この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ（2023/19号）』で連載中の「呪術廻戦」の219話の感想を書いたものです。

本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。

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前回では、宿儺が式神を２体展開し、

一方では万がハートを構築する！的な発言をして気合を入れ直して終わりとなっていました。

戦いも終盤戦に入った雰囲気ですが、ここからどんな展開となるのでしょうか？

では、感想を書いていきます！

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今日は新嘗祭だぞ

時は平安。

宿儺は新嘗祭に招かれ、五穀豊穣を祈ってもらう事になっていた。

貴族らは文句タラタラだったが、しかし宿儺が“月日星進隊”と“五虚将”を八つ裂きにした事実から、友好関係を示さねばならないのだった。

万はそんな新嘗祭の最中である宿儺に抱き着き、好意を示したが、宿儺に切り傷を負わされるのだった。

現代に戻ると、万は触れる事すら許されない「完全な球体」を構築し、

更に領域展開「三十疾苦（しっくしっくしっく）」を展開するのだった。

これに対し、宿儺は布瑠部由良由良で魔虚羅を呼び出すと、一撃で「真球」を破壊してしまうのだった。

私だと思って 後生 大事に使ってね

はい！

ということで、万vs宿儺が終幕しましたね……

いや～万の「真球」からの「領域展開」には、

流石に宿儺もヤバいんじゃない？

って思ったんですが、

そう思ったのが浅ましいと思える程に、

宿儺が意図も容易く万の領域を突破しましたね……(笑)

宿儺の言い分としては、

“適応済み”だったとの事ですが、

これは魔虚羅の能力の“あらゆる事象へ適応する”が適応されたって事ですよね。

魔虚羅の能力は一度見た攻撃はもう喰らわないというもので、

実際、宿儺vs魔虚羅戦では、

宿儺が一度見せた“斬撃”すらも、

二度目からは見切っていて、当たりもしませんでした。

この魔虚羅の能力がもうね…チート過ぎるんですよね……(笑)

一回 見たらもう効かないっていう能力？(笑)

何ソレ？勝ち目ないやん(笑)

って感じです。

じゃあ五条の最強技、

虚式「紫」も一回見ちゃったらもう効かないって話ですよね…？？

いや～宿儺先生…

アナタ　ツヨスギルヨ…

対戦相手は、

ミゲルの部族に編み込まれた縄を事前に100個くらい持参していかないと勝ち目ないですね(笑)

また、魔虚羅の扱う剣は“退魔の剣”と言う名があって、

正のエネルギーを宿しているのですが、

前回の「円鹿（まどか）」の反転術式で、万の呪力が中和されていたように、

万の展開した「真球」も結局は、呪力の塊だったので、

この“退魔の剣”で簡単に破壊出来ちゃったよって感じでした。

本当なら“触れられない”ハズですが…

結局これも仕組みを理解したら対応できちゃう魔虚羅の前では無駄でした…

何がヤバいって、宿儺が“理解”していればいい所ですよね。

魔虚羅、別にみていた訳じゃないですし。

で…！

最後の方では、絶望した伏黒が胎児の寝るポーズみたいな感じで、

シュンとしてましたが……

そこは根性で元気だせや！！！！

踏ん張るしかないだろう…伏黒…！！

という気持ちになりました(笑)

まあ…そりゃあ唯一の家族が亡くなった訳ですし、落ち込むのは勿論仕方ないんですが…

それでは宿儺の思惑通りだし、

終始そうなっていてはヤバいんですよね…

これは、伏黒を元気づける役が必要になりますが、

まあこれは恐らくは虎杖になると思われますよね。

以前には、宿儺が渋谷事変で人を大量にコロして、虎杖がその責任を感じていましたが、

この時は伏黒が虎杖を諭していました。

虎杖「俺は人を殺した！！俺のせいで大勢 死んだんだぞ！！」

伏黒「俺達のせいだ　オマエ独りで勝手に諦めるな　俺達は正義の味方じゃない　呪術師だ」
伏黒「もう俺達に自分のことを考えてる暇はねぇんだ　ただひたすらに人を助けるんだ　これはそもそも　オマエの行動原理だったハズだ」芥見下々先生/呪術廻戦/17巻引用

ただ、どうでしょう？

この際の伏黒のこのしっかりとした発言を見るに、

案外 一人で立ち直れちゃうかもしれないですね。

今は直前って事もあって、

落ち込むのは仕方ないとはいえ、

まだまだ絶望するには早いのかもしれません。

ではでは、宿儺の初戦はまあ予想通りの展開となりましたが、

今後は伏黒を誰かが救出するかに期待ですね。

それでは引き続き「呪術廻戦」を応援していきましょう！

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