【七つの大罪(キャラクター)】エスカノールとは!?復活は?死亡理由は?転生説!?技や最後、マーリンとの関係も解説!!

今回は「七つの大罪」エスカノールの紹介です。

小話や裏話も入れながら、読者が気になっている点を中心に、その良さを紹介するので、最後まで読んでみて下さい。

※なお、「七つの大罪」1巻~41巻までのネタバレが含まれますので未読の方はご注意ください。※

完読されている方は、自分の情報と照らし合わせながら楽しんでいただければ幸いです。

⇒【メリオダスとは!?
⇒【ディアンヌとは!?

エスカノールとは!?

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

・プロフィール
身長:165~325㎝
体重:49~355㎏
誕生日:7月1日
年齢:40歳
血液型:AB型
チャームポイント:人見知り
尊敬する人物:マーリン メリオダス

エスカノールとは<七つの大罪>の一人。<傲慢の罪(ライオン・シン)>を背負う人物。

「酒場の店主」、「チョビヒゲ」、「全ての種族の頂点に立つ者」、「大男」、「最弱から最強に変わるブッ飛んだ野郎」、「化け物」、「王子」、「物騒な野郎」、「無敵の権化」、「昼ムキムキ夜ガリガリのチョビヒゲ」など、肩書や愛称、言われは様々です。

見た目

TVアニメ『七つの大罪-戒めの復活-』引用

こちらは夜のエスカノールの姿。

或いは眼鏡をかけたエスカノールの姿。

青目で茶髪にチョビ髭を生やしています。

服装は、<麗しき暴食>亭を営む酒場の店長であるように、バーテンダーの格好をしています。

バイゼル大喧嘩祭りでは、バンの替え用意として同じ格好を支給しており、替えが幾つかあります。

服は、濃い緑色がベースで、赤い蝶ネクタイが特徴的。

鈴木央先生/七つの大罪/20巻引用

また、眼鏡はマーリンの魔法具となっていて、壊れると魔力の抑えが効かなくなります。

鈴木央先生/七つの大罪/ウラ話大放談

因みに眼鏡は伊達眼鏡で度は入っていないく、目が悪い訳ではないようです。

午前のエスカノール

鈴木央先生/七つの大罪/19巻引用

こちらは午前(日の出~11:29くらい)のエスカノールの姿。

“夜の姿”、“眼鏡の姿”の時とはまるで別人の巨躯の大男になります。

見た目の変化はエスカノールの魔力「太陽(サンシャイン)」に秘密があります。

「太陽」とは日の出と共に力が増し正午において力が頂点(ピーク)に達する魔力。

ゴウセル「エスカノールは日の出と共に力が増し正午において頂点(ピーク)に達する特異体質者」(鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用)

 

鈴木央先生/七つの大罪/20巻引用

見た目の違いは、背中にある<傲慢の罪(ライオン・シン)>の印を見ても差は歴然です。

そして、エスカノールの体の成長はこれに留まりません。

正午間近のエスカノール

TVアニメ『七つの大罪-神々の逆鱗-』引用

こちらは正午(11:30~11:59くらい)が近くなった時のエスカノールの姿。

筋肉が膨れ上がり過ぎて、服が破れがちです。

鈴木央先生/七つの大罪/19巻引用

身長は夜の姿と比べると、倍の差が開きます(ファンブック情報「身長:165㎝~325㎝」)。

体重も49㎏から始まり、最大で355㎏まで増えますが、7倍近く差があり、筋肉の増加量が半端ないことになっています。

また、口調も変わっていきます。

貧弱な時は「僕」と話し、午前中には「私」と変化し、正午付近になると「我」と話すようになります。

鈴木央先生/七つの大罪/28巻引用

特に十戒メリオダス戦の「我」と話すエスカノールの見た目は異様で、もはや人間に見えない程の膨れ上がりを見せました。

七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~引用

こちらは鎧を着たエスカノールの姿。

黄金の色合いと大きな肩当てが特徴的。

作中では、対<十戒>のリオネス防衛戦で着て登場します。

TVアニメ『七つの大罪』引用

因みに10年前の王都転覆の際にも鎧を着て登場しますが、色合いも違いますし、体の大きさも小さく感じます。

漫画だとこの回想は5話に描かれたもので、エスカノールの登場は19巻の147話となりましたが、まだ設定などが固まっていなかったのかもしれませんね。

エスカノールの魔力も実は、鈴木先生も色々考えたそうで、ウラ話大放談でも、

鈴木央先生「エスカノールは、最初3分割されている予定でした。体が3つに分かれてしまっていて、少年と青年と老人になっている。3人を合わせて元の一つの姿に戻してあげると、無双状態のエスカノールになる。」(鈴木央先生/七つの大罪/ウラ話大放談引用)

こんな風に語っていて、色々模索した結果、今のエスカノールが出来上がったと言えます。

この時の鎧姿はある意味で幻の姿となっています。

リオネス聖騎士時代、青年

鈴木央先生/七つの大罪/28巻引用

こちらは聖騎士時代に活躍していた時のエスカノールの服装です。

本編では「城塞都市コランド」へ攻め入る際に着ています。

特徴としては、夜のエスカノールにも昼のエスカノールにも対応してて、バーテンダーの格好と違って破れたりしません。

鈴木央先生/七つの大罪公式ファンブック罪約聖書引用

「エジンバラの吸血鬼」編では三段階のエスカノールの姿が描かれましたが、「僕」の口調の時はダボダボで、「私」口調の時でも若干ゆとりがあって、「我」口調のエスカノールの時でジャストサイズでした。

エスカノール用に設計されているみたいです。

因みに、現代のエスカノールは歳が実は40歳で、結構いい歳ですが、

㊗ TVアニメ新シリーズ放送!!『#七つの大罪_神々の逆鱗』引用

外伝や番外編では、“青年姿”で登場します。

髪の毛も綺麗な金髪に近い印象です(アニメ版では茶髪)。

目が大きく、青目が目立ちます。

こちらの“青年姿”もエスカノールの見た目の一つです。

天上天下唯我独尊(ザ・ワン)

