パーシバル。
本作、「黙示録の四騎士」の主人公。
その特徴は前作の「七つの大罪」のメリオダスと被る要素も多く、またその正体はまだ謎に包まれています。
今回はそんなパーシバルに関して、気になる所を97話(12巻)までの情報込みでまとめてみたので、ぜひ見ていってください。
※97話(12巻)までの情報アリ ネタバレ注意※
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目次
パーシバルとは!?
・プロフィール
年齢:16歳
誕生日:4月15日
身長:150㎝
体重:50㎏
パーシバルとは本作「黙示録の四騎士」の主人公。
また、世界を滅ぼすと言われている「黙示録の四騎士」の一人でもあります。
作中では「チビ」、「鳥の羽の如き 翠の髪の少年」、「谷の恩人」、「英雄」、「<死>の騎士」なんて呼ばれることになります。
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見た目
パーシバルの見た目といえば、やはり目立つのはその髪型です。
髪の両サイドは鳥の羽のように逆立っており、髪色も緑色と、今までにない派手目なデザインです。
目の色は紫色で、ちょっと落ち着いていながら怪しげな雰囲気もあります。
顔は童顔で、愛嬌のある顔立ちとなっています。
一方、服装は非常にオーソドックスで、琥珀色のTシャツに短パンとブーツを履いています。
第1話の終わり際には叔父の服を継承し、大きめのオレンジのマントに、片角が折れた兜を身にまとうことになります。
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性格
パーシバルは優しく、気遣いが出来る人物です。
物語の冒頭では叔父のバルギスからわくわくするような冒険の話しをされますが、パーシバルはバルギスのことを気にして、興味のないそぶりをして見せました。
それは自分が冒険に旅立ってしまったら叔父のバルギスが一人ぼっちになってしまうことを懸念したからだと言えます。
しかし、好奇心は強く、結局 その夜には叔父のバルギスから聞かされた伝承の数々に目を輝かせることになります。
またバルギスから聞いた騎士道精神「悪しきものを挫き 弱きを助けよ 大切なものを己が命をかけ 守る者となれ」が大本にあるため、人一倍強い正義感を持ち合わせてもいます。
途中で立ち寄る村では、巨大な狼に立ち向かい、狼を成敗。
結果的に「英雄」と称えられることにもなっていきます。
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体質
パーシバルは非常に恵まれた身体能力を持っています。
グレーンという相撲のような格闘技では、16歳にして巨躯な祖父を本気にさせたり、馬車に追いつくほどの脚力を見せたり。
巨大な狼をビンタを一撃で張り倒したり。
単行本の1巻の収録されたオマケ「High!!High!!パーシバル」では赤子にして叔父を押す怪力っぷりも描かれています。
もはや人間かどうかを疑うほどです。
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魔力
パーシバルの持つ魔力「希望(ホープ)」は非常に強力。
作中でも類を見ないくらいのチート性能を誇っています。
風船ガムのように膨らませ、守りに使ったり、相手の魔力を中に閉じ込めたりもできますし、自在に変形させることも可能で、剣や手の形にすることも可能です。
イメージに左右されるようで、他にも翼にして空を飛んだり、魔力を分散させ、ゴーレムを創ったりもしています。
作中ではこのゴーレムたちは「ミニパーシバル」という愛称で慕われるようになっていきます。
なおこの魔力には回復機能も備わっており、自身を癒すこともできれば、他者を癒すこともできます。
本体であれば人を癒す力は女神族特有のものなので、この時点でもかなり異質と言えます。
そして、この魔力は一番のヤバいところは、その原動力。
その原動力とは、パーシバルを信じて想う心です。
それが力となり、パーシバルをパワーアップさせます。
また、この想いの力は、魔力が完全に消失してしまったとしても、パーシバルを想う心さえ他者が持っていれば、パーシバル本人が復活を遂げることも可能です。
本編では完全に脈が止まった後でも復活することに成功しています。
