この記事は講談社発行『週刊少年マガジン（2023/38号）』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の144話の感想を書いたものです。

本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。

＞＞【マガジンの定期購読を試してみる】＜＜

前回は、

・サンラクのテンション最高潮化

・体力はお互いにあと一撃まで拮抗

・シルヴィアが全力ダッシュを提案

という展開でした。

はたして、サンラクはシルヴィアに攻撃を当てられるのでしょうか？

では、感想を書いていきます！

⇒【GGCでは全メンバーでオフ会!?】
⇒【玲がクラン脱退か!?】

これからあなたに向かって真っすぐ全力でダッシュするから

シルヴィアはサンラクに対し、

真っ直ぐ全力ダッシュをするから攻撃を当ててみてと提案した。

メグは提案に乗るべきではないと提案を危惧したが、

ノリに乗ったサンラクは止まらなかった。

結局、サンラクは提案に合意した。

そして、シルヴィアが全力で加速を始める。

サンラクはタイミングが肝であるとし、

ウェザエモンの「天晴」を攻略した時の感覚を思い出していた。

その後、シルヴィアが正面まで接近し、サンラクが拳を振り下ろした。

シルヴィアはサンラクの股下を潜り抜けた。

が、攻撃は避けきれず、K.O.となった。

第２ラウンドはサンラクが勝利を飾ったのだった。

１対１…次が最終ラウンド それじゃあ惜しみなく…テンションフルMAXで闘おうか…！！

はい！

という訳で、

第２ラウンドはサンラクの勝利で終わりましたね。

「ウェザエモンの感覚を思い出せ」

という事でしたが、

あの時の緊迫感を乗り越えた感覚を再現できたのなら、

まあよっぽど負けないでしょうって感じでしたね…(笑)

瞬間的に言えば、

英雄のウェザエモンを超えている訳ですし、

あの時だけで言えば作中「最強」になっていたと言っても不思議じゃありません。

⇒【茜の正体が判明!!】
⇒【兎御殿にニューヒロイン茜が登場!?】

シルヴィアの葛藤

で、今回は、

シルヴィアの心理描写も結構多めでした。

シルヴィア曰く、

今までの「カースドプリズン」は、何かが足りていなかったのだと…。

それが何かと言われると、

ミーティアスというキャラとしての、

“こいつは倒さねばならないという使命感”

言うたら、

シルヴィアはもうミーティアスとほとんど共鳴していて、

キャラクターになり切っている本物のミーティアスみたいな状態ですよね。

そういう意味じゃ、

シルヴィアからラウンドを取ったサンラクは、

悪役に相応しい性格をした人物って事にもなりますがね…(笑)

「ふはははははっ」

なんて笑い方は悪役そのものですし…。

もしくは、直前に飲んだエナジードリンクの影響なのかな？

なにせよ、どちらもキャラに成りきれている戦いと言えそうです。

⇒【遂にビィラックが「古匠」へ!!】
⇒【旅狼が全クランを手玉に取る!?】

テンションフルMAXの第３ラウンド

そして、気になるはラスト、

第３ラウンドの行方ですよ…

原作勢は結末を知っているんでしょうが、

個人的に思うのは、

「サンラクが勝つ展開の方が盛り上がりそう」

と思いながらも、

でも、そうした場合の、

「カッツォの活躍の行方をどうするのか」

も気になる所です。

ベストは、

シルヴィア戦を２回して、サンラク勝利＆カッツォ勝利とかですが、

この後にエキシビションが行われるならまだしも、

ないなら、この章のテーマともなっている、

カッツォvsシルヴィアは外せないので、

その場合には、なんやかんやでサンラクは負ける事になります。

ただ、個人的には、

邪念やイレギュラーが起きなければ、サンラクが勝つんじゃないかと思っています。

例えば、サンラクが今までに見せてきた、

・アトランティス・レプノルカ戦で見せた破壊されない塔にレーザー砲を反射させた閃きの良さとか、

・エリアボス/オーバードレス・ゴーレムのＲＴＡで新記録をただき出した精確性や再現性の高さや、

・ルスト戦で見せた新機体を作る開発能力の高さや、

・金晶独蠍を撃退した知略の高さや、

・ウェザエモン戦を制した反応速度の高さや、

・初のリュカオーン戦で初めてとなる兎御殿への到着を達成した豪運を継続させる力、

など、

その業績は、

8大会の6大会を優勝し、無敗のシルヴィアにも勝るとも劣らない実力があると言えます。

更に言えば、

今後の「シャンフロ」内の七つの最強種を攻略していく人物だと考えると、

そのポテンシャルは作中No.1候補です。

こういったことを踏まえて、本編ではどう盛り上げていくのかが楽しみですね。

ではでは、第３ラウンドでは、

サンラクのカースドプリズンの開発が更に進んで、

新技、フィールドを駆使した戦略、ノリノリモードの加速、

などが見られそうですが、シルヴィアもそれと拮抗してきそうなので、

どうなるかに超絶期待です…！

１４４話の感想でした！

＞＞【マガジンの定期購読を試してみる】＜＜

⇒【145話で二刀流スタイルへ!!】
⇒【143話でテンションMAX化!!】