鈴木央先生/七つの大罪/29巻引用

こちらは正午キッカリ(12:00)、「太陽」の魔力が頂点(ピーク)に達した時のエスカノールの姿。

筋肉量は「我」から更に膨らみ、顔がもはや小顔に見える程に。

公式ファンブックでは身長が最大で325㎝、体重が355㎏とありますが、22巻時点での情報となっているので、こうなった際の身長や体重の詳細は不明です。

TVアニメ『七つの大罪-神々の逆鱗-』引用

身体から発する熱量は、もはや燃える炎となり、全身に纏っているかのようです。

瞳も炎のようにメラメラと燃え始めます。

マーリン作

鈴木央先生/七つの大罪/31巻引用

こちらは現代の聖戦前のエスカノールの新衣装です。

全身、青と紫色が目立つ色合いで、首元のファーは黄色です。

以前のマーリンと似たデザインだと感じさせます。

ディアンヌが登場した時には「マーリンがみんなのために作ってくれた衣装!!」と語られたので、エスカノールの新衣装もまたマーリン作だと考えられます。

なお、破れても元に戻る仕様で、魔法具の一種です。

鈴木央先生/七つの大罪/35巻引用

夜の姿となった時でも服が縮んでいます。

伸縮性も完備されていて、完璧ですね。

流石はマーリンです。

エスカノールが着た際に喜ぶ描写が欲しかったですね。

“天上天下唯我独尊(ザ・ワン)” “極み(アルティメット)”

七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~引用

こちらはエスカノールが自らの全生命を魔力に変換した際に遂げた最強の姿。

命を魔力に変換させているために、全身のあらゆる所が燃え始めます。

髪の毛は逆立った炎のように燃え髭や、背中の<傲慢の罪>の印までも燃え始めます。

体の色も少し赤みがかり、体温が急上昇している様が見て取れます。

⇒【キングとは!?
⇒【バンとは!?

性格

七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~引用

エスカノールの性格といっても色々ありますが、今回は三つに分けて紹介します。

一つは、ガリガリの時の性格。

もう一つは昼のムキムキの性格。

最後に超絶ネガティブ時代です。

夜のエスカノール

夜のエスカノール、或いは眼鏡をかけたエスカノールは基本的に謙虚で、自信がない性格になります。

初登場の時にはドアを蹴破って入ってきたジェリコにビビったりガランとメラスキュラの登場にも「ヒイィィイ~」と奇声をあげたりと、頼りにならないキャラクターとして描かれます。

その他にも、城塞都市コランドで大虐サツがあったと聞いた時にはガタガタと震え「行くんですかぁ?」とビビっていて、自分に対する自信がまったく感じられません。

ゼルドリスが襲来した時もホークに「変身変身!!」とあおられましたが、「夜じゃムリですよぉ」と戦う意思すらも失くしていました。

実際、この姿だと闘級が15しかないので無理もないんですが…。

鈴木央先生/七つの大罪/19巻引用

基本姿勢も低く、ペコペコしていて、声にも覇気がないのか、台詞の吹き出しも小さめです。

台詞には「…」という間が増え、噛んだり、同じ言葉を繰り返したりと口がどもるような話し方もします。

バン「用件ってのはなんだ マーリンのことか?」
エスカノール「はい…え!?い…いえっ 団長たちは今どこに…?」(鈴木央先生/七つの大罪/19巻引用)

ただ、“ここぞ!”という時にはこの状態でも勇敢な性格になって、魔神王メリオダス誕生の際には、マーリンの前に立って庇ってあげていましたし、インデュラの幼体と戦った時も、わんぱく三人組の前に出て行って勇敢に戦っていました。

そういう意味では、ただの怖がりではありません。

また、仲間想いな性格でもあります。

鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用

バイゼル大喧嘩祭りでは、ゴウセルとの対決の際に、「仲間同士でのコロし合いなんて出来ない」とルール変更を要求していました。

結局、この時には「神器解放」により、攻撃をしましたが、その矛先もドロールとグロキシニアに向けられています。

この時にエスカノールはこう語っています。

エスカノール「ゴウセル君…たとえ…キミに心がなくたって キミは…僕の…<七つの大罪>の仲間…だよ だから…仲間の心を弄ぶ<十戒>を…絶対許せなかった…」鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用

エスカノールにとって<七つの大罪>は仲間であり、それを傷つける連中は何よりも許せないのです。

鈴木央先生/七つの大罪/24巻引用

メリオダスが心を失い、<十戒>時代に戻りかけていた際も、メリオダスの事を心配して、特技のポエムを披露して励ましていました。

鈴木央先生/七つの大罪/27巻引用

ゴウセルが心を取り戻した後には、ゴウセルとキングの飲みに付き合い、2人が喧嘩しないように間に入ってもいました。

このように仲間を気遣っているシーンが多く、“仲間想い”な性格でもあると言えます。

また、エスカノールは、勘が鋭い所もあって、バイゼル大喧嘩祭りでは、<七つの大罪>の仲間の“心”を弄んだ<十戒>が許せなかったと話し、それに対しゴウセルからは「言ってる事が矛盾している」、「俺に心など存在しない」と返しました。

しかし、エスカノールからは「本当にそうかな…?」と鋭い指摘がされます。

物語を追っていくと分かりますが、ゴウセルが心を取り戻すことになった、「27巻218話のタイトル″また会えたね”」では、ゴウセルに心があった事が判明しています。

それを事前に察知していたエスカノールは勘の鋭い人物であると言えます。

更に、エスカノールが散りゆく最後のシーンでもマーリンの目的に勘づいていたような発言をしています。

エスカノール「何があろうと僕はあなたの味方ですよ…あなたが何を決断し…どんな罪を背負おうとも」
マーリン「お前気付いて——…」
エスカノール「いいえ…勘ですよ…だってあなたは出会った時からずっと悲しそうな瞳をしているから」(鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用)

仲間の些細なことに気がつくエスカノールは思慮深く、洞察力も高いと言えます。

昼のエスカノール

昼のエスカノールは口調が傲慢になります。

鈴木央先生/七つの大罪/19巻引用

一人称が「私」に代わると、自分の事を“様付け”で紹介したり、相手を下に見て接するようになります。

エスタロッサと対面したシーンでは、

エスタロッサ「なぜ 戒禁が効いてねえ?」
エスカノール「当然のことです 自分より弱い者に 憎しみを抱くはずがないでしょう 抱くのは憐れみ」(鈴木央先生/七つの大罪/23巻引用)

