この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/32号)』で連載中の「黙示録の四騎士」の112話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、シュバルツvsトリスタンが描かれ、
また気絶したアンの下へパーシバル一行やイゾルデが様子を見に行く展開が描かれました。
そうして終わった一日目の修行。
二日目はどんな内容となるのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
⇒【伏線を完全網羅(まとめ)!!】
⇒【アーサーの闇落ちと末路】
目次
チクショオ…荒ぶってやがるなベヒモスノ野郎
魔界ではベヒモス負の魔力が拡散し続けていた。
シュバルツは万全の態勢でベヒモス戦に挑めるよう、侵入者の混沌の騎士たちの捜索を開始した。
確実に始末しておくぞ
はい!
という事で、まず冒頭では、
シュバルツたちから動きが見られました。
ベヒモス戦に挑むに当たって、
混沌の騎士の邪魔が入ったら厄介なので先に潰しておきたいって感じでしたね。
これは賢明な判断だと思えました。
実際、
ベヒモスの背にある何処にあるかもわからない扉を捜しながら、
混沌の騎士に対処しなくちゃいけないなんて、あまりに無謀です…
下手せずとも、一人や二人仲間がシんでしまいそうなところです…
なお、シュバルツたちがモートラック隊に戦いを挑んだ場合ですが、
情報を整理する限りだと、
魔神族側の方が強そうですよね。
トリスタンが本気だったかはさておき、
シュバルツは一度 トリスタンに勝っています。
一方のモートラック隊は、
ガウェイン一人に苦戦を強いられるレベルでした。
強さの順位的に言うと、
トリスタンの方がガウェインより強いと思えるので、
その点を考えると、シュバルツ側が優勢という気がしています。
なので、この2勢力が鉢合うなら混沌の騎士側が掃討されるんじゃないかと思っています。
混沌の騎士側が勝つなら、
魔力が未判明のモートラックが頑張るか、
後は正体が“ななし”っぽいトミントールが頑張るか次第ですが、
まあ…数的にも魔神族側が優勢である事に変わりはないですよね。
瘴気の問題もありますし。
こちらはバトルシーンに期待ですね!
⇒【キングたちの子供は登場済み!?】
⇒【アーサー強すぎ問題…】
イゾルデになんて言おうとしたの?
ナシエンスの走り込みの付き合うアン。
アンはイゾルデに何て言おうとしたか質問すると、
ナシエンスはジェイドがイゾルデの事を好きだったことを伝えようとしていた。
アンは伝えるべきではないと否定したが、ナシエンスはそれでも伝えるべきだと喰いつくのだった。
自分の口から伝えるなんて
はい!
という事で、
中盤はアンとナシエンスの会話がメインでした。
ナシエンスは、
ウォルナックの宿でジェイドがイゾルデを好きだと知りましたから、
その事を伝えようとしていました。
しかしまあ…伝えてしまうのはどうなんでしょうね?
メタ的な事を言っちゃうと、
このジェイドの想いを知るというのはイゾルデにとっての山場となりそうなので、
そういう意味では覚醒シーンとかで伏線が回収されると思うんですが、
そこを考えるとまだまだ伝えられないと思っています。
「七つの大罪」で言っても、
デリエリはモンスピートの気持ちを知ろうとして、
最終的にはエリザベスの手を借りる形でその想いに気付きましたが、
イゾルデの場合も似たような展開になるのではないかと思っています。
つまり、イゾルデの場合も自分で気付く展開になるんじゃないかと思っています。
その時にイゾルデの魔力が、
“強化”されるのか?
それともアンみたいな“変化”が起こるのか?
その点も気になりますね…
あとは、“とある事件”の伏線とかもありますし、
ジェイド「俺とキオン イゾルデは元々幼なじみなんだ…とある事件でトリスタン様に三人 命を救われて以来 あの人にホの字でよ」鈴木央先生/黙示録の四騎士/12巻引用
その話がちょろっとされ出したら、頃合いになるのかもしれません。
こちらも引き続き展開に期待です!
⇒【マーリンがアーサーと対立!?】
⇒【パーシバルの正体は〇〇族!?】
急に体が熱くなって…
魔神族達には、パーシバルが来ている事が知らされ、救い主であるパーシバルにとてつもない量の希望が募り始めた。
パーシバルは身体が熱くなった後に魔力を発散させた。
すると、ミニパーシバルがパーシバルの等身大の分身となって分離した。
分身体となったミニパーシバルはランスロットと戦い、一撃を食らわせる。
そして、パーシバルが何者かと聞くと“ツァルラ・ンドゥ”“大いなる者の一端”と言うのであった。
“我ら大いなる者の一端なり”
はい!!
という事でラストの方はもう!!
