この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ』で連載中の「ワンピース」の31巻~40巻の感想を書いたものです。
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今更ながらワンピースを最初から読み出した者の、神回3つ選となっています。
良かったらお読みになってください。
なお、伏線&考察要素もまとめていきます(項目から飛べます)。
では、早速キャラ紹介も交えながら感想を書いていきます!
⇒【21巻~30巻の伏線まとめ!!】
⇒【ルフィvsクロコダイルの正義!!】
目次
キャラ紹介
本記事で紹介するキャラ5名の概要を書いていきます。
モンキー・D・ルフィ
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/22巻引用
・概要
本作の主人公。
シャンクスからシんでもやり遂げる覚悟と、仲間を大切にする心を学んだ。
なお、ルフィのこの折れない覚悟・信念は多くの人物に影響を与えている。
コビーはルフィの影響を受けて海軍将校を目指すキッカケを貰っていた。
ウソップの場合は、
ルフィらと共にクロネコ海賊団と戦った経験が心の支えとなっている。
そうして魚人のチュウ戦でも心が折れそうになる中で、勝負に勝った。
サンジはクリーク戦にて、
信念を決して曲げようとなかったルフィを見て夢への想いを再熱させていた。
ビビには仲間を信じる心を教え、クロコダイル討伐へ赴くキッカケとなった。
そして、“空島編”では、
共に一晩飯を食べ笑い合ったモンブラン・クリケットの想いを叶える為、
“黄金の鐘”を鳴らしに行く事にするのであった。
エネル
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/27巻引用
・概要
“ゴロゴロの実”を食べた雷人間。
最強種の「自然(ロギア)系」であり、
“無敵の能力”の一つとも謳われている。
なお、エネルはその最強の力を使い自身の故郷ピルカを滅ぼた過去を持つ。
そんなエネルの目的は“限りない大地(フェアリーヴァース)”へ行く事であり、
そこには見渡す限りの果てしない大地が広がっていると言う。
また、行くには動力を雷とした“方舟マクシム”という移動手段が必要だったが、
エネルはガン・フォールの神隊650名を6年間 働かせて組立てを完成させた。
そして本編では、
この“限りない大地”へ連れて行く人を5人に絞ったサバイバルゲームを開催したり、
行くに当たって神の国スカイピアを住民諸共“雷迎”で消し去ろうとした。
カルガラ
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/31巻引用
・概要
400年前に実在したワイパー達シャンディアの祖先。
ジャヤ島で“黄金都市シャンドラ”を守る大戦士である。
島は戒律に厳しく、数百年の間 侵入者を許さなかったが、
海円暦1122年5月21日には遂に探検家モンブラン・ノーランドの侵入を許す事となった。
その日はカルガラが娘のムースを村の呪いを止めるべくカシ神に生け贄として捧げていたが、
モンブラン・ノーランドがこれを阻止するに至った。
対立する2人であったが、
モンブラン・ノーランドの献身な言葉と働きにより、
村の呪いは“樹熱”という疫病であると解明され、村も娘のムースも救われる事となった。
以降、二人は大親友の仲に。
だが、モンブラン・ノーランドが“身縒木”という先祖たちの魂が宿った木を根絶させた事で、
カルガラはモンブラン・ノーランドを拒絶するようになる。
そして、別れの日。
娘のムースからある知らせが届く。
それは、“身縒木”が実は感染性のある猛毒に侵されていたというモノだった。
カルガラとシャンディアの民は、モンブラン・ノーランド達を軽蔑していた事に罪悪感を抱いた。
そうして謝罪の意を伝えようとしたが、時は既に遅く、
モンブラン・ノーランド達は既に帰路についていた。
結局、カルガラらは充分な謝罪も出来ぬまま別れを告げるが、
せめてもの想いとして、またいつの日か必ず会おうと約束し、
そして彼らが島に辿り着くために“黄金の鐘を毎日鳴らし続ける”事も約束したのであった。
だが、その後、ジャヤ島は“突き上げる海流(ノックアップストリーム)により、半分に引き裂かれ、
神の国スカイピアへ打ち上げられてしまう。
