【黒岩メダカに私の可愛いが通じない】モナが恋に自覚!?茂雄、恵美子、マオ(家族)も登場!!【5巻レビュー&評価】

講談社発行『週刊少年マガジン』で連載中の「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」5巻の感想です!!

4巻から旭とモナの恋のバトルが激烈になっていって盛り上がってきた「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」ですが、しかし5巻では更に盛り上がる形となりました…。

それは遂に恋に無自覚だったモナに変化が訪れるから…なんですね!

どういう変化だったのか?

それについては、5巻の感想をキャラ紹介も交えながら書いていくので、ぜひ一緒に見ていきましょう!

※5巻までの内容が含まれるので、ネタバレが嫌いな方は要注意です(戻る事を強くお勧めする)※

⇒【朋、参戦で盛り上がりがヤバい!!
⇒【3巻でモナの本性がバレる!?

キャラ紹介

主要キャラは4人!!新キャラは3人です!!

川井 モナ(かわい もな)

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/2巻引用

・概要

メダカをオトそうと躍起になっている無敵の美少女『川井モナ』。

しかし、メダカにアプローチしている内に気付けば自分がオトされていた。

その事を旭に指摘されても強情を張るモナだったが、幼馴染の朋に言われてもなお態度は変わらなかった。

しかし、今回の遊園地では遂に変化が訪れることになる。

黒岩 メダカ(くろいわ めだか)

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/1巻引用

・概要

仏門に入った身の男『黒岩メダカ』。

東京には修行の一環で共学に入った。

自分をオトそうと必死なモナには冷たい態度を取る事が多かった黒岩だが、翔と譲の言葉を受けて、少しずつモナに歩み寄るようになった。

そこに恋のライバルとして旭も参戦した。

黒岩は二人からのアプローチを受けながらも、今日も煩悩(色恋)に目覚めないよう必死なのであった。

湘南 旭(しょうなん あさひ)

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/3巻引用

・概要

2年である黒岩の後輩にあたる1年生のバスケット部の少女『湘南 旭』。

それまで恋愛をバカバカしいと思っていた湘南だが、黒岩の事は一目惚れで好きになった。

これ以降、人を好きになるのは理屈じゃないと思うようになる。

また、黒岩のいるクラスに来ては黒岩を一目見て自分のクラスに帰る日常を送っている。

そんな様子を譲に悟られ、2年のハロウィンパーティーにも出席したりしている。

そして、とある日のこと。

黒岩と二人きりで屋上で食事にありつけた旭は、強敵モナの先を越すためにほっぺにキスをする事に成功する。

黒岩は目隠しをされた状態だったので、真相は分からないままでいる。

旭はこの一件の事をモナに伝えており、二人の競争に拍車がかかる事となった。

難波 朋(なんば とも)

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/4巻引用

・概要

モナの地元の幼馴染(親友)の少女『難波朋』。

アグレッシブな性格で、東京では彼氏を作る予定だったが、恋に無自覚なモナを自覚させるために二人の恋を応援するようになる。

そうして、父の仕事で東京に転勤してきた朋は、偶然にもモナのクラスに転入となり、傍で支える恋のガーディアンとなった。

茂雄(しげお)

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用

・概要

モナの父『茂雄』。

モナ曰くコーヒーが大好きでコーヒー狂である。

モナに対しては心配性な所があり、モナに恋愛はまだ早いと思っている。

恵美子(えみこ)

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用

・概要

モナの母『恵美子』。

モナの恋愛を青春と言い、強く応援している立場にいる。

また、無自覚なモナの表情を見ただけで恋心に芽生えている事に察し、相手がどんな人物か質問責めしていた。

そして、好きな相手がどんな人物であろうと、そういう時は相手が世界一かっこよく見えるものだと話した。

マオ

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用

・概要

モナの弟『マオ』。

朝の食卓ではコーヒーを飲む父に対し、コーヒーの匂いと鮭の匂いが混ざるからやめて欲しいと文句を言っていた。

神経質な性格なようだ。

ただ、熱で頭がぼーっとしていたモナに対し、デコに手を当て体温を測る事もしており、反抗期という訳でもなく、家族全員 仲は良い様子。

また、姉のモナが恋に目覚めていた事を悟った時はマオは、引くリアクションをした。

更に、母がモナに対し、好きな人を「かっこいいと思ってるやろ」と言ったのに対しては、「イケメンとは限らんやろ」と反論していた。

これに対し、母からは「恋をわかっとらんね」と返された。

マオはまだ恋愛には興味がない年頃のようだ。

因みに幼馴染の朋とは連絡先を知っている仲でもある。

⇒【2巻の感想!!新キャラ登場!!
⇒【旭エンドもあり得る!?

見どころ

ここからは、5巻の見どころを三つだけ紹介(他にもいっぱいあります)!!

朋の言葉

5巻の見どころはモナをよく知る、幼馴染(親友)である朋から贈られた、数々の応援の言葉ですね。

朋は恋に無自覚なモナに自覚して欲しいと思ってますが、そのために色んな事を話してくれます。

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用

大阪時代に好きな人について語り合った時も、当たり障りのない事を言っていたのがバレバレだった事や、

モナは本当は欲張りで何でも欲しがる性格なくせに、周りの目ばかり気にして本当の自分を隠してしまう事や、

素のままでもモナは十分に好かれる事や…

そして、その素を唯一見せている黒岩との関係性を嬉しく思っている事…

などなど色んな話をしてくれます。

そこで朋はモナに対して、もう一度、黒岩の事を考えてみてと言葉を送り、そして

朋「ま こういうのってめっちゃ些細な事で気付いたりするのかもなぁ」(久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用)

と、応援の言葉を更に残す事になります。

という具合に、朋の発言からモナの過去や、モナの本当の性格がようやく垣間見えた形になっています。

モナとしても、その親友の言葉を受け止めたいという気持ちと、完璧な女でいたいという気持ちが交差する事になるんですが…

このモナの葛藤はかなり見応えがありましたね。

もう間もなく無自覚なモナが恋に目覚めるのではないかという進展っぷりでしたが、

何しても朋という人物の重要さが分かる回だった訳ですね。

些細な事で気付く

続いての見どころはモナと黒岩の二人っきりの観覧車ですね!