と、エスタロッサを下に見ていました。

その態度は一貫していて、エスタロッサの「全反撃」を受けた時でさえ「なるほど…道理で痛みを感じたわけか さすがはこの私だ」と言って、エスタロッサを笑わせていました。

“殲滅状態(アサルトモード)”のメリオダスに対しても変わる様子はなく、マーリンが「手に負えないぞ」と言った時でも「こう見えて子守は得意でしてね」メリオダスを赤子扱いしていました。

鈴木央先生/七つの大罪/27巻引用

なお、こうなると介抱させようとするだけでブチ切れるようになり、手のつけようがない性格にもなります。

頼み事や、何を手伝わせようとしても一切言うことを聞いてくれないでしょう…。

鈴木央先生/七つの大罪/35巻引用

実際、聖戦ではリュドシエルの言うことを聞かず、放ったらかした程です。

ただ、マーリンだけは例外でキャメロットへ攻め入る作戦会議質では、マーリンに「私語は慎め」と怒られて「しゅん」としていレアなコマもあります。

聖戦でもリュドシエルの頼みごとを断っていましたが、マーリンが「協力してやれ」というと、即座に協力する姿勢を見せました。

昼のエスカノールにお願いする時はマーリンを通じてお願いさせた方が早いですね。

鈴木央先生/七つの大罪/29巻引用

後は、どんなに体が衰弱していようが、虚勢を張る傲慢っぷりで、マーリンにぶん殴られて気絶するまで気を張っていました。

そういう意味では、無理をする性格にもなっています。

なお正午間近となり、口調が「我」に変化すると更にもう一段階 “上から目線”の喋り方になります。

鈴木央先生/七つの大罪/19巻引用

一人称が「私」の時は敬語ですが、「我」の際には敬語ではなくなり、命令口調になります。

ガラン&メラスキュラ戦の後では、バンに「命令だ」と言って待機させています。

エスタロッサ戦では、「攻撃が通じない?誰が決めた?決めるのは我だ」と言って、もはや相手の意見は眼中にない話し方です。

更に“ザ・ワン”の状態になると、語彙力が減り、「痒(かゆ)」、「笑(わら)」、「痛(つう)」と話すようにもなります。

ただ、普通に話せないワケではなく、メリオダス戦では「魔の神とやら 人間に見下される気分はどうだ?」と話しかけています。

とはいえ、その喋り方は、メリオダスを一個体ではなく、種全体として見ているような、神の目線のような喋り方でした。

因みに昼を過ぎて、夕方くらいになると徐々に夜のエスカノールの性格も混じって「プチ傲慢」な性格になっていきます。

マーリンがエスカノールの身を案じた際には、

マーリン「お前こそどうなのだ」
エスカノール「少し咳き込んだだけですよ!!ハハハこの通り私ならまだ戦えます!!夕方が近いので微弱ですがお役に立てないこともなくはありませんよ
ホーク「プチ傲慢」(鈴木央先生/七つの大罪/30巻引用)

と、自信があるのかないのか分からない、訳の分からない口調になっていきました。

というように、太陽が昇ると次第に態度がデカくなっていく性格もあります。

青年のエスカノール

エスカノールにはもう一つの性格として、超絶ネガティブだった“青年”時代の性格があります。

この頃のエスカノールはまだ<七つの大罪>にも入っていません。

また、「太陽」の魔力を全く制御出来ていない特徴もあります。

エスカノールは、

エスカノール①「いずれ…あなたたちを傷つけてしまう!!」
エスカノール②「昼間の僕はまるで見境がないんです…(鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用)

と語っており、本人も昼の姿を制御できていないと話しています。

なお、マーリンの眼鏡も付けておらず、どうしようもなかったと考えられます。

正午になるにつれ気分が高揚し、周りの物を破壊しつくし、そして夜になると後悔の念に苛まれる。

そんな毎日を過ごしていたと思うと、エスカノールにとって1日1日がストレスだった事でしょう。

実際、外伝では、昼間のエスカノールにメリオダスが近づいた時には、メリオダスに暴力を振るっています。

近づいただけで殴るのは相当ヤバイ。

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

エスカノールもその事を気にしており、「生まれるべきではなかった」、「シぬべきだった」、「生きる価値がない」などと暗い発言ばかりします。

マーリンがローザに会わせようとした時も、「彼女に会わせる顔がない」、「僕がシんでた方が喜ぶ」と何処までいってもウジウジしていました。

因みに、魔力の暴走については、

エスカノール「…覚えているか? 我がまだ己の力を使いこなす術も知らず暴走していたあの頃…何度も何度も貴様(メリオダス)にぐうの音も出ぬほどに叩きのめされたことを おこがましくも貴様はその小さな身体を張って「太陽」を使いこなす術を我に教え……生意気にも貴様は孤独だった我に心地よい居場所を与えた」(鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用)

と、語っており、<七つの大罪>に入団してからは、メリオダスに身体で覚えさせられたようです。

エスカノールにとって<七つの大罪>との出会いが、どれだけ人生に大きな影響を与えたか分かります。

マーリンの魔法具である眼鏡にも大喜びした事でしょう。

公式ファンブックの尊敬する人物の欄には「マーリン、メリオダス」の二人が入っていますが、これには納得です。

これがエスカノールの若い頃の苦悩。

現代ではある程度コントロールできていますが、最初から出来た訳ではなかったのです。

⇒【ゴウセルとは!?
⇒【マーリンとは!?