また、カルガラらはジャヤをスカイピアの神に奪われてしまい、奪還を試みたが、結局 果たされる事なく戦死する事となる。
これはカルガラの無念として村の長に代々伝えられた。
そうして現代ではワイパーがカルガラの無念を晴らすべく、
故郷の奪還と、黄金の鐘を鳴らすべく、エネルと戦うのであった。
⇒【白ひげ、黒ひげ登場シーンが熱い!!】
⇒【11巻~20巻の伏線まとめ!!】
モンブラン・ノーランド
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/31巻引用
・概要
400年前に“偉大なる航路(グランドライン)”から2度帰還した経緯を持つ偉人。
植物学者であり、国の発展のため未知の島々に足を踏み込む探検家である。
そんなモンブラン・ノーランドは三度目となった航海で、
“黄金の鐘の音”に誘われジャヤ島に到着する事になる。
そして、そこでは鬼病に罹った島人のセトと出会った。
その鬼病とは60年前に自身の国ルブニール王国で10万人の命が奪われた“樹熱”であった。
最終的にモンブラン・ノーランドは、
コナの木から取れるコニーネという成分で薬を作り村を救った。
大戦士のカルガラとは親友の仲になったモンブラン・ノーランドは“黄金都市シャンドラ”に歓迎され、
黄金だらけの財宝を好きなだけ貰うという待遇も受けた。
だが、この財宝は全て置いていく事になった。
というのも、
モンブラン・ノーランドらはシャンディアの先祖の魂が宿るという“身縒木”を全て伐採してしまい、
カルガラ達を怒らせるのだが、そんな状態で宝を持ち帰る訳にはいかなかったのである。
そして別れの日となり、船を出発させるモンブラン・ノーランド達。
しかし、そこへ事情を知ったカルガラがやって来ると、
黄金の鐘が鳴らされ、再び会おうと大声で伝えて来た。
モンブラン・ノーランドはこの約束を守ると固く誓い、帰郷するのであった。
それから5年後。
モンブラン・ノーランドは自分が見た“黄金郷”を自国ルブニール王国の王に見せるべく、
再びジャヤを目指す事となる。
だが、ジャヤ島に到着してみると、
そこには引き裂かれたジャヤ島があり、“黄金郷”もカルガラ達も居なかったのである。
王は怒りモンブラン・ノーランドを虚言の大罪に科し、
打ち首で公開処刑してしまうのであった。
この一件は、“ウソは良くない”という教訓として「うそつきノーランド」という童話となり、
特に“北の海”で広く伝えられた。
以降、モンブラン・ノーランドの子孫であるモンブラン家は罵倒され、国を追われ、肩身せまく暮らす事となった。
そんな中、一族の汚名返上のため海へ出る者も多く居たが、
黄金郷が見つかる事は無かった。
しかし、その黄金郷の夢を追い、海底へ10年潜り続ける人物が居た。
それがモンブラン・クリケットであり、道中でルフィ達と出会う男である。
本編では、このモンブラン・クリケットがルフィ達の“空島”行きを手伝う事となった。
そうして、ルフィ達の無事をただただ祈るのであった。
ウソップ
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/3巻引用
・概要
ゾロ、ナミの次に“麦わらの一味”に加わった男。
クロネコ海賊団討伐を経て、航海する事を決意した。
その際には、
メリーがデザインした“ゴーイング・メリー号”を譲り受け、
数々の航海を超えて来た。
なお、海賊旗はルフィがデザインしたものだがあまりに不格好だったため、
ウソップが手直ししたモノが掲げられている。
そんな“ゴーイング・メリー号だが、
アラバスタでの白兵戦では「黒ヤリの陣」にて船底に穴を開けられたり、
“空島編”でもマストをシュラに燃やされたりと、
ボロボロになっていくのであった。
そして、“麦わらの一味”が訪れた“ウォーターセブン”では、
“空島”で手にした黄金を3億ベリーに換金し、
“ゴーイング・メリー号”を大修繕する事にしたが、
カクの査定によって、
“ゴーイング・メリー号”の修理は不可能だと断定されてしまうのだった。
ルフィは止む無くアイスバーグの提案通り、
カタログから新しい船に乗り換える事にするが、
ウソップが食い下がる事になった。
二人の口論は激化。
ルフィvsウソップが開幕となった。
⇒【覇国が最高にカッコイイ!!】
⇒【ヒルルクの最期が泣ける!!】
神回3選
ここからは個人的に神回だと思った回を3つ選定していきます!!
