【呪術廻戦】秤金次が乙骨越えのチート能力!!パンダにメカ丸の魂が宿る!?鹿紫雲の取引とは!?【21巻評価&感想】

この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ』で連載中の「呪術廻戦」の21巻の感想を書いたものです。

前巻では、伏黒vsレジィが終幕し、乙骨vs烏鷺vs石流も終幕となりました。

順調に“死滅回游”を進める虎杖達ですが、

このまま無事に羂索の企みを阻止することが出来るのでしょうか?

では、キャラ紹介も兼ねながら感想を書いていきます!

考察と伏線要素にも触れています(項目から飛べます)!

※21巻までのネタバレを含むので、先バレが嫌いな方は要注意です※

⇒【天元と羂索の陰謀論アリ⁉
⇒【乙骨vs石流vs烏鷺が激熱過ぎた!!

登場キャラ

今回紹介する主要キャラは4名です!!

秤 金次(はかり きんじ)

芥見下々先生/呪術廻戦/18巻引用

・概要

東京の呪術高専の3年。

上層部と揉めた事から停学中だったが、

栃木県では賭け試合を運営し、金を稼いでいた。

本人曰く、賭け試合には“熱”があり、その“熱”で国を支配したいとの事である。

つまり、賭け試合の運営をしたいのだが、それには呪術規定の改定が必須だった。

これには禪院家の当主である伏黒が協力的な姿勢を見せてくれ、秤もニッコリするのだった。

こうして、死滅回游の平定と、賭け試合の運営協力を交換条件に、秤と虎杖達は結託したのであった。

シャルル・ベルナール

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

・概要

東京第2結界に参加するプレイヤーの一人。

生まれも育ちも日本だが、両親はフランス人である。

漫画家を志望しており、集英社に原稿を持ち込んだが、却下された。

術式は未来を視通す能力を持つ。

発動条件は、

武器の「G戦杖(ジーせんじょう)」で相手に攻撃をし、ペン先にインク(血)が付けるだけで効力が発揮される。

一撃毎に約1秒先が見える。

かなり強力な術式と言える。

パンダ

芥見下々先生/呪術廻戦/2巻引用

・概要

東京の呪術高専の2年。

夜蛾学長の最高傑作にして感情を持って生まれた“突然変異呪骸”。

製造方法は、

肉体情報から複製した相性の良い魂三つを一つの核に入れると完成する。

そうする事で、魂が互いに観測しあうため、安定し、自我も芽生え、呪力も自己補完を始めるそうだ。

パンダの場合は、パンダの魂の他にゴリラのお兄ちゃんとサイのお姉ちゃんの魂が入っている。

“死滅回游”では、天使を探すべく、東京の第2結界へ向かうのであった。

鹿紫雲 一(かしも はじめ)

芥見下々先生/呪術廻戦/18巻引用

・概要

400年前に生きたとされる“東京第2結界”に参加するプレイヤーの一人。

目的は宿儺と戦う事である。

術式は一発の一度きりであるため、宿儺に取って置いてあるとの事だ。

そのため、

基本的に帯電する呪力の特性とその操作を活かした接近戦闘のみで戦う。

強者との戦いを好む猛者である。

⇒【全呪霊まとめ&一覧
⇒【菅原道真がヤバイ!?最強の呪い⁉

見所

ここからは個人的に面白いと思った名場面や名シーンを3つだけ紹介していきます!(他にもいっぱいあります!)