死亡(333話)

エスカノールのシ亡とその理由について気になっている方が多いようなので、これについて書いていきます。

エスカノールがシ亡するのは「40巻333話」です(タイトル“傲慢と暴食と傷跡”)。

魔神王戦が終わり、<七つの大罪>は現場に居たゼルドリスとゲルダに手を振りお別れをします。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

そして、“極み(アルティメット)”により、全生命を魔力に変換して戦ったエスカノールは既に限界で、「どうやらここまで」と話し始めます。

「一緒に帰ろうよ」と声をかけるキングでしたが、エスカノールはお別れの言葉をかけ始めます。

エスカノール①「ゴウセルくん…キミは僕の良い話相手でした…」
エスカノール②「キングくん…ディアンヌさん 結婚式に行くことができず残念ですが…どうかお幸せに…」
エスカノール③「エリザベス様……陛下やヘンディくんたちによろしくお伝えくださいね」
エスカノール④「マエルさん……最期までお世話になりました」
エスカノール⑤「バンさん お酒はほどほどに」
エスカノール⑥「団長 あなたは僕の生涯の恩人であり無二の友だ」
エスカノール⑦「マーリンさん……ずっとあなたが好きでした……決してローザに似ていたからではありません……あなたはこんな僕に他の誰とも分け隔てることなく接してくれた」(鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用)

ここからは、マーリンとエスカノールの意味深な会話が取り行われますが、二人の関係については後でまとめるので一旦飛ばします。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

最後は体がボロボロとなり、<七つの大罪>、エリザベス、マエルが見守る中で天に舞っていきました。

なお、アニメ版ではエスカノールの魂が<七つの大罪>の周りを何周かした後に天へ旅立っており、魂が意思を持っていかのようでした。

そんなエスカノールのシ亡ですが、実は前から伏線が張られていました。

「城塞都市コランド」のメリオダスvsエスカノール戦では、エスカノールが勝ちましたが、しかしそこではエスカノールの方がダメージを負っていたと語られます。

マーリン「エスカノールのダメージは実際 団長殿より深い 「太陽」は強大すぎる魔力 団長殿を止めるためとはいえ 力を使いすぎたようだな 長年にわたり蓄積した負荷が一気に出たのだろう…」(鈴木央先生/七つの大罪/29巻引用)

また、ゴウセルはメリオダスのダメージが78%であったのに対し、エスカノールのダメージ量が98%であったと語っています。

つまり、「太陽(サンシャイン)」を使い続ける事にはリスクがあったのです。

それを証明するかのように、それ以降はエスカノールの容態が悪化していく描写が増えていきます。

鈴木央先生/七つの大罪/30巻引用

チャンドラーから逃げ延びた際には、<豚の帽子>亭でしばらく休憩をしていたエスカノールですが、メリオダスが発生させた瘴気で咳が込む事態に。

キングやディアンヌも体調を悪くしていましたが、エスカノールの咳込み具合は異常でした。

また、その後にはマーリンが体調を心配しますが、エスカノールは「ハハハ大丈夫ですよ」と元気に振る舞っています。

マーリンは何処か納得していない様子で、長い間を置いてから「………そうか」と返事しています。

その後、リュドシエルとの会話では、「太陽(サンシャイン)」の正体が「恩寵(おんちょう)」であると語られます。

「恩寵」とは、最高神が<四大天使>マエルに与えた<十戒>の「戒禁」のような力で、本来は女神族が使うべき神の力でした。

鈴木央先生/七つの大罪/31巻引用

人間であるエスカノールが使い続ければ、その身を滅ぼすことになると続けます。

エスカノールはその話を否定するそぶりはなく、既に何かを悟っているようでした。

鈴木央先生/七つの大罪/31巻引用

そして、「身を滅ぼす」という言葉通り、エスカノールの体調はドンドン悪化していき、現代の聖戦前には血反吐を吐くことに。

その後の原初の神との戦いでは、「ザ・ワン」も使い果たしたエスカノールは、マエルに「太陽」を貸すことになります。

そのシーンでは、

エスカノール「…もう僕には「太陽」に耐えられるだけの寿命が残っていません…(鈴木央先生/七つの大罪/36巻引用)

と、寿命が少ない事が告げられます。

年齢にして40歳のエスカノールですが、「寿命が少ない」といったように、体は既に限界を迎えていたようです。

そういう意味では、「恩寵」は倍の速さでエスカノールの身体を蝕み続けたことになり、体の細胞の年齢は80歳に近かったのかもしれません。

それを「太陽」という魔力の力で無理やり動かしていたのでしょう。

また、最後の魔神王戦に向け、エスカノールはマエルからもう一度「太陽」を貸してほしいと頼み込みます。

マエルは「負荷でもう限界」、「次で確実にシぬ」と話しましたが、エスカノールはそれでも構わないと返し、再び「恩寵」である「太陽」を借りることになります。

そうして、魔神王という最後の戦いに身を投じることになります。

誰にも真実を伝えることなく、戦い続けたエスカノール。

「太陽」をマエルから借りなければ、まだ生き永らえたのでは?

なぜそうまでして最後の魔神王にこだわったのか?

その理由については外伝で語られています。

理由

エスカノールの出生とその後の人生については、バイゼル大喧嘩祭りで受けたゴウセルの“悪夢語り(ナイトメア・テラー)”外伝で語られています。

“悪夢語り”では、エスカノールがある一国の王子として生まれたこと。

幼少期に兄のデモンドにいじめられて、「魔力」が発現し、兄の腕を折っていたこと。

その変わり果てた姿から呪いの子として扱われ、国を追われていたこと。

鈴木央先生/七つの大罪/【外伝】王は孤独に歌う引用

その際にはローザという人物が自分を逃がしていた事などが判明します。

他にはマーリンとメリオダスと初めて会ったシーンも断片的に描かれています。

㊗ TVアニメ新シリーズ放送!!『#七つの大罪_神々の逆鱗』引用

そして、外伝ではエスカノールが<傲慢の罪>で捕まり、メリオダスに助けられるところから始まります。

エスカノールは<七つの大罪>の7人目の人物として、迎え入れられます。

<七つの大罪(ディアンヌ、キング、バン、ゴウセル)>はエスカノールに興味津々で質問攻めとなります。

エスカノールは若干困っているようでした。

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

この時、マーリンを見たエスカノールは「(本当によくローザに似ている)」と感じると、ローザを思い浮かべ、心臓がズキ…と締め付けられる描写が描かれます。

このズキ…っという描写は、最後のローザと別れた悲しいシーンを思い出すことになるため、苦しんでいる描写になります。

その後、エスカノールのお祝いとしてお酒を大量に飲み、泥酔したメンバー達は寝始めます。

酒に強いメリオダスとマーリンだけは起きていました。

エスカノールは「朝が来る」からと自分の魔力を知らない<七つの大罪>を心配し、夜逃げしようとします。

この時、マーリンはエスカノールの事を察知し、逃げる理由を聞きとめに着ます。

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

エスカノールは「昼間の呪われた姿により、いずれ<七つの大罪>を傷つけてしまう」「あの姿になると見境がなくなる」「自分はローザに逃がしてもらった時にシぬべきだった」などと思いのたけを語ります。

