この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/33号)』で連載中の「黙示録の四騎士」の113話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、ミニパーシバルが等身大のパーシバルにまで成長し、
意味深な台詞を話して終わりました。
はたして、正体が明かされるのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
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何か思い出したか?
ミニパーシバル(仮)は、パーシバルに何かを思い出させようと、
“ヴァズ・ジグラ”と唱えたが反応は見られなかった。
そんな中、ランスロットの修行は続いた。
ミニパーシバル(仮)は次のレベル3(ペルガルド)をクリアした。
そして次のレベル4、イロンシッド戦になると、
ミニパーシバル(仮)はパーシバルの体内に入っていった。
パーシバルは感覚が研ぎ澄まされた状態となり、ランスロットの攻撃を驚異的な跳躍で回避する。
その後、再び剣を交えるのだった。
お前にはイロンシッドを罰する義務がある
はい!
という訳で、今回は、
伏線だらけな回でしたね。
まず、冒頭では、精霊たちが出て来て、
キオンから初めてパーシバルを見た時と同じ反応だと語られましたが、
鈴木央先生/黙示録の四騎士/7巻引用
これにて7巻での伏線が回収された事になります。
この時、精霊たちはパーシバルに反応していたみたいですね。
一方でミニパーシバルですが、
“ヴァズ・ジグラ”と唱えて、パーシバルの中の何かを目覚めさせようとしていましたが、
一体何をしようとしていたと言うのでしょうか?
ふと感じたのは、
メリオダスみたいな本来の魔力的なものを、
呼び覚まそうとしたのかな?
ということです。
というのも、ミニパーシバルはパーシバルに宿っているタイプの魔力っぽいので、
メリオダスみたいに本来の魔力がありそうなんですよね。
後は、
昔の本来の記憶的を呼び覚まそうとしていた可能性とかですかね。
魔神族の言葉を忘れていたという例もありますし。
そうなると、
実は正体がこれまた例によって3000年以上の“ナニカ”というのもあり得そうですが、
身体が本当に16歳でしかないなら、もう、
エリザベスみたいに転生している説くらいしかありえません。
ただ、鈴木先生がそんな二番煎じみたいな事をするかも怪しい所なので、
赤子まで戻された?的な事でもされたのかな?
と考えるところですが…
こっちはもう情報不足が過ぎますので、確かな回答は得られません…(笑)
そして、更に!
ミニパーシバルから語られた最後の台詞も意味深です。
パーシバルにはイロンシッドを罰する義務があるそうです。
そもそもパーシバルの父はイロンシッドだそうですが、
イロンシッドからはパーシバルに対する愛情みたいなものが一切感じられませんよね。
鈴木央先生/黙示録の四騎士/11巻引用
しかし、一方でディオドラには愛想よくしていますが、
この差は何だと言うのでしょうか?
イロンシッドが語った、
イロンシッド「やってくれたなパーシバル…出来損ないの分際で……!!」鈴木央先生/黙示録の四騎士/3巻引用
“出来損ない”というセリフも引っかかっていますが、
望まぬして生まれた子供だったりするんでしょうか?
パーシバルのこの本当の両親が誰なのか問題も未だ謎のままだったりしますが、
冒頭でイロンシッドの魔力に耐えた強靭な肉体を考えると、
普通の人間族ではない気もしてきます。
そもそも本作の主人公であり、
ゆくゆくはアーサーという強大な敵を倒さなくてはならない展開を考えても、
その強さは神隠しの事件で最強になったランスロットと最低でも並ばないといけません。
そして、前回の“大いなる者の一端”という言葉を借りるなら、
その正体は、
混沌と同列の“謎の存在”から生まれた“神の指”で過ごした“神の子”であったり、
或いは、
鈴木央先生/七つの大罪/41巻引用
キャスが混沌から生まれた欲望と執着の権化だったように、
パーシバルは希望の権化として最後に産み落とされた戦士・英雄である可能性も出てきます。
只者ではない事だけは分かりますが、
ただ、正体発表がいつになるか?
と言われると、
まだまだ先の強敵との戦いで描かれる事になりそうです。
というのも、
メリオダスが覚醒したシーンは、
エリザベスを守ろうとした際のvsゴルギウスで魔神化の紋様が現れた2巻だったり、
その後は「女神の魄珀」からの脱出で魔神化状態となった7巻だったり、
色んな伏線を張られた後に、
22巻での
鈴木央先生/七つの大罪/22巻引用
vs<十戒>10人で<十戒>の統率者だと明かされました。
その後には、
23巻で魔神王との対話にて息子だと語られ、
次第に正体が明かされていった訳ですが、
そういう意味で言っても、
パーシバルの正体が明かされるのはまだまだ先になると考えられるんですよね。
「七つの大罪」に習うなら、
現状はベヒーモス戦があって、その後は順当に行けば、キャメロット攻略編となりますが、
それは失敗するかして脱出となって、
んでその後にもう1個くらい長いストーリーがあって、
その後くらいにパーシバルのお話しになる可能性がありますね。
巻数で言うと20巻以降ですかね?
まあ、気長に読めたらと思いますが、
面白い話が用意されてることに期待ですね。
今作の主人公というのだから、メリオダス級の逸話がないと、
パーシバルファンが増えていきませんが、その辺もどうなっていくか気になります。
今はどう考えても「七つの大罪」で人気だった、
メリオダスとバンの息子であるランスロットとトリスタンの方がまだまだ人気ですからね。
では、次回のタイトル告知的に、
いよいよベヒーモス戦に挑むことになりそうですが、
下手したら誰かがシんでもおかしくないのと、
シュバルツ隊vsモートラック隊となる意味合いでの「任務開始」かもしれないので、
そちらのバトルシーンとなるなら、そちらの戦闘にも期待です。
では、113話の感想でした!
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