「東京卍リベンジャーズ」の黒幕的存在の稀咲。
人の心を操るのが得意で「愛美愛主(メビウス)」や「芭流覇羅(バルハラ)」を裏で操ってきました。
しかし、最後は無惨な結果に。
稀咲とは一体どんな人物だったのか?
その正体とは?
今回はそんな稀咲のプロフィール、シ亡、タイムリーパー説に触れる事でその正体に迫っていきたいと思います。
※22巻までのネタバレを含みます
稀咲鉄太(きさき てった)とは?
・プロフィール
身長:164㎝
体重:58㎏
年齢:13歳
誕生日:1992年1月20日
稀咲は小学生時代に全国模試では1位をとっていた頭の良い男。
日向と同じ塾に通い、タケミチの事も知っていました。
そして”不良の道”に入ってからは日本一の不良となるためマイキーに近づいていきます。
人の心を操るのが得意な稀咲は日本一の不良となるために手を汚さず、影から人を操ってきました。
現代(未来)では目標を達成し、見事に「東京卍會」のトップに君臨しています。
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タケミチのタイムリープ
タケミチは電車に轢かれかけた最初のタイムリープを機に、何度もタイムリープするようになります。
「現代から過去(赤文字)」 「過去から現代(青文字)」 |
|
1回目 | ・電車に轢かれかけて(日向亡くなる) |
1回目 |
・公園で直人と握手 |
2回目 | ・マイキーと稀咲の遭遇を防ぐため |
2回目 | ・花火で直人と誤って悪手 |
3回目 | ・ドラケンを救うため(マイキーと抗争すると聞いて) |
3回目 | ・愛美愛主を調べるため |
4回目 | ・ドラケンを救うため(愛美愛主との抗争を阻止) |
4回目 |
・ドラケンを救助後、日向にネックレスを渡しお別れ |
5回目 | ・東卍のトップになると決意⇒まずは隊長(日向亡くなる) |
5回目 | ・稀咲が芭流覇羅のトップと聞いて情報収集 |
6回目 | ・場地を守るため(マイキーの闇落ち阻止) |
6回目 |
・稀咲が東卍入りした後に一旦帰還 |
7回目 | ・元黒龍組と稀咲を追い出すため(日向亡くなる) |
7回目 |
・稀咲除名後 |
8回目 | ・「東京卍會」幹部びマイキーのシを受けて(日向亡くなる) |
8回目 | ・稀咲がタイムリーパーかどうか直人と相談するため |
9回目 | ・稀咲とイザナに追い詰められて 【現代で直人がシ亡しタイムリープが不可能になる】 |
9回目 | ・稀咲シ亡&「東京卍會」解散後に |
タケミチがタイムリープした回数は9回。
しかし、何度タイムリープしても現代でシんでしまう日向。
1回目で直人を刑事にしたのにも関わらず駄目。
4回目の「東京卍會」悪化阻止のためドラケンを救っても駄目。
6回目でマイキーの闇落ちを阻止しても駄目(芭流覇羅解体後)。
7回目 稀咲を追い出しても駄目。
絶対におかしいと思ったタケミチは一つの疑問を抱くようになります。
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稀咲タイムリーパー説
タケミチは日向を救う為にその原因となる「東京卍會」をより良くして来ました。
しかし、なんど過去を変えても現代での「東京卍會」は悪そのもの。
特に8回目のタイムリープは最悪で現代では「東京卍會」の幹部全員がシに更にマイキーもシんでいます。
タケミチは自分が過去を変えた後に、更にその上から過去を変えている人物がいるのでは?と思うようになります。
そして、それが稀咲ではないか?と考え始めます。
実際、稀咲は日本一の不良になるため「東京卍會」にこだわっていました。
そういう意味ではタケミチが「東京卍會」をよりよくした後に、稀咲がタイムリープで過去を上塗りし、「東京卍會」を悪く変えていた可能性はあります。
これが稀咲のタイムリーパー説。
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真実
結論から言うと稀咲はタイムリーパーではなかったと言えます。
ではなぜタケミチがどんなに過去を変えても稀咲がいる「東京卍會」は日向をコロしていたのか?