そして日が昇ると、メリオダスがやってきて、「一回その力を試させてくれ」と声をかけてきます。

エスカノールは近づかないよう警告しますが、メリオダスは“ピョン”と一歩近づいてしまいます。

エスカノールはメリオダスを吹き飛ばしてしまいます。

メリオダスは欠伸をする寝起きのバンとぶつかり、“グシャ”、“ボキッ”と確実にシんだ音を立てて、吹き飛んだ勢いのまま、後ろの壁に二人もろとも激突。

もちろん、メリオダスは魔神族の力で、バンは生命の泉の力があるのでシんでいません。

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

しかしそれを知らないエスカノールは、二人をコロしてしまったと思い、その場から逃走。

そして、逃げた先にあった山を殴り、思いを発散させます。

時間帯は夜となり、エスカノールは一人落ち込んでいました。

そこにマーリンがやってきます。

エスカノールはこの時、「だから人と関わってこなかった」、「人のために力を行使してもみんなが怯えて居なくなる」と想いを語ります。

マーリンは以前と変わらぬ様子で「ならばその力の使い道を一緒に探そう」と前向きな言葉をかけてくれます。

終始、暗い表情のエスカノールでしたが、この言葉を受けて「そんな優しい言葉をかけてくれたのはローザとあなただけ」と笑顔を取り戻します。

そこにシんだはずのメリオダスやバンが登場すると、エスカノールは「幽霊~!!」と言って驚きます。

メリオダスは「化け物はお前一人じゃない」、「事情のない奴なんてここには誰一人いない」と声をかけてくれます。

更に、ゴウセルの魔力「侵入(インベイジョン)」により、エスカノールの頭の記憶が読み取られると、

ゴウセル①「その呪いのせいで王子であったお前はカステリオ王国を追われ 唯一の理解者だった 侍女ローザがお前を一人逃がすために国を裏切ったんだな
ゴウセル②「数年後…ローザを心配し王国へ戻ったが すでに国は滅び 彼女の行方はとうとう分からず終い…」(鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用)

と、エスカノールの真相が語られます。

バンは“そのカステリオ王国が20年前に蛮族によって滅ぼされた”ことを口にします。

メリオダスは“国の滅亡とエスカノールの力は関係ないだろ?”と問いかけます。

エスカノールは「いや、全部 自分のせい、ローザは自分を恨んでいる」などと語り、勝手にローザの気持ちを代弁。

マーリンは居場所を突き止めることなど朝飯前と言って、「本人に会って聞けばいい」と提案します。

エスカノールは「やっぱりいいや、会わせる顔がない、自分なんてシんでた方が喜ぶに違いない」と相変わらず暗い発言ばかり。

ここでメリオダスから「明日の正午勝負しろ」と提案され、メリオダスが勝てば<七つの大罪>に入ってもらうと話されます。

次の日。

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

激しい戦いをする二人でしたが、エスカノールはメリオダスの全力の一撃を受けます。

その際には、ローザの表情が頭をよぎります。

因みにこの一撃については、以前にエスカノールから語られていて、インデュラの幼体との戦いでは、

エスカノール「キミたち(わんぱく三人組に対して)は団長の本当の一撃を受けたことがありますか?…僕はありますよ 本当~に死ぬほど痛いです!!…当然 受けたのは昼間の…傲慢な方の僕です…」(鈴木央先生/七つの大罪/38巻引用)

と語った事もあります。

メリオダスの一撃から、その場に倒れ込むエスカノール。

メリオダスは「苦しい、痛いと感じるのはローザが護ってくれたから」「自分の命が自分一人のものだと思うなんて“おこまがしい”と言葉をかけます。

鈴木央先生/七つの大罪/29巻引用

それ以降“おこがましい”がエスカノールの代名詞となりますが、その由来はメリオダスだったこともここで判明していますね。

エスカノールは外伝でずっと「シにたい、シにたい」シにたがりな性格でしたが、ここで初めて「まだ生きていたい」と明るい気持ちを語り始めます。

エスカノールはメリオダスの一撃からそのまま気絶。

鈴木央先生/七つの大罪/【外伝】王は孤独に歌う引用

そして、エスカノールは“とある場所”で遂にローザと再会します。

エスカノールは前向きな心を取り戻しており、「あの時 護ってくれてありがとう」、「これから先の人生は必ッシに生きると、ローザに伝えます。

ローザは「エスカノールがもう一人ぼっちではないこと」、「ずっと見守ってたこと」を伝えます。

また、この時にエスカノールは心に誓います。

エスカノール「(ねえローザ 僕は誓うよ 自ら手放そうとしていたこの命 大切な友のために懸けることを)」(鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用)

そして、外伝の終わりには、気絶したエスカノールを運ぶメリオダスと、“シ者の都”について語るメリオダスとマーリンの姿が描かれました。

つまり、シ者の都で登場したローザは既に他界していた事も明らかになった瞬間です。

なお、これがエスカノールがシ亡した理由になります。

友に一度救われたその命、次は友のために使うと誓っていたのです。

そして、その場として最後の魔神王戦が最適だと思ったのでしょう。

そもそもエスカノールは「太陽」により寿命が蝕まれていたので、遅かれ早かれシんでいたと思います。

鈴木央先生/七つの大罪/38巻引用

作中では“健やかなれ”で千切れた手すらも修復されていますが、寿命を延ばす方法はなかったのだと思います。

可能性としては、バンの贈与(ギフト)で寿命を延ばすことは出来たかもしれませんが、それもエレインに使い果たしています。

また、この戦いを生き延びていたとしても最終話の10年後のトリスタンの誕生日祭にはもう亡くなっていたと考えられます。

残念ですが、寿命を考えたら、やはり仲間の為に最後まで戦いという思いを果たせるのはあの場しかなかったんじゃないでしょうか。

因みに、“ウラ話大放談”では、ゴウセルはキャス戦でシぬ予定だったそうですが、その際にはゴウセルがシ者の都へ行き、エスカノールと語り合うシーンも描く予定があったそうです。

