【ヒロアカ】レディ・ナガン、ジェントル、ラブラバの助っ人が熱すぎた!!トガとAFOの覚醒がヤバい!!【38巻評価&感想】

この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ』で連載中の「僕のヒーローアカデミア」の38巻の感想を書いたものです。

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前巻では、荼毘とAFOが覚醒し、そしてシ柄木vs緑谷もいよいよ始まったという流れでした。

そして、最後の方では、

スピナーが黒霧を奪還したせいで、流れは完全に敵(ヴィラン)側にありました。

はたして、ヒーロー側は対処しきれるのでしょうか?

では、キャラ紹介も兼ねながら感想を書いていきます!

※38巻までのネタバレ含まれるので、先バレが嫌いな方は要注意です※

⇒【荼毘とAFOの覚醒がエグイ!!
⇒【遂に開幕!!緑谷vsシ柄木!!

本館の主要キャラ

今回紹介する主要キャラは5名です!!

渡我 被身子(トガ ヒミコ)

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

・概要

敵連合の一人。

“個性”は「変身」で、他社の血を摂取すると他者の姿に変身できる。

“個性”が故に、

トガは幼少期から他者の血を摂取する事に強い好奇心を抱いていた。

その際には、小鳥の血を飲み干してしまう。

両親に怒られたトガは、その本能をしまい込んでいたが、

中学生になると欲求が爆発してしまった。

トガは同級生を切りつけ、重傷を負わせ、血を飲んでしまうのだった。

以降、逃走生活が始まったとみられる。

また、第二次決戦前には、トガが実家に訪れる描写があったが、そこはもぬけの殻になっており、

大量の罵倒の落書きが描かれていた。

両親は世間から強いバッシングを受けていたのだった。

トガは、思う。

この世の中は生きづらいと。

トガは生きやすい世の中にするためにヒーロー社会を潰すのだ。

そして、第二次決戦では、緑谷に告白もしたが、その想いが届く事は無かった。

もはやこの世に未練もなくなったトガ。

後はヴィランとして全力戦うばかりとなった。

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ラブラバ/相場 愛美(あいば まなみ)

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/19巻引用

・概要

犯罪行為を投稿する“ジェントル”の相棒にして、

ジェントルに恋する一人の少女。

“個性”は「愛」であり、

愛する者に愛を囁くと、その人をパワーアップさせられる。

中学時代には、初恋の人に勇気を出して手紙を送ったが、

“愛”が重すぎて本人と周囲の人に引かれる事となった。

以降、引きこもり生活となったラブラバだが、

動画投稿をしているジェントルを目にする。

ハッキングの才能があったラブラバはジェントルの住所を特定し、出向くことになる。

これが二人の出会いとなった。

それからはジェントルの手伝い人として、動画投稿に協力するようになった。

本編では、世間から風当たりの強かった雄英高校への潜入を試みたが、

緑谷出久に阻止された。

そうして、逮捕に至ったが、

警官達には独学で学んだというハッキング能力を認められていた。

はたして、ラブラバは世の為に活動できるのか。

第二次決戦では、再登場することになる。

ジェントル/飛田 弾柔郎(とびた たんじゅうろう)

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/19巻引用

・概要

自称怪傑浪漫“ジェントル・クリミナル”。

犯罪行為を動画投稿する“ヴィラン”である。

学生時代はヒーローを目指していたが、落第点が続くばかりだった。

そして、落下する男を助けようとした際には、ケガを負わせてしまい、

遂には退学する事になる。

22歳となったジェントルはフリーターの浮浪者のような状態となっており、

当に夢は忘れていた。

しかし、学生時代に時間を共に過ごしたヒーローになった竹下と出会い、

夢が再熱する。

だが、方向性を踏み違えたジェントルは、

気付けばヴィランへの道を歩んでいたのだった。

なお、“個性”は「弾性(エラスティシティ)」であり、触れたものに弾性を付与する。

本編では、雄英高校への潜入を試みたが、緑谷出久に阻止され、逮捕されるに至った。

その際にはラブラバや緑谷出久を庇い、罪を一人で被ろうとする素振りも見られたが、

はたして改心して無事に出所できるのか。

第二次決戦では、まさかの再登場を果たす。

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レディ・ナガン/筒美 火伊那(つつみ かいな)