いわば完全無欠の弱点無しのチート魔力です。
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親
パーシバルの父親は作中ではイロンシッドというアーサー王に仕える赤い騎士だと言われます。
しかし、このイロンシッドは第1話にてパーシバルと、その叔父のバルギスをアヤめる登場し、バルギスの命を奪うことになります。
頑丈な身体を持っていたパーシバルは何とか生き延びますが、以後はこの父のイロンシッドを探して、ブリタニアを冒険することになります。
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正体(魔神族説)
パーシバルが訪れたダルフレアでは、戦いを拒み聖戦から逃げてきた魔神族と出会います。
パーシバルはそこで魔神族の一人と仲良くなり、そしてふと魔神族の言葉を口にします。
自分でもなぜ話せるか分からないパーシバルですが、しかしながら、恵まれた頑丈な肉体と合わせて考えても、魔神族だと言われたらそれはそれで納得できる部分も多めです。
が…
アードベック戦では、魔神族が封印されるはずの、「四大天使の琥魄」で封印されませんでした。
つまり、仮に魔神族であったとしても、純潔ではない可能性が高いと言えます。
魔神族を押す説に関しては、情報はこんなところで、現状としては、両親のどちらかが魔神族である説が浮上しています。
正体(妖精族説)
第54話では、パーシバルがジェイドの魔力によって顔を闇で覆い隠されてしまいます。
その際にパーシバルはこれまでに聞いたこともない言語を口にします。
これは、女神族と魔神族の血を継ぐトリスタンすらも聞き覚えのない言語。
なお、トリスタンが繰り出した“星の瞬き(ティンクル・スター)”から、その正体が魔神族ではないみたいだとも話されました。
トリスタン①:「“星の瞬き(ティンクル・スター)”」
トリスタン②:「うーん 魔神族ではないみたい」
(鈴木央先生/黙示録の四騎士/7巻引用)
これにより、パーシバルの魔神族説の信憑性が下がる結果となっています。
そして、このパーシバルの発声する謎の紋様は、本編から登場するようになった精霊術を呼び出す際の発音とも非常に似るものとなっています。
また、パーシバルが出現させたミニパーシバルにキオンのシルフが脅えて引っ込むシーンもあり、どこかその魔力は妖精界に知られてるようでした。
つまり、パーシバルの正体は妖精族の類という可能性も出てきます。
ただ、パーシバルが妖精族というよりは、どちらかというと、その魔力であるミニパーシバルが妖精の類だという印象です。
そのシルフも恐れるミニパーシバルを操るパーシバルは、もしかしたら妖精界の王的な存在なのかもしれません。
しかしながら肉体が弱いで特徴の妖精族ですから、似つかない点も多いので、この妖精族関連は信憑性が低めだと言えます。
正体(吸血鬼説)
パーシバルが使った手をミイラ化させる魔力。
これを見たトリスタンはまるで吸血鬼に生気を吸われたかのような症状だと語りました。
吸血鬼とは、混沌から生まれたとされる種族で、本編では魔神族に仕えていました。
その中にはゲルダというゼルドリスの恋人もおり、親しみ深い種族でもあります。
そういう意味では吸血鬼説というシンプルなものも挙げられます。
因みに吸血鬼一族は、混沌出身であり、そして、設定上では、混沌の生物には、魔神族の力も女神族の力も効きません。
そういう意味では、魔神族ではないというトリスタンの台詞や、頑丈な肉体と魔神族の言葉を話せた点とも辻褄は合います。
現状で言えば、吸血鬼一族説の信憑性はかなり高めだと言えるでしょう。
盛り上がりを考えるなら、ゼルドリスとゲルダの子供説というのも捨てがたいですね。
謎の言語とシルフがビビった点に関しては説明がつきませんが、それはパーシバルの正体と魔力が別であるからだと考えた方が合理的です。
ミニパーシバルの正体に関してもまた別記事で書きますが、一旦はパーシバルの正体にのみ焦点を当てていきます。
正体(混沌説)
その類まれなる体質と、圧倒的なチート性能を誇る魔力。
その二つを可能にする可能性と言われればやはり混沌関連でしょう。
混沌とは強大な力の意志で、この世に始まりにして、魔神王や最高神すらも作り出した存在。