それは稀咲が日向を好きだったから。
しかし、日向はタケミチが好きでした。
そしてある日、稀咲はそんな日向が好きなタケミチがこう発言するのを耳にします。
タケミチ「オレのヒーローはさ!不良なの知ってんだろ?だからさ!中学生になったらさ!日本で一番の不良になる!」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/21巻183話引用)
稀咲は思います。
”タケミチより先に日本一の不良になれば、日向はオレに惚れ込むはず”だと。
そうして12年の月日を経て日本一の不良になり、現代で日向に告白をします。
しかし、日向はそんな稀咲を振ることになります。
なぜなら日向がタケミチを好きなのは「日本一の不良になりたい」と発言するタケミチではなく、「負けると分かってても助けに来てくれるタケミチという人間そのものを好きになった」から。
そして、日向に振られた稀咲はその歪んだ側面を露わにします。
その歪んだ側面というのは
稀咲「渡すぐらいならコロしてやる!!なんでだ!!?こんなにも愛しているのになぜ橘日向は振り向かない!?」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/21巻183話引用)
タケミチと日向が付き合うくらいならコロすという歪んだ愛情でした。
つまり、タケミチがどんなに過去を変えても現代で日向がシんでいたのは、稀咲がタイムリープしていたからではありません。
それは稀咲が日向に告白するために12年の月日をかけて、そして現代で告白し振られていたから。
その腹いせとして日向は毎回コロされていたのです。
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死亡
稀咲はタケミチに追い詰められて逃走します。
そして、この直後にトラックに轢かれて命を落とします。
この後、関東事変で3名のシ者が出たという吹き出しによる説明が入ります。
更にそのシ者がエマ、イザナ、稀咲であったとの解説も入ります。
つまり、稀咲は本当にシ亡しています。
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正体
稀咲の正体についてはタケミチ本人から話されました。
それは稀咲がタイムリーパーなんかではなく、全て日向のために、たった一回の人生で東卍を操り、日本の不良のトップに上り詰めた”すごい奴だった”という事。
稀咲はタイムリーパーではなく、タイムリープをしていたかと錯覚するぐらい”凄い奴だった”のです。
もう一人のタイムリーパー
しかし、現状ではまだもう一人タイムリーパーがいるのでは?という疑惑が残されています。
それは稀咲がトラックに轢かれるシーンで意味深な発言をしているからです。
稀咲は
稀咲「オマエ・・・まだ オレがタイムリーパーだと思ってんのか?オレは」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/21巻184話引用)
と言いかけた所でトラックに轢かれています。
「オレは」の続きが、「オレではなく〇〇〇」と続く文章であれば一体何を言おうとしていたのか?
まさか「オレはトリガーに過ぎない」とでも言おうとしていたのか?
それとも「オレではなくアイツだ」と他人の名前を言おうとしていたのか?
ここが一つ疑問となっており、”もう一人のタイムリーパー説”がいると言われている理由となります。
⇒【ヒナが黒幕でリープ説⁉】
まとめ
という事で稀咲の簡単なプロフィールとタイムリーパー説と最後の描写に関する説明でした。
個人的には稀咲は作中で最も頭の良い最悪の敵キャラだったと思えますね。
タケミチが何度タイムリープしようが、稀咲のプランが崩される事はありませんでした。
それ程までに稀咲の計画は入念で柔軟性が高かったと言えます。
最後の9回目のタイムリープなんかは、現代でタケミチと直人が追い詰められていたぐらいですからね。
タイムリープされようがお構いなしです(笑)
しかし、稀咲の最後の描写はかなり意味深です。
もう一人のタイムリーパーははたして実在するのか?
今後はそんな所も気にしながら引き続き「東京卍リベンジャーズ」を見ていきたいですね。
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