黄金郷はあった(298話)
まず何と言っても挙げたいのは、
空島編の大結集とも言える298話でした。
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/32巻引用
所謂、
ルフィがエネルを撃退し、“黄金の鐘”を鳴らす回です。
そもそも“空島”へやって来たルフィ達ですが、
①神の島アッパーヤードでの冒険を通して、
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/27巻引用
“実はそれがジャヤ島の片割れであった”
と知る超鳥肌モノの実態が明かされたり、
②「うそつきノーランド」という悪評のあった男が、
実はムキムキで海王類を倒せちゃうカッケー奴だと明かされたり、
③そのモンブラン・ノーランドがカルガラの娘ムースを助ける痺れるシーンなんかも描かれたりして、
④最終的にカルガラとの無念の別れを遂げた物語として締められたワケですが、
どこを切り取っても神回となるくらい完成されたストーリーだったと思います。
結局、ルフィが青海で出会ったモンブラン・クリケットとの出会いにも意味はありましたし、
道中で出来た巨大な蛇も実は400年前にカルガラらに可愛がられていた“ノラ”という蛇だとも明かされますが、
エネル打倒とともにこの400年間 悔やんでいた宿願も果たされたというシチュエーションには感動を禁じえなくなりました。
更に、その後の後味も最高に良く…。
ポーネグリフを守っていたシャンディアの戦士達ですが、
古代文字が読めるロビンによって、
ゴールド・ロジャーがメッセージを目的地へ運んだという事実が知らされました。
つまり、ポーネグリフは役割が果たされ、もはや守る必要もなくなっていたのです。
これにて、400年続いた責務からも解放されたシャンディアの民。
次はどんな人生を送ろうというのか?
空島編の終わりと共に彼らの新たな冒険がスタートした瞬間でもありました。
エネルというゾロ、ワイパー、ガン・フォールの3人でも勝てなかった強敵の絶望感も凄かったですが、
ルフィが“ゴム人間”だったから倒せたという設定もあまりに巧妙でした(笑)
本当に人の成した業なのか?と疑いたくなるレベルです。
という事で、本当は小分けにしたいくらいですが、
その諸々が詰まったという事で298話を個人的な神回として、まずは挙げたいと思います!
⇒【1巻~10巻の伏線まとめ!!】
⇒【ルフィが学んだシャンクスの偉大さ!!】
ルフィvsウソップ(331話)
続いては、ルフィvsウソップ。
あまりにも熱すぎたこのバトル。
ウイスキーピークではルフィvsゾロの喧嘩がちょろっと描かれた事もありますが、
このルフィvsウソップはその比ではありませんでした…。
2人が対立理由は“ゴーイング・メリー号”の乗り換え問題です。
ウソップの居た村から“麦わらの一味”を引っ張ってきた“ゴーイング・メリー号”ですが、
人間でいう“背骨”とも言える船の船底にある“竜骨”がひどく損傷していたため、
修理しても次の島へ辿り着ける可能性は0との事でした。
ルフィはなくなく乗り換える判断をしました。
そして、実はウソップも、
“空島編”でクラバウターマンを見た体験から、
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/37巻引用
実は“ゴーイング・メリー号”が限界だった事は知っていたのですが、
しかしながら、やり場のない感情を何処へも向けられなかったのか?
それがルフィへ向けられてしまったのか?
