この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2023/28号)』で連載中の「呪術廻戦」の225話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回では、五条vs宿儺の体術戦がメインでしたが、
次からは呪術勝負となりそうな雰囲気でした。
はたして、ここからどんなバトルとなるのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
⇒【宿儺の本名が堕天⁉】
⇒【秤が乙骨越えのチート能力だった件!!】
無下限呪術で絶対不可侵を持つ五条に対し
冥冥の中継で、脹相、虎杖、来栖らは二人の戦いを見ていた。
その中ではそれぞれのキャラクターから解説がされるが、
五条vs宿儺の方では領域展開の押し合いとなった。
結界内では互角の押し合いとなり、互いが互いの必中効果を打ち消し合っていた。
しかし、宿儺の領域の効果範囲は結界外からの攻撃に達しており、
五条の結界は崩壊してしまう。
かくして、宿儺の必中効果が五条の首を捉えるのだった。
外からからの攻撃に脆い
はい!
ということで、体術の次は、
一旦、十種影法術vs無下限呪術になると思ったんですが…
まさかのもう本命の「領域展開」の押し合いになりましたね。
そして、領域合戦では、
宿儺が五条を上回る形となりました。
これは、宿儺の経験からくる領域対策もバッチシだったという所でしょうか。
恐らく、五条は結界を閉じないパターンの領域展開の押し合いをしたことがなかったのでしょう。
芥見下々先生/呪術廻戦/9巻引用
これは、
初めての甚爾との戦いでも経験したような敗北に感じます。
つまり、初見ゴロしのような。
しかし、この時も五条は反転術式で覚醒して、無事に勝利して見せていましたよね。
首を攻撃された経験はありますから、
そういう意味では反転術式での治療もお手の物でしょう。
そうして、
第2R開幕となっても不思議じゃありません。
問題なのは、
「伏魔御厨子」を展開中の宿儺がその隙を与えるのかどうかですよね。
芥見下々先生/呪術廻戦/14巻引用
「伏魔御厨子」の効果は、
「伏魔御厨子」が消えるまで、
最大半径200m内にいるモノへの呪力を帯びた「捌」と呪力のないものへの「解」による斬撃です。
更にこの斬撃は呪力総量や呪力出力に長けている宿儺から繰り出されるので、
破壊力も満点で、石流ですら一撃で両断されたほどでした。
魔虚羅もこの攻撃によって、瀕シとなりましたが、
仮にそれで生存していたとしても、
芥見下々先生/呪術廻戦/14巻引用
最後にはとっておきの「開(フーガ)」も隠し持っています。
こちらも威力は申し分ない破壊力です。
でもって…
魔虚羅の式神もまだ温存しています…
もうね…宿儺が強すぎる……(笑)
術師全盛の時代を生きただけだって、何から何まで対策済みな印象があります。
後は、十種影法術の方の領域展開もあるでしょうし、
式神達による拡張術式などの複合技もあるわで、
もう…攻撃の手段がまだまだいっぱいあります。
一方の五条は「蒼」「赫」「茈」の3パターンが基本。
どう考えても宿儺有利です。
しかしながら、それでもなお、五条が勝つ展開を描くなら、
一旦は宿儺みたく、
結界を閉じないタイプの領域展開をしない事にはまずお話になりません。
それを「無量空処」でした場合には、
乙骨「気づいた?五条先生より多いんだよ 呪力量」
乙骨「でも先生には「六眼」があるから 術式を発動した時のロスエネルギーが限りなく0なんだ パフォーマンスではやっぱり先生が1番だよ 僕に呪力切れはあっても 先生にはないしね」芥見下々先生/呪術廻戦/16巻引用
呪力の消費の起きない五条が優勢になるのではないかと思えます。
これが一つの勝ち筋ですよね。
後は、羂索vs脹相&九十九戦では、
脹相が一旦やられたけど、そのおかげで不意を突くこと出来てましたから、
五条なりのプランがあったのなら、これもわざとかもしれません。
その場合には術式の焼き切れ狙いってことになります。
また、五条の場合は、
新鮮な脳みそを常時お届けしている事もあって、
術式による焼き切れが起こらない可能性もあるので、
その場合には隙を付けて一気に優勢ともなれます。
とまあ…可能性は様々ですが、
ただ何せよ、
宿儺に分があるに代わりはないのかなと思っていますね。
芥見下々先生/呪術廻戦/222話引用
身仏を喰った伏線もあるので、
まだ奥の手があると思うんですよね。
ということで、整理すると、
「宿儺」
・「伏魔御厨子」が消えるまで「捌」と「解」を浴びせる事が可能
・魔虚羅がまだある
・「開(フーガ)」がまだある
・領域展開「嵌合暗翳庭」がまだある
・十種影法術がまだある
・身仏を食べた伏線アリ
「五条」
・反転術式で治癒は可能
・領域展開⇒不利
・「蒼」、「赫」、「茈」⇒既に使用したため魔虚羅と相性悪い
って感じだと思っています。現状は。
で、ここから逆転するなら、
まずは領域展開で結界を閉じないパターンの「無量空処」をしないと、
「伏魔御厨子」だけで宿儺が勝てちゃいます。
そして、逆に結界を閉じない「無量空処」が打てれば、
「六眼」により、術式の発動時のロスエネルギー限りなく0に出来るため、
押し合いで勝てるはずです。
ここが天才と言われる五条の腕の見せ所ではないでしょうか?
ではでは、次回で五条がもう散るのか?
それともまだ踏ん張るのか?
引き続き盛り上がるような展開に期待ですね!
せっかくの頂上決戦ですから、これで終わるなら消化不良感が残ります(笑)
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