【シャンフロ】ルルイアス攻略クターニッド撃退は封印が肝!?GGCでは玲や百とオフ会か!?【12巻感想】

この記事は、講談社発行『週刊少年マガジン』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」12巻の感想を書いたものです!

前巻では、“クターニッド”のシナリオが本格に始まり、“深淵盟都ルルイアス”へ到着しました。

ここから本格的に攻略となりそうですが、どう盛り上がっていくのでしょうか?

ではキャラ紹介も兼ねながら感想を書いていきます!

※12巻までの内容が含まれるので先バレが嫌いな方は戻る事をお勧めします※

⇒【玲がクラン脱退か!?
⇒【茜の正体が判明!!

主要キャラ紹介

本巻の主要キャラは2名!!

陽務 楽郎(ひづとめ らくろう)

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/1巻引用

・概要

本作の主人公。

只今、ロボを見せる事を条件にルストから得た“クターニッド”のシナリオを進行中。

そして、クターニッドに深淵に引きずり込まれる途中では、「ユニークシナリオEX“人よ深淵を見仰げ 世界は反転る”」が開始された。

サンラクはそのまま“深淵盟都ルルイアス”へ到着。

その際には“深淵の刻限”が発動され、約170時間のタイムリミット制限が設けられた。

サンラクはこの170時間(7日間)での攻略を余儀なくされるのだった。

魚臣 慧(うおたみ けい)

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/6巻引用

・概要

プロの格闘ゲーマーであり、サンラクとはク〇ゲーフレンド。

チーム「爆薬分隊(ニトロクスワッド)」に所属している。

そして、世界一大イベントのGGCでは発売予定のゲーム『ギャラクシア・ヒーローズ:カオス』のエキシビションマッチが執り行われる事になった。

魚臣が所属する「爆薬分隊」にはこのイベントへの声がかかり、アメリカの強豪チーム「StarRain」と戦う事になっていた。

なお、『ギャラクシア・ヒーローズ:カオス』は4vs4のチーム戦である。

しかし、諸事情により、魚臣が所属する「爆薬分隊」からは2名が参加不可となった。

こうして魚臣はサンラクとペンシルゴンに声をかける事になった。

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見所

ここからは個人的に面白いと思った見所を3つだけ紹介します!(本巻には他にも見所がいっぱいあります)

深淵盟都ルルイアス

まず最初の見所は“深淵盟都ルルイアス”の攻略編ですね。

サンラク達はクターニッドに引きずり込まれた事で一旦離れ離れになっています。

そして、サンラクだけアラバという重要人物(NPC)と出会う事になります。

このアラバから“深淵盟都ルルイアス”の説明がされるんですが、これがま~…ややこしい(笑)

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用

アラバが言うには“深淵盟都ルルイアス”は別名「反転都市」と言って、クターニッドの「反転」の力で全てが反転しているそうです。

なので上に見える空は空ではなく、深海の底であり、逆に足元に海面があり、その先に空が広がっているそうです。

つまり、島がグルっと180℃回転し、そのまま海に沈んでいる状態。

なお、「反転の力」で空気が無い場所には空気があり、サンラク達がいる場所は水中ではなくなり、息が出来る仕組みだとか。

他にも「人ならざるシせる魚」も事象が反転し、「魚ならざる生きた人魚」となって、

逆に「人ならざる生きた魚」は「魚ならざるシせる半魚人」になっているそうです。

・人ならざるシせる魚⇒魚ならざる生きた人魚
・人ならざる生きた魚⇒魚ならざるシせる半魚人

つまり、どっちの場合の魚もモンスターになっていて、シんだ魚は生きる人魚のようになり、生きていた魚はシんだような半魚人になったとの事です。

で、ここまでは言わんとしている事は何となくわかりますが、ここからが一番謎で、

それが石が上に落ちるという説明です。

これは、重力も“反転”してることの現れだと思いますが、であるなら、サンラク達は地面に立っていれないはずです。

が、普通に地面を歩いています。

つまり、空気中だけ重力が反転している的な事になりますが、これにはサンラクからも、

“そなら空中浮遊してた人魚も落ちるはず”と話されます。

これはアラバが説明しようとしますが、

アラバ「人魚達からすれば俺達が水中で走っているように見えるはずなのだが…元々 海上ではなく 海を泳いでいる 人魚だからこそ 概念的なものが影響を与えている?そもそも本質的には水中なのか…?」

サンラク「んー?裏の裏ってことかぁ?流石に屁理屈っぽくなってきたなおい…」(原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用)

こういった具合に会話をしていて結局、意味不明な会話になっています(笑)