そうしてケンカとなってしまった様に思えました。
また、ルフィが熱くなって柄にもない事を言うとしたりと、
ルフィ「お前だけが辛いなんて思うなよ!!!全員気持ちは同じなんだ!!!!」
ウソップ「だったら乗り換えるなんて答えが出るハズねェ!!!」
ルフィ「……!!!じゃあいいさ!!!そんなにおれのやり方が気に入らねェんなら今すぐこの船から…」
サンジ「バカ野郎がァ!!!」
サンジ「ルフィてめェ 今何言おうとしたんだ!!!頭冷やせ!!!滅多な事 口にするもんじゃねェぞ!!!」
ルフィ「ああ…!!!悪かった今のは……つい」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/35巻引用
2人の本気度が伺えた回でもありました。
そんな2人の戦いですいが、
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/35巻引用
「ウソップふざけてんのか?」
と言いたくなる戦法だったんですが、
しかし……!
これこそがウソップ流。
むしろウソップのルフィに隙を与えない連撃には目を奪われるモノがあって、
①8千人の部下がいる発言
②“ウソップ呪文”
③ケチャップ星で吐血
④閃光貝で目くらまし
⑤卵星
⑥タバスコ星
⑦まきびし地獄
⑨“手裏剣流星群”
⑩風貝でガス充満
⑪火炎星で大爆発
⑫三連火薬星
⑬バズーカを貝で吸収⇒衝撃
全部で大体13連撃ものコンボを見せていたのですが、
ウソップの本気度も伝わってくる戦いでした。
結局のところ、ウソップは一般人なのであって、やれることに限りがあった訳ですが、
ルフィと健闘したと思うとヤバイですよね。
しかもこの時のウソップは満身創痍なのであって、
①2億ベリーをフランキー一家から奪われた時と、
②その後にフランキーハウスに訪れた後の2回
に渡ってボッコボコにされた状態でした。
恐らく、全身打撲状態で、触れられただけで激痛が走る程の様態だった事でしょう……。
それでルフィのゴムゴムの“銃弾”を腹に受けてK.O.となりましたが、
実は根気の据わった人物だったと分かる回でもありましたよね。
全ては“ゴーイング・メリー号”を想っての事なのでしょうが、
そういう意味じゃルフィ並に、
或いはルフィ以上に、
仲間を思うと力が出るタイプの人物だったワケです。
と言うことで、他にも色々と考えさせられる回で、
激熱だったので、
こちらも個人的な神回として選ばせて頂きました。
⇒【ウソップの別れが感動!!】
⇒【サンジの男の別れが涙もの!!】
ギア“2”(388話)
最後はシンプルな回ですが、
ズバリ!!
ルフィのギア“2(セカンド)”初披露の回です。
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/40巻引用
ルフィの台詞といい…
全ての技が一段階進化する発言といい…
立ち昇る湯けむり…
構え…
技名…「ギア」「2(セカンド)」…
と、全てにロマンが詰まったワクワクが止まらない演出でした。
そうして繰り出されたのが、
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/40巻引用
「“JET銃(ジェット・ピストル)”」。
「おいおい、カッコよすぎるだろ(笑)」
と、全男性読者が思ったのではないかという技でした。
ぶっちゃけ…
今までのルフィの技はそこまでカッコイイとは思ってませんでしたし、
「そもそも主人公がゴムゴムて……」
みたいな事を思っていた時期もあり、
効果音の“びょ~ん”とかも妙にダサイと思ってたんですが、
その認識もこの回で一変しちゃいましたね…(笑)
それも全部この技を描く為の布石だったと思うと、その発想力にはもう完敗と言わざるを得ませんね…。
因みに、現在の巻までで、
「『キミの好きな技』人気投票」というモノが開催されていて、
1位がルフィの『ゴムゴムの銃乱打』で、
2位がゾロの『三・千・世・界』で、
3位がサンジの『ムートン・ショット』なんですが、
第2回ではこの「JET銃」が1位に入るんじゃないかとさえ思えます。
という訳で、シンプルなんですが、
こちらも個人的な神だったので、選ばせて頂きました!