そこにはきっとローザも居たことでしょう。

そう考えると、エスカノールはそんなに寂しい思いをしている訳でもないように思えます。

何しても、友のために命を使うと決めていたエスカノールらしい最期だったと言えるんじゃないでしょうか。

転生

エスカノールは転生するのでは?という転生説も読者の間では噂されています。

というのも「七つの大罪」は終わりと共に続編の「黙示録の四騎士」が決定されていました。

なお「黙示録の四騎士」とは、鈴木先生がずっと描きたかった「アーサー王物語」の舞台がメインとなります。

そして、「アーサー王物語」にはアーサーに仕える円卓の騎士として13名の騎士が登場します。

その中にはガウェインという「朝から正午までは力が3倍になる」特性を持つ騎士が登場します。

七つの大罪/鈴木央先生/19巻引用

まさにエスカノールの魔力である「太陽」の元ネタのような存在です。

また、「七つの大罪」には輪廻転生という魂が繰り返される設定もあります。

鈴木央先生/七つの大罪/ウラ話大放談

“ウラ話大放談”でも「シ者の都=魂の安息地、煉獄=魂の牢獄」と回答されています。

聖剣エクスカリバーにも英雄の魂が宿っていたり、マエルがデリエリとオスロ―に行った「前世の記憶を携えたまま魂を新しい生命に転生させる」“転生の誘い”という技もありますし、そもそも魂やシ者を見守るドルイド族がいたりと。

エスカノールが転生してもおかしくない設定はあります。

最後のシーンでもエスカノールの魂は天に召され、「シ者の都」へ旅立ったようにみえました。

これが、「黙示録の四騎士」でガウェインとして、エスカノールが転生するのでは?という説です。

また、マーリンとの関係もあり、蘇る可能性は捨てきれません。

マーリンとの関係

エスカノールとマーリンとの関係についても気になっている方が多いので書いていきます。

結論から言うと、二人の関係はエスカノールの片思いです。

しかし、最後の最後にはマーリンの気持ちも傾いています。

二人の出会いは外伝で語った通りで、また、エスカノールがマーリンを好きになった理由は、お別れのシーンでも語った、

エスカノール「マーリンさん……ずっとあなたが好きでした……決してローザに似ていたからではありません……あなたはこんな僕に他の誰とも分け隔てることなく接してくれた」(鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用)

と、普通の人のように接してくれたことです。

エスカノールは魔力のせいで人から畏れられ、一人ぼっちでしたが、マーリンは呪いの姿を見てもなお態度が変わる事はありませんでした。

また、優しい言葉も何度かけていて、むしろエスカノールの呪いは魅力的であるとさえ言ってくれました。

エスカノール「マーリンさんは僕が怖くないんですか?」
マーリン「なぜ?恐怖とは無知ゆえに喚起される感情 何より お前の謎は十分に魅力的だぞ(鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用)

こういった言葉を受け、エスカノールにはいつしか恋心が芽生えます。

ゴウセル「お前はマーリンが好きなのか」
エスカノール「やっぱり…この気持ちはそうなんでしょうかね…?マーリンさんの姿を見るだけで心が苦しくなって…声を聞くだけで心が躍り出しそうになって…」(鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用)

自分が開く酒場<麗しき暴食>亭もマーリンから取って付けた名前です。

公式ファンブックの夢・野望の欄マーリンと店を開くことだったりもします。

というように、エスカノールがマーリンを好きである証拠は多いです。

ただ、エスカノールはその恋が叶わない事を心のどこかで悟っていたようです。

バイゼル大喧嘩祭りでの“悪夢語り”では、マーリンから「共に道は歩めぬ、孤独にシね」と罵倒されますが、しかしエスカノールは「それでもいい」。

鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用

「マーリンは自分の人生を照らしてくれた“太陽そのもの”である」と語っていて、恋が叶わなくてもいいような発言をしています。

最後の最後でも、エスカノールの告白を受け、マーリンは「買い被りすぎ」、「興味深い観察対象として見ていただけかもしれんのだぞ?」と語ったのに対し、「それだけでも十分に嬉しい」とも言っています。

しかし、そんなエスカノールの一貫した態度に、流石のマーリンも心が揺らいでいます。

最後のシーンでは、「遅い もう何もかも手遅れ 引き返せない」、「三千年前に私を見つけてほしかった」と残念そうに語っています。

つまり、マーリンが“恋心を捨てていなかった”3000年前であれば、エスカノールの気持ちに応え、恋愛も出来たのにと、本音を語ったのです。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

因みにこの三千年前というのは、マーリンがメリオダスとの恋に失恋し“混沌”に興味を持ち始めた頃です。

逆に言えば、この時にはもう“恋愛”を捨てていた事にもなりますが…。

そして、この「何もかも遅い」という言葉に対し、エスカノールは「あなたが何を決断しどんな罪を背負おうとも私はあなたの味方ですよ」と告げます。

マーリンは「お前は気づいて——…」と語るとエスカノールは「ただの勘、だって会った時から悲しそうな瞳をしている」と返しています。

意味深な発言が続きますが、この“悲しそうな瞳”が一つのポイントのようですね。

“悲しそうな瞳”とは何なのか?