秤金次vsシャルル・ベルナール

まず最初の名シーンは、

秤vsシャルルですね。

そして、ここで話題に上げたいのが、

ようやく描かれた秤の術式の能力ですね。

というより「領域展開」がメインでしたが、

その内容が……

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

もうまんまパチンコでした…(笑)

え?コレ少年誌だよね大丈夫?って感じでしたが…(笑)

まあでもこれが日非常に面白い能力でした。

まあパチンコをやった事がある人なら説明は不要ですが、

やってない人からしたらかな~り苦戦を強いられる内容だったのかもしれません。

中身としては、

秤が攻撃をする度に、

いわゆるルーレットが回転し、

左、真ん中、右と「1~7」の数字が回り始めます。

後はこれが左、真ん中、右と同じ数字が揃うまで一生ルーレットがぐるぐる回る訳ですが、

3つ数字が揃うと“大当たり”となってボーナス(能力)が乗っかるという流れでした。

そうして、秤が大幅強化されるって感じです。

で…パチンコでは、

左と右の数字が揃うと“リーチ”に入って、

この後の真ん中が揃うか?外れるか?

というワクワク感を演出するための予告(ムービー)が流れるんですが、

本編でもこれが表現されてました。

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

最初の攻撃で言えば、左に4と右に4が揃って“リーチ”となり、

後は予告(ムービー)内で夕輝が改札口を通れば当たりでしたが…

夕輝が改札口で引っかかったので外れ判定となり、真ん中の5が“デン”と止まって失敗となっていました。

これ…戦ってる相手からしたら演出が気になるので、ウザったそうですよね(笑)

因みに呪術界の上層部の保守と仲が悪いそうですが、

保守派は古典的(伝統的)な呪術を重んじる傾向にあるので、

そりゃあ…この能力じゃ歓迎されない訳ですよね…(笑)

まさに現代を生きる呪術師を代表する能力と言えます。

そして、

vsシャルルでは、

最終的に演出がまた始まり、

ヒロインの夢が終電を逃して、主人公の夕輝と会えれば“大当たり”でした。

本編では、シャルルと秤が同時タイミングで攻撃をし、

シャルルが“勝った”ように見えるんですが、

でもシャルルがチラっと右を見ると、地下のホームから上がってきていた夢が見えて、

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

「終電なくなっちゃった」と言うとそのまま“大当たり”となって、

秤の攻撃が決まっていましたね。

「やまかしいわ(笑)」

ってツッコミたくなる「領域展開」ですが、

ギャンブル好きにはたまらない能力だったと思います。

個人的にも見てて面白かったです。

しかも…

この先で描かれるパチンコならではの、“大当たり”の連続当たりの能力がマジでぶっ飛んでました…(笑)

⇒【蘆屋貞綱(あしやさだつな)とは⁉
⇒【日本三大怨霊「平将門」

パンダvs鹿紫雲 一

辻での見所は、

パンダvs鹿紫雲(かしも)です。

この鹿紫雲がめっっっちゃ強いプレイヤーで…

登場は18巻と結構前なんですが、

一番初めに100点を稼ぎ総則のルールを追加した人物でもあります。

そうして、本編ではパンダと激突するんですが……

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

もうボコもボコ、終始パンダがボコボコにされる展開が続きます。

パンダと言えばメカ丸とも激闘を繰り広げ勝った実力者。

つまり、

パンダ「オマエ強いな 何級だ?」
メカ丸「準一級ダ」芥見下々先生/呪術廻戦/5巻引用

準1級術師の実力があった訳ですが、

一発も良い攻撃を浴びせる事が出来ませんでしたね。

そういう意味では、

同じく準1級である狗巻や加茂や庵歌姫でも相手にならなさそうです。

1級以上の実力が必須って感じでしょうか。

しかも…

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

パンダからはようやく照れ屋なお姉ちゃんも登場したのですが、

これも文字通り瞬サツでした…

あまりに強すぎた鹿紫雲…

しかし、一番の盛り上がり所はこの次の戦い!

