この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2022/52号)』で連載中の「呪術廻戦」の205話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回では九十九が登場し、vs羂索が始まろうという所でした。
“特級術師”の九十九の能力とは一体どんなものとなるのか?
では感想を書いていきます!
⇒【真希の鬼人化がヤバい!!】
⇒【来栖華と伏黒の意味深な関係とは⁉】
ナイスファイト!!
羂索は“あらゆる障害”取り除くアジアの神の呪い特級呪霊を展開。
九十九は式神の“凰輪(ガルダ)”を弾状にすると、そのまま蹴って特級呪霊を撃退して見せた。
その後、九十九が羂索に攻撃を浴びせると、羂索はガードした両腕が折れ、そのまま何百メートルも吹っ飛んでいった。
九十九の術式は仮想の質量を自らに付与するものだった。
それは術式で呪具化した式神にも付与可能であった。
この獣を狩ることができるだろうか
はい!ということで、冒頭では、
九十九の術式が質量を付与できる能力だと明かされました。
ただま~この“質量”がややこしくて、
“重さ”と言い換えても良いんですが、厳密には違うものです。
質量とは、その物体、
成人男性で言えば60㎏の重さを指します。
「体重じゃん?」
って話ですが、
でも“重さ”というのはあくまで重力によって、
地球に引っ張られているモノの重さを測るために作られた指標みたいなもんです。
なので、重さは重力次第で変化するんですね。
例えば、
重力があまり働かない(少ない)月とかで体重を測ると、
60㎏の人は10㎏と観測されます。
月の重力が地球の6分の1らしいので(笑)
どうやって調べたか分かりませんが。
でもここが重要です。
質量というのは、そうやって重力で変わったりしないそのモノ本来の重さを指します。
つまり、どういう事かというと、
その人の質量を知りたいなら、
無重力空間で体重を測れば、その人の質量が分かる訳です。
理論上は。
重力が加わってないですから、本来ある重さ、
というかその人が持つ質量が分かる事になります。
因みに人間は、
炭素原子が50%。 酸素原子が20%、水素原子が10%、窒素原子が8.5%、カルシウム原子が4%、リン原子が2.5%、カリウム原子が1%
などで出来ているらしいので、それらの重さが分かるっちゅー事ですね。
じゃあ重力のない所で体重を測ったらどうなるん?ってのが本題ですが、
実はこれ…
地球で体重を測った場合と大きくは変わらないんですよね…(笑)
だから、大まかに“質量”=“体重”と考えて良い訳なんですよね…
ただ、質量は厳密には重力の影響を受けても根本的には変わってないので、
(月で言えば本当に60㎏の人が10㎏になった訳じゃない)
そこが大きな違いと言えます。
では、九十九がそうやって術式で自身の質量を高めれば、
結局、重力の影響を受けて体重が重くなって動けなくなるじゃーんって話なんですが、
ただ、羂索曰く、
攻撃のスピードが落ちていない点から、
「術師本人の影響はないとみるべき」
的な事が言われているので、
そこの影響は受けないっぽい…(笑)
ここが一番の謎理論というズルい所ですね(笑)
つまり、九十九は質量を上げまくって、
攻撃力だけ化物染みた破壊力を持った攻撃が可能という訳です。
次に気になるのが、
「この質量を何処まで付与できるの?」
って話ですが、これが例によって無限とか言い出すなら、
もう九十九のパンチ一個で地球が崩壊します(笑)
因みに地球の重さは65800垓kgで、
単位で言うと、億⇒兆⇒京(けい)⇒垓(がい)
の所なので、億から言えば億の1000倍の単位ですね。
その単位すらも腕に乗せれるなら、地球崩壊編突入です(笑)
がまあ…これは流石にちょっとぶっ飛び過ぎですよね。
“縛り”や制限やらは流石にあるでしょう。流石に。
芥見下々先生/呪術廻戦/2巻引用
そもそも設定上、術式というのは“呪力”を使って発動するモノですのですしね。
無限なんてことはなさそうです。
でも物理攻撃最強キャラ爆誕って感じですね(笑)
⇒【宿儺の本名が堕天⁉】
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“重力”だ
九十九は羂索が使用した呪霊操術以外の術式を“重力”だと断定した。
また、抽出した術式は一度しか使用できないとも説明を始めた。
そのため「無為転変」は使えないと続けた。
しかし、術式に関して言えば他にも持ち得るため、撃退は困難と考えていた。
一方の羂索も九十九が質量を拡張術式で広げられるであろう事を考えると、撃退は困難だと考えた。
そこで羂索は「領域展開」を発動するのだった。
領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」
はい!ということで、中盤の方では、
今度は羂索の3つ目の術式が“重力”だと語られましたね。
芥見下々先生/呪術廻戦/11巻引用
一つの目の術式が肉体を転々と出来る奴で、
今の二つ目が夏油の体を乗っ取って使ってる呪霊操術で、
そうして三つ目が“重力”という感じでした。
イヤイヤ最強やないか(笑)
術式ってそんな何個も持てるもんなんか(笑)
でも、九十九的には、
脳の限界を考えると4つが限度で、あってももう1個だよな的な事も言ってました。
更に、乙骨の場合は、外付けのリカに頼ってるから、
その脳のはち切れも起きていないという話もされています。
「成程…」
だから乙骨は無条件で何個も術式を真似できる…
という訳なんですね…
理に適ってはいますよね。
しかし、仮に羂索の術式が“重力”だとしても、
“質量”を付与する術式である九十九には理論上は効力を成さないはずなんですがね…
そういう意味では羂索にとって九十九は天敵な訳ですが、
最後は必中効果にもなる「領域展開」で締めたって流れでした。
これあんら“重力”とか、“質量”とかもうぶっちゃけ関係ないです(笑)
で、
ここで天元が動きましたが、
「押し合い合戦を勝つ作戦なのかな?」
って感じですよね。
羂索が如何に達人であろうと、九十九と天元を相手に「領域展開」の押し合いをすれば、流石に負けるでしょう。
芥見下々先生/呪術廻戦/20巻引用
そうして、術式が焼き切れるオーバーヒートが起こるやもしれません。
ただ思うのが、
羂索もバカじゃないはずなので、
多分この領域展開において起こる術式のオーバーヒートみたいなものも克服していそうです。
そもそも術式複数持ちですしね…
例外もいい所です。
そこが彼らの見落とし所になるのではないか?と、
そう思う部分もあります。
ではでは!
領域展開の駆け引きに期待です!
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