し分ないですが、抹消されるとしたらこれまたパワーバランスが呪霊サイドに傾きます。
二つ目に関しては呪詛師や呪霊が暴れまわるとの事ですが、五条のように馬鹿げた破壊力とスピードを持った人物がいなくなる訳ですから、ある程度好き放題出来るようになります。
各地で暴れまわられたらもう手に負えなくなる事でしょう・・・。
そうなったら人間界は大ピンチ。
また、均衡が崩れる理由としては呪術師側から重傷者が出過ぎている点も挙げられます。
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死亡者and重傷者
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
渋谷事変では幾人もの呪術師が重傷を負い、シ者も出ています。
重傷を負ったキャラクターでいえば、伊地知、新田明、伏黒、東堂。
生存不明でいうと、真希、直毘人、釘崎。
シ亡者は七海。
この中には1級術師が3人も含まれており、タダでさえ呪術師がいない呪術界からすれば大ピンチ…。
更に未来有望な伏黒や釘崎、真希といったキャラクターまでもが危うい状態です。
これはパワーバランスが崩れても仕方ない状態。
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呪術師が世界に認知される
呪術廻戦/芥見下々先生/10巻引用
渋谷事変では大量の人間がコロされています。
そして、彼らの描写を見るに、呪霊だとか呪術師だとかの存在はそこまで認識していません。
それは今まで起きてきた呪霊による被害が少なく、また大規模ではなかったために、隠しきれていたという事でしょう。
基本的に帳(とばり)も降ろしているので、外から見られることもありませんでした。
しかし、渋谷事変でこれだけのサツ戮が起きた訳ですから、いくら帳が降りていたからといって、中でシんだ人の家族や知人が外にいる上は、この大事件を隠しきるのは不可能です。
今まで水面下で仕事をしてきた呪術師ですが、今後は日本中にその存在が知られ、大波乱となるのではないでしょうか。
混沌の時代が来ると言ってもいいかもしれませんね・・・。
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準1級術師が誕生
呪術廻戦/芥見下下先生/8巻引用
冥冥と東堂から1級術師の推薦を受けているキャラクターが5人います。
また別で1級術師の推薦を受けている猪野琢真(いのたくま)もいますね。
何しても現在1級術師の査定中であるキャラクターは、虎杖、パンダ、真希、釘崎、伏黒、猪野の6人です。
彼らが無事に任務を終えれば、数人は準1級術師になる事でしょう。
1級術師の推薦ですが、作中でも説明があった通り、まずは準1級術師になります。
この中で言うと、冥冥から認められた虎杖は確実に準1級術師となる事でしょう。
パンダはちょっと活躍が見られないのでステイといった所。
伏黒も粟坂を倒し、甚爾と対峙した事などを考えれば準1級に昇級する可能性は高い。
釘崎は生存が危ういですが、仮に生きていても準1級となるかと言われると怪しい。
真人と対峙しましたが重傷を負って退場しています。
可能性としてはそこが評価されればワンチャン(VS壊相、血塗も高く評価されていた)。
真希に関しては真希と直毘人がどちらも生きていれば直毘人に認められる事になるのではないかと思っています。
猪野は甚爾に序盤でボコられたので多分厳しい。
そうなると、
虎杖→準1級
伏黒→準1級
真希→準1級(生きていれば)
釘崎→ステイで3級(生きていれば)
パンダ→ステイで準2級
猪野→ステイで2級
となるのではないでしょうか。
呪術界がピンチという事もあって、彼らにはその代わりを担う必要もありますからね。
何人かは昇級する可能性が高そうです。
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敵の新勢力登場
呪術廻戦/芥見下々先生/13巻引用
渋谷事変では呪霊側も多く退場となりました。
真人、漏湖、花御、陀艮。
更に脹相も偽夏油(加茂憲倫)に敵対する意思を見せており、戦力から外れそうな所。
渋谷事変に登場した呪詛師も全員やられています。
そうなると、敵陣営はもう加茂憲倫、夏油の意志を継ぐモノ二人。
それに加え裏梅も仲間っぽい動作を見せているので、+で裏梅と考えても4人しかいません。
しかも、裏梅と加茂憲倫は強いかもしれませんが、意志を継ぐモノ二人は戦力になると思えません。
そういう意味でも敵陣から新勢力が登場する可能性は高いと言えます。
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まとめ
という事で渋谷事変終わりで起こりそうな事をまとめますと、
・呪術師減少によるパワーバランスの崩壊
・日本中に呪術師と呪いの存在が知られる
・準1級術師が数人誕生
・呪霊サイド減少による新勢力登場
の4つが大まかに起こるのではないかと思っています。
その中でも細かい話しがされると思いますが、例えば加茂憲倫の目的だとか、宿儺の目的だとか、呪術界の上層部の動きとか、考えるとキリがありませんが、物語に直接絡んでくる重要部分はこの辺になるのではないかと思います。
個人的には準1級の誕生シーンが感動があって楽しみですね。
パワーバランスの崩壊も重要です。
そもそもこれは五条を回収できない場合の話しですが、個人的にはこのまま五条が封印されている状態の方が面白いと思っています。
というのもこれで五条を回収できると進展があまりない。
敵サイドはほぼ壊滅しただけです。
もちろん、呪術師側も大打撃を受けましたが、五条が戻ればまた振り出しに戻ります。
逆にこのまま五条が封印となれば、各キャラクターの頑張りが描けるので丁度いいと思います。
今までが五条頼りで、五条登場で全部問題解決みたいな展開が多すぎた気がします。
そうなると次は五条奪還編になりそうですけどね。
並びに混沌の時代が始まり、五条奪還を持ってその混沌の時代も晴れるみたいな、そんな流れになると思いますね。
つまりは五条奪還によって五条が再び大暴れをして、平和になるみたいな流れです。
そうなったら、また五条の株が縛上がりしそう・・・(笑)
という事で、まだ不確定要素も多いですが、そんなところに注目しながら呪術廻戦を見てみるのも面白いと思います。
では引き続き展開に期待しましょう!
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最初で、夏油の正体をばらす(15巻では不明だったのに)はやめて欲しい。。。