その力の一部を掌握したキャスは、不ジ身となり、<七つの大罪>でも手を焼くほどの敵となりました。
本作の敵勢力はこの混沌がメインとなりますが、生もシも超越する混沌を倒すには混沌の力が必要不可欠です。
キャスの撃退も、混沌の力を掌握していたアーサーの手によって執行されました。
そういう意味では、今後はこの混沌の力がなければ、本当の意味で倒すこともできません。
そうなってくると、パーシバルはホークママに産み落とされた混沌出身の人物となる訳ですが、しかし、16年前の段階でホークママはアーサーに吸収されているため、その考えは現実的とは言えません。
であるなら、混沌の力が何かの拍子に入り混じった人間ということになりますが…
しかし、アーサーとパーシバルが初めて会った、<黙示録の四騎士>が集結した話しでは、アーサーはパーシバルを始めてみたという表情でした。
そうなると、アーサーとは直接関係がありません。
なので、まさに“何かの拍子で混沌が混じった”事になるんですが、それを証明するための証拠は不十分だと言えます。
この混沌を押す説は、頑丈な肉体、魔神族の言語、チート魔力、アーサーを倒す存在、謎の言語、トリスタンの攻撃が効かなかった点などを考えれば有力な候補ではありますが、
しかしながら、証拠不十分なので、残念ながらまだまだ信憑性は低いのではないかと思います。
正体(神説)
これは突拍子もない説ですが、神の類である可能性もありそうです。
“神の指”で過ごしたパーシバルですが、“神の指”が伏線であるなら、神関連である可能性も出ています。
そもそもメリオダスの本来の魔力も謎のままですが、その力は魔神族でありながら、神である魔神王を超えるものでした。
「七つの大罪」の主人公だから、と言われればそれまでですが、その正体については明かす予定もあるそうですから、何かしらまだ描く予定だと言えます。
となれば、混沌を打ち破るため力として、混沌を超える神関連の魔力を持っているのがパーシバルの秘密なのかもしれません。
“神の指”というぐらいなので、指にならって5人の神の力を持つ者が実は存在した、なんていうエピソードを放り投げてきてもおかしくないでしょう。
実際、神に等しい魔力としては他にも「千里眼(ビジョン)」や本編で登場した「未来視(カレイドスコープ)」なんかもあります。
この辺の魔力はどう考えても人間の力を超越しています。
ただの妄想の延長戦になりますが、混沌が誕生した際に他にも“〇〇の意志”関連の何かが誕生していたのかもしれません。
結局、混沌とは“力の意志”であると描かれていますが、他にも似たようなものが描かれても不思議ではないでしょう。
パーシバルの持つ力も“希望の意志”であり、エスカノールの「太陽(サン・シャイン)」みたく、選ばれるようにして宿ったとすれば、話の辻褄も合わせられます。
正体(5種混血説)
本編だとメリオダスとエリザベスの魔神族と女神族のハーフのトリスタンだったり、バンとエレインの人間と妖精族のハーフのランスロットだったり、キングとディアンヌの妖精族と巨人族のハーフだったりと、ハーフや混血のキャラが目立つ印象です。
そういう意味でもパーシバルも何かしらの混血である線は高めです。
それが、何かといわれれば、現状は魔神族の言葉を話せる点から、魔神族の血が混じってる可能性。
謎の言語が精霊術の呪文と似ている点から、妖精族の血が混じってる可能性。
異常な体質と魔力から、混沌関連である線などが挙げられますが、その三つ全部が混ざった希少種という可能性だってあり得ます。
前作の「七つの大罪」ではメリオダスの正体が実は<七つの大罪>の団長であるところから始まり、次は魔神族であると明かされ、さらには実は3000年前には<十戒>のリーダーで、最後は魔力の「全反撃(フルカウンター)」が本体の魔力ではないなんて展開で進んでいきましたが、パーシバルにおいても二段、三段階、四段階と、秘密が用意されていそうなところです。
そう考えれば、混血説も、一つや二つに留まらず、三つや四つ、それ以上の全種族の血が入った存在である説だって別にありえてきます。
特にパーシバルの魔力に関して言えば、ゴーレムは巨人族を思わせる技ですし、回復魔力に至っては女神族のそれと同じですし、ミニパーシバルの見た目はまさに妖精族と思えますし、
変幻自在な剣にも獣の手にもなり魔力は魔神族の闇にも似た性質を持ち合わせています。
全ての描写に意味があるとしら…?
