この記事は講談社発行『週刊少年マガジン（2023/33号）』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の141話の感想を書いたものです。

本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。

＞＞【マガジンの定期購読を試してみる】＜＜

前回は、サンラクvsシルヴィアが開幕となり、

サンラクが選んだキャラはまさかのカースドプリズンでした。

時間稼ぎに徹する雰囲気のサンラク。

はたして、

主人公vsシルヴィアは時間稼ぎをするだけの展開となるのでしょうか？

では、感想を書いていきます！

⇒【GGCでは全メンバーでオフ会!?】
⇒【玲がクラン脱退か!?】

シルヴィのミーティアス相手に鈍足のカースドプリズンを選んでくるとはな

サンラクはカースドプリズン専用で配置されるトラックを破壊し、武器を入手。

ガトリングで牽制し、ミーティアスの足場を壊し、接近を許さないのであった。

しかし、シルヴィアは【スターロード】で空中回避をしながら接近し、着実にダメージを与えていく。

その後、サンラクは、剥がされた装甲を吸収し、再度 同じ戦法に打って出る。

目的はあくまで時間稼ぎ。

これを受けてシルヴィアはサンラクとの闘いはつまらないと言い出した。

そして、時間稼ぎの件についても、ごねれば何とかなるかもしれないからと、

さっさとサンラクをK.O.してしまうのだった。

君はもう退場してもらって大丈夫だよ

はい！

という訳で、

どうなるかと思われたサンラクvsシルヴィア戦ですが、

つまらない宣告をされてしまいました。

まあ…確かに「つまらない」という言葉通り、

胸躍るような展開ではないですよね。

時間稼ぎのためにひたすらガトリングを打って、ミーティアスの動きを制限しながら、

近づかれたら厚い装甲でガードして、

更に剥がれたらまた吸収して、

と同じ戦法のループです。

まさに時間稼ぎのための戦い方。

観客席も空気がキンキンに冷えている事でしょう。

じゃあどうするのか…？？

キャラ選択が可能なら、サンラクはやはり、

ここで「ランゾウ」を出すべきでしょう。

ペンシルゴンからは、

“不安材料があるとしたら彼自身”

というセリフも描かれましたが、

それはサンラクが「時間稼ぎ」という本来の目的を捨て、

闘いを楽しむ可能性があるから言った言葉に他なりません。

そもそもサンラクのテーマは、

「エンジョイを忘れない」こと。

ゲームを楽しむ事が最大の目的なのであって、

だからこそ接敵したリュカオーンとも逃げずに戦った人なハズです。

その童心を忘れているサンラクと戦っているシルヴィアですが、

そりゃあ“つまらない”と言われても仕方ありません。

実際、格ゲーにおいて、遠くから遠距離攻撃して、近付かれたら逃げるという戦法の繰り返しは、

一番つまらない(笑)

そして、そんなことを言われて黙っているサンラクであるはずもありませんから、

次からは行動が変わる事でしょうが、

キャラ選択できないなら、

カースドプリズンでまさかの接近戦に打って出るなんて可能性もありそうですね。

シルヴィアのミーティアスにカースドプリズンで挑むというタブーがありますが、

それすらも打ち破れれば、

歴史的快挙の達成となります。

ただま～、やっぱり個人的には全力のサンラクが見たいので、

キャラ変更してランゾウを使って欲しいですがね(笑)

仮にそれが描かれないなら、

消化不良状態になっちゃいますしね。

その展開が描かれないならやっぱり、二人の対戦は「シャングリラ・フロンティア」内で再戦となるんでしょうか？

何だか、この二人はここでライバル関係になりそうなので、

これで縁が終わるとも思えない所です。

では、シルヴィアの言った通り、ゴネればどうにでもなるなら、

「時間稼ぎ」という本来の目的はもうあってないようなものです。

その中で、サンラクがどういう決断をするのか。

本作の主人公であるなら、野暮なことはしないで欲しいですね。

では面白くなる展開に期待です！

＞＞【マガジンの定期購読を試してみる】＜＜

⇒【142話でサンラクが本気モード!!】
⇒【140話で一撃必殺はどう当てる⁉】