「東京卍リベンジャーズ」の「柴 太寿(しば たいじゅ)」。
体がデカく性格も狂気的な一面が見られ、”悪者”というに相応しい人物ですが、しかし実はその裏には太寿なりの正義がありました。
今回はそんな太寿の見た目、性格、姉弟関係、作中の動向、現代での活躍、そして太寿なりの正義に関して書いていきます。
※15巻までのネタバレを含みます。ご注意ください。
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目次
柴 太寿(しば たいじゅ)とは?
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和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
・プロフィール
身長:
体重:
年齢:16歳
誕生日:
「柴 太寿(しば たいじゅ)」とは9巻79話から登場する人物。
柴柚葉と柴八戒の兄であり、3兄弟の一番上の兄。
年齢は16歳でタケミチの2コ上にあたります。
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見た目
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/11巻引用
髪型は青色と白色と淡い青色が交ざったウルフヘアー。
目の色は黄色で猫目。
また、眉間から血管が浮き出ているのも特徴的。
服装は特攻服が基本で全身真っ赤に染まった派手な服装をしています。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/11巻引用
そして全身のタトゥーが特徴的。
背中には大きな十字が彫られており、十字の後ろの模様は肩、首、胸まで伸びており、腹には文章が彫られています。
性格
性格は暴力的で頭のネジが何個か外れている印象。
初登場では相手が誰かも分からないままタケミチにラリアットをかましていました。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
更には「ヒャハハハハ」と笑う様子も同時に描かれ狂気的な一面が垣間見えています。
その後に「で・・・コイツ誰?」と冷静になりましたが、ココには「知らないで殴ったのか さすがボス」と突っ込まれています。
更には暴力を振るう相手は男に限らず、妹である柚葉にも手をあげます。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
なお態度がデカい所もあり、三ツ谷と初めて会話した時には足を机に乗せながら会話していました。
更に三ツ谷にイラっとした際にはすぐさま手を出す始末。
気に喰わない事があると暴力で解決しようとする所がある言えます。
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黒龍十代目総長
太寿は「黒龍(ブラックドラゴン)」の十代目総長。
”サツ人部隊”を売り文句にしているバリバリの武闘派集団です。
なお“九代目黒龍”は「東京卍會」に一度潰されていますが、消えていくはずの黒龍を蘇らせたのが柴太寿。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
太寿は特攻服を一新させ、メンバーを軍隊のように育て見た目から憧れる存在にしました。
また太寿の特徴しては暴力を”売る”こと。
太寿は金持ちと繋がっていて兵力を渡す代わりに金をもらっています。
そのおかげで「黒龍」は大きくなったのです。
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八戒に対する歪んだ家族愛
太寿は八戒の事を気にかけています。
しかし八戒に向ける感情が歪んでおり、八戒はそんな太寿の気持ちに苦しまされています。
八戒がタケミチを家に連れてきた際には黒龍にタケミチを入れた罰として、八戒にタケミチを殴りころすよう命令しました。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
そして、八戒が抵抗していると「兄ちゃんが代わりに尻ぬぐいしてやる これが絆だ」と語り、代わりにタケミチをボコボコにし始めます。
見かねた八戒はタケミチを解放する代わりに黒龍に入ることを決断。
太寿はこの決断に満足しますが、結果としては八戒の太寿に対する憎悪が膨らんでいくだけでした。
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幼少期
柴家では母が亡くなっており父子家庭ですが、しかし父はほとんど家にいなかったため、太寿が家を仕切っていました。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
また太寿は子供の頃から体がデカく力が強かったために多くの取り巻きを連れていたと言います。
そんな太寿は暴力を使うのがうまかったらしく、姉弟である八戒や柚葉には中途半端な暴力を振るわずやるならトコトンやったと言います。
そして人の心を掴む術にも長けていた太寿は殴り終えると慈悲的な言葉をかけたと言います。
太寿「起きろ八戒 オレはオマエを殴りたいワケじゃない 誰よりもオマエに目をかけて 誰より心を許している だから裏切られた時に余計につらいんだ 愛しているぞ 八戒」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻85話引用)
八戒はそんな太寿の愛を苦しいモノだと感じていたそうです。
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熱心なクリスチャン
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/10巻引用
太寿は熱心なクリスチャンで12月25日の夜には一人で教会に礼拝に行きます。
そして、憎悪が肥大した八戒には命を狙われ、12月25日に襲撃にあうことになります。
このときも太寿の口からは宗教的な言葉が幾つか話されています。