そんな可能性を考えれば、この線も捨てがたいです。
正体(人間族説)
結局の所、人間なのではないか…?という説を個人的には推しています。
つまり、今までの「魔神族っぽい?」という描写や、「あれ?混沌関連かも?」と思える描写は全部ミスリードなのではないか?という事です。
パーシバルの顔を“暗闇(ダークネス”)で覆って、顔に“魔神族の紋様”なり…
アーサーの黒い目のような“混沌の証”が出ているのを隠したと思わせる描写も…
実はミスリード…
だとしたら、そっちの方が衝撃が凄そうじゃないですか?
「七つの大罪」を読んできた読者は正直、“魔神族”っぽいだとか、“他種族っぽい”という先入観が高いと思うんです。
いつだって読者に衝撃や刺激を届けないといけない“漫画”を思えば、その裏をかく選択肢を用意しないといけません。
だとすれば、結局、人間だったと明かした時の方が一番 不意打ちを食らいそうなところです。
鈴木先生が裏で「フフ」と笑ってるのが聞こえてきそうなくらいです。
結局、頑丈な肉体は、パーシバルの生まれ持った天性の才能だと言えば、別に説明も付く世界観です。
ミニパーシバルの魔力に関しては、恐らくパーシバルが持っていたものではなく、恐らくあれば別物です。
つまり、“何かの拍子に”、或いは“何かのきっかけ”で宿った性質なのであって、
例を上げるならエスカノールの「恩寵(太陽)」みたいなものです。
というのも、魔力は、シぬと消失するのが当たり前だからです。
しかし、パーシバルはシんでもなお復活します。
それはつまり魔力が別だからなのでしょう。
であれば、トリスタンの攻撃が効かなかった点とも辻褄は合います。
後は魔神族の言語と謎の言語ですが、これらも恐らくはミニパーシバルが絡んでいる可能性の方が高いです。
というのが人間説を推す理由です。
まとめ
という事で可能な限り色んな可能性を推測してきましたが、はたしてその正体は何になるのか?
個人的には、
『現状の信憑性を考えるなら』
①吸血鬼一族説
②魔神族ハーフ説
③混沌関連
という形で、そして、
『個人的に高いと思ってる可能性は』
①人間説
②混沌関連
③吸血鬼一族説
という感じです。
では、その真相については
引き続き「黙示録の四騎士」を追って、自分たちの目で見届けていきましょう!!
⇒【マーリンがアーサーと対立!?】
⇒【大罪から登場するキャラ!!】
⇒【ステングラスの人物が判明⁉】
⇒【伏線完全網羅!!(回収済み&未回収)!!】
⇒【アーサーの闇落ちと末路】
⇒【キングたちの子供は登場済み!?】
⇒【アーサー強すぎ問題…】
⇒【ナシエンスの三角関係がヤバい…】
⇒【闘級を完全網羅(まとめ)!!】
⇒【メリオダスの本来の魔力とは!?】
⇒【ディアンヌの子供は!?】
⇒【キングの覚醒は戻る!?】
⇒【バンの結婚は!?】
⇒【十戒ゴウセル何してた!?】
⇒【マーリンの正体とは!?】
⇒【エスカノールの復活は!?】
⇒【チート技をまとめ!!】
⇒【禁呪まとめ!!】
⇒【大罪の団員の技全まとめ!!】
⇒【正体と秘密のあるキャラ24選!!】
⇒【回収された伏線18選!!】