意味深すぎる…!!(笑)
という展開でした…ね…
まず、
ミニパーシバルがパーシバルの等身大の分身体になったのも意外ですし、
ランスロットに一撃食らわせちゃったのも強いって感じでしたし、
しかもそのミニパーシバルがパーシバルの方が強いと発言した点も意味深ですし…
何より最後の台詞の、
“ツァルラ・ンドゥ”からの、
“我ら大いなる者の一端なり”が一番ミステリー…(笑)
鈴木先生 ぶっこみまくりましたねぇ…
まずはこの“ツァルラ・ンドゥ”ですが、
君は何者?と聞いた際に“ツァルラ・ンドゥ”と言ったので、
これがミニパーシバルらの“名前”なんかじゃない?
とまずは思いました。
でもそうすると、ちょっと呼びづらいので…(笑)
なのでこれは多分、
マーリンの“本当の名前”的な感じであって、
もっとわかりやすい別名があるんじゃないかと思っています。
或いはパーシバルが呼びやすい名前を付けるもかもしれません。
また、このミニパーシバルが“ツァルラ・ンドゥ”と発言した事によって、
前回のリオネス内では、ミニパーシバルがパーシバルの身体をの取ったのか?
代わりに発言していた説が高まりましたね。
パーシバルが知らない言語なら話せるはずがないですし。
ただ、魔神族の言葉を覚えていなかった例があるっちゃあるので、
一応、可能性としては、
更にもっと昔なのか?
その頃に、
“ツァルラ・ンドゥ”という言語を話す“種族”と関係があった可能性もあるんじゃないかと思っています。
ミニパーシバルの正体が妖精なら、その類でしょうか。
もしくは精霊界でしょうか…?
キオン「シルフが脅えて消えた!?あれは一体…奴の魔力?」鈴木央先生/黙示録の四騎士/7巻引用
少なくともシルフはミニパーシバルの正体を知っていたようですし、精霊界の方が高そうです(そんなのがあるか知りませんが…(笑))。
その場合、
パーシバルがめっちゃ長生きしてることにもなるので、
他にも疑問点が湧くんですが、
こちらも3000年生きていたというメリオダスの衝撃の事実があったので、
ありえなくもないんですよね(笑)
まあ…まだまだ新情報を見る必要がありそうです。
そして…
ラストの“大いなる者の一端”という発言。
個人的にふと思ったのは、
“神の指”出身のパーシバルですが、
その正体は“神関連”になるんじゃないかと思えました。
そもそも神をも消滅させたメリオダスの本来の魔力。
魔神王から生まれたにしては、あまりに強大すぎる魔力でした。
仮に“大いなる者”の一端がパーシバルの中にあるなら、
他にも“一端”があると言うことなので、
メリオダスの中にもその“一端”があるんじゃないかと思いました。
そもそも“神の指”という名称も意味深なんですよね…
はたして…
何の意味もなく、パーシバルの初登場の場に、そんな名前を付けるでしょうか?
指とは基本的に五本ですが、
大いなる者の一端が、5人いる事を示しているというのなら…
<黙示録の四騎士>の4人とメリオダス1人にその“大いなる者”の力が宿っているのかもしれません。
そして、
神の指という名称からも、その場合のその力は“神”の力になるでしょうか。
なので、“大いなる者”とは“神”に匹敵するナニカであり、
古の時代なのか分かりませんが、
魔神王が誕生する前や或いはその時期らへんで生きていた存在かと思っています。
で、“混沌”に挑んだ者たちとかになる…とかですかね…(笑)
そもそも混沌に挑んだ者が現状だとキャスしかいないので、そこに違和感があるんですよね。
逆に混沌と一緒に戦った精鋭達とかでも良いでしょうけど…
まあもう…妄想の域を出ないので、結局 新情報待ちですね…(笑)
後、単純に思うのが、
<黙示録の四騎士>の予言の騎士たちって、
ランスロットが一人頭抜けていて、誰よりも魅力的に写ってると思うんですけど、
それだと主人公のパーシバルがポジション的にサブキャラに負けちゃってる状態なんですよね…
それって多分あんまり良くないですよね。
なので今回みたいに、
パーシバルの事がより気になるような内容が増えていくのはいい流れな気がしました。
「七つの大罪」ではメリオダスが大人気でしたが、
「黙示録の四騎士」でも、
主人公であるパーシバルも負けている場合ではないですからね。
ここからはパーシバルが怒涛の追い上げを見せるのか?
面白くなってきたので、
引き続きパーシバルの真相と、その後の展開に期待ですね!
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この話に関係あるかわからないんですけど
混沌は創造と破壊でパーシバルは生命力とかを与えたり逆に奪ったりするみたいな感じでなんか似てません?
そうですね…似ていると思います!
無を有に、或いは有を無に出来るような…そんな圧倒的な力を感じます…
パーシバルの力も混沌と並ぶ何かなのかもしれません…(笑)