この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/38号)』で連載中の「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」の101話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・冬休み終了でモナらと黒岩が学校で再会
・旭と朋が黒岩のお坊さんの話を問い詰める
・路地裏で女性が降ってくる
などの展開が描かれました。
ここにきての新キャラ登場となりましたが、
どんな波乱な展開となっていくのか気になる所です。
では、感想を書いていきます!
⇒【朋と黒岩に新展開!?】
⇒【ミスコンが開幕!!】
な なんだ…!?突然上から女の子が降ってきた…!!
黒岩の上に降ってきた少女。
2人のスーツの男が追ってくると、少女は黒岩を引っ張り逃走した。
着いたのは高級喫茶店だった。
手持ちがないと言う黒岩だったが、少女がお詫びをするから心配ないと返した。
その後、少女は品川杏莉と名乗り、蓮水高校の2年だと語った。
また、男に関しては家庭教師で、
各教科に1人ずついるのだと言った。
品川杏莉曰く、
自分のペースが大事で、勉強としつこく言われ、逃げてきたとの事だった。
なお、家は門限やルールで厳しいが、ルールに縛られる事には納得が言っていないようだった。
その後、家庭教師らから電話が入り、品川杏莉はある作戦を思いつく。
それは黒岩を新家庭教師にする事で、自分の時間を作ろうと言うものだった。
品川杏莉は黒岩の合意を無視し、無理やり黒岩を家庭教師にすると言って、
そして最後は電話を切るのであった。
私がするって言ったらするの 返事はハイかイエス!
はい!
という訳で、
新キャラの名前は性格や素性が一気に明らかになりました!
名前は品川杏莉で蓮水高校の2年という事で、
黒岩らとはタメになります。
また、気になる発言も色々あって伏線めいたセリフもあったので、
今後の絡みが気になる所です。
⇒【遂にモナとメダカが初デート!?】
⇒【遂にモナが恋に目覚める!?】
お嬢様でマイペース
まず、品川杏莉の素性ですが、
お嬢様のようでした。
高級喫茶店では平気で大量の注文をしていましたし、
家庭教師もいっぱい居て、お金持ち感がまずは出ていました。
まあ…そもそも家庭教師らに“お嬢様”って呼ばれてましたしね…(笑)
で、性格もザ・金持ちあるあるの一つって感じで、
“自己中で我儘なお嬢様”
という印象でした。
喫茶店では、
自分の嫌いな食べ物は相手にあげて、そして黒岩のを勝手に食べていましたが、
人の事を全く思いやれていませんでしたよね。
氷もガリガリと周りを気にせず食べていましたが、気遣いが一切できていません。
結局、喫茶店に寄ったのは自分の喉が渇いて小腹が空いたからでした。
これは自分の事しか考えれていない証。
これも結局、“金持ちあるある”の一つである、
・幼い頃に何でも買ってもらえたから、
・願いを何でも叶えてもらったから、
・自分の我儘が全部通ったから
そのままの精神で育ってきちゃって感じでした。
甘やかされて育てられた訳ですが、
父か母のどちらかがめちゃくちゃ親ばかなのかもしれませんね…(笑)
特に最後の、無理やり黒岩を家庭教師にした流れはヤバい(笑)
⇒【朋、参戦で盛り上がりがヤバい!!】
⇒【3巻でモナの本性がバレる!?】
黒岩が見習う
そんな我儘お嬢様の品川杏莉ですが、
一方では、門限も厳しいとの事で、縛りも多いようでした。
これは親が溺愛しているから、手放したくないって思いからなのか?
それとも甘やかしすぎたからそろそろ厳しくないと?って事なのか分かりませんが、
何せよ、品川杏莉はその事を気に入っていなくて、逃走していたという展開でした。
そして、その品川杏莉を見て黒岩は、
“ルールが破れるタイプ”
だと思っていました。
現状の黒岩の課題には戒律の問題があって、
そのことを本人も悩んでいましたが、
品川杏莉は、
その突破口を見出す為に登場したキャラクターという感じがしますよね。
品川杏莉の自由奔放な生き方を見て、
“自由に生きていい”
と思えたり、
ルールを破る様を見て、
“ルールなんて大したことない”
と思えたり、
規律を厳しく考えすぎている所が、
“少しでもゆるく考えられる”
ようになればモナらとの恋も前進し得ます。
何せよ、
品川杏莉がどんなキカッケを与える事になるのか楽しみですね。
⇒【モナと黒岩は結ばれるのか!?】
⇒【1巻感想!!設定が面白い!!】
知り合い
後、気になったのは、
“黒岩の通う毬高に品川杏莉の知り合いがいる”
って話ですよね。
新キャラでないなら、
必然的に、
モナ、旭、朋、春野、白浜、翔、譲の誰かになります。
金持ち繋がりなら、
譲の家はハロウィンパーティーをしたように家に広かったので、
知り合いの可能性が出てきます。
後は性格的に白浜と知り合いなんじゃないかと思えますよね…(笑)
小悪魔な感じが…似ています。
ただ、個人的には、
サポーターのいない朋だと嬉しいかなーとは思っています。
モナには春野、旭には白浜がいますが、
朋だけまだいないのでね……
ではでは、とんでもない常識破りなキャラクターが登場となりましたが、
今後はモナ達とどう絡んでいくかが見物ですね。
引き続き「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」を楽しんでいけたらと思います。
101話の感想でした!
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