【十字架のろくにん(ネタバレ)】翔(かける)とは!?最後は死亡!?ゲームでは足切断!?

「十字架のろくにん」に登場する「漆間 翔(うるま かける)」の紹介です。

翔を一言でいうならば、主人公である漆間俊(うるま しゅん)の弟にして心の支えとなっていた超重要人物です。

しかし…その最後は壮絶な結末を迎える事に…。

※8巻までのネタバレを含みます。未読者の方はご注意下さい。

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漆間 翔(うるま かける)とは?

中武士竜先生/十字架のろくにん/1話引用

・プロフィール
年齢:6歳(1話冒頭)→10歳(4年後)

漆間翔とは主人公である漆間俊の弟です。

明るい性格で笑顔を絶やさない愛に満ちた良き弟です。

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兄想い

翔の紹介に欠かせない要素は兄想いである事です。

兄の俊が家から帰ってくるなり「お兄ちゃん!」と元気よく声をかけているシーンからも兄貴想いである事が伺えます。

中武士竜先生/十字架のろくにん/1話引用

また兄の俊が捨て猫を家に持ってきた際にも「めちゃくちゃかわいいねー!」と話し、純粋に喜ぶシーンも確認できます。

そんなある日、優しいはずの兄が涙を我慢している表情を目の当たりにします。

翔は全てを悟っていたようで

お兄ちゃん よく がんばりました ぼくのために たくさんかくして がんばってるでしょ?もう・・・だいじょうぶだよ?(中武土竜先生/十字架のろくにん/1話引用)

と声をかけてあげるのでした。

実は、兄の俊は5人のグループから虐めを受けており、兄が大好きだった弟の翔はそんな兄の些細な変化に気付いていたのです。

これを機に兄の俊はイジメられている事を家族に打ち明け、転校する事になります。

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惨劇

京をはじめとした虐めグループの行動は激化していき、遂には漆間家に手を下す事になります。

京らは漆間母が弟を連れ父を迎えに行くルートを事前にキャッチし、峠道で襲う作戦を企てます。

京はメンバーの円を崖から落とし、道路へと落下させました。

漆間家が乗る車は円をかわすためにハンドルを切るも、峠道は狭く、そのまま崖から転落してしまいます。

幸いにも息のあった翔は脱出を試みます。

中武士竜先生/十字架のろくにん/1話引用

しかし、そこに首謀者である京が乗り込んでくるなり、コメカミや眉間といった頭部を石で何度も殴りつけられてしまいます。

京は更に車に火をつけると、満足げにその場から去っていきます。

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寝たきり

奇跡的にも弟の翔は助かりました。

しかし、ケガと焼けどが酷く一生寝たきりの身になるのではと診断されるのでした。

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お見舞い

作中では兄の俊がお見舞いに来るシーンが何度か描かれる事となります。

中武士竜先生/十字架のろくにん/5話引用

ここで初めて翔の痛ましい姿が描かれる事となります。

兄の俊は優しく語りかけてあげます。

「外は桜も散って少し厚くなってきたよ 学校の生け垣にツツジが綺麗に咲いててさ 昔よく二人で蜜を吸ったよね」(中武士竜先生/十字架のろくにん/5話引用)

しかし、翔が目を覚ます事はありませんでした。

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二度目のお見舞い

中武士竜先生/十字架のろくにん/38話引用

二度目のお見舞いでは翔の髪の毛がスッキリ切られての登場となりました。

兄の俊は「病院にも床屋があるなんてびっくりだよ」と声をかけてあげます。

また「髪が伸びるのは元気に生きている証拠だよな」と声をかけますが、しかしその声と表情は何処か暗く、少し寂しげにも見えるのでした。

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目が覚めて

中武士竜先生/十字架のろくにん/65話引用

第65話のラストでは目を覚ます翔の姿が描かれる事となります。

その知らせを聞きつけた兄の俊は大急ぎで病院へお見舞いに来ます。

しかし、その頃にはスース―と寝ており、会話する事は出来ませんでしたが、看護師からは「快方に向かっている」と話され、漆間は強い気持ちがこみ上げる中、手をギュッ・・・っと握ってあげるのでした。