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/32巻引用

・概要

本編では、

オール・フォー・ワンの刺客“ダツゴツ”の一人として緑谷出久を襲った。

その正体は元公安直属のヒーローであり、当時の会長をアヤめた犯罪者である。

レディ・ナガンは純粋な心を持っていたが、

公安のヒーローとして、汚い仕事をこなす内に、心が穢れていった。

活動内容は主に闇の住人の暗サツにあったが、その人生に疲れたのだと言う。

“個性”は「ライフル」であり、

二色の髪の毛を混ぜ練り上げる事で弾を好きな形に生成できる。

特筆すべきはそのスナイパーの才能であり、

レディ・ナガンは、3㎞離れた場所からでも正確に狙撃ができる。

そして、対“緑谷出久”戦では、敗れる形となり、

オール・フォー・ワンの仕掛けが発動し、内部爆破が起こってしまう。

重傷となったレディ・ナガンだったが、

緑谷やホークスの気持ちに触れた事で、改心し、

オール・フォー・ワンの情報を明け渡すのだった。

シんでいてもおかしくないレディ・ナガンだったが、

命を取り留めていた。

第二次決戦では、まさかの参戦を果たす。

オール・フォー・ワン

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/37巻引用

・概要

幼少期に魔王を夢見た男。

都市伝説的存在で、

オールマイト全盛期の時代“黄金時代”に闇の帝王に君臨した。

その際には、オールマイトに敗れ、姿を消していたが、現代にて再び姿を現す事となった。

オール・フォー・ワンの野望は、

全世界の人々の未来を阻む事であり、

その活動のためにシ柄木を後継として選び、身体と精神を乗っ取る気でいた。

第二次決戦では、切札の“巻き戻し”を発動させ、若返り続けている。

最終的には、消えゆく定めのオール・フォー・ワンだが、

その前に何とかしてシ柄木との接触を謀る。

⇒【超解放戦線の死亡者一覧

見所

ここからは個人的に面白いと思った名場面を3つだけ紹介していきます!(他にも名シーンは山ほどあります)

トガの哀れなシの行進

まずは、前回からの続き、

黒霧のワープから登場したトゥワイスですが、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

こちらはトガがトゥワイスの血を摂取し、

「二倍」の“個性”を発動させていたのでした。

トゥワイスの増殖も相変わらずチートしてますが、

その“個性”を真似できちゃうトガも大概ですね…(笑)

下手したら本当にこれ一個で国が滅びるレベルです…

一応、トガの“個性”を真似る条件としては、

対象者が“好き”でないといけないので、

制限はありますが、

荼毘「 “変身”  心から好意を寄せた対象に限り その“個性”をも使えるようになった」堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/35巻引用

これもあまりデメリットとは感じられない誓約です。

仲間の人なら大抵 好きになっていくものですし…(笑)

故に…

黒霧の“ワープ”から出てきたトガトゥワイスのせいで、場は大混乱に陥ります。

群訝山荘に居た若返るAFOは更に勢いづく形となり、

更に、

シ柄木を捕らえる檻の空の雄英校舎でも、

ヒーロー側が大損害を受ける事になります。

まさに流れはヴィランにあり…という展開となったワケです。

そして、最大の懸念点は、

トゥワイスの“個性”の真価です。

なんと、トゥワイスの「二倍」ですが、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/9巻引用

「二倍」で増やした対象者は、

“個性”を行使もできるのです。

つまり…

これがシ柄木に扱われたらもう世界もいよいよ終わりです。

しかしながら、

こちらは何か制約が引っかかっていて、

現状は出来ていない状態です。

トガ「仁くんなら出せるのに 何で私は 仁くんになれないの」堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

理由は不明のままですが、

一応可能性を考えるなら、

「二倍」のそもそもの仕様に引っ掛かっているのはないかと思われます。

トゥワイスが「二倍」で増やせる対象はそもそも、

その人の詳細なデータが必要で、

トゥワイスはその人を測る必要がありました。

この詳細の部分をトガが把握できていないから増やせない可能性があります。

なので、その点に気付き、

接触されたワンチャン増やされる可能性は“まだあります”。

ここが、トガを巡る戦いでどう繰り広げられていくかが見物ですね…

これを麗日が阻止しに行っている段階ですが、

盛り上がりを考えるなら、

トガが「二倍」を最大限まで活かした展開も悪くないと思えます。

その分だけ「ヒロアカ」が見られるって事ですし…(笑)

何しても、これは引き続き動向に期待という状態です!

因みにトガは現在 群訝山荘にいて、麗日も現場にいます。

⇒【荼毘とAFOの覚醒がエグイ!!
⇒【遂に開幕!!緑谷vsシ柄木!!

空の雄英校舎を巡る戦い

続いての見所は、

空の雄英校舎を巡る戦いです!

これが個人的にもうベストバウト対象でした!!

まず、トガトゥワイスの介入もあった事で、

物間と相澤の「抹消」コンボは乱されてしまいます。

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

そのせいで、

遂には“個性”を行使したシ柄木。

“空の雄英校舎”は落下の道を辿る事になります。

更に、ここで近属がハッキングに入り、

檻を浮かしていた「浮上制御」のコントロールも奪われる始末となります…

まさに大ピンチの一歩を辿るシ柄木戦ですが…

ここから超激熱展開!

ここで登場したのが!!

まさかの!

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

ラブラバです!!

ハッキングのプロだった、ラブラバは、

近属が奪った「浮上制御」を奪い返す為にサイバー攻撃を仕掛ける事になるんですね。

更に更に!

落ちゆくシ柄木の檻ですが、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

こちらは、ラブラバの“愛”で超強化されたジェントルが、

“空中で支える形となります。

そしてそしてまだ終わらない!助っ人参戦!!

