この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2023/44号)』で連載中の「SAKAMOTO DAYS」の137話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・平助vs上終
が開幕となって、まだまだ上終が優勢な状態です。
ここからどう逆転が起こるか楽しみです。
では、感想を書いていきます!
⇒【神々廻が強い!!トンカチ界最強】
⇒【坂本強すぎで宇宙人説⁉】
目次
そもそも上終はどうして坂本さんを狙ってるんですか…!?
シンが上終の狙いに疑問を持った。
坂本は知らないと返す。
次にシンが上終のいる建物に近づくと、思考が流れ始める。
上終は9年前の回想を語り出した。
上終は8キロからの画家の暗サツに成功させ、一躍有名になった。
ギネスブックにも乗り100人の影響力あるコロし屋にも抜擢された。
また、その画家の遺作となった絵も「コロし屋展」に飾られる事になり、上終はそれを観に行った。
だが、その時、上終は気付いた。
あの時現場にいた坂本が先に画家をコロしていたのだと。
それは、絵に飛び散った血の付着の仕方から分かるものだった。
故に、上終は坂本にだけは絵を見られたくないのだった。
だから坂本の「コロし屋展」来場を阻止したいのであった。
なんつーしょうもない動機…プライドが高いのかどうかわからん
はい!
という訳で、
冒頭から中盤にかけては、
上終が坂本を狙う理由が明らかになりましたね。
そして、それが実は、
鈴木祐斗先生/SAKAMOTO DAYS/135話引用
自分の記録したギネスと雑誌に選ばれた名誉が揺るぎかねないから、
坂本にだけは絵を見られたくないというモノでした(笑)
いやーまー確かに、仮に坂本に見られて、
「え?これ撃ったの俺だよ?」
と言われたら、
ギネス記録が剥奪され兼ねませんし、
タイムキル誌に乗った名誉もなくなります。
シンは“しょうーもない動機”と言いましたが、
本人からすれば大事っちゃ大事ですよね(笑)
まあこれもあくまで、記録に拘る上終だからなんですけど……(笑)
以前にと登場した死刑囚の一行だったら、そういうの気にしなさそうですし。
個人的には大佛を可愛いと言っていたので、
そこと絡むかなあと思ってたんですが、
全然 個人的な理由でしたね(笑)
じゃあ、神々廻に言われてやっている訳でもなさそうです。
というか、お天気姉さんの晴子を神格化して見ている様ですし、
上終「スナイパーにとって天候は命 すなわちお天気お姉さんは神の存在に等しい…って 昔 力説してやったのにあの野郎…人に興味がねーのは相変わらずだな~」鈴木祐斗先生/SAKAMOTO DAYS/135話引用
そういう意味じゃ
“大佛が好き”
っていう線も別にないのかもしれないですね。
後はフランスで訪れた「コロし屋展」の描写はどう考えてもおかしいですよね…(笑)
なんで常にスナイパーの銃口の先が映ってるんだと……。
ギリースーツ的なので、スナイパーの標準から先から見ているからそうなるのか…?
でもあの距離ならスナイパーいらんしなぁ……(笑)
“上終戦”終着後にこの謎が解ける事に期待ですね…(笑)
⇒【佐藤田が死亡⁉京が強い!!】
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たぶん…それが証明になるからだろう
その後、平助は上終からの猛攻を受け、
車に跳ねられ、更に防弾ベストにひと弾浴びせられていた。
なお上終が語り出す。
仲間を信頼している奴は弱く、孤独な程強く完璧な存在になれるのだと。
更に坂本も続ける。
誰も上終の姿を見た者はいない。
孤独だから強くなれたと証明するためにも、記録にこだるのだと。
そして、上終の弾に悪戦苦闘する平助であったが、
最後は上終が撃ってきた全く同じ軌道に乗せて弾を撃ち返して見せるのだった。
1人が好きなのか知らねーけど…俺に信頼されちまったな上終…!
はい!
と言う事でラストは、
孤高な上終vs平助が一転。
“人を信頼する平助の弾が遂に上終を捉えた”
というラストでした。
全く同じ軌道に弾を乗せて返すというのは面白い表現でしたよね……!!
ド三流なんかは一流の見よう見まねをして何事も練習していくものですが、
平助戦はそれと似たモノがありました。
また人を信頼している平助は人の言葉を疑わず何でも受け入れる所があって、
鈴木祐斗先生/SAKAMOTO DAYS/3巻引用
最初なんかは「バカなコロし屋」とまで言われていましたが、
ただ上終が本物の弾しか撃てないなら、平助はそれを受け入れて強くなっていく事にもなるので、
覚醒展開が近づいて来た雰囲気があります。
懸念すべき点は、
これだと平助が絶対に後手になるので、避けながらじゃないといけない点ですよね。
一方の上終ですが、
逆に“孤独が最強”なんだと言っていて、
それを証明するためにも記録にこだわっているという感じでした。
確かに、何かに夢中になった場合には、
それに時間を割かないといけない都合上、”孤独”になりがちになりますし、
更にそれが個人競技であれば、もう孤独コースは確定みたいなもんです。
となると、
この戦いは、
“孤独を貫く上終vs人を信頼する平助”
という事になります。
これは、結末がどうなるのか見物ですね…。
なお、平助が確実に同じ弾を撃ち返し、軽傷を与えてくるなら、
上終としては
“致命傷の一撃を入れて一撃で終わらせないといけない”
的な思考になるハズですが、
その時に距離を縮めるとしたら、いよいよ姿も公開となりそうなので、なお楽しみです。
後は、この軌道関連も物を介すと、効力が薄まりそうなので、
その辺もどう描かれるか気になりますね。
例えば車を撃って、車が突進してくる軌道まではマネできないでしょうし…
似た様な事は出来るかもしれないですが、また見よう見まね展開になるのか…?
或いは、最後はピー助の協力のおかげもあって信頼が勝った…
的な展開で締めくくられるのか?
今後のとも平助vs上終の結末に注目ですね!
ではでは、次回も楽しみに待ちたいと思います!
137話の感想でした!
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