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お兄ちゃん

中武士竜先生/十字架のろくにん/67話引用

第67話では遂に目覚めた翔と俊が4年振りの再会を果たす事になります。

いつものように優しく語りかける漆間。

しかし、翔はまだ会話が出来ません。

重々しい表情となる漆間。

その顔を見た翔は、4年前の感情を隠していた漆間を思い出したのか、「ヨシヨシしてあげよっか・・・?」と声を発するのでした。

驚く漆間。

なんと…4年もこん睡状態だった翔ですが、兄貴想いな翔の感情は変わっておらず、悲し気な漆間の表情が感情を呼び起こすきっかけとなったのです。

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後遺症

一見、元気を取り戻したかに見えた翔でしたが、強い後遺症が残っていました。

それは父と母が亡くなったあの日の事。

翔は偶然、病院の駐車場に泊まっていたあの日と同じ車を見つけてしまいます。

すると突然、トラウマが蘇り、パニックに陥った翔は「お父さんとお母さんは!?」を連呼。

中武士竜先生/十字架のろくにん/67話引用

一瞬、脅える漆間でしたが、翔をガッと強く抱きかかえるなり、「大丈夫だよ・・・」と声をかけてあげます。

優しい兄貴の手は安心感があったのか、翔は安堵し、そのまま気持ちが落ち着いていくのでした。

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※ネタバレ注意

※ここから激しいネタバレが含まれた内容となります。未読者の方は戻る事を推奨します※

死のじゃんけん

ようやく元気を取り戻した翔でしたが、更なる悲劇が降りかかることになります。

ここからは最悪の展開へと発展。

なんと京率いる革命倶楽部の手によって翔ならびにおじいちゃんがさらわれる事になってしまいます。

中武士竜先生/十字架のろくにん/71話引用

助けに向かった兄の俊ですが、翔は人質に囚われ、白川純を相手にデスゲームをさせられることになります。

ルールはジャンケンを行い、3回負けると人質がコロされてしまうというもの。

条件を飲み込めない漆間。

しかし、京の合図でジャンケンが始まってしまいます。

動揺して手を出すことができなかった漆間。

翔はルールとして右足をチェンソーで切り落とされる事となってしまいます。

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チェンソーで切り落とされた翔の右足。

激しい怒りと悲しみに満ちた声をあげる漆間。

中武士竜先生/十字架のろくにん/73話引用

しかし、翔の表情には一切の変化がありませんでした。

なんと、幸いにも事故の後遺症で痛覚がなくなっていたのです。

「痛くないのか・・・?」と声をかける漆間は少し落ち着いていましたが、しかし、だからといって状況が変わった訳でもなく、シのゲームは続く事となります。

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結末

漆間が再度じゃんけんで負ける事となり、翔の残された足が切り落とされそうになります。

「やめろー!!」と怒号を浴びせる漆間でしたが、革命倶楽部の研究者”美外留(みげる)”手から逃れる事が出来ません。

絶対絶命・・・・・・。

もう駄目だ・・・と思った所になんと、おじいちゃんが満を持して登場。

激闘を繰り広げるおじいちゃんと革命倶楽部の構成員である安堂。

おじいちゃんは手負いの状態であるのにも関わらずなんと安堂を圧倒。

魔が差した安堂は無防備の翔をチェンソーで真っ二つにする事を決断。

漆間は慌てて駆け出すも間に合いません。

チェンソーが翔に襲い掛かる中・・・おじいちゃんがかばう形となり、おじいちゃんがチェンソーの餌食となってしまいます。

歴戦の戦士であったおじいちゃんもこの一撃には・・・流石に耐え切れず、命を落とす形となります。

中武士竜先生/十字架のろくにん/84話引用

そして、最悪な展開にもおじいちゃんが命を落としたその2ページ後には京の手によって翔も心臓を一突きされてしまいます。

京「おじいさんが負けた時のペナルティ 言い忘れてたけど 今回は これで」(中武士竜先生/十字架のろくにん/84話引用)

漆間は激怒し、一人で革命倶楽部の構成員と京を相手にしますが、全員を撃退する事は敵わず、最終的には太田が引き連れた警警察官たちが乱入する形となり、収束を迎える事となります。

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感想

という形で作中における翔の壮絶な人生は終わりを迎える事となってしまいました。

個人的にはこの翔という弟が本当に好きで、兄想いで漆間を気遣うシーンは心にグッとくるものがありました。

結局、漆間がいじめを家族に打ち明ける事となったのも翔がきっかけですし、作中でも漆間は常に翔の事を気にかけ、心の支えとしていました。

久我との戦闘シーンで初めて諦めかけた時にはまずは翔に謝ってみせる描写もあります。

翔が感情を取り戻すシーンでも哀しい表情をする漆間を気にかけての心優しい翔らしい描写でした。

お互いがお互いを気にかけていた素晴らしい兄弟だったと言えます。

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最後に

この漫画は胸糞展開からの漆間が相手をボコボコにしてスッキリするというのが王道展開ですが、正直、主要人物が次々とシんでいく漫画となっていて、新キャラが出ても「どうせシにそう」と思えて何処か感情移入しづらくなっています。

翔のお葬式といったシーンも描かれませんでしたが、今後は漆間が翔を気にかけているシーンなんかも度々描いてほしいものですね…。

それ程、個人的には作中でもお気に入りのキャラクターでした。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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