この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2023/38号)』で連載中の「呪術廻戦」の232話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・五条のパンチが特別製である話
・法陣があと3回 まわれば魔虚羅が適応する話
が描かれました。
五条の命のタイムリミットが設定されたかのような前回。
五条はここから逆転できるのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
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2回転目!!
肉弾戦を繰り広げる五条と宿儺。
そんな中、宿儺の法陣がまた回る。
適応まで残り2回。
次に五条は、
「蒼」で宿儺を攻撃したが、かわされた。
その後、再度、肉弾戦となり、法陣がまた回る。
残すは1回となる。
そして、五条は今後は「赫」で攻撃をする。
これは宿儺が展延でダメージを抑えた。
が、最初に撃った「赫」は建物を一周し、宿儺の背後に直撃した。
宿儺は体勢を崩した。
五条はその隙に「黒閃」を決めた。
しかし、このタイミングで法陣が回り、適応が完了する。
最後は、五条の足元から魔虚羅が出現し、五条を切り刻んだ。
先生!!
はい!
という訳で、
今回は見応えアリな戦闘シーンという感じで、
結構 終盤戦に来ているような雰囲気でした。
適応が完了した魔虚羅。
一方で大ダメージを加えた五条。
勝負は拮抗しているかのように見えます。
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魔虚羅の強さ
まず、適応が完了した魔虚羅。
“最強の後出し虫拳”という異名を持つ、
「そっちがパーを出すなら、俺はチョキを出すぜ」
的な事が出来るヤバい奴です。
更に、式神だからなのか、
反転術式もお手の物で、
法陣が回ると完全回復する様も描かれていたり、
手に持つ「退魔の剣」には正のエネルギーも纏わせられるし、
呪力を纏わせる事も可能です。
宿儺「一撃目の正のエネルギーから一転 二撃目には呪力が 籠められていた」芥見下々先生/呪術廻戦/14巻引用
言ってしまえば、
どんな盾をも貫く矛を持っている訳です。
伏黒曰く、
歴代の十種影法術の使い手に魔虚羅を調伏できた人はいないそうですが、
伏黒「歴代 十種影法術の中に コイツを調伏できた奴は1人もいない」芥見下々先生/呪術廻戦/14巻引用
ヤバすぎる性能で、術師たちは適応され、なぎ倒されてきたのだと思えます。
ソイツが五条の前に現れたとあれば、
流石の五条も勝ち目はかなり薄くなります。
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五条の勝因
一方で、
五条が勝つ展開ですが、
割と五条も宿儺にダメ―ジを与えています。
領域展開合戦で五分ったり、
「無量空処」を当てたりと、
宿儺も押されてはいます。
解説の人「宿儺が「無量空処」を受けた時間は延べ10秒にも満たない それでも五条悟同様に 領域を展開することが不可能になるほどのダメージを脳に受けていた」芥見下々先生/呪術廻戦/230話引用
そこに、今回は五条は「黒閃」を決めました…!
そんな「黒閃」の威力は、
解説の人「打撃との誤差 0.000001秒以内に呪力が衝突した際に 生じる空間の歪み 威力は平均で通常の2.5乗」芥見下々先生/呪術廻戦/6巻引用
平均で通常の2.5乗です。
更に五条のことだから、
恐らく「無下限呪術」も込められた特別製の可能性もあります。
宿儺は白目をむいていましたが、
大ダメージを受けてたと言って良いでしょう。
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五条も押している
ここまで2人の戦いを見てきましたが、
正直言って、
宿儺が圧勝だろうと思っていました。
そもそもの呪術に対する知識量。
特級呪物と化した異例中の異例という天才。
これは例えるならサッカーの全てのルールを把握し、
その裏のルートすらも確率したような所業。
現代で言えばノーベル賞を受賞したと言ってもいい程の偉業。
そこに加え、
「十種影法術」の術式まで手にし、フーガという呪術も扱え、
「菅原道真」と思われる身仏をも食べた意味深な描写も残されています。
強さは圧倒的です。
特に魔虚羅がヤバい(笑)
一方で五条ですが、
こちらも天才です。
それは、数百年ぶりに現れた逸材であって、
甚爾「うん百年ぶりの六限と無下限呪術の抱き合わせ アイツが近くにいる限り星漿体はまず殺せない」芥見下々先生/呪術廻戦/8巻引用
五条の誕生で、呪詛師たちが震えあがり、世界の均衡が変わった程の存在です。
その真価は、
刻み込まれた「無下限呪術」の術式と、
それを最大限まで発揮できる“六限”にあります。
ゆえに、仮に、
五条が魔虚羅を突破する術があるとするなら、
この“六眼”で原子レベルまで干渉できる五条が新ルートを開拓するくらいしかないのではないかと思っています。
適応していたのは、宿儺だけではなく、
“実も五条だった”
的な展開です。
これがあれば、五条の大逆転の可能性もあり得ます。
更に言うなら、「黒閃」が決まった事もあって、
ノリノリになっている可能性があります。
甚爾の時のようなハイテンション五条の再出現もあり得るのではないでしょうか。
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良くて引き分け
で、2人の強さを並べた時にどうなるかですが、
五条vs宿儺は、
よくて引き分けで、敗北色濃厚かなと思っています(五条目線)。
というのも、
五条がここで勝つと、
「呪術廻戦」が終わります。
羂索はもう五条に勝てない発言もしてますので、
宿儺敗北後は、
後は五条が悪者を始末して“完”です。
しかしこれは味気ないですよね。
主人公は虎杖であって、
更に重要キャラにはそのライバル候補である伏黒もいます。
なんなら、釘崎の安否だってまだ確定していません。
そんな状態で作品が終わるとは到底思えません。
なので、宿儺がここで敗北する事はありえないかなーと思っています。
が、この作品を引っ張ってきた五条という存在も大切です。
五条はもうこの「呪術廻戦」の華です。
ここまで「呪術廻戦」が有名になったのは五条の影響が大きいです。
であるなら、五条を立てて、
“引き分け”的な展開で終わるというのも大いにあり得るでしょう。
この戦い、引き分けで終わるのか?
それとも五条敗北で終わるのか?
結果は引き続き「呪術廻戦」を追って、自分たちの目で確認したいですね。
個人的には負けると思っていますが、仮にそうなるにしても、宿儺に致命傷を負わせた的な展開にもなりそうです。
ではでは次回も楽しみにして、以上232話の感想でした!
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