結局、モナはみんなとはぐれる事になり、また携帯が水没した事で、一人ぼっちになっていました。

そこに探しに来た黒岩も来ますが、彼もまた事故的に携帯を水没させてしまいます。

こうして、二人ははぐれたメンバーを探すために、歩き出すのですが、黒岩が観覧車に乗りたがっている様を見て、モナは「みんなが見つかるかもしれない」という提案をして、結果的に観覧車に乗る事になります。

その中でモナは朋から言われた言葉の数々を思い出していました。

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/1巻引用

特に、自分が素を黒岩に見せていたという言葉はやけにひっかかっており、可愛くて完璧な女を目指していたモナにとってはそれはあってはならないことでした。

そんな時、ふと観覧車が揺れ、モナが黒岩に覆いかぶさってしまいます。

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/1巻引用

モナは慌てて黒岩から離れましたが、しかし、観覧車の窓に映る自分は“恋する乙女”の表情でした。

モナは旭の時と同じように、パニックになり、自分を見ないでと言ったり、自分が完璧で可愛くいなくてはならない事などを急に言い出す始末でした。

何々?と理解できない様子の黒岩でしたが…

これに対し、黒岩は、

たまにそうやって変になるからよく掴めないと言葉を浴びせる事になります。

ショックするモナでしたが、その様子を見た黒岩は、

傷つけるつもりではなく、色々な表情をするからドキドキすると言って、そしてそういう所が可愛いと言葉を、言い直す事になります。

これを受けてモナは「きゅうぅん」となり、ここで朋の言葉

朋「ま こういうのってめっちゃ些細な事で気付いたりするのかもなぁ」(久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用)

を思い出し…

そうして、ようやく恋に自覚することになっています。

これでようやく旭と同じスタートラインに立った訳ですね。

いや、実際は旭が先に恋に自覚し、アプローチしていたので、そういう意味では後手かもしれませんね。

世界一かっこよい

5巻の最大の見どころはやはり、こっから先のモナの表情や心境の変化における数々の描写ですよね!

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/2巻引用

これ以降モナは、ザ・恋する旭という具合になっていて、黒岩に話し掛けられても指をモジモジさせたり…

誰に話し掛けられても興奮状態で、終始 気持ちが落ち着かないようになります。

結果的に、ちょっと微熱状態だったモナは家に帰る事になりますが、ここから親の総ツッコミがあって、翌日 学校に行った際には、黒岩が世界一かっこよく見えるようになったり…

もう面白シーンが満載です(笑)

この辺の数々の描写はぜひ本書を手に取ってみて欲しいものですね!!

感想

という事で5巻も面白かったですね!

モナは無自覚なまままだ進むのかと思ってましたが、早速 恋に自覚することになって、進展があって見応えがある展開になっています。

正直、今までの着飾ってたモナはあんまり好きじゃなくだったら旭と結ばれて欲しいとさえ思ってましたが、ここから本番だったみたいですね(笑)

どういうモナが見られるのか楽しみです。

・黒岩メダカについて

メダカにだけは素を見せていたモナですが、しかし、メダカからすればそれは当たり前の事で、

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用

むしろモナが恋に自覚してからはその様子が変わった事にすら勘づいていました。

電車帰りでは朋も様子の変化に触れていますが、描写的にはそれよりも先に黒岩が気付いていたという具合でしたよね。

もうカップル同士でしか分からない些細な変化に気付けているような、そんな描写ですが…

二人の恋が実る事が決まっているようなもんですよね…(笑)

でもそれが恋心だと分かってない所が、黒岩らしい…。

結局、黒岩はモナが携帯修理に行こうと誘ってきた時も、

黒岩「いくら話すようになったからってあんな可愛い子が折れにデートに誘うわけないだろ…!」(久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用)

と言っていましたが、実はこっちか…って感じですよね(笑)

つまり、黒岩が自分の気持ちに自覚するか、モナの気持ちに勘付く必要がありますが、

ただ、これはラブコメにおけるラストパートの展開ですよねきっと。

その対象にはモナと旭がいる訳ですが、それまでにどっちが選ばれるのかというワクワク感と、二人の熱いバトルが見られるのが醍醐味でしょうし…

後は今後の展開としては、モナがずっと意識してるキス展開が待ち受けているので、それがどう描かれるのかってことと、

久世蘭先生/黒岩メダカに私の可愛いが通じない/5巻引用

後はモナに冷たい態度をとる黒岩ですが、モナが恋に自覚した事で、断られた時のダメージが増えた訳なんですが、

その度にモナがキュっとなるシーンが追加されてもいます。

これが何を意味するようになっていくのかも気になります。

明るい展開が多いので、鬱展開はないでしょうが、またモナが失敗続きになって落ち込む展開が来そうな、そんな感じがしますね。

では以上で、5巻の感想となりますが、これ以外に面白い魅力的なシーンがいっぱいだったので、まだ読んでない方はぜひ本書「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」を手に取ってみてください。

⇒【遂にモナとメダカが初デート!?

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