⇒【21巻~30巻の伏線まとめ!!】
⇒【ルフィvsクロコダイルの正義!!】
伏線
続いて伏線と思ったやつのまとめです。
31巻
・60年前
まずはプチ伏線です。
モンブラン・ノーランドが言った60年前に自国のルブニールで起きた樹熱ですが、
この時の時系列が、
吹きだし「海円暦1122年5月21日“偉大なる航路”――ジャヤ」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/31巻引用
1122年となるので、
60年前というと1062年となります。
数字が凄い細かいのが気になる所ですね。
意味があるとしたら凄い。
32巻
・ポセイドン
これはロビンが空島で読んだポーネグリフに記された2つ目の古代兵器について。
ロビン「神の名を持つ“古代兵器”「ポセイドン」…そのありか」
ロビン「また兵器…!!アラバスタの“プルトン”とは別の…!!こんな物騒なものが今この世に眠り続いているなんて…!!!やっぱりハズレね」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/32巻引用
物語の途中で登場しそうなので、
どんなものとなるのか楽しみですね。
・歴史にかかわる大問題
こちらは“Dが歴史にかかわる大問題”があると仄めかす発言。
ロビンが言ったモノですが、
ロビン「彼の名はモンキー・D・ルフィ 私も興味が尽きないわ」
ガン・フォー「“D”…成程 名が一文字 似ておるな……!!ははは…」
ロビン「そう…それがきっと…歴史にかかわる大問題なの」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/32巻引用
いわゆる“D”の一族に迫る謎シリーズです。
・くれはの言った「生きていたのか“Dの意志”」発言
・ロビンの言った「なぜ戦う?“D”の名を持つあなた達」発言
と合わせてみても、
ルフィと似た人物が過去にいたのではないか?と連想される言い回しです。
今回の空島編の400年の無念を晴らした展開を考えても、
ルフィが“ワンピース”を手にした時に、
誰かの無念が晴らされるというストーリーが設定されている線もありそうです。
まさか、最終話付近で、
“黄金の鐘”を鳴らす的な展開が待ち受けているのかとでも言うのでしょうか。
こちらも“D”の背景の公開に期待ですね。
36巻
・プルトン
こちらはプルトンが作られたのが遠い昔だという事ですが、
アイスバーグ「プルトンとは…遠い昔 この島で造られた「戦艦」の名だ……」
アイスバーグ「あまりに強大な兵器を生み出してしまった かつての造船技師は万が一 その力が暴走を始めた時 “抵抗勢力”が必要だと考え その設計図を代々後世に
引き継がせた」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/36巻引用
中々に不思議な実態です。
また37巻の台詞により、
その遠い昔が数百年前であったとも考えられますが、
フランキー「海底に潜ればわかるが 今 海上に見えてる裏町は数百年前にあった古い町のその屋上に建てられた町だ 大昔「造船島」と「裏町」は完全に一つの島の上にあったそうだが 今や“水上都市”と呼ばれる程に海に浸かっちまって…歩道は全て水路に変わった」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/37巻引用
そんな数百年も前の技術が今もなお島一つ滅ぼせる兵器として残っているなんて、
“生みの親の技術力エグすぎない?”