最後は、

“個性”が行使できるようになったシ柄木を止めるべく、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

レディ・ナガンが超遠距離から支援狙撃をしてくれます!!

そうして、シ柄木の両手を撃ち落とすんですが…

もう…怒涛の熱すぎる展開って感じでした…

一度は、緑谷と戦った3人がまさかの助っ人参戦したワケです。

ヴィランに落ちた彼らですが、彼らを信じる心が、再び彼らを取り戻してくれました。

個人的には心のグッとくるものがありました。

しかも…

全員強くて頼りになる!!(笑)

この展開に胸躍らない人なんているの?(笑)

で!

結局、“空の雄英校舎”の落下は無事に阻止完了となって、

起き得た最大の被害は免れています。

最後は、地上に降りたシ柄木と緑谷が向かい合えってのフィニッシュですが、

この一連の流れがもう…

「ヒロアカ」史上で言っても良いくらいに

個人的は面白かったですね…

確実にトップ5に入るレベルでした…(笑)

そして何がヤバいかって、

まだまだ終わらないって所です。

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魔王の物語

続いての見所は、

若返り続けるvsAFOです。

これはもう…超絶望って感じでしたが、

まず、トガトゥワイスに介入により、

大混乱となった群訝山荘ですが、

ヒーロー側からも加勢が入ります。

登場したのは、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

士傑高校の面々でした。

もちろん、これは激熱展開だったんですが、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

しかしながら、若返り続けるAFOを止めるには至らず、

というよりAFOがドンドン強化されていく流れになります。

更にここにギガントマキアを「洗脳」した切島&心操とMt.レディも参戦し、

AFOを止めようとするのですが……

まさかの結果で終わっています。

ここも激熱シーンでしたが、

ここから先はぜひ、ご自身の目でご確認頂けたらと思います。

最後には、胸躍るシーンも待っています。

まさかの“彼”が参戦するんですが……

正直、そのシーンは読んでいて“震えた”レベルです(笑)

まだ読んていない方はぜひ!

⇒【AFOvsエンデヴァーが激熱!!
⇒【vsシ柄木の爆豪と天喰の新技がカッコイイ!!

感想

という事で38巻ですが、

①荼毘vs轟焦凍etc

②AFOvsエンデヴァー&ホークスetc

③シ柄木vs爆豪etc

④トガvs蛙吹&麗日etc

と始まった第二次決戦は、

蓋を開けてみたら、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

①vs荼毘⇒ワープ⇒エンデヴァーを追う

②vsAFO⇒若返りでドンドン強く

③vsシ柄木⇒ラブラバ、ジェントル、レディ・ナガンも参戦

④vsトガ⇒トゥワイスの無限増殖+黒霧のワープのコンボ炸裂

という形になりました

若干、ヴィラン側寄りかな?という印象です。

それぞれを見ていくと、

vs荼毘に関しては、

焦凍と飯田が向かっている段階となっています。

恐らく、焦凍の宣言通り、

エンデヴァーと二人で止める事になるのではないかと思われます。

焦凍「泣き終わったら立てよ 皆で燈矢兄を止めに行こう」堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/31巻引用

そして、

AFO戦に関してはもうラストが激熱展開だったので、そちらは一見いただくとして、

vsシ柄木に関しては、

地上に舞い降り、緑谷が対面してる状態ですが、

地上で発動される「崩壊」が怖いので、これをどう対処するかが注目処です。

引き続きジェントルやレディ・ナガンの援護がある中で戦うのか?

また、AFOに人格を支配されていたシ柄木ですが、

自分の中に“志村転弧”の人格を隠していた事で、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

最終的に、

自我を取り戻す事にも成功しています。

つまり、ここからは緑谷vsシ柄木戦となります。

これがもう「ヒロアカ」における大本命中の大本命なので、

盛り上がりは加速すること間違いなしです!!

ここの勝敗が、

本作の“全て”を決めると言っても良いですからね。

なお、vsトガに至っては、麗日が止めに行く流れですが、

「二倍」の“個性”の真価に気付いて、

シ柄木を分身させる展開もアリっちゃアリです。

そうしてくれた方が「ヒロアカ」も展開が伸びるので、本望です(笑)

後は他にも細かい描写も沢山あって、

この戦いが経営科の人達や報道ヘリによって撮影されているのですが、

それが今 全世界に届けられているので、

それによって“世界”が何を感じるのかといった所も注目処ですし、

堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/38巻引用

肉倉の父の話とか、常闇の新技も描かれてますし、黒霧と相澤を巡る展開や、

目が離せないストーリーも沢山描かれています。

まだまだ終わりそうもない第二次決戦。

ここからどんな盛り上がりを見せていくのか?

歴史的瞬間が見られそうなので、

引き続き「僕のヒーローアカデミア」を追っていきたい所ですね。

では、38巻の感想でした!

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⇒【387話で荼毘vsエンデヴァーに冷参戦⁉

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One comment

  1. わかりやすい解説ありがとうございました!
    これからも自分はヒロアカを読み続けようと思います。
    これからも応援してます!

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