【彼女、お借りします】千鶴2度目の誕生日会!!八重森の台詞たとえダメでもの伏線が怖い!!【31巻感想&評価】

この記事は講談社発行『週刊少年マガジン』で連載中の「彼女、お借りします」の31巻の感想を書いたものです。

前巻では、ドキドキの共同生活が始まりましたが、思っていたよりも千鶴の壁は厚く、

手探り状態が続いていました。

そんな中、近づく千鶴の誕生日。

今回、和也は何をしてあげるのでしょうか!?

そして、千鶴の心を動かす事が出来るのか…?

では、キャラ紹介も兼ねながら感想を書いていきます!

伏線や考察要素にも軽く触れています(項目から飛べます)

※31巻までのネタバレが含まれるので、先バレが苦手な方は要注意です※

⇒【千鶴と和也の共同生活が始まる⁉
⇒【麻美が和也を好きになった節アリ⁉

キャラ紹介

今回紹介する主要キャラは3名です!

木ノ下和也(きのした かずや)

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/1巻引用

・概要

本作の主人公。

千鶴からの調査期間という事で品定めされている。

千鶴と八重森と共に始めた同居生活では、部屋を借りている身分とあって齟齬が無いようにしているが、

どうしても過度な妄想をしてしまっている。

しかし、共同生活ではそういった妄想内の“理想”展開にはならないので、その度に落ち込でいたりする。

そんな中、4月19日の千鶴の誕生日が迫っていた。

プレゼントを考える和也だったが、千鶴からは「要らない」と言われてしまう。

また、その日には舞台があるという理由で、帰ってきたら寝ててくれた方が有り難いと言われてもしまう。

和也は誕生日を祝うべきか、そっとしておくべきか、悩むのであった。

一ノ瀬 千鶴(いちのせ ちづる)

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/29巻引用

・概要

本作のヒロイン。

調査と題して和也を品定めしている。

共同生活では何気ない日常を送っているが、

そのあまりのガードの硬さから、

八重森からは、異常にしっかりしていると言われ、アンドロイドではないかと疑われる程だった。

しかし、一方で、

和也に合い鍵を渡したり、汚した指を包帯で巻いてあげたりと、気遣う様子は度々 描かれている。

徐々にではあるが、調査は着実に進んでいるようだった。

⇒【千鶴は現状キス待ちか⁉
⇒【調査編は和也からのキスで終幕⁉

桜沢 墨(さくらさわ すみ)

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/18巻引用

・概要

レンタル彼女事務所「Diamond」に在籍するタレントの一人。

極度のコミュ障で、筆談で会話をする。

度々 和也の相談相手になっており、頼れる人物だ。

千鶴のおばちゃんが倒れた話を聞いた時には和也と一緒になって号泣した。

その後も、和也が千鶴にできることはないかと相談した際には、和也を色んな所へ連れまわし、

苦しんでる人には遊んで楽しんで欲しいという気持ちを伝えた。

このおかげで、和也は前向きになり、千鶴と最高のデートをするための決意が固まった程だった。

今巻では、約束があって千鶴の実家を訪れる事になる。

見所

ここからは個人的に面白いと思った名場面や魅力を3つだけ紹介します!(他にもいっぱいあります!)

