この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/号36・37)』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の143話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
>>【マガジンの定期購読を試してみる】<<
前回は、サンラクがようやく本来のノリノリモードとなり、
シルヴィアに一撃を決めた展開でした。
サンラクはこのままラウンドを取り切れるのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
⇒【GGCでは全メンバーでオフ会!?】
⇒【玲がクラン脱退か!?】
っしゃぁぁオラァ!!ざまぁ見やがれぇー!!!
シルヴィアに攻撃を入れ、歓喜の声を上げるサンラク。
テンションは最高潮である。
シルヴィアは、
サンラクの技量を見誤ったと考え直していた。
が、その頃にはサンラクが地面を叩き割り登場する。
空中戦となり、サンラクは瓦礫やバイクを投げつける。
そして、シルヴィアの回避方向を読み、更にタックルを決めて見せるのだった。
シルヴィアはサンラクが自分と同じ、相手にリズムを押し付けるタイプだと分析した。
その後、互いに攻防となるが、攻撃力の差でサンラクが体力リードをする。
シルヴィアは、
サンラクのカースドプリズンが凄くいいと褒めだした。
そして、これから全力で真っ直ぐダッシュするから、攻撃を当ててみてと、
クラウチングスタートのようなポーズをとるのだった。
私に攻撃を当ててみて
はい!
という訳で、
今回はノリノリでハイテンションのサンラクが目立つ描写が多かったですね。
サンラクって結構 冷静タイプというか、
物事を客観的に見て分析している描写が多い印象でしたが、
ちょっとカフェイン(エナジードリンク)のせいもあってか、
今回はかなり昂っていますよね(笑)
まあ…エナドリ飲むと実際、底から力が湧いてくる感があって、
「くー!効く―!」
と言いたくなるので、気持ちは分からなくもありません(笑)
⇒【茜の正体が判明!!】
⇒【兎御殿にニューヒロイン茜が登場!?】
相手にリズムを押し付けるタイプ
で、流れとしては、
サンラクがノッてきて、
それに対しシルヴィアが自分と同じタイプだと気付く形となりました。
これは以前からも言われていた、
「直感的タイプ」
って話ですが、
これの厄介なのが、
“決まった型”がないので、
動きが読みづらいという点にあります。
例えば「理論型」だと、
決まった戦い方やパターンがあって、迷いがなくなるため強いんですが、
ただ読まれると終わったりします。
直感タイプは、それが無いのが強みですが、
ペンシルゴンは“柔軟性と瞬発力”があると言い換えていましたね。
で、本編だと、
“自分のリズムを相手に押し付ける”
という形でも表現していましたが、
要はリズムを押し付けるというのは、
“自分の攻撃を相手に次々とヒットさせてる”って事なんですよね。
格ゲーあるあるですが、
攻撃が連続で当たりだすと、
流れが良くて、その流れまま一気に持って行って勝つこともあります。
スマブラで言うと、0%から気付いたら100%まで持っていってたみたいな感じでしょうか。
で、一方の喰らってる側というのは、
流れが悪いので、普通は守りに徹するのが基本です。
ボクシングで言うなら、
お腹にパンチを当てられて痛いので、防御(手)を下げだすみたいな感じでしょうか。
で、一旦 冷静になって、距離を置いたりして、流れを変えたくなるものです。
ただ、それすらも読まれ、
その隙に頭に“バコン”と入れれば連続ヒットとなって、
負け色がドンドン濃厚になっていきます。
これが、シルヴィアvsサンラクの場合は、
体力的に見てももうほぼ五分でしたよね。
そういう意味じゃ、実力はかなり拮抗していると言えます。
ってことはサンラクはもう全米レベルの実力者って事にもなりますが…(笑)
⇒【遂にビィラックが「古匠」へ!!】
⇒【旅狼が全クランを手玉に取る!?】
真っ直ぐ全力でダッシュ
そんな中で、
シルヴィアが提案してきたのが、
“全力で真っ直ぐダッシュするから攻撃を当ててみて…”
でしたね…!
これは多分 過去にこの攻撃に対応できた人が少ないんでしょうね。
そもそも速すぎる動きのシルヴィアに、
対応できないプロゲーマー達が出した結論が、
カウンターを決めると言うことでしたが、
シルヴィアのリズムに付いていけるサンラクなら、
“この攻撃に違う回答を見せてくれる”
と思って、シルヴィはその攻撃を出す決断をしたように思えます。
そういう意味じゃ、サンラクがその要求に乗るかも怪しいですが(笑)
逆に向かって行ってもいいくらい(予想外の動き)。
で、シルヴィア的には、その先の、
まだ踏み入ったことのない新しい読み合い(リズム)を体験したいのだと思えます。
仮にサンラクが動きに付いて来れるなら、
シルヴィアは更に新しい行動をしないといけません。
それは、サンラクを突き放すなり、錯乱したりとかですが、
今までのプレイヤーがこの段階でやられていたなら、
この先の展開はシルヴィアにとって初めて踏み入る領域となります。
これは、同レベルの相手がいないと叶わない事だったりするんですが、
そういう意味じゃあ、
シルヴィアは結構 ワクワクしていそうです。
なので、この戦いを伸ばすためにも、
サンラクにはぜひとも攻撃を当ててもらって、
第2ラウンドを取って頂きたい所。
そうして、前人未到の領域に突入する形での、
第3ラウンド開幕となれば、
試合も最高潮まで盛り上がりそうです。
そして、そこから先は、
チームメイトのルーカスやジョンソンも、見た事のない戦いになるんじゃないかと思えます。
ではでは、実際にどうなるかは、続きを見て確認していきたい所ですね。
143話の感想でした!
>>【マガジンの定期購読を試してみる】<<
⇒【144話でサンラクの攻撃が⁉】
⇒【142話でサンラクが遂に一撃を決める!!】
⇒【玲がクラン脱退か!?】
⇒【茜の正体が判明!!】
⇒【兎御殿にニューヒロイン茜が登場!?】
⇒【遂にビィラックが「古匠」へ!!】
⇒【旅狼が全クランを手玉に取る!?】
⇒【ウェザエモンの戦利品がヤバすぎた!!】
⇒【七つの最強種は全員顔見知りか!?】
⇒【祭衣・打倒者の長頭巾が怪しい!?】
⇒【結末はヒロインと恋愛エンド!?】
⇒【エムルとリュカオーンの伏線が凄い!!】
⇒【ヴォーパル魂とは!?】