【ワンピース】71巻~80巻、神回3選&伏線まとめ【感想&評価】

この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ』で連載中の「ワンピース」の71巻~80巻の感想を書いたものです。

>>【ジャンプの定期購読を試してみる】<<

今更ながらワンピースを最初から読み出した者の、神回3つ選となっています。

良かったらお読みになってください。

なお、伏線&考察要素もまとめていきます(項目から飛べます)。

では、早速キャラ紹介も交えながら感想を書いていきます!

⇒【61~70巻の伏線まとめ!!
⇒【2年後の集合が神回!!

キャラ紹介

今回の神回に登場するキャラ4名の紹介です。

モンキー・D・ルフィ

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/61巻引用

・概要

本作の主人公。

海賊王を目指す。

性格は根本的には、根性があり、人懐っこい人物だと言える。

シャンクスの仲間入りを望んだ際には7歳にして頬を切り裂き、根性を示していた。

なおエースとサボと共に描かれた回想でも、ポルシェーミからの拷問で宝の場所を吐かなかった。

それ以前に3か月近くエースの後ろを追跡するという根気強さもあった。

だがそれは、身寄りがいなく、友達が欲しかったという寂しさから来るモノであり、人懐っこさを感じられる。

また、性格の大部分はシャンクスからの影響を受けていると考えられ、

シャンクスが山賊のヒグマと争った一件から、仲間を大切にする事と、命を懸ける覚悟を学んだと言える。

これは道中を通して顕著に表されているが、

ウソップをシなせない為に戦ったクロ海賊団との激闘も然り、

ナミを救うべく戦ったアーロン戦も然り、

チョッパーの為に戦ったワポル戦と例を挙げだしたらとキリがない。

なお、その際には命を懸けて戦う覚悟を持って臨んでいる姿勢が見られ、

クロコダイル戦では、ビビの為に戦い、例えシんだとしてもいいのだと覚悟を示していた。

他にも、エースを救出すべく臨んだマリンフォードでの戦いでは、

2度目のテンション・ホルモンを打ち込むなどして命を落とす覚悟で闘っていた。

そうして3大将の前に飛び込むなどの無謀な事もしていた。

また、そういった無謀で無茶ばかりする所はエース曰く心配になるそうだが、

しかし仲間想いで仲間を助けて来た経緯があるお陰で、

いざ困ったときには周りの人達が助けてくれる。

故にルフィは無事に生還して帰って来るのである。

これはルフィの仲間想いな人柄の良さの所以と言える。

なお、ルフィは、自分の出来ない事は助けて貰わないと生きていけない自信があると発言しており、

周りから支えて貰っている自覚もちゃんとあると言える。

更に自分の役割を分かっているのか、

訪れる島々では、自分が戦うべきか相手を直感的に見極め戦う野性的な勘の良さなんかも持ち合わせている。

今回でもそんな勘を光らせ、ドフラミンゴに戦いを挑みに行くのである。

⇒【ルフィが学んだシャンクスの偉大さ!!
⇒【ルフィのギア2が最高にカッコイイ…

ウソップ

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/61巻引用

・概要

“麦わらの一味”の狙撃手。

性格は基本的に優しく人思いな人物である。

カヤに語っていた嘘話本人を元気づけるためのものであったし、病に伏した母を救う為にも同じ事をしていた。

また大口を叩く所が印象的だが、

実際にヒーローとして名を馳せられたクロ海賊団との激闘については、

結局 当人であったカヤ達との間で秘密にした。

コレはわざわざ終わった事を伝えて恐がらせる必要はないという優しい気遣いの元であった。

たが、相も変わらず勇敢な戦士に憧れており、しかしながら実力が伴っていない為か、

強敵や山場を前にすると怖気づく所がある。

バギーの船に乗って来たルフィ達や、

リトルガーデンでの恐竜達にはビビり、

また、エネル戦、ルッチ戦では睨まれただけで「ごめんなさい」と腰抜けっぷりを露呈していた。

それは2年後となったウソップにも根強く残っており、

ドフラミンゴファミリーとの決戦を控えたトンタッタと片足の兵隊の作戦会議でも“いつ逃げるか”をひたすら考えていた。

しかし、結局、いざとなればやる男であって、

クロ海賊団との闘いも一人で迎え撃つ覚悟で挑んでいたし、

アーロンパークでのチュウ戦やフランキー一家にも一人で乗り込む勇気と根性を見せていた。

そういう意味じゃウソップの最初のカマかけやビビり癖は、ネガティブであるが故に出てしまう部分だが、

その下には強い正義感が隠れていると言える。

そして今回のドンキホーテファミリーのシュガー戦でも、そんなウソップの熱い所が垣間見える事になる。

⇒【ルフィvsウソップが熱すぎた!!
⇒【ウソップの別れが感動!!