太寿「天にまします我らの父よ 願わくは御名の尊まれん事を アーメン」和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/11巻93話引用)
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兄弟で殺し合い
12月25日当日。
八戒が短刀を持って太寿を襲いますが、反撃を食らい失敗に終わります。
更にそこへ柚葉が太寿を刺しコロそうとしますが、こちらも傷が浅く致命傷とはなりませんでした。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/11巻引用
2人の意思を受け取った太寿は涙ながら柚葉をコロすと決断します。
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八戒の真実
その後、三ツ谷、千冬、乾、ココもかけつけ乱闘となる中、八戒からはある秘密が告げられます。
それは八戒が姉である柚葉を太寿の暴力から守ってきたという話しが嘘だったということ。
実は姉である柚葉が弟である八戒を守っていたのです。
その真実を受け、千冬、ココ、乾は八戒を一斉に罵倒し始めます。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/12巻引用
しかし、タケミチ、三ツ谷は自分たちにもダサイ経験があると話し、八戒をかばってみせました。
2人の言葉を受けて八戒は吹っ切れる事となり、遂には太寿に殴りかかっていきます。
太寿はこの八戒の攻撃を受け、激怒し、八戒をワンパンKO。
太寿「私はッ 二人も家族を殺めなければならないのですかぁ!!?」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/12巻102話引用)
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聖夜決戦
聖夜決戦ではマイキーとドラケンが到着。
ドラケンが外にいた精鋭100人を倒す形で太寿が戦意喪失し、「黒龍」が敗れる事になります。
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太寿なりの正義
聖夜決戦後に、柚葉は太寿が母のシを気に病んでいたことが語られます。
柚葉「ママがシんでからずっと 兄貴はママの話をしなかった 自分を追い詰めて塞ぎこんで あの頃からずっと独りだった」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/12巻107話引用)
なお、その後には太寿が柚葉と決別する事になりますが、その際には太寿なりの正義があった事が語られています。
太寿「オレは八戒を強く育てたかった 弱ぇ アイツにイラついてた」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/13巻110話引用)
つまり、太寿は八戒を強くするために暴力を振るっていたのです。
しかし、母のシが原因でそれが焦りとなったのか、歪んだ形で現れたのかもしれません。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/11巻引用
実際、太寿はタケミチを殴っている際には八戒が殴ってこれるように誘う態度を何度もとっており、八戒に反撃して欲しかったと思われる一面が見られます。
太寿は両親がいない中、柴家を守るために、自分なりのやり方で頑張っていたと言えます。
それゆえ、柚葉に「悪魔」と呼ばれたりすると本気でブチギレ殴っていたのでしょう。
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現代(第6の世界線)
イザナと黒龍の事を調べるタケミチは宇田川キリスト教会にやってきます。
そこには太寿の姿がありました。
そしてこの現代(第6の世界線)はこれまでで最悪の現代。
「東京卍會」のメンバーはタケミチを除き全員シんでおり、八戒もまたシ亡していました。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/15巻引用
そんな八戒のシを受けて、太寿は毎日 協会に来るようになったと言います。
このことから太寿の八戒に対する愛は本物だったと言えます。
和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/15巻引用
なお、この世界で太寿は社長となっており、巨大な水槽が観望できる店を経営しています。
この時、太寿はタケミチに「黒龍」とイザナの情報を教えてあげます。
そして、そこに現「東京卍會」の乾とココがタケミチ達を拉致すべく登場。
太寿は囮となり、タケミチと直人を逃がすのですが、タケミチに感謝ともとれる言葉を送っています。
太寿「昔の“借り”はこれでチャラな」(和久井健先生/東京卍リベンジャーズ/15巻133話引用)
太寿は何だなんだ言って、八戒を「ポーズばっかの弱虫」から「強い男」に変えたタケミチに感謝していたようです。
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まとめ
「東京卍リベンジャーズ」の柴太寿のまとめでした。
キャラ分けするなら一虎と同種なのかなと思いましたね(笑)
八戒に対する愛は本物だったみたいですが、やってる事が異常でした。
確かに弱い弟を強くしたいと思う兄がいた場合には太寿が行ったことに近い事をしそうではありますが、ただ何かにつけて暴力を振るうのは間違っているでしょう。
太寿的には八戒が弱虫な所を治し、「黒龍」に入り自分に付いてきてくれれば一番良かったのかもしれませんが、まあ無理がありますね。
またあれだけ暴力を振るい続けていたのは八戒の秘めたる可能性を信じていたからこそだとも思えますが、しかし現代では独りでも立派な店の社長になっていましたし、八戒にあそこまで拘る必要もなかったんじゃないのか?と思いましたね。
今後は登場する事もなさそうですが、登場するならするで心強い仲間となりそうなので、どうなるのかに期待ですね。
最終章でワンチャンぐらい・・・?かな(笑)
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