「東京卍リベンジャーズ」生粋のサイコキャラである一虎。
しかし、そうなったのにも深い訳があります。
今回はそんな一虎のプロフィール、犯した最大の過ち、幼少期時代の闇、未来での活躍、現在に触れる事で一虎を深掘りしていきたいと思います。
※22巻までのネタバレを含みます要注意です。
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羽宮 一虎(はねみや かずとら)とは?
・プロフィール
身長:174㎝
体重:60㎏
年齢:15歳
誕生日:1990年9月16日
羽宮一虎は「東京卍會」創設メンバーの一人。
特に場地と仲が良く、創設メンバーで取った写真では一虎が場地の肩に手を組んでいます。
二人で一緒に会話をしているシーンも多めです。
⇒【場地がカッケー⁉】
見た目
髪型は黒髪に金髪のメッシュが入ったロングヘアー。
左耳には鈴のようなピアス。
また右目の下のホクロも特徴的。
そして、一虎を象徴するといっても良いのは首筋に入った虎のタトゥー。
かなり似合っていてカッコイイですよね。
また一虎がタケミチを連れ出しにいった際には女子生徒が一虎を見て「イケメン」だと語っていたので、相当の美形でもあります。
「東京卍會」はイケメンが多いですね・・・(笑)
⇒【マイキーの髪型色々!!】
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最大の過ち
一虎を語る上でどうしても外せないのが一虎が犯した最大の過ちについて。
それは本作から2年ほど遡った2003年の出来事。
一虎はマイキーの喜ぶ顔が見たいからとCB250(バブ)をプレゼントしたいと考えます。
しかし、まだ中学生の一虎。
一虎は「盗んじゃおう」と盗む事を決意します。
そして、一緒にいた場地も誘って、夜な夜なバイク屋に侵入する事になります。
窃盗日当日。
作業をする一虎と場地。
もう少しでバイクが盗めるといった所で店の人と出会ってしまいます。
そしてこの居合わせた人物、実はマイキーの兄貴である真一郎でした。
最悪な事に一虎と場地は偶然マイキーの兄貴が営むバイク屋に侵入していたのです。
場地と真一郎が顔を見合わせる中。
一虎はバレたらヤバイと焦り、真一郎の後頭部を思いっきりカッターチェーンで殴ってしまいます。
この一撃が真一郎の急所に入ってしまい、地面に倒れた真一郎は亡くなる事になります。
パニックになる一虎。
一虎「オレはころしてねー 全部マイキーのせいだ だから マイキーをころさないと」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/6巻45話)
しまいにはコレは自分のせいではなく、マイキーが悪かったと決めつけています。
これこそ一虎が犯した最大の過ち。
更に際立つのは、その責任をマイキーに押し付けるサイコっぷり。
しかし、実はこういう考え方になったのには訳があります。
⇒【真一郎とは!?】
幼い頃の記憶
一虎は幼い頃に家庭内暴力を振るわれていた節があります。
この話が出たのは6巻54話と55話。
しかし、多くは語られておらず、描写はかなり断片的。
情報としても
・手を振り上げる父の描写
・怯える母の顔
この二つ。
その後はシーンが切り替わり、一虎が母に質問されます。
母「オマエはお父さんの味方?それともお母さんの味方?どっちもはダメ どっちかよ」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/6巻55話引用)
そして、実はこのシーンはマイキーとの対比となっており、リアルタイムではマイキーから「オレはオマエの敵か?」と聞かれています。
マイキー⇒「オマエは敵?」
母⇒「オマエはどっちの味方?」
一虎はこの二つの質問に対して一つの答えを出します。
一虎「ボクは・・・オレは オマエのせいで 苦しんだ オマエのせいで少年にいたんだ 敵に決まってんだろーが!!!」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/6巻55話引用)
つまり、一虎がマイキーに対して「オマエのせいで苦しんだ」と返しているのは分かると思いますが、それと同時に幼少時代の母の質問に対しても「オマエのせいで苦しんだ」と返している事になります。
この二つの描写の前には「人は誰しもが裏切る」という言葉もあるのですが、恐らく一虎は母にチクられるかなんかして、父に暴力を振るわれていたんです。
母ですら自分を裏切るのだから人は誰でも裏切る。
こう考えるようになっていった訳ですね。
この出来事こそが一虎の心を荒んだものに変えた元凶と言えます。
更に自分を否定する奴は全員 敵だとも考えるようになり、このせいで更なる過ちを犯す事になります。
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血のハロウィン
真一郎サツ害後。
約2年の月日を経て出所していた一虎。
一虎は「芭流覇羅(バルハラ)」に入り、マイキー率いる「東京卍會」を潰すことに固執していました。
またこの際には場地が「東京卍會」を降りて「芭流覇羅」に入っていました。
一虎は場地が自分の味方についてくれたと思っていましたが、しかし、場地の本当の目的は「東京卍會」を潰すことではなく、実は「東京卍會」入りした稀咲を潰す事でした。
そしてこの場地の狙いが半間にバレてしまい、一虎に報告がいってしまいます。
一虎は場地に裏切られたと錯覚。
そうして、場地を刺してしまい、マイキーに顔をボコボコにされる展開になります。
⇒【半間とは!?黒幕説!?】
死亡
本来であればここで一虎がマイキーにコロされ、マイキーが闇落ちする展開でした。
しかし、タイムリーパー武道の手によって、過去は改変。
場地は残念ながら亡くなりましたが、マイキーが場地の想いを汲み取って一虎を許す事になります。
そして、一虎もまたこの場地のシを経て、ようやく自分の罪を認める事となり、刑務所に約10年入る事になります。
⇒【場地がカッケー⁉】
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未来の一虎
「血のハロウィン」の後、タケミチは壱番隊 隊長となり、12年後の現代へ帰ります。
そして、現代ではタケミチが「東京卍會」最高幹部となっており、大出世をしていました。
しかし、このあとに行われる幹部会でタケミチは稀咲に眠らされ、椅子に縛られ、コロされかけます。
そこを助けたのが一虎。
この時に登場した一虎は既に12年の月日が流れていたために刑務所からは出所していました。
また完全に改心しており、すっかり善人になっています。
一虎「これが場地の守りたかった東卍かよ!?オレ達の東卍を取り戻すぞ」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/9巻74話引用)
現代で会った一虎は頼れる人物となっていたのです。
また、この後タケミチは再び過去に戻っていくので、この時の一虎の活躍はこの救出劇がピークとなります。
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現在
長きにわたったタケミチの活躍により、最終的にはパーちんの結婚式が取り行われる世界線に到達。
そして、そこには一虎の姿もありました。
一虎は千冬が経営するペットショップの店を手伝っているとの事でした。
ちゃんとカタギとして仕事をしているのは安心ですね。
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まとめ
幼少時代のトラウマもあって、サイコな性格となった一虎。
しかし場地の想いを経てようやく改心。
計12年と人生のおよそ半分を刑務所の中で過ごした一虎ですが、現代では頼れる人物としていつも登場しています。
そういう意味では、当時のサイコキャラと比べたら一番急成長をしたキャラクターです。
そして、現代ではまだマイキーと再会できていないので、今後はマイキーとの再会に期待したいですね。
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