この記事は講談社発行『週刊少年マガジン（2023/47号）』で連載中の「彼女、お借りします」の303話の感想を書いたものです。

本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。

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前回は、

・千鶴が１００点の告白について訂正

・千鶴が木部に話を持ちだす

という所まで進みました。

一体どんな話がされるのでしょうか？

では、感想を書いていきます！

⇒【なんでも券はいつ使われる⁉】
⇒【和也と千鶴が結ばれない伏線あり⁉】

急に誘って変に想われないかな…

千鶴と木部は喫茶店に来ていた。

そして、千鶴は和也がどんな人か聞き出した。

唐突な質問に、

木部はケンカでもしたのか？と事情を察しようとしたが、結局、和也がどういう人か答えだした。

終始 罵倒が続いたが、しかし“世界で一番千鶴の事を想っている奴”と話を締めた。

その後、帰り道で木部が和也の事を好きかと質問した。

千鶴は即答できなかったが、顔が緩んでいた。

木部はその表情に満足し、その場を立ち去るのだった。

ださ…

はい！

という訳で、どんな話になるのかなーと気になってましたが、

普通に友達目線での和也がどんな人か聞く会話となっていました。

むしろ、今回目立ったのは相変わらずの木部のカッコよさ。

今までにもこういうカッコイイシーンはありましたが、

いつだって友達の和也を立ててくれるのが良いですよね。

因みにこのシーンの時は、

朝顔をみんなで育ててたけど、木部が和也の鉢を倒して、種もどっかにいったけど、

でも、和也がめげずに水やりを続けた結果、

最終的には誰よりも綺麗な花が咲いて金賞を取ったという話しをしていました。

つまり、“一点張りで頑張り続けられる所が和也の才能”なんだと褒めていました。

今回も似たような会話で、

和也はバカだし特に取柄はないけど、

どんな種に対しても水やりを怠らない性格上、

千鶴を世界で一番想っているし、最後は幸せにするという会話がされていました。

これは幸せに出来るかの結果とか、取り組みがどうあれ、

その一生懸命自分の為にやろうとしてる気持ちが嬉しいから、

嬉しくて、幸せな気持ちになれるって事ですよね。

例えば前回の“ito”みたいな、

超大金持ちの彼氏を持ったとして、

それでヘリに乗ってダイヤモンドの指輪とか渡されたとしても、

そこに気持ちがないんじゃあ幸せにはなれない訳です。

そういう意味でも和也は千鶴を幸せにするけど、

後は千鶴の返事待ちだよって事ですよね。

で、最後の方では、好きかと聞かれ、即答できなかった千鶴ですが、

そんな自分を思わず「ださ」と思った訳ですが、まあ正解です。

いつまで悩んでんだって感じです(笑)

これ男が主人公だったらボコクソ言われていますよね(笑)

ただ実際は千鶴的には、解決したい物事の順番があって、

まずはカップルであるウソを誠実なものにしてからじゃないと、

素直になれないから、答えに困ったのだと思えます。

実際、これが一番の壁ですしね…。

結局、調査編で“好き”と自覚するまで描かれたとしても、

これを世間の人達に公表するのは、

この嘘を訂正してからとかじゃないと描かれなさそうですし、

だったら払拭しないといけないんですが、

どのタイミングで？となるので、そこを考えると真のハッピーエンドまではまだまだ遠そうですね。

という訳で進展としては、

木部に若干不審がられたけど、変に首をつっ込んで来る事もないでしょうから、

結局は千鶴の行動待ち状態が続いていますね。

言うて共同生活もまだ半分ありますし、今後にも期待です。

今後とも起爆剤となる要素が散りばめられる事でしょうか。

では３０３話の感想でした！

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⇒【304話で千鶴が風邪に⁉】
⇒【302話で嘘を明かすか⁉】