誕生日、劇団のお祝い編

今巻は、

千鶴のお誕生日編がメインで、

そこが見所となっています。

まずは、誕生日の日(4月19日)に舞台があった千鶴ですが、

舞台終わりの控室では、

劇団の人たちから誕生日祝いをされることになります。

一見、良いように思える展開ですが、しかし、

彼らから贈られる言葉は、どこか自分達の評価を上げようとしているようなものばかりでした。

その中では、

「千鶴はチームの一員で大切」、「これが“座長”拘りのケーキっ?」、「初日がお誕生日なんて奇跡みたい」、「写真だけ良い?」

といった言葉が目立っていましたが、

千鶴本人の中身を見ようとしている人は一人もいませんでした。

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/31巻引用

更に、千鶴とのツーショットを撮り終えると、

全員がせかせかと写真をSNSに上げる作業に専念しだす始末でした。

この光景には、千鶴も何か違和感を感じていましたが…

結局、まあ…

劇団の人は、

自分の承認欲求を満たしたいだけの人たちの集まりだったって事ですよね。

この中には千鶴の居場所はないと言えます。

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/29巻引用

夜な夜な、一人でご飯を食べていたら、寂しさを覚え、涙した事もある千鶴です。

人の本当の温かさに触れられる場所に居てこそ、心が安らぐのではないかと思えます。

千鶴の目指す女優業の先に、本人が幸せになれるような未来はあるのでしょうか?

もしかしたら、

最終的には、

違う将来性を考えるべきなのではないか?と…

そう考えさせるワンシーンでしたね。

⇒【千鶴と和也の共同生活が始まる⁉
⇒【麻美が和也を好きになった節アリ⁉

誕生日、一ノ瀬宅編

続いての見所は、

千鶴の実家で行われた誕生日会です。

この日、4月19日ですが、

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/18巻引用

千鶴の実家の前には桜沢墨が立っていました。

彼女は、千鶴の実家で、

お悔やみの言葉を送る意味合いで、仏壇にお線香をあげるべく、千鶴と会う約束をしていました。

なお千鶴の誕生日だと知っていた墨はケーキも持ってきていたんですが、

しかし…

主人である千鶴からは、

「そういうのは良い…」と、

和也と八重森は言われていました。

なので、千鶴が帰宅した時には、

「え?ケーキ?なんで?」

みたいな気まずい空気になるんですが、

千鶴も鬼ではありませんでした。

結局、

墨、和也の顔をちらっと見ると、やりたそうな雰囲気を感じとって、

こうして無事に“お誕生日会”が始まっています。

このお誕生日会は、

付け合わせのお菓子やジュースで行われたので、とても格好の良いものではありませんでしたが、

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/31巻引用

しかし、

この実家で行われた、心を許せる面々との“お誕生日会”には、

千鶴も思わず微笑んでいました。

劇団で行われた“誕生日会”とは雲泥の差がありますよね(笑)

これこそ千鶴の望むんでいたお誕生日会だったのではないかと思います。

また、千鶴は、八重森に意味深な質問もしています。

千鶴は、

コスプレイヤーもしている、

承認欲求が高そうな八重森に対して、

「写真撮らなくていいの?」

と質問をするんですが、

この時の八重森のの回答も感慨深いものでした。

八重森は、

誕生日というのは、

その人が生まれて来たことを感謝する日であって、

写真を撮ってSNSに上げたりする行為は、

その人の誕生日をただのお祭りみたいにしているでなんか嫌…

と言って見せたんですよね。

また、この考えは、おそらく和也も同じだと思う…

なんて言いもしましたが、

このおかげで、千鶴は、

「嫌々 言っていた自分の気持ち」ではなく、

誕生日を一生懸命 祝おうとしてくれていた和也の気持ちを考える事が出来たのか、

ちょっと思い改めているシーンも描かれていました。

これは、千鶴が以前に、いつまでも置いてある黒電話に対して、

千鶴「家仲 家主の性格バレバレって感じ 捨てられない人って困ったもんね 新しい物に触れるには懐かしい物も大事だとか正論ぶって 全然 断捨離しようとしないんだから」(宮島礼吏先生/彼女、お借りします/30巻引用)

と言ったこともありますが、

それはつまり、

古い考えを捨てれずに、新しい考え方を持ち込めない人は嫌だと言っているようなものです。

だとすれば、今回の件では、きっと、

自分の古い考え方を捨てることになったのではないか?と考えさせます。

つまり、

人の気持ちも優先してみるのもアリだな…

という考え方に考えを改めたのではないかと。

そう考えさせるワンシーンでしたね。

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/9巻引用

一番最初の誕生日を考えても、ベランダからプレゼントをあげるのが精いっぱいだった和也ですが、

今ではもうすぐ隣にいます。

これも調査の一環だと思えば、

2人の恋が実るのもそう遠くはないのではないかと、感じさせますね。

⇒【千鶴は現状キス待ちか⁉
⇒【調査編は和也からのキスで終幕⁉

頼れる人はいる…?

