この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2023/44号)』で連載中の「アオのハコ」の119話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい
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前回は、
・大会後の笠原と菖蒲のやり取り
・守屋宅でバレンタインチョコ作り
・菖蒲、笠原にチョコを渡すと決意
などの展開が描かれました。
バレンタインチョコで何か進展が起こるのか楽しみな所です。
では、感想を書いていきます!
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☺はいないや…
バレンタインチョコを持って体育館に来ていた菖蒲。
しかし笠原がいない。
その後、階段でバッタリ会うも、怖気づいて渡せなかった。
そこに雛がやってくると、菖蒲とチョコを交換しあった。
また、雛が笠原にチョコを渡す様を見ていた菖蒲は、
雛が笠原に気があると考え、結局チョコを渡せなかった。
菖蒲が外に出ると生気の抜けた表情で松岡が座っていた。
松岡は女性からチョコを断り返し、以後も断り続けた事でチョコが貰えなくなったのだと言う。
そこで横に居た知り合いが菖蒲にチョコをあげてくんないと言うと、
菖蒲は笠原の為に取ってあったチョコを渡してしまうのだった。
そして、それを陰で見ていた笠原は危うく勘違いする所だったと考えながら、その場を立ち去った。
最後は日も落ちた頃に、千夏が大喜にチョコをあげるのだった。
冬の終わり まもなく春――…
はい!
という訳で、
まさにタイトルの「勘違いするところだった」という題が相応しい
“勘違い”が連発した回でしたね……。
ちょっと喪失感が残る様な構成で、個人的には面白かったです。
まずは、菖蒲の勘違い。
雛が笠原に気があると思い、その場でチョコを渡せませんでした……。
まあ手作りの本命チョコっぽいので、それを皆の前で渡す事を考えても、確かに渡しづらい雰囲気はありました。
そして、次が大問題(笑)
戦犯は松岡の横に居た友達っぽいやつだと思ってますが、
ソイツが気遣いで菖蒲にパスをしたせいで、
三浦糀先生/アオのハコ/8巻引用
帰りに渡す気でいたチョコを松岡に挙げる展開になっちゃいました。
まあまあ…それもそれで仕方ないとしましょうか…この際(笑)
しかしながら次のシーンが大問題。
それを見ていた笠原が……なんと、
実は、菖蒲を好きになりかけていた様で…、
そして、2人のチョコのやり取りを見てしまい、
結果、
“勘違いするところだった”
と言ってその場を立ち去ってしまいました……。
こればかりは「オーマイガー……」と言いたくなる終わり方でしたよね。
“これにて2人の恋が消滅してしまったのではないかと?”
そうも考えさせられる回でした。
個人的には、性格的に2人が実を結ぶ事は無いと思ってんたですが、
気づけば菖蒲が笠原に、
そして笠原が菖蒲に惹かれていた訳ですが、
相反する方が惹かれ合うって事だったんですかね。
だたそれも、
くっつく雰囲気を出すだけだして、グーンと引き離す展開となっていました。
こうなってくると、
「勘違いしないで」
と言われたものの、
松岡が菖蒲を好きになりそうですし、
そうなると、告られたらつき合っちゃう菖蒲がそのまま松岡とくっついて、
本人の理想通りの美男美女カップルが爆誕とかってなりそうで、
ちょっと先が怖いですよね。
三浦糀先生/アオのハコ/113話引用
また笠原が喪失感に苛まれる展開になっちゃうんじゃないのかと。
大喜と千夏のラブラブな恋が描かれる一方では、
失恋した雛が描かれましたが、
その友達である笠原も恋が実る事はないのか…、
今後ともどうなるか気になりますね…。
そんな中で新1年生の存在が仄めかされたので、
この1年とでひと悶着起こりそうです。
どんな新キャラが登場するか非常に楽しみです。
ではでは、中々面白い回だったので、次回から始まるであろう新章にも期待です。
119話の感想でした!
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