要は基が“クターニッド”の「反転」の能力なので、好き勝手しているって感じですよね。

で、一番 重要なのは攻略法です。

これもアラバからある程度説明がされます。

・街の四方に点在する塔

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用

“深淵盟都ルルイアス”には四つの塔が存在しているようです。

そして、それぞれの塔にはこちらの技を封印する特殊能力を持つ敵(封将(ふうしょう))が配置されているそうなんです。

一体は正体が判明していて、名を「クリオネア」と言い、“魔力の一切を封じ込める”能力を持っていると語られています。

これを聞いたサンラクは、それぞれの塔にいる“封将(ふうしょう)”を倒せばイベントが発生しそうと勘付きます。

が……結局この攻略は後回しになります。

というのも7日間と設けられたこの“深淵盟都ルルイアス攻略編”ですが、

参加しているプレイヤーそれぞれに予定があるのでした。

⇒【旅狼が全クランを手玉に取る!?
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スケジューリング

こちらも押さえておくべきポイントとなっています。

それが“ユニークシナリオEX「人よ深淵を見仰げ 世界は反転る」”に参加するそれぞれのプレイヤーの予定表ですね。

このシナリオは7日間という縛りがありますが、全員7日間ぶっ続けで出来る訳ではありませんでした(それもそうか…(笑))。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
秋律茜 今日 × × ×
ルスト × × ×
モルド × × ×
陽務 × ×

スケジュール的にはこんな具合になっていて、結局、全員でまた集まれそうなのが7日目だけという事になっています。

ルストとモルドは1日起きのログイン。

茜は2日目ログインしてそこから3日ログインしませんが、結局 7日目までは誰とも被っていません。

なので今後は、茜が単体で“四つの塔”を攻略したり、

いない間はルストとモルドの二人が“四つの塔“を攻略する事になりそうです。

なお玲は諸事情でログアウトしており、詳細は不明のまま。

一方のサンラクは、慧の誘いでエキシビションマッチに参加予定のため、どうなるのか見当がつかないという感じでした。

楽しみにしていた“深淵盟都ルルイアス攻略編”ですが、まさかのお預けを喰らうハメになりました…(笑)

どうも、本腰を入れるのは7日目となりそうですが、じゃあそれまでは情報収集編とかになりそうですよね。

恐らく、クターニッド戦が終わった後も、スムーズに次章に入れるための、ユニーモンスターの新情報などが明らかになるのかななんて思ってます。

そしてそんな新情報が提供されそうな場も既に描かれています。

それが、GGCイベント。

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ギャラクシア・ヒーローズ:カオス

そして、今巻 最大の注目所がこのGGCで行われる「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」のエキシビションマッチです。

これは、4vs4のチーム戦の格闘ゲームで、まだ発売されていない新作で、ゲームイベントで初披露となるようです。

で、魚臣とそのチームメンバーはこのゲームイベントに呼ばれ、アメリカの強豪チーム「StarRain」と戦う事になったんですが、

チームメンバーから2人も欠員が出てしまいます。

そうして、急遽、サンラクとペンシルゴンに声をかけ、二人が参加することになった…という流れです。

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用

面白いのは、ここで初めてサンラク、ペンシルゴン、魚臣が顔合わせした事ですね。

“ゲームあるある”ですが、こういうオフ会みたいな、顔を合わせた事ないんだけど凄い仲が良い人達と会うのは、楽しいイベントの一つですよね。

なお、スーパーモデルの天音永遠はまんまゲームキャラが動いているって感じでしたが(笑)

後は…お互いの印象とかも特に話し合う事もなく、そのまま淡々とゲームの話しに進んでいったので、ガチ勢って感じがしましたね(笑)

サンラクも「会うなりいきなりかよ」って言ってますが、本当にその通りです。

怖いくらいです(笑)

まあこれは魚臣のガチっぷり…つまり、この戦いに賭ける想いがそれだけ強いって事なんでしょう。

・vsStarRain

なお、対戦相手はアメリカの強豪チーム「StarRain」ですが、魚臣には勝てるだけの勝因があると言います。

それは、秋に発売予定の「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」の開発元が『シャングリラ・フロンティア』を開発した会社「ユートピア」が携わっており、

ゲームの操作感が似ている点にあると言います。

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用

つまり、『シャンフロ』をプレイしてきたサンラクとペンシルゴン(天音永遠)にはアドバンテージがあり、

それで、本職プロ達との差が埋まるという算段でした。

実際、初めて触るゲームなんてプロだろうがアマチュアだろうが最初は手こずるので、

そういう意味では似た操作性の『シャンフロ』をプレイしているサンラク達にも部があるというのは間違いないですよね。

しかも新作の「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」は前作とはシステム上 別物になるそうなので、なおさらの事です。

・夏目恵

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用

これを聞いていたもう「爆薬分隊(ニトロクスワッド)」メンバーの夏目恵(通称メグ)は、

「ふん、プロゲーマー舐めるんじゃないわよ」というプライドをかけて、サンラクと手合わせする事になります。

が……結果は、ボコボコでした(笑)

「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」は格闘ゲームならではの体力制のバトルでしたが、描写を見るにサンラクにパーフェクト負けしたくらいボコボコです。

流石は『シャンフロ』の経験者って所でしょうか?

