【黙示録の四騎士(考察)】マーリンは味方でほぼ確定か!?悪巧みでアーサーから混沌の奪う計画がある!?また恋愛!?

今回はマーリンに関する考察です。

11巻では衝撃の事実が判明しましたね。

という事で、マーリンが再び仲間になる可能性も出てきたので、そちらについて整理していきます。

※『黙示録の四騎士』の11巻までの内容を含みます。ネタバレ注意※

⇒【パーシバルの正体は〇〇族!?
⇒【ナシエンスの三角関係がヤバい…

七つの大罪のマーリン

まず『七つの大罪』時点でのマーリンの最後の動向を軽く振り返っていきます。

七つの大罪/鈴木央先生/40巻引用

最後の方ではマーリンの目的が混沌を復活させる事だったと判明しましたね。

そしてその力をアーサーに宿し、“混沌の王”として目覚めさせた事で、実質 自分のコントロール下に置いたようなものでした。

七つの大罪/鈴木央先生/41巻引用

それ以降の目的は明確ではないですが、とりあえずはその“混沌”を宿したアーサーを守り抜く事を誓っています。

混沌は神二人を誕生させた力ですから、まあいわば何でもありの何でもできそうな力ですから、

この“混沌の力”で何が出来るんだろうと模索しているのが、これ以降のマーリンの今の主な活動だったと考えられます。

⇒【マーリンの正体とは!?
⇒【エスカノールの復活は!?

マーリンはアーサーの下にいない

11巻91話ではマーリンがアーサーの下にいない事が判明しました。

鈴木央先生/黙示録の四騎士/11巻引用

今までアーサーの近くにいたマーリンは捕虜だった妖精族の姿を元に作っただったのです。

なお、ギネヴィアからは

ギネヴィア「よくできた幻じゃない…本人の心が手に入らないから幻を創るなんて可哀相な人ね」(鈴木央先生/黙示録の四騎士/91話引用)

と言われています。

どうやらアーサーはマーリンに恋にも近い感情を、いつの間に宿すようになっていたようです。

ギネヴィアが初めてキャメロットにお忍びした時には、手を握ってもいましたが、

アーサーは気持ちを伝えるための予行練習でもしてたんですかね?

“混沌の力”を持っても恋愛に初心なのは面白いですね。

⇒【アーサーとマーリンが黒幕⁉
⇒【ステングラスの人物が判明⁉

マーリンの居場所

では、マーリンはどこにいるのか?

鈴木央先生/黙示録の四騎士/1巻引用

有力候補は、第一話で語られた「心閉ざした魔術師の住むねじれた塔」です。

でも、不思議ですよね。

アーサーを守り抜くと誓ったマーリンは、なぜ心を閉ざしてしまったのか?

“混沌の力”が自分の思うようなものではなかったのでしょうか?

それともバルギスがアーサーを見限ったように、アーサーが独走と暴走を始めて、ついて行く気を失くしたのでしょうか?

でも、だからってそれで萎えて塔に閉じこもったなんて…

マーリンらしくないですよね。

『七つの大罪』の中でもメリオダスとも一番 付き合いが長い超重要キャラクターだった訳ですから、そんな背景を持った状態で『黙示録の四騎士』で登場するとは思えませんよね。

鈴木央先生/七つの大罪引用

つまり、何か画策している可能性が高いのです。

⇒【大罪から登場するキャラ!!
⇒【勇者を攫う湖の姫とは!?

メリオダスと協力関係にある

実はマーリンは、メリオダスと会っていたと思える描写があります。

それはガウェインの新コスチュームがお披露目となったシーンでの事です。

鈴木央先生/黙示録の四騎士/11巻引用

ガウェインはスーパーダサい恰好で登場しました。

この服装にはあのメリオダスですら、開いた口が塞がらず絶句しています。

そして、メリオダスからはこの服を考えた人が今はここにいないと話されましたが、では一体だれが作ったのか?

これは、言うまでまでもないですよね。

この服はサイズに合うよう伸縮し、“黄金の魔力”を持つガウェインの魔力にも耐えられるよう魔力加工されてますが、

こんな芸当が出来るのはマーリン以外にいません。

鈴木央先生/七つの大罪/31巻引用

キングもディアンヌも服を作ってきましたが、この魔法加工された服に対しては「こんなすごいのは作れない」と若干 萎え気味でもありました。

そう、この魔法加工された服は常人には真似できないのです。

それは妖精王ですら不可能なんです。

そして、デザインからしても、その両方の制作経験のあるマーリンとそっくりなデザインな訳ですからもう確定です。

恐らく、自分のよく似た魔力を使うガウェインと、またエスカノール似の魔力を使う、その二つの性質に特化させた服装を考えたときに、

必然的にこのデザインになったのだと考えられます。

一から全くの新しい服とデザインを考えている暇がなかったから、一回作った経験のあった服の上下を合わせたものを即席で作った、

みたいな感じだったんでしょうね。

そういう意味では何か急ぎの用事でもあったのか?とも考えさせられますが、

何しても、この服を作り、そして事前にメリオダスに渡していたマーリンは、メリオダス達とは敵対関係にないと言えます。

⇒【メリオダスの本来の魔力とは!?
⇒【ディアンヌの子供は!?