⇒【布瑠部由良由良とは!?
⇒【裏梅と宿儺の関係は⁉

秤金次vs鹿紫雲 一

今巻最大の見せ場と言ってもいいのが、

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

この秤vs鹿紫雲ですね。

もうこれが激熱案件でしたが、

そもそも秤の強さは、

虎杖「その人 強いの?」
乙骨「ムラっ気があるけど ノッてる時は僕より強いよ」芥見下々先生/呪術廻戦/17巻引用

と、言われていたのですが、

その全貌が明らかになっています。

そんな秤ですが…、

前回の戦いで“大当たり”を引いていたので、

大当たりのボーナスとして4分11秒間“ある効果”を付与されていました。

これもパチンコ経験者ならすぐ理解できる内容ですが、

パチンコでは、

“大当たり”を出すと、ボーナスタイムに入って、

その間にお金を稼ぐようなシステムとなっています。

これには時間制限があって、

その時間が切れると、また“大当たり”を当てないといけなくなります。

つまり、また“リーチ”して、演出に入って、真ん中を揃える作業に戻ります。

で、

そんなボーナスタイムに入っていた秤ですが、

このボーナスの内容が、

作中でも1位に入るくらいのブッ壊れ性能でした(笑)

その内容が…

ボーナス中の4分11秒間は、

呪力の制限が解除され、

呪力が無限にあふれ続ける+反転術式が自動で行われる

という能力でした。

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

つまり腕を切断しても顔面を削ぎ落そうが自動で復活する“不死身”の完成です。

「いやいや、強すぎるやろ…」って感じでしたね(笑)

しかもヤバいのがここからで…!

一回“大当たり”は、ボーナスタイムに入って、それが終わるんですが、

ただ、“大当たり”を出した後のルーレットって、“大当たり”が出やすい状態になるんですね。

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

これもパチンコと同じ仕様ですが、

これを“確変突入”といって、その突入率は予め決まっているものです。

秤の場合は、“大当たり”を出した後の“確変突入率”は75%です。

で、この確変に入った後は“大当たり”が出やすいってだけで、

一応 ルーレットはくるくる回さないといけないのですが、

①:ルーレットくるくる(三つ揃える)⇒大当たり⇒確変突入(突入率75%)
②:確変中⇒ルーレットくるくる(当たりやすい)⇒大当たり
③:①と②がループする

ただ言ってしまえば、一度“大当たり”を引けば、

良い流れになるので、

下手したら、

呪力が無限に溢れる+オートの反転術式が一生ループをする能力な訳です(笑)

もうね、バケモンすぎる(笑)

一応、弱点としては、確率中は不死身ではないという設定になっていて、

そこが狙い目ですが、まあ、防御に徹底すれば良さそうな所です。

これなら確かに呪力の底知れない乙骨すらも凌駕するポテンシャルがあると言えるので、

「ノッてる時は乙骨より強い」

というのもあながち嘘ではない事になりますね。

他にも細かいパチンコならではの設定もあるんですが、

知らない人からするとこれ以上の説明はつまらないと思うので省きます(笑)

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

そうして本編では、

“確率変動”に突入したノリノリの秤vs肉弾戦最強の鹿紫雲が激突となる訳ですが、

この勝負の行く先はぜひ本編でご確認頂けたらと思います!!

滅茶苦茶 見応えのあるバトルでした…

⇒【天元と羂索の陰謀論アリ⁉
⇒【乙骨vs石流vs烏鷺が激熱過ぎた!!

