この記事は講談社発行『週刊少年マガジン』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の116話の感想を書いたものです。
前話は、サンラクがカッツォのチームメンバーメグをボコボコにし、次にサンラクvsカッツォが始まりましたが、
カッツォは何かを試そうとしている雰囲気でした。
一体どんなバトルとなるのか?
では、感想を書いて行きます。
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目次
ガチでいくぞ!カッツォ…!!
サンラクが選択したキャラが「ミーティアス」。
空中ジャンプ、壁走りなど高速移動を得意とした近距離のアタッカーである。
その分、攻撃力が低く、相手を倒すには手数が必要となる。
空中移動は快適だなぁ!!
ということで始まった「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」でのサンラクvsカッツォ。
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用
まずサンラクは「ミーティアス」というキャラを選択するよう言われており、そのキャラを選択。
特性としては移動キャラで、「ネフィリム・ホロウ」でも高速機体を使ったり、
『シャングリラ・フロンティア』でも敏捷特化でキャラメイクしたサンラクには相性が良いキャラクターですね。
格ゲーといえば「ストリートファイター」ですが、その中で例えるならキャミィというキャラに該当するキャラですね。
遠距離や中距離はほとんど実力を発揮できず、近距離に特化したキャラな訳ですが、
スピードもあって、近づくのも難しくはないって感じです。
ただ、大体こういうキャラは代わりに体力が少なかったり、しますが、『ギャラクシア・ヒーローズ:カオス』においては、
攻撃力が少ないという感じになってましたね。
またサンラクと戦ったメグが言うには
「勢いをつけさせたら厄介な相手 次から次へと選択肢を迫られる…!!対応しきれなくなれば私の負け 変幻自在のバトルスタイル そうだ…彼の戦い方は まるで シルヴィア・ゴールドバーグ」(原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用)
なんて語られていますが、そうなるとカッツォはシルヴィアを想定した戦いのための対策をしていると考えられます。
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/8巻引用
「ネフィリム・ホロウ」のサンラクvsルストを思い出しますが、サンラクとシルヴィアは似た者同士って感じになりそうですね。
つまり、どっちもスピード特化のガン攻めキャラが得意なのでしょう。
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あれは…ヒーローのアムドラヴァか
カッツォが選択したキャラは「アムドラヴァ」。
腕の溶岩でコンクリや鉄を溶かし、“弾”などを精製できる。
が、決して遠距離キャラという訳ではなく、射程範囲は4,5Mで近距離に特化したキャラであった。
インファイトで殴り合おうってか?
続いてはカッツォの選択キャラですが、「アムドラヴァ」という特殊なキャラでしたね。
物体を溶かし、それで弾を精製し、攻撃する近距離タイプとの事でした。
格ゲーだとめちゃくちゃ珍しいタイプですが、ショットガンを持ったキャラみたいなイメージですかね?
スピードは「ミーティアス」に劣るが、「ミーティアス」よりは火力があるキャラって感じがしますが、
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用
仮にサンラクをシルヴィアと想定して戦ってるなら、
勢いに乗る前にコロそうという作戦なのかもしれないですね。
メグの言葉をもう一度借りるなら、勢いが付くと変幻自在のバトルスタイルで選択肢が増えて行ってどうしようもなくなるそうですから、
そうなる前に多少 リーチと火力のあるキャラで倒そうという寸法なのでしょう。
という事は、カッツォはガチガチの近距離戦ではシルヴィアに勝てなかったのでしょうね。
それを打破するために、色んな方法をお試し中という印象を受けます。
これは…シルヴィアがどんなプレイヤーか気になりますね。
まぁ…サンラクみたいな狂人キャラなんでしょうが(笑)
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全力でいくぜ!!
サンラクvsカッツォ。
サンラクが高速移動を得意とした速攻を仕掛けるが、カッツォに難なくガードされる。
その後、サンラクは再びカッツォに近づいて行くが、カッツォはここで「溶鉄弾」を打つフェイントをした。
サンラクは一旦ガード体勢に入ったが、そのまま蹴りのモーションに移行した。
カッツォはこれが狙いだった。
まだ距離がある中で、カッツォは左から「溶鉄弾」を噴射した。
しかし、サンラクは超反応でこれをえびぞりのような体勢で回避し、そのままカッツォの膝を蹴り、コケさせた。
カッツォはコケながら左でパンチを行うが、サンラクはもう片方の足でこれをガードした。
カッツォは思うのだった。
これではシルヴィアに勝てないと。
悪いけど バトルは一旦中断して
という事で中盤から終盤にかけては、二人の熱い攻防が繰り広げられましたね!
そもそも主導権を握っていたのは、キャラ選択すらさせたカッツォでしたが、“結果は通用しない”という事になりましたね。
まずは、右手の「溶鉄弾」によるフェイントから始まり、本命は近距離の左手の「溶鉄弾」でしたが、結局、これは回避されています。
なんなら攻撃を貰ってしまっていますが、その時に入れた左カウンターすらも防がれる始末でした。
つまり、結果的にカッツォは攻撃を受けただけで、攻撃を当てられない結果に終わった訳です。
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用
これがシルヴィア相手だったらもっと大打撃を受けていただろうことから、このままでは勝てないと判断したという事ですね。
格ゲーですから、多分コンボとか入ってそのままチーンって感じなんでしょう(笑)
で、カッツォは似たような高速特化キャラを選んでも勝てない訳なので、そうなるとカッツォは詰んでるようにも思えますよね…。
結局このシルヴィアに関してもサンラクが相手するしかない印象です。
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/11巻引用
後は現状だとカッツォvsレアエネミーのザリガニ「ライブスタイド・デストロブスター」との戦いの結末も伏線として残ってますが、
カッツォ的にはこれをソロで倒せたらサンラク越えとなります。
というのもサンラクはエムルと共同でようやく撃退してるからですね。
でも、このままいくと、結局コイツには勝てなかったみたいな流れにもなりそうですよね。
そうしてサンラクが自分より上であると認める展開にも繋がっていきそうです。
何より、カッツォは本腰を入れている格闘ゲームで、戦略を持ってサンラクに挑んだという、圧倒的に有利な立場からのバトルだったのに、
それが通用していないので、実力的にはサンラクより劣っている印象です。
結局このバトルも中断したから勝敗は決まりませんでしたが、あのままやってたらサンラクのペースになっていたのではないかと思えます。
今後、カッツォがシルヴィア対策を考案できるのかが見ものですね…!
では続きにも期待です!
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