今回はアニメ版からの考察です。
現在、4話にてエスタロッサがマエルだったという事実が判明しています。
こちらは七つの大罪の中でも壮大な伏線が張られていたもので、メリオダスが魔神族だったというレベルに凄い伏線です。
ではこちらの衝撃の事実を整理していきましょう!
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聖戦
エスタロッサがマエルだった事を説明するには聖戦の始まりから説明するのが分かりやすいです。
聖戦はいわば魔神族VS女神族の戦争です。
また、聖戦が起こるまで魔神族と女神族の戦力が均衡だったため全面的な戦争が起こる事はありませんでした。
七つの大罪/鈴木央先生/176話引用
しかし、メリオダスが魔神族を裏切り魔界を去った事で魔神族の戦力が一気に傾きます。
女神族はこれをチャンスと捉え一気に魔神族を全滅しようと攻め込んできたのです。
これが3000年前の聖戦の原因の一つ。
それほどまでにメリオダスは強く魔神族にとって要(かなめ)だったという事ですね。
しかし、このままでは魔神族が滅びるので魔神族としてはマズイ。
魔神族は確かに見た目が歪でコロしや支配を好むモノもいますが、心の優しい魔神もいます。
そこで魔術士ゴウセルが打って出ます。
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魔術士ゴウセルの禁呪
魔術士ゴウセルは聖戦を止める決断をします。
そして、考えたのが女神族最強の四大天使マエルを魔神族側に引き込むという作戦です。
そうすれば崩れた均衡も元に戻るという訳ですね。
しかし、普通に説得してマエルが魔神族に加担するなんてありません。
そこで全生命と引き換えに禁呪を放ったのです。
七つの大罪/鈴木央先生/273話引用
内容は四大天使マエル並びにマエルを知るもの全員の記憶の改竄。
マエルをエスタロッサにしました。
そうして本来、存在しないエスタロッサという人物が完成します。
この際、マエルはエスタロッサという人物ににコロされたという嘘の記憶が作りこまれています。
ただ、実際はマエルがエスタロッサになったのでマエルはシんでいません。
結果、女神族は最強のマエルを失ったという絶望感から常闇の棺を発動させ、魔神族を封印し、無事聖戦は終結しました。
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マエルの記憶とエスタロッサの記憶
マエルはエスタロッサという架空の人物になりました。
そしてマエルが経験してきたことはエスタロッサとして経験してきた事に変換されます。
マエルはエリザベスが好きでした。
また兄のリュドシエルを慕ってもいました。
七つの大罪/鈴木央先生/273話引用
これが魔神族のエスタロッサになった事で兄に対する思いはメリオダスに変換されます。
そしてエリザベスが好きだったという思いはそのまま変換されなかったために、夢に出て来たりしています。
しかし、エスタロッサが行動すればするほどそこには矛盾があり、そのほころびが禁呪解く事に繋がっていきます。
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伏線
エスタロッサが実はマエルだったという伏線はかなり前から張られています。
マエル=エスタロッサが明らかになったのは274話。
そして一番最初に伏線が張られたであろう話しは113話。
七つの大罪/鈴木央先生/113話引用
この時エリザべスの夢に手配書のメリオダスとそっくりな人物が登場。
エスタロッサとそっくり。
しかし、女神族の模様が刻まれた甲冑を着ており、メリオダスでもエスタロッサでもないな・・・ってなって一体誰なんだ?と当初から謎でした。
次にキューザックとチャンドラーが復活。
七つの大罪/鈴木央先生/236話引用
キューザックからは「違和感と異物感」を感じるとの台詞。
七つの大罪/鈴木央先生/246話引用
その後、エスタロッの夢にもエリザベスが出てきます。
更にもう一つ凄い伏線があってこれはウラ話大放談という本から分かったのですが実は246話の扉絵にエスタロッサがマエルだったというヒントがあったという事なんですね。
七つの大罪/鈴木央先生/246話引用
こちらを見て欲しいのですが、4人が座っている椅子のデザインをよく見てください。
するとメリオダス、ゼルドリスの後ろのデザインは魔神族をかたどったモノなんですがエスタロッサだけ女神族のデザインなんですね。
これも実は伏線でしたと作者の鈴木先生から話されています。
これは流石に気づきませんでしたね・・・(笑)
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まとめ
という事で14巻の109話で登場したエスタロッサ。
エリザベスの14巻の113話の夢の伏線に始まり、回収は33巻273話となりました。
七つの大罪の中でもかなり凄い伏線の一つです。
メリオダスが魔神族だった事や呪われていたことも設定が練りこまれていますが、こういった設定も考えて同じ作品に織り交ぜるのは至難の業というか、普通に凄いですよね。
一つ残念な事があるとすれば、エスタロッサが好きだった人からすればエスタロッサがいなくなっちゃった事ですかね。
因みにその一人に僕がいます(笑)
エスタロッサ、ダンディーで好きだったんですよね。
実はリアルタイムで考察していた時に気付いてはいたんですけど、信じたくなったぐらいです(笑)
まあ・・・でも仕方がない事実なので認めるしかないですね。
今度はエスタロッサの正体であったマエルを応援していきたいですね。
ではそんな所でマエルとエスタロッサの伏線でした。
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