今回は東京喰種の作者である石田スイ先生の新作を見ていきます!!
東京喰種は連載時に考察していた漫画の一つでもあるので、凄く楽しみです。
という事で早速みていきます!!
目次
それは「病」に似ている
(序盤の流れ①)
①飛行機内でモブのお婆ちゃんと喋る少女
↓
・爺ちゃんの代わりに品評会に向かっているとの事
・夢はお金持ちになり、農家に使える機器を買い、豪邸を買い、犬を飼い、素敵な旦那さんと貰い9人の子供を産むこと
②先を急ぐスーツの男
↓
・①に道をあけるよう話す男(隣の席)
・お婆ちゃんがモタモタしていると手を出すも、少女が庇う
・スーツの男は「これでは二流だ」「美しくない」と話すと、指先から炎(煙)のようなモノを噴出させる
・少女を含んだ乗客全員の頭が燃えていく
一流の仕事は”こう”だ
はい!という事で序盤は少女と超能力者の男との絡みから始まりました!
まず思ったのは作画力があがってる!?です(笑)
石田スイ先生/超人X/1話引用
特にスーツの男が乗客全員の頭を燃やすシーンは圧巻です。
登場人物の少女に関してはヒロインに当たるんでしょうか?
にしてはめちゃくちゃ幼いですよね。
今後、超能力的なモノで成人化でもするんですかね?
このまま主人公とイチャイチャする展開があるとしたらちょっと描写的に不味い(笑)
石田スイ先生/東京喰種:re/16巻引用
後は東京喰種でいう所のミザに似ている雰囲気ですね。
子供がいっぱい欲しい所とか。
黒原トキオ
(序盤の流れ②)
①黒原トキオ ツル高校2年(16歳)が登場
↓
・授業の最中 窓際から煙をふく飛行機を目撃
・授業を抜け出すと不良に絡まれる女性を目撃
・アヅマに応援を要請する
②東アヅマ登場
↓
・不良の両腕を蹴りで粉砕させる
・旅客機墜落が「超人」の可能性がある話しに入る
・「力があるなら真っ当な事すればいいのに」と話す
東アヅマ
はい!という事で、これが本作の主人公とその相棒って感じですね。
主人公であろう黒原トキオに関しては正義感はあるけど、戦闘力はないって感じなのかな?
一方の東アヅマは不良の腕を蹴りで折ってるだけあってバリバリの戦闘タイプっぽい。
なんなら腕を折ってる点からしてやり過ぎるタイプ(笑)
石田スイ先生/東京喰種:re/5巻引用
あと、アヅマの見た目は完全に子供の金木ですね・・・(笑)
なんか闇落ちしそうな見た目(笑)
そして最後に出た「超人」の話。
これが今回 最も重要な要素の一つとなりそうです。
ダンゴムシ
(中盤の流れ)
①東アヅマからダンゴムシの話
↓
・ダンゴムシは「乾いた所」で活発になる
・湿ってる所(石の下)に行き着くと動きが止まる
・「超人」もダンゴムシと同じなのかもという話
・帰って父に話を聞きに行く
②腕を折られた不良
↓
・両腕を折られて嘆く不良
・謎の男が「これで治せますよ」と注射器を渡す
③黒原トキオ 家へ帰宅
↓
・父、母、姉の姿
・東アヅマは「柔道と空手の大会で5連覇」「父が警察のお偉い」「女性にモテる」との話
・トキオは姉に学費を払ってもらっている
③トキオの幼少期の回想
↓
・動物園でトキオが「ハゲタカみたい」だとからかわれている
・ハゲタカは獲物を盗むため付きまとう→アヅマに付きまとうハゲタカ トキオ
・アヅマはハゲタカが「世界で一番高く飛べる鳥」らしいと励ます
ハゲタカ トキオ
はい!中盤はトキオとアヅマの詳細って感じでしたね~。
トキオはダメ男ポジションっぽいですね。
一方のアヅマは超優秀キャラって感じ。
石田スイ先生/東京喰種/4巻引用
う~ん・・・前作の金木とヒデの関係に似ている・・・(笑)
流石に同じ構想にはしてこないと思いますが、何してもアヅマがトキオを支えていくんだろうな~とは思えますよね。
後はダンゴムシやハゲタカやライオンの話が出てるので、今後これが伏線として回収されるのだろうとも思います。
東京喰種は「隠れ数字」が「タロット」と関係していて伏線がよく張られていた漫画だったので、今回も少なからず関係はあると思います。
深い考察はまた機会があればしてみたいですね。
飛行機墜落事故現場
(終盤の流れ)
①トキオとアヅマは飛行機墜落現場へ
↓
・生存者は200名
・人間の胴体は燃えていたが機体の損傷はほぼなし
②不良(竹山ジョニーキヨシ)の奇襲
↓
・不良の腕が治っている
・アヅマの蹴りは”ぐに”となり効かない、更に首が伸びるように(超人化)
・竹山はテンションが上がりその場にいた後輩二人を絞サツ
③注射器
↓
・ピンチのアヅマとトキオ
・竹山が落とした注射器(2つ)を発見
・共に刺し合あった(?)描写
④戦闘
↓
・竹山の伸びるパンチがトキオの顔面に直撃
・しかし気が付けば竹山がパンチを貰っており空中へ高く吹き飛んでいく
獣化の超人
はい!といった所で最後はトキオが獣人化して竹山をボコして終了となりましたね。
いや~しかし、戦闘シーンが分かりづらい・・・(笑)
トキオが拳で竹山を殴ったんでしょうけど、演出にスキルを全振りしてるので、そのシーンよりも、その後の空中に吹き飛ばすシーンに全力を注いでいる感じがしますね(笑)
1コマ1コマの完成度は高く、「うお~」と感動はしますが、「何が起きているの?」感は否めませんね。
東京喰種の時からそうなので、見ているモノが違うのでしょう。
石田スイ先生/東京喰種/11巻引用
そして黒原トキオの「獣化の超人」ですが、見た目は完全に半赫者の金木ですね(笑)
しかし、ハゲタカの超人とならなかったのが不思議な所ですね。
「獣」ってくくりが曖昧なので、今後、色々な形態に変化していくのかも?
後は注射した(?)であろうアヅマの方はまだ描かれていないのでそちらも気になりますね。
という事で、新作の「超人X」!!
どういう漫画を描くんだろう~と思っていましたが、再度バトル漫画を描くみたいですね。
しかし、画力が上がりまくってる気がします(笑)
むしろ画力を試したくて新作を描いたまであるんじゃないか思えるくらいに。
石田スイ先生/超人X/1話引用
1コマ1コマが凄い丁寧ですよね。
魅せ方も他のマンガにないコマ割りが多くて芸術性を大事にしている印象もあります。
設定の方は主人公たちが学生ではありますが、しかし住んでいる所が「ヤマト県」と存在しないところなので、世界観は完全オリジナルっぽい。
これは・・・そう・・・(笑)
存在しない街並みなどを想像して絵におこす作業はヤバイ(笑)
ではでは、まだまだ始まったばかりで大まかな事は言えませんが、引き続き期待してみていきたいと思います!!
ろくろ首を殴ったのは実はアヅマではと思いました。
殴った後のフィニッシュシーンはシルエットで描かれていて、かなりゴツい体躯に見えます。
また獣化しただけでトキオが圧倒的に強くなるのも違和感があります。