続いての見所は、

墨の励ましのシーンですね。

もうこれは神回だったと言ってもいいですが、

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/31巻引用

千鶴の事を心配していた墨は、

2人きりになった際に、

「平気だったの?」と声をかけることになります。

千鶴は悩みを一人で抱えこんじゃうところがあるから…

“そういった悩みを話せる人はいるの?””

頼れるような人はいるの…?”

と次に次に心配していた気持ちを伝えていきます。

この墨の心から来る気遣いには、

流石の千鶴も本音を語ることになったのですが、

このシーンを見るだけでも31巻は価値があるので、

こちらはぜひともご自身の目で確認頂ければと思います。

ここが今巻 最大の見せ場だったと言ってもいいかもしれません。

伏線&考察要素

続いて個人的に気になった伏線や考察要素にも触れていきます。

・なんでもしてあげる券

まずは和也の誕生日プレゼントですね。

もうザ・伏線という感じでしたが、

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/31巻引用

和也からは「なんでもしてあげる券」が贈られています。

「もうこんなの将来的に使うに決まってますや~ん」っていう伏線なんですが、

これがどう使われるかが見物ですよね。

因みに、この千鶴の実家生活は、5月13日までには終わる予定で、

和也もアパートの引っ越しが決まっているようでしたが、

理想は、

「まだもうちょっと居てもいいよ」

という展開。

そして、そうなった時には、

空気の読める八重森は、

期間が満了になったと言って出ていく事にもなるんじゃないかと思えます。

そうなったら、和也と千鶴は2人っきりになるので、もう…

〇〇卒業展開待ったなしです!!(笑)

まあそれは流石に、違う漫画になるので、ないかもしれませんが、

でも、

「これ以上迷惑になるのは嫌だ」といった和也を、

この「なんでもしてあげる券」で引き止めるというのも面白い展開かなと思います。

実家での一人暮らしに寂しさを覚えていた千鶴ですから、また一人に戻る事は快く思わない事でしょう。

仮に、そうなるなら、本編ではもっと上手に描かれると思いますが、

何してもこの「なんでもしてあげる券」がどう活かされるか、一つ気にしておきたい所ですね。

・たとえダメだったとしても

続いて気になったのが八重森の話した事です。

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/31巻引用

同居生活する3人ですが、

和也からは、

千鶴が自分をどう思ってるのか?

と、八重森に聞くシーンがありました。

しかし、大した回答は得られず、和也はちょっとションボリいていました。

これを受けて、八重森は千鶴に、

和也をどう思ってるか聞くことになります(お風呂場編へ)。

ただ、この時に、八重森は逆に千鶴から、

和也をどう思ってるの?と聞かれることになります。

この際に八重森の話した内容が意味深でした。

最終的に八重森は、

八重森「たとえ2人がダメだったとしても 自分は師匠を応援する!そう思わせてくれる人っス!」(宮島礼吏先生/彼女、お借りします/31巻引用)

と答えています。

「え?ダメだったとしても?」…

って思ったんですが…

まさか、ここまで来てダメなパターンなんてあるの?って思っちゃいます。

でも実際には、

他にも和也お婆さんからも、

仮にこの恋がダメだった場合には、

和「そうなれば和也は別の女性と結婚し 式を挙げ…披露宴をし その人が木ノ下家の跡取り娘となるのだろう…」(宮島礼吏先生/彼女、お借りします/24巻引用)