伏線&考察要素

ここでは個人的に気になった伏線や考察要素に触れていきます。

今回気になったのは2つで、

・パンダのこれから

まず一つ目はパンダの行く先ですね。

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

鹿紫雲戦にてお姉ちゃんとお兄ちゃんの核を失ったパンダは、

核がパンダだけとなってしまいました。

そして完全自立型人工呪骸の設定上、

核は3つないと安定せず、

自我も芽生えず、呪力も自己補完されません。

つまり、今後のパンダは自我が失われ、呪力も自己補完できなくなる可能性が出てきました。

そうなると今までの愛らしいキャラクターではなくなり、植物状態のようなパンダとなる訳ですが……

それはイヤですよね。

これを回避するには、

再び魂を2つ核に入れないといけないのですが、

この完全自立型人工呪骸の製造方法は、実は楽巌寺が知っています。

これは、始末された際に夜蛾が“呪い”と言って、

楽巌寺「何故…今更 話した」
夜蛾「呪い…ですよ 楽巌寺学長 私からアナタへの呪いです」芥見下々先生/呪術廻戦/17巻引用

製造方法を教えました。

つまり今後の可能性をあげるなら、

この夜蛾の抹サツに責任を感じた楽巌寺が、パンダを強化する流れがあります。

厳密にいうと、更に2つの魂を補完する流れです。

そして、この魂は肉体情報から生成可能です。

つまり、シ体がまだあるであろう夜蛾の魂が核に入る可能性だってあり得ます。

メカ丸の遺体もどうなったか分かりませんが、パンダは、

パンダ「何か叶えたいことがあるなら俺はオマエを手伝うぜ」
メカ丸「いつか…皆と一緒に…」芥見下々先生/呪術廻戦/5巻引用

こう話した事もあるので、

メカ丸こと与 幸吉の魂を入れたっていいでしょう。

そうして与 幸吉の夢を叶えてあげるなら、

パンダの約束も果たされ、伏線回収となります。

なので、疑似的ではありますが、

シ人が蘇生される可能性が出てきたので、今後の展開に期待したい所ですね。

・秤と鹿紫雲の取引

次に気になったのが、

秤と鹿紫雲がした取引です。

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

流れとしては、

鹿紫雲は宿儺と戦いたいと思っていて、

で、

秤は虎杖の中に宿儺が居るのを知っているので、

「戦わせてやる」

という会話がされました。

そうして鹿紫雲が仲間入りしたそうですから…

つまりこの時の取引は、

虎杖(宿儺)に合わせるという条件で、それまでは仲間になること。

或いはそれ以降も仲間として行動すること。

という事になりそうです。

なんなら、秤的には、その後の呪術規定の改定にも協力してもらって、

更には賭け試合を盛り上げる要因として参加して貰えたら万々歳ですね。

そこまでの条件を取り付けられたかは未知数ですが(笑)

ただ、鹿紫雲の宿儺と戦いたい欲求がアホ程高いならその条件を飲む可能性も全然あると思います。

これは、どんな取引となったか?

今後とも見物ですね。

何しても仲間入りは確定っぽいので、

かな~り心強い仲間になったと言えます。

強敵出現フラグかな…??(笑)

⇒【全呪霊まとめ&一覧
⇒【菅原道真がヤバイ!?最強の呪い⁉

感想

ということで21巻はもう秤が主人公だったという巻でしたね(笑)

そして、ようやくお目にかかれた能力ですが、

まさかのパチンコっていうね……(笑)

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

しかもバカつえーっていう…(笑)

これアニメ化が楽しみですね…

多分 演出がド派手に描かれると思うので、見応えバッチシになるはずです。

芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用

他にも、

400年前の回想がチラっと始まっていたり…

昔の宿儺の様子もチラっと描かれていたり…

生前の石流龍の顔が描かれいたり……

見所は満載でした。

というか、過去編に入ってもいい雰囲気も流れ始めましたね。

当時の宿儺の全盛期の強さが描かれるなら超見物ですが、

ただまーそれは流石に現代編にて描かれるでしょうか?

一番気になるのは、

最強の五条vs宿儺や、

宿儺vs乙骨や

宿儺vs秤ですが、

まずは鹿紫雲vs宿儺が描かれそうではあります。

秤との取引の件もありますし。

しかしま~…

なんか全てのどの対戦カードが面白そうですよね…

ちゃんとバトル漫画してて嬉しい限りです。

“シ滅回游”のゲーム説明が始まった辺りと、

その前の天元による羂索の目的の解説が始まった16巻~18巻辺りは、

「文字量多すぎで小説 読んでんのかな?」って気になったので(笑)

ではでは、引き続き面白いバトル展開になる事に期待です!

21巻の感想でした!

>>【ジャンプの定期購読を試す!!】<<

⇒【真希の鬼人化がヤバい!!
⇒【来栖華と伏黒の意味深な関係とは⁉
⇒【宿儺の本名が堕天⁉

こちらの記事も読まれています

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。