外伝ではエスカノールから、

エスカノール「それに…その寂しそうな瞳も彼女によく似ている……(鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用)

こう話された事もあります。

マーリンの瞳は“ローザの寂しそうな瞳によく似ている”のだそうです。

鈴木央先生/七つの大罪/【外伝】王は孤独に歌う引用

そして、ローザの寂しそうな瞳というのは、この最後のお別れのシーンで見た瞳のことでしょう。

エスカノールは、別れを告げるローザの悲しい瞳が脳内に色濃く焼き付いたようです。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

一方のマーリンですが、終盤では、マーリンの目的が明らかになります。

それはアーサーを混沌の王として復活させること。

更に、マーリンは<七つの大罪>と別れることにもなります。

そういう意味では、マーリンは最初から<七つの大罪>と別れることになると思っていたはずです。

マーリンが<七つの大罪>を見る時の目はそういった感情も含まれていたのか、エスカノールはそれを感じ取っていたのかもしれません。

ただ、全てを悟っていた訳ではなく、「何かしようとしているな」と感じ取っただけで、だからこそ「勘ですよ」と発言したのだと思います。

つまり、マーリンが“アーサーを復活させようとしている”“<七つの大罪>と別れるつもりでいる”といった真意までは流石に読み取れていなかったと思います。

何しても、こういった些細なことに気付いていたエスカノールと、その一貫した態度にマーリンの心もなびいたと言えます。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

その心に応える気持ちがあったからこその口づけでもあると思います。

これを機にマーリンの口元には火傷痕が残った事もありエスカノールを忘れることはもうないでしょう。

そして、マーリンのこの名残惜しい気持ちが強まっていくのなら、魔術士でもあるようにエスカノールを“転生”、あるいは“復活”させる展開が起きても不思議ではありません。

作中でもメラスキュラの“怨反魂(おんはんごん)の法”やドルイドに伝わる禁術“シ者使役”などが登場しています。

なお「太陽」の在り処に関しても不明のままです。

マエルの元へ戻ったのか?

それともエスカノールが天に召されると同時に消滅したのか?

仮にマエルの元にないのなら、エスカノールが復活した際には再びその魔力が宿っても不思議ではないでしょうし、或いはマエルの元に戻ったのなら、また借りる等の展開になってもおかしくないです。

仮に復活し、マーリンの側につくのなら、それは味方なのか、それとも敵なのか?

もちろんこの辺はただの憶測なので、実際にどうなるかは、続編の「黙示録の四騎士」を追っていきたいですね。

七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~引用

・“太陽(サンシャイン)”

エスカノールの魔力は「太陽(サンシャイン)」。

日の出と共に力が増し正午において頂点(ピーク)に達します。

なおその正体は<四大天使>マエルの恩寵であり、最高神が授けた神の力。

鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用

その力の偉大さは、メラスキュラが魂を食べても焼き焦げるほど。

そんな偉大な力は人間であるエスカノールが行使すると寿命を蝕む魔力となっており、最後の魔神王戦を前にエスカノールはもう寿命が残り少なくなっていました。

また、ゴウセルの“悪夢語り”の精神世界では、マーリンを太陽の象徴として見ただけでも魔力が発現しました。

なので、必ずしも太陽が出ている必要はないようです。

ゴウセル①「想定外の結果だな まさか精神世界の疑似的 それも抽象的な太陽で反応するとは
ゴウセル②「所詮 疑似的変化では本来の数値には程遠い…姿の意地も数秒間だろう」(鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用)

 

鈴木央先生/七つの大罪/35巻引用

それ以外でもチャンドラーの“ダークネス”で太陽が隠れた状態でも神斧リッタにチャージされた熱量を元に体を大きくさせる描写もあります。

更に、正午に近づくにつれ、体から発生する熱は温度が高まっていき、周囲のモノを焼き尽くすようになります。

味方すらも焼き尽くすため、正午間近になると、エスカノールは何処かへ避難していきます。

初登場となったガランvsメラスキュラの時は、二人を撃退後は、「正午間近だから」と、何処かへ一時避難していきました。

鈴木央先生/七つの大罪/23巻引用

エスタロッサと戦ったリオネス防衛戦では、あまりの熱量にギルサンダーやハウザーの鎧が溶け出した程で、エスカノールはエスタロッサを無理矢理“ペーネスの湖畔”に押し飛ばす形で戦いの場を変えています。

なお、神斧リッタにはその熱量を吸収して溜めておく特性があるので、神斧リッタを手に持ってさえいれば、ある程度は周囲を巻き込まなくて済むようです。

ただ、これも限定的で、エスタロッサ戦終了後には、

エスカノール「王都に戻ろう…といきたいが久々に興奮(ハッスル)しすぎたか 神器でも抑えきれんな これはしばらく留まるしかあるまい…」(鈴木央先生/七つの大罪/23巻引用)

と、言っていたりするので、状況によりそうです。

鈴木央先生/七つの大罪/28巻引用

また、正午間近となった闘級は11万4000を記録しており、作中でも上位に来る数値となっています。

弱点としては、基本的には太陽が出ていないと魔力が発現しないため、夜では最弱の姿になります(神斧リッタがあれば対処可)。

その場合のエスカノールの闘級は15という数値になります。

これは、闘級が30であるホークにすら倍の差をつけられる程に弱いです。

夜に奇襲を仕掛けられないよう対策を練る必要がありそうですね。

鈴木央先生/七つの大罪/21巻引用

・神器解放

バイゼル大喧嘩祭りで放った神器解放による大技。

エスカノールの神器・神斧リッタにはエスカノールから発生する熱量を吸収し任意で放つ特性があります。

バイゼル大喧嘩祭りでは、この熱量を一気に解き放ち、グロキシニアとドロールに重傷を負わせています(技名は特に明記されませんでした)。

TVアニメ『七つの大罪-戒めの復活-』引用

・“無慈悲な太陽(クルーエル・サン)”

巨大な玉を相手に投げつける技。

エスカノールの闘級に依存しており、エスタロッサ戦では2度使用していますが、最初に使用した際の大きさと、二度目の大きさは異なっています。

魔力が増幅するに触れ、威力も大きさも拡大していくようです。

その他にも「殲滅状態(アサルトモード)」のメリオダス戦や、ゼルドリス戦、原初の神との戦いでも使用しており、遠距離攻撃として重宝しているようです。

なお、攻撃は完全な魔力攻撃となっており、メリオダスの「全反撃(フルカウンター)」で返された事もあります。

因みに右手に神斧リッタを持っているため、基本的には左手から繰り出されます。

TVアニメ『七つの大罪-戒めの復活-』引用

・“炸裂する傲慢(プライド・フレア)”

“無慈悲な太陽(クルーエル・サン)”を爆破させた大技。

エスタロッサ戦で使用され、この時にはペーネスの湖畔の湖が全て蒸発しています。

その様子を見てフラウドリンは「化け物め」と驚愕しています。

汎用性は高そうですが、“無慈悲な太陽(クルーエル・サン)”をヒットさせたあと限定の技なので、作中では一度しか描かれませんでした。

鈴木央先生/七つの大罪/28巻引用

・“微塵斬り(スーパースラッシュ)”

