「東京卍リベンジャーズ」には伝説の暴走族とその総長がいた事をご存じでしょうか?
その人物こそ佐野真一郎(さのしんいちろう)。
今回はそんな真一郎くんについて作中内で判明している事を中心に記事をまとめていきます。
なおイザナとの関係に関しても軽くまとめます。
※22巻までのネタバレが含まれるので注意
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目次
佐野 真一郎(さの しんいちろう)とは!?
・プロフィール
身長:182㎝
体重:69㎏
年齢:23歳(享年)
誕生日:1980年8月1日
佐野真一郎(さの しんいちろう)とはマイキーの10コ上の兄貴のこと。
既に他界しているため、登場は回想でのみとなります(過去の時代に生きていれば25歳/現代にいれば37歳)。
マイキーが心から慕っていた兄貴でマイキーが不良の世界に憧れるきっかけを作った人物でもあります。
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強い奴にも喧嘩を挑む
真一郎くんについて語られたのは第1巻5話での事。
喧嘩賭博にてタケミチvsキヨマサが終わり、マイキーと仲良くなった後の話です。
この時、タケミチはなぜ自分を気に入ったのかマイキーに質問。
マイキーは「下らない質問」と言いながらも答えてくれました。
マイキー「オレ 10コ上の兄貴がいてさ 無鉄砲な人でさ 自分より 全っ然 強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの タケミっち兄貴に似てる」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/1巻5話引用)
つまり、マイキーがタケミチを気に入ったのは何処か兄貴に似ていたから。
この時点でもマイキーがどれだけ兄貴を好きだったか分かります。
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真一郎 死亡
真一郎くんの姿が描かれたのは一虎と場地がバイク窃盗にいったときのこと(6巻44話)。
一虎はマイキーの誕生日が近いからとCB250(バイク)をプレゼントすることを決めます。
しかし、金がないのか、一虎はバイク屋から窃盗する事を決意。
そうして、場地を連れ、夜な夜なバイク屋へ窃盗へ向かったのです。
そして、そのバイク屋に現れたのが真一郎くん。
なんと一虎が窃盗に入ったバイク屋は真一郎くんのバイク屋でした。
場地はマイキーと家が近所だったので、真一郎くんとも顔見知りでした。
「ケースケか?」と声をかける真一郎くん。
場地も真一郎くんだと気付きます。
しかし、”顔を見られた”と焦った一虎はチェーンカッターで真一郎くんの後頭部を全力で殴りつけてしまいます。
これが致命傷となり、真一郎くんはそのまま息を引き取る事となります。
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色んなこと兄貴に教わった
聖夜決戦後。
マイキーはタケミチを連れ兄貴の事を語ってくれました。
マイキーは兄貴が自分とエマの親代わりだったと語り、何をするにも兄貴の後ろをついて色々教わったと話します。
また、兄貴は暴走族のトップだったくせに喧嘩が弱かったとも話しています。
しかしそれでも東京中の不良たちが真一郎くんを慕ったと言います。
マイキー曰く
マイキー「あの人が後ろにいるから負けねぇ みんな きっとそう思ってた」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/12巻109話引用)
とのこと。
恐らく真一郎くんは誰にも負けない強い根性を持っていたのでしょう。
弱くても立ち向かっていく。
そんな真一郎くんの姿に不良たちは憧れ後をついて行ったのだと思います。
まさに「東京卍リベンジャーズ」のタケミチにそっくりです。
マイキーやドラケン、場地もがタケミチを真一郎くんに似ていると語る理由はそこなのでしょう。
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初代黒龍(ブラックドラゴン)総長
真一郎くんは黒龍(ブラックドラゴン)を創った初代総長。
その存在は不良の中でも”伝説”として知られています。
また真一郎くんが営んでいたバイク屋は不良の集いの場だったらしく、そこには乾青宗(いぬい せいしゅう)も訪れていました。
乾が言うには「訪ねてくる先輩たちみんなギラついててカッコよかったけど、全員 真一郎くんの前では礼儀正しく、オレのヒーローだった」と言います。
それほどまでに真一郎くんの残した功績は大きかったと言えます。
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黒川イザナ
真一郎くんが創り上げた黒龍は二代目、三代目と脈々と引き継がれていきました。
そして八代目 総長となったのが黒川イザナ。
しかし、黒川イザナが総長となってからは「ゆすり、強盗、薬」なんでもありの極悪チームへと成り代わっていったそうです。
なぜそんな事になってしまったのか…?
⇒【タケミチはどこが強いの⁉】
イザナと真一郎の関係
黒川イザナはエマの血の繋がっていないお兄ちゃん。
そして、イザナはマイキーより年上なので実質マイキーの兄貴となります(血は繋がっていない)。
しかし、イザナは幼少期に母に連れられ”シセツ”へ行ってしまいます。
イザナは独りぼっちに。
そこへ唯一訪れに来てくれたのが真一郎くん。
真一郎くんは自分がイザナの”兄”であると言ってくれました。
イザナは真一郎からバイクを教わり、喧嘩を教わり、遊び方、笑い方、服、髪型までも全て教わりました。
そして、イザナも大きくなり、「黒龍」を継ぎたいと語り始めます。
真一郎は「ウン」と返し、イザナと万次郎に継がせたかったと続けました。
しかし、イザナはこの返事に違和感。
自分だけの兄貴だと思っていたのです。
家族愛に餓えていたイザナはマイキーに嫉妬心を抱くようになり、ドンドン闇落ちしていく事になります。
八代目となってから黒龍が変わってしまったのもこの歪んだ愛情が故なのでしょう。
しかしそれを真一郎くんが放っておくとも思えないので、そういう意味ではイザナは真一郎くんでも改心させられなかった問題児という事になりますね。
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まとめ
という事で22巻までで判明している真一郎くんに関するまとめでした!
まとめると、
・真一郎くんはマイキーの10コ上の兄にして親代わりで面倒見のいい人だった
・エマ、マイキー、イザナはそんな真一郎くんが大好きだった
・真一郎くんは喧嘩が弱かったが、強い奴にも挑んでいく無鉄砲な人だった
・東京中の不良はそんな真一郎くんを慕った。
・そして、初代黒龍を創り、黒龍を伝説のチームへと押し上げた張本人である
・引退後はバイク屋を営んだ
・しかし、一虎の襲撃にあい息を引き取っている
という感じですね。
ただ、当時の話とかもまだあまり描かれていないですし、伏線めいたセリフや描写もまだまだあります。
今後の物語もマイキーが登場する以上は真一郎くんの話も出てくると思うので、引き続き真一郎くんに関する情報は気にしておきたいですね。
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