この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/32号)』で連載中の「デッドアカウント」の24話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は化け垢化した亜科vs縁城となり、
窮地に柄本が参戦してのラストでした。
はたして、一階生 二人で撃退は敵うのか?
では、感想を書いていきます!
⇒【縁城の覚醒シーンが熱い‼】
⇒【デッドアカウントはパクリ漫画⁉】
――柄本…!!
亜科の攻撃を防ぐ柄本。
その間に低温シャットダウンした携帯を温めろとの事だった
その後、柄本の幼少期の回想に入る。
柄本は両親の喧嘩が絶えない家庭だったため、騒音が苦手だった。
ある日、隣の部屋に住むバンドマンからmp3プレイヤーを貰った。
それは騒音をかき消してくれたのだった。
数日が経ち、柄本は電能に覚醒し、「壁」を展開し、無心状態となっていた。
そこを痣木が助け、保護し、世話をした。
柄本は青年となり、痣木に恩返しをすることを誓う。
目指すはカッケー霊媒師。
回想が終わると、ヘドバンをしながらノリノリで亜科の攻撃を防ぎ続ける柄本。
その後、縁城は鬼火炎を展開し、柄本をおんぶした状態で、亜科へ接近し攻撃を叩き込む。
しかしそれは亜科の氷像だった。
氷像だ
はい!
という事で、
まず柄本のノリノリで防御をするシーンはカッコ良かったですね(笑)
音楽に乗ってるという感じが良い…
これはノリノリになればなるほど電能の性能も上がっていきそうです。
そして、今回で明らかになった柄本の過去。
両親はクズで、子育てもろくにせず、
ケンカしてばかりの人達だったみたいですが、
この作品、本当 クズキャラが多いですね…(笑)
で、そんなところを痣木が助けて世話をしてくれそうで、
柄本は恩返しがしたいという感じでした。
これは、柄本の純粋な心が知れたので、良かったです。
柄本の事は好きになれそうです。
ようやく、好きになれそうなキャラ来たな……(笑)
ただ、反対に思ったのが回想多いな~という事…
霞流の話しも蓮理の話しも柄本の話しも、輪狩も鋭義も、
回想ガッツリからの覚醒展開が多いですけど、
まさか灰島ひよりも、漆栖川 希詠も全員同じワンパターンでいく気なんでしょうか……?(笑)
そもそも回想や過去編は読者に嫌われてる表現方法なので、
あんま多様しない方が良いと思うんですよね…
本編が進むわけじゃないので、
「あ~また回想かよ~」
ってなりガチです。
書き手からしたらキャラの説明はしたいんでしょうけど、
説明シーンって別に面白くないですからね…
営業マン的な話をするなら、お客さんと挨拶や世間話をせずして、
いきなり売り込みたいモノの本題に入って会話をするようなものですから、
良いか悪いかで言えば悪い方に転がりガチ。
上手い人は回想を描くにしてもチラっと書いて興味を引かせるだけにするとか、
或いは伏線としてちらつかせて、後で回収したりってやり方を取るので、
不快に思う事もないんですが、
この回想ガッツリ描くスタイルはいつまで続くのかな?と思っちゃいましたね。
気になっている回想ならぜひとも見たいんですが。
ただ一方で、キャラの説明をガッツリしてるだけに、
後半の戦いではもう過去の話しも出来ない、
伏線もない中でそのキャラを引き立たせないといけなくなるので、
逆にそこでどう面白い話を描いていくのかは気になります。
なので、引き続き展開に注目していきたい次第です。
また、最後の方では縁城達が亜科の罠に引っ掛かってましたが、
これは、
柄本が「壁」で防ぐのか?
それともピンチとなって、助っ人参戦となるのか?
或いは、甲組が来てまさかの救済展開とかなるのか?
予想される展開は色々あるので、
盛り上がるような内容になる事に期待ですね。
ではでは、甲乙戦の終幕ともいえるこの戦いの終幕に期待です!
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⇒【25話で亜科vs10人⁉】
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