“殲滅状態(アサルトモード)”のメリオダス戦で使われた技。

神斧リッタを振り下ろす技で、その際には地面の砂煙が舞う程のの威力を見せました。

シンプルな技ですが、作中では一度しか描かれませんでした。

七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~引用

・天上天下唯我独尊(ザ・ワン)

正午の12時キッカリになった時に発動する技。

マーリン曰く、「時間にして僅か1分 奴は無敵の権化となる」

時間が少なく、12:00~12:01の間の1分間限定の状態ですが、しかし「無敵の権化」と言う言葉通り、無敵の状態となるため、大体の敵はこの1分の間に仕留められます。

特筆すべきはその防御力の高さ、「殲滅状態(アサルトモード)」が披露されたメリオダス戦では、「神千斬り」を受けて、「痒(かゆ)」と話す無敵っぷりでした。

攻撃面も非の打ち所がなく、物語終盤の“若い頃の姿”となった魔神王戦でも一人で魔神王と肉弾戦を繰り広げています。

鈴木央先生/七つの大罪/39巻引用

魔神王からも認められており、神に並ぶ強さである事が証明されました。

因みに1分を過ぎると、再び「我」の口調となったエスカノールの姿に戻ります。

鈴木央先生/七つの大罪/29巻引用

・聖剣エスカノール

手を上から下に振り下ろすだけのシンプルな技。

しかし、威力は見た目とは裏腹に非常に強力で、あのメリオスですら一撃で撃退しています。

ゼルドリス戦でもゼルドリスの「凶星雲(オミノス・ネビュラ)」を強制解除さた技で、作中でも類を見ない最強技となっています。

また、魔神王戦でも使用されており、そこそこ距離のある所から斬撃を飛ばすような描写として描かれました。

メリオダス戦でも触れずして攻撃が当たっていますが、斬撃を飛ばす事もできたようです。

なおこの時は“ザ・ワン”の状態ではなかったので、“ザ・ワン”の限定技という訳でもありません。

七つの大罪/鈴木央先生/35巻引用

・“暴発する矜持(クレイジー・プロミネンス)”

エスカノールの体から魔力の玉が複数飛び出す技。

ゼルドリス戦で負傷したマーリンを見た際にエスカノールが放った技で、“無慈悲な太陽(クルーエル・サン)”の小型ミサイルのような技です。

相手が複数人いる場合は使い勝手が良さそうです。

鈴木央先生/七つの大罪/35巻引用

・聖槍エスカノール

人差し指で相手を貫く技。

ゼルドリス戦で使用された技で、ゼルドリスが「聖剣エスカノール」をに耐え切れずに、退いた際に放たれました。

相手の隙をついた攻撃で、範囲は長め。

ただ、本編では、チャンドラーが“暗夜の帳”で「太陽」を隠し、”ザ・ワン”を強制解除させたため、フルヒットはしませんでした。

最後まで貫いていたら、ゼルドリスは意識不明の重体となっていた事でしょう。

聖剣エスカノールに続く大技だったと言えます。

なお、魔神王戦では“ザ・ワン”でない状態でも使用されていました。

七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~引用

・“天上天下唯我独尊” “極み(アルティメット)”

エスカノールが全生命を魔力に転換した際に遂げた姿。

この状態となったエスカノールは魔神王を拳で吹き飛ばし、魔神王を陵駕する力を見せました。

因みに「ウラ話大放談」では、鈴木先生からメリオダスを抜いた場合の強さについてはこの″極み(アルティメット)”状態のエスカノールが次に来るとも話されており、作中でも上位に来る強さを誇っています。

質問「ちなみに、この時点のメリオダス(39巻)以外の<七つの大罪>で一番強いのは誰なんでしょう?」
鈴木先生「″極み(アルティメット)”のエスカノールですね。″極み”でなければ、バンのほうが強いです。次が覚醒キング。」(鈴木央先生/七つの大罪/ウラ話大放談)

そして、この“極み”の姿は、全生命を賭けた大技となったため、最後の魔神王戦でのみ使われる技となりました。

七つの大罪/鈴木央先生/40巻引用

・“終末の業火(ファイナル・プロミネンス)”

“極み(アルティメット)”状態のエスカノールが放った大技。

“無慈悲な太陽(クルーエル・サン)”の強化版のような見た目です。

<七つの大罪>合技“不俱戴天”にそのまま組み込まれており、魔神王を撃退するのに活躍しました。

全生命を引き換えにした“極み”状態で放った技であるため、作中で描かれたのはこの一回きりとなります。

感想

ということでエスカノールの読者が気になってる点を中心にまとめてみました。

エスカノールは登場が19巻と、後半の方で情報も他のキャラと比べると少なめですが、キャラパワーがあって、そう感じさせませんね。

特に戦闘シーンがどれも迫力あって、常に強い相手としか戦わないので、エスカノールが戦うってだけで興奮ものでした。

最初のガラン戦も良かったですし、バイゼル大喧嘩祭りで放った一撃もいいですし、エスタロッサ戦も、メリオダス戦も、最後の聖戦でもどのシーンも迫力があって見応えがあります。

後はマーリンに寄せる想いもありましたが、叶う事はありませんでした。

ここが上手くいってれば、「七つの大罪」で、混沌を復活させる事もなくなって、作品も完結していましたね。

今ごろはローザと一緒に語り合いながら、マーリンをシ者の都から見守っている事でしょう。

なお、復活説も良く噂されますが、「そのまま復活しないでほしい」という意見や「復活するならしてほしい」や、あるいは「別人として転生するならいい」など、意見は様々です。

個人的には、あれだけ壮絶な最期を遂げた後に復活は冷めるというのも分かりますがまた「ザ・ワン」のあの興奮が見たいという気持ちもあります。

というよりは、マーリンとの掛け合いが見たいので、マーリンを変える人物として登場するのはありかなと思います。

では、この続きは続編の「黙示録の四騎士」でどうなるか追っていきたいですね。

また「七つの大罪」の魅力はこれに留まらないので、ぜひ「七つの大罪」にも触れてみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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