この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/38号)』で連載中の「不滅のあなたへ」の176話(1)の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・フシの研究場訪問で成果が0だった事を受け、フシが大男を訪問する事に
・ユーキに扮装したフシがエイベルと接触
などの展開が描かれました。
ここからは、人形の新情報が出るか気になる所です。
では、感想を書いていきます!
⇒【“黒いの”のヤバい正体判明!!】
⇒【ノノの体を張った活躍が熱い!!】
大変です皆さん 大男がやる気満々でこちらに向かって来ます!!
エイベルと接触したフシ。
エイベルはフシを警戒し、武器を構える。
しかし、フシはエイベルの手を取り、自己紹介を始めた。
そして、偽物の人形を渡すと、知っている事は無いかと聞いた。
エイベルは人形の重みが軽いから偽物だと返し、何か知っているようだった。
しかし、極秘の地図から不滅達の存在がバレてしまう。
建物の外でフシを見張っていたボンやグーグーはメサールらの車との合流を謀った。
が、到着したアントンにトナリが踏みつけら、確保されてしまうのだった。
あっ女だ!!
はい!
という訳で、
今回も進展はちょっとずつって感じでしたが、
ただ、フシがユーキに変身した理由が
“平和的解決の象徴”
だから、というのが素敵でしたね。
ユーキはノッカーとの和解を考えていた珍しい人でしたが、
ユーキはミズハノッカーが渡した水を飲んでノッカーに寄生されました。
そして、その後は、
シぬまで何も起きなかったら、
“ノッカーを認めてあげて”
と共存の可能性をフシに指し示そうとしていました。
なおこの会話がされた160話のタイトルも“きょうぞん”だったりします。
そういう意味じゃ、
平和的解決の証としてユーキに扮したフシは、
ちゃんとユーキの想いを受け継いだと言えますよね。
ただ、それは心的な事で、
本当にノッカーとの共存を目指そうとしているかはまた別問題になるとは思っています。
⇒【現代編(完)!!フシの幸せとは⁉】
⇒【フシとミズハのラストシーンは真相は⁉】
エイベルと人形
で、今回明らかになったのは、
“エイベルが人形の事を何か知っている”
という事でした。
それは、
人形の重みから、それが偽物だと分かった点から。
恐らく、フシが生成した人形は本当の人形であって綿製だから軽かったんでしょうね。
一方で本物の方は、
カイから強いと言われていたり、パンチなどの機能があるように機械製なんでしょう。
何故そうしたかと言われたら、
秘密情報があって、それを守れるように多少なりの改造されたからでしょうか。
そうするとエイベルは一回はその人形を持った経験がある事になり、
製作者とも関りがある可能性が出てきます。
そして、製作者の候補は、
・人形のペンダントの持ち主の情報や夢の光景から、
ミズハの子孫やクローンだと考えられますが、
結局、
“どんな情報を隠したのか”
が気になる所です。
なお、物語の進展を考えるなら、
候補は、
・“黒いの”の玉の在り処
・ノッカーの新情報(共存の可能性についてor侵略の可能性についてetc)
などになるのではないかと思っています。
結局、この作品はフシvsノッカーなのであって、
そこが進展していかないといけませんよね。
何せよ、秘密情報から、盛り上がる展開になる事に期待したいですね。
⇒【フシvsノッカーに終わりの兆し⁉】
⇒【ユーキの体にノッカーが入った⁉】
トナリが拉致
そして、最後は、
トナリが拉致されてましたが、
ただ、仮にシんでも、
フシが新しい体を生成し、そこにファイが宿る事で復活できるので、
特に心配はなさそうです。
が…
それじゃ味気ないので何か進展はありそうです。
現状はエイベルの話に視点が向いているので、
もしかしたらエイベルからトナリへ人形の新情報が語られるやもしれません。
だとしたら進捗となります。
或いはトナリ視点から見る、
カイバラ社の内情や組織内がどうなっているかが分かっても面白そうです。
本当にこのカイバラ社の中が謎&謎なのでね(笑)
新情報に期待したいです。
その場合には、
トナリ探偵編とかが始まるやもしれないですね。
ということで、まあまあ進展があった気がするので、
次回にも期待です!
176話(1)の感想でした!
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⇒【176話(2)でアントンがトナリに恋⁉】
⇒【175話(2)でエイベルは味方⁉】