と言っていて、

そうなったら、

和也は別の人と結婚することになるだけ的なことを言ったシーンもあるんですよね。

そういう意味では、

2人が必ずしも結ばれると決まっている訳ではないので、

こういった不穏なセリフが残されて行っているのが怖い所です。

そりゃあまあ…描写的には、

和也と千鶴は見た目的には不釣り合いかもしれないですが、

でも、

和也の千鶴へ向ける情熱はもはや誰も勝ることのない愛情の量がありますよね。

これに千鶴が答えないんだとしたら、じゃあこの先 誰のどういう気持ちになら答えるの?とツッコミたくなります。

他の男性候補は海くらいしかいませんが、最終的に千鶴と海がくっつくようならマジで鬱漫画決定です(笑)

という感じで、なんかダメだったパターンのセリフもちらほら残ってるのが気にかかりましたが…

流石に大丈夫ですよね?

⇒【千鶴と和也の共同生活が始まる⁉
⇒【麻美が和也を好きになった節アリ⁉

感想

という事で、31巻は、

千鶴のお誕生日会がメインとなりました。

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/9巻引用

最初の千鶴の誕生日から考えても、千鶴と和也の距離はグッと縮まっていると分かります。

ここまで、

ほんとーーーーーーーうに!

ちょっとずつしか縮まらなかった2人の距離ですが、

こうして初期と見比べると、いかに縮まっているか分かりますね。

誕生日会という意味では、

和也のおばあちゃんの好意で、和也の実家で行われもいましたが、

あれはもうおばあちゃんの力技だったので、

今回の展開とはちょっと違いますよね(笑)

あとは、個人的には、

和也の“水原”呼びが気にかかるので、

そこが一ノ瀬に変わったらまた、進展が訪れるんじゃないのかな~?なんて思っています。

だって水原は偽名ですからね…

その頃には、千鶴も素直になって、「好き好き」言い出すならもう…

和也は無限と昇天することになるでしょうし…(笑)

最初で言えば、和也は千鶴に対して、

和也「…もういいって……!!すぐ別れるだから いくら相手のこと想ったって無駄じゃん!!」(宮島礼吏先生/彼女、お借りします/1巻引用)

と言った事もあって、

千鶴からすれば、

和也の第一印象は失礼なヤツだと思った事でしょうが、

しかし蓋を開けてみたらただの情に厚いヤツでしたよね。

フツメンだからそれが報われてこなかっただけで、

でも、親友の木部からしても“馬鹿だけど”、

でも、

“一生夢を見続けれられるのは才能”だと評価されていたり、

海で溺れかけた時も、

自分を命を投げうってまで千鶴を助けてくれまたしたし、

宮島礼吏先生/彼女、お借りします/5巻引用

今思えばおみくじだって2人を祝福してくれていましたし、

忍家のニョッキゲームで千鶴を庇った姿とか、

千鶴のおばあちゃんの様態が悪くなった時も、

千鶴はもう何もかもを諦めかけていましたが、

和也の提案で結局 映画製作を成功させもしましたし、

千鶴のおばあちゃんが死んだ後も、

和也は誰よりも千鶴を心配して、

デートには本心が出て号泣した事もありましたし、

ハワイアンズで千鶴の正体がバレた時も、

和也は一人で罪を背負おうとしましたし、

千鶴が実家暮らしになった後も、

一人で寂しくないか心配してくれもしましたし、

もう…

この2人の間に起こったことは、

数文字程度では書ききれないですが、

今ではもう相思相愛になっていてもなんら不思議ではない程の良い思い出があります。

その気持ちに気付くための調査編が今は描かれていますが、

これは結末に期待がかかりますね。

これまで描かれなかったくらいに、

ロマンチックな展開になるんじゃないでしょうか?

これで好きにならないんだったらもう……

八重森が言うようにアンドロイド決定ですね(笑)

では、引き続き「彼女、お借りします」を楽しんで行けたらと思います。

31巻の感想でした!

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⇒【274話で八重森が和也に風呂場の話しを報告!!

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