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用

結局、サンラクが使ったキャラは二刀流メインのお爺ちゃんですが、それならほとんどやってる事は『シャンフロ』と変わりないですよね。

サンラクはリュカオーンやウェザエモン初討伐を実現させた超凄腕プレイヤーですし、メグでは勝てないのも当然です。

なんなら玲の話しでは、サンラクは『シャンフロ』を初めて約1か月しかないそうですが、

それでユニーモンスター討伐を成し遂げた偉業を考えると、

メグとは最低でも一ヵ月の経験差がありますからね。

実力差も含めたらもう…数か月単位くらいの開きがあるんじゃないかと思えます。

こりゃあサンラクがエースとして活躍する展開になっていきそうです。

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伏線&考察要素

ここからは気になった伏線や考察要素に触れていきます。

・クターニッドの討伐

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/11巻引用

気になったのはクターニッドの討伐方法ですね。

アラバの話しでは、

アラバ「この世の理を裏返し 逆さにし 乱し シをも覆す 世界そのものを変質させてしまう 超越者 それが…深淵のクターニッド」(原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用)

という事でした。

これを聞いたサンラクは、「じゃあコロしてもシなない?」という考えが頭をよぎっています。

確かに、この話しが事実なら普通には倒せそうもないですよね。

「反転」の力を好きに使えるなら、“現状空気のある場所”を“空気のない場所(水中)”に変える事だって別に可能でしょうし…

まあそれは使わないにしても、本体を叩いてもシなない可能性があるなら、

まずは「反転」の能力を封印する必要が出てきそうですよね。

しかも“深淵盟都ルルイアス”の攻略には、四つの塔を守る“封将”の撃退が必要とされますが、

彼らの能力は封印ですから、ここがクターニッドの撃退のヒントになっていきそうですよね。

4種類の特殊封印スキルをかけると、ようやく本体にダメージが入る……

って感じなんでしょうか?

何しても今後のクターニッド戦が楽しみですね。

・玲のログアウト

あとは、せっかくサンラク達と攻略をしていた玲ですが、突然 知らせもなくログアウトしています。

これは急用が出来たって事ですが、考えられるのは姉の百 絡みですよね。

そもそもこのシナリオに参加したのも手違いで、本当はPTから解散しようとしてボタンを押した間違えたに過ぎませんでした。

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/11巻引用

元々は、姉に新大陸の準備があるから、「早くしろ」と急かされて押しちゃっただけです(笑)

ここでは、「回復薬」の準備が必要という事で、玲は百のパーティーに誘われています。

他にも“準備しなくちゃいけない事が沢山ある”と話してもいます。

そういう意味では、同じ家で暮らしている事でしょうし、百が我慢ならなくなって、玲の部屋に突入してきたという経緯がありそうです…(笑)

ただ、それならサイガー0でワープすればいい。

ログアウトしなくてよくない?って話しになりますが、ただ、アルバの話しを聞く限りだと、

“深淵盟都ルルイアス”から脱出するには、「クターニッド」を楽しませるしかないそうですから、

玲もワープしようとして脱出できなかったために、

「ログアウト」したのかもしれません。

で、別アカウントで入って姉のお手伝いって事やもしれません。

そうだとしたら、妹の事は放っておけって感じですがね……(笑)

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感想

という事で12巻ではメインとなるかと思われたクターニッドの攻略ですが、一旦 お預けとなりましたね。

そして、ここからは魚臣がメインの「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」の話しに移り変わっていますが、

現実世界の話しが増えてきた印象ですね。

“深淵盟都ルルイアス攻略”でもそれぞれのプレイヤーの現実世界でのスケジューリングの話しになってましたし…(笑)

これは……

GGCのイベントに茜やルストやモルドも参加して、バッタリ会うみたいな展開になるんですかね?

スケジューリングも見る限りだと4日目は誰も『シャンフロ』にログインしませんが、ワンチャンありえるのかも…?(笑)

というより、もしかしたら玲がログアウトした件も、このイベントに参加するために百に誘われたとかかもですね。

原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/11巻引用

ゲームを宣伝する一大イベントのGGCですから、本作で登場している色んな人物と出会うなら、それはそれで楽しみです。

なんならサンラクがエキシビションマッチする中で、玲が応援席で応援している様子なんか目に浮かびます(笑)

そういう意味では現実の交流編とかになるのかな…?

最終的に全員でオフ会をして、ワチャワチャするのも面白そうですよね。

これは次巻も楽しみです。

では12巻の感想でした!

⇒【116話でカッツォvsサンラク開幕!!

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