って話しです。
よく、宇宙人が地球にやってきて、
彼らの文明やら技術が人間に伝えた都市伝説みたいな説がTVとかでもされてましたが、
そのレベルを疑いたくなるような話しです。
こちらも回収される頃に期待です。
40巻
・色んなコネ
こちらはスパンダムが言っていた“悪魔の実”を手にする際に使った“コネ”ですね。
ジャブラ「しかし長官っ!!“悪魔の実”二つもよく手に入ったな!!!一体どこで…!!!」
スパンダム「色んなコネがあんのさおれには…今後の為に食っておけ……!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/40巻引用
プチ伏線ですが、コネの正体に期待です。
感想
という訳で、
31巻~40巻までは、
まずは“空島編”が完結しました。
個人的には、ナミのベルメールの話しとウソップの嘘をつく理由、
後はアラバスタ編の別れのシーンなんかが上位に来るくらい好きですが、
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/32巻引用
この“空島編”のロマンが詰まったストーリーはまた一味違って上位にランクインする程に面白かったですね。
特にカルガラとノーランドの回想のストーリーはなんか泣けてくるモノがあって好きでした…。
なお、モンブラン・クリケットは次の冒険へ。
そしてワイパーらはもう二度とシャンドラの灯を絶やさないために見守りを続けるっぽいですが、
ワイパー「大戦士カルガラ…シャンディアの役目は…果たされたそうだ…」
ワイパー「あんたの願いも親友に届いたはずだ…もう後の世代に血を流させる事はない…戦いは終わったんだ…――だが誇りは失わない…!!だからまだこの先も見守っててほしい…シャンドラの灯はもう二度と絶やさないと誓う」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/32巻引用
扉絵かなんかでこの2人が会う展開がぜひとも見たいですね(笑)
そうしてようやくカルガラとノーランドの無念も果たされるのではないか?と思えます。
で、この後はロングランドリング島に到着し、フォクシー海賊団とひと悶着あって、海軍大将の青キジとも戦って、
そうして次にウォーターセブンにやって来るのですが、
今はもうエニエス・ロビーでスパンダム率いる“CP0”らと戦い出していて、
こちらも佳境に入っています。
次の50巻までには完結する事でしょうか。
ストーリーで言うと、
・政府の汚い手によって命を落としたトムと、
尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/37巻引用
・その弟子たちが世界政府に抗う構成となっていて、
・その犠牲としてロビンが捕まっていますが、
次はこの4人(トム、フランキー、アイスバーグ、ロビン)の想いが報われると思うと、
どんな結末となるのか非常に楽しみですね。
後は今回の敵も強敵揃いで、“六式使い”というのが登場してますが、
それに伴って“麦わらの一味”もパワーアップしていっているので、そちらの戦闘にも期待が高まっています。
ルフィは既に「ギア2」を見せましたし、
ナミも貝を使って完成させた完成版“天候棒)を使ってますが、
残りのゾロ、サンジ、ウソップ、チョッパーもうどう強く描かれるか気になります。
ちゃんと数分だけ敵も登場してますからね、
それぞれの活躍のシーンはありそうです。
「六式使い」
①ルッチ
②カリファ
③カク
・ブルーノ(ルフィ撃退)
④ジャブラ
⑤クマドリ
⑥フクロウ
「麦わらの一味」
①ルフィ
②ゾロ
③ナミ
④ウソップ
⑤サンジ
⑥チョッパー
ではでは、引き続きマイペースに読めて行けたらと思います。
31巻~40巻までの神回3選と伏線まとめでした!
登場した新キャラまとめ
・カルガラ
・モンブラン・ノーランド
・ムース
・セト
・青キジ
・トンジット
・フォクシー
・ポルチェ
・ハンバーグ
・イトミミズ
・カポーティ
・モンダ
・ピクルス
・ビッグパン
・チムニー
・ココロ
・ミカヅキ
・アイスバーグ
・カリファ
・パウリー
・カク
・ピープリー・ルル
・ロブ・ルッチ
・タイルストン
・ザンバイ
・ブルーノ
・フランキー
・コーギー
・キウイ
・モズ
・トム
・スパンダム
・ジェリー
・Tボーン
・ワンゼ
・ネロ
・ジャブラ
・クマドリ
・フクロウ
・カーシー
・オイモ
・バスカビル
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⇒【41巻~50巻の伏線まとめ!!】
⇒【ロビンの壮絶な人生がエグイ…】
⇒【メリー号の最期が泣ける…】
⇒【ゾロ“麦わら一味”を救う】
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⇒【ビビのお別れが神演出過ぎる…】
⇒【白ひげ、黒ひげ登場シーンが熱い!!】
⇒【11巻~20巻の伏線まとめ!!】
⇒【ナミの正式加入編が感動!!】
⇒【覇国が最高にカッコイイ!!】
⇒【ヒルルクの最期が泣ける!!】
⇒【1巻~10巻の伏線まとめ!!】
⇒【ルフィが学んだシャンクスの偉大さ!!】
⇒【ウソップの別れが感動!!】
⇒【サンジの男の別れが涙もの!!】