マーリンの目的は?

では、アーサーの下から離れ、メリオダスに協力した事もあるマーリンは一体 何を企んでいるのでしょうか?

大まかに予想すると、二つの可能性があります。

鈴木央先生/黙示録の四騎士/11巻引用

一つは、改心し、アーサーを倒す、或いは救おうとしているパターンです。

しかし、これは、メリオダスの下で動けばいい事になるので、そのメリオダスとも関係を断っているという事は、そうではない可能性もあると言えます。

アーサーともメリオダスとも関係を断ってるなら、次に考えられる目的は、マーリンの個人観的なものとなります。

それを見出すにはマーリンの性格と、今までの経緯を知る必要があります。

鈴木央先生/七つの大罪/ウラ話大放談引用

そんなマーリンの生活ですが、善意で行動する人じゃない、結構悪いこともしていると言われています。

また、これまでの目的は結局のところ“混沌の復活”でした。

それは実に3000年もの期間、こだわり続けたものです。

であるあら、マーリンの目的がこの“混沌の力”から離れたとは考えにくいです。

しかし、アーサーに協力していない、メリオダスからも隠れてるなら…

これらの情報を整理すると、ズバリ

“混沌の力”を奪おうとしているのではないか?という事が考えられます。

鈴木央先生/七つの大罪引用

もしそうなら、メリオダスとの誓いを破る事にもなりますし、こそこそしている理由と言えますし、アーサーの下から離れた理由とも合います。

結局、“混沌の力”をアーサーに宿してみたものの、それを上手く使いこなせていないさまを見て失望し、

その使い道を模索しているから、“塔に閉じこもっている”のかもしれません。

つまり、今は“混沌を引きはがす方法”の研究中なのかもしれません。

鈴木央先生/七つの大罪引用

復活させるのにあれだけの苦労があった訳ですから、奪うとなったら一筋縄ではいかないでしょう。

というのが大まかに考えられる2つの可能性だと思います。

⇒【マーリンの正体とは!?
⇒【エスカノールの復活は!?

また恋愛ごと?

もう一つ考えている可能性も紹介しておきます。

これは“恋愛関連”です。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

結局、元をたどると、マーリンが“混沌”に興味を持ち始めたのはメリオダスとの恋愛に失恋したからです。

マーリンはエスカノールとのお別れのシーンで言いました。

鈴木央先生/七つの大罪引用

出来れば3000年前に見つけて欲しかったと…。

つまり、3000年前に恋人が出来ていれば、こんな“混沌を復活”させるような事もしなかったのでしょう。

鈴木央先生/七つの大罪/40巻引用

結局、マーリンが真に求めているのは“乾いた心を満たす”ことです。

もし、良き恋愛パートナーを見つけていたら…?

もう二人だけにして、そっとして置いて欲しい…

と、言って“塔に閉じこもる”理由としても筋は通りますよね。

この説を出す理由はこれだけじゃなく、元ネタと鈴木先生の嗜好も入っています。

マーリンのラスト(アーサー王物語)

元ネタでの、マーリンの最後はあっけないものです。

大魔導士マーリンは、妖精の王女ヴィヴィアンに恋をしてしまい、そのビビアンに裏切られ、

自分が教えた、ヴィヴィアンにしか解く事のできない魔法をかけられ、そうして最後は塔に閉じ込められます。

これ以降、マーリンが人間と言葉を交わしたのは、アーサーの騎士であるガウェインとの一回だけです。

マーリンは自分が閉じ込められた経緯、そしてもうみんなと会えない事をガウェインに伝え、アーサーにサングリアルという聖盃を探すよう伝えて、それ以降もう姿を現す事がなくなります。

ただ、この塔には妖精ヴィヴィアンは隙に出入りできたようで、ヴィヴィアンは時々マーリンの下を訪れていたそうです。

そういう意味では、一言で言うなら束縛女に捕まったって感じですね。

ロミオとジュリエット

鈴木央先生/七つの大罪/ウラ話大放談引用

なお、鈴木先生も元々は少女漫画が好きで、『七つの大罪』のメリオダスとエリザベスの物語りもベースは『ロミオとジュリエット』を参考にしたと言っています。

そのため『七つの大罪』って恋愛要素多かったですよね。

鈴木央先生/七つの大罪「神々の逆鱗」引用

団員全員に恋愛物語が用意されていました。

そう考えると、今回も“恋愛沙汰”となるのではないかとも考えられます。

その場合、元ネタを参考にするなら、好きな人が出来たけど、裏切られて閉じ込められたパターンがあります。

もう一つが恋人が出来て二人が過ごしているパターン。

そして、最後に自分を好きだと想いを伝えてくれた唯一の男。

エスカノールを復活、蘇生させようとしているパターンです。

主にこの三つが考えられるんじゃないかと思います。

まあ…この辺はこれ以上 語ると、妄想の域に入るので、とあくまで参考程度ってことで…。

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