キュロス

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

・概要

ドレスローザにて片足の兵隊として登場した男。

その正体はレベッカの父にして元王女のスカーレットの夫である。

幼少期はスラム街で育ちサツ人事件も起こした問題児であったが、

その腕をリク王に見込まれてコロシアムの剣闘士となった。

そして9年目にして遂に3000戦3000勝という偉業を成し遂げ、人気者となった。

以降は、リク王軍軍隊長となったが、

ドフラミンゴファミリーの襲撃でシュガーにオモチャにされてしまうのだった。

そこから10年にも及ぶドレスローザ奪還計画を練るキュロスであったが、

遂にその時がやってきたのである。

⇒【しらほし覚醒シーンが鳥肌!!
⇒【ナミの正式加入編が感動!!

サボ

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

・概要

ルフィの生まれでもあるドーン島出身の男。

幼少期にルフィとエースの3人で盃を交わし、兄弟関係となった。

そんなサボはゴア王国の貴族として生まれたが、海賊を夢見ていた。

それは王族の女性と結婚すべく、両親に強制された勉強漬けの毎日嫌気が差し、

自由を求めるようになったからである。

更に貴族しか住んでいない高町で暮らしていたサボであるが、天竜人が来日するにあたって、

王はグレイターミナルと、並びにそこに住む人達を焼き払う判断を取った。

これは高町の貴族には周知の事実であったが、誰も気にしていなかった。

こういった人間の醜さを見たサボは自由思想が高まり、最終的に10歳にして海へ旅立った。

だが、不運にも天竜人ジャルマック聖により船が沈められてしまうのだった。

そうして、シんだと思われていたサボだったが、

ドレスローザのコロシアムにて、ルフィの前に姿を現すのだった。

⇒【エースの最期の言葉に涙
⇒【大監獄からの脱走が面白過ぎた!!

神回3選

では71巻~80巻までで個人的に感動した神回を3つ選んでいきます。

キュロス復活(743話)

最初はこちらのシーン。

ズバリ、キュロス復活編ですね。

もう…鳥肌がゾクゾクって感じで興奮ものでした…。

まず、前話でウソップがシュガーを気絶させ(これもまごう事なき神回)、

遂にドレスローザ内のオモチャ化が解除されました。

この際のドレスローザ内の人々が一斉に人間や動物に戻る展開も神がかってんたですが、

注目したいのはのキュロスの動向です。

そんなキュロスはというと……、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

ルフィ達と挨拶を交わす事もなく、颯爽とリク王の救出に向かっていきました……。

この後ろ姿がカッコイイったらなんの…!!!

この時点で鳥肌がヤバかった(笑)

まさにって感じです。

更にキュロスの事を思い出し、泣き出すヴィオラ…。

その姿にも感化されるものがありました。

実際、キュロスが10年もの間 片足の兵隊としてレベッカを育ててきた背景や、

トンタッタらと計画を練ってこの時の為に頑張っていた事を考えると、

込み上げてくるモノがあって、

「ようやくここから快進撃は始まるんだ…!!」

と、ワクワク感が半端なかった…。

そういう意味で、ワクワク感が最高潮に達した回だったので、

まずはこの回を神回として選ばせて頂きました!

⇒【レイリーの登場と話がヤバイ!!
⇒【覇国が最高にカッコイイ!!

サボと“ゴッ”ドウソップ(744話)

はい!

ワクワク感は最高潮に達したと言いましたが、

しかし、まだまだこんなもんじゃねーぜ!」と言わんばかりの盛り上がりを見せたのが、

その次の回…!!

ワンピースのこういう所が凄いんですが、盛り上がりが留まる事を知らないんですよね…。

ズバリ、ウソップがゴッドになり、サボが遂に正式に登場したこの744話です。

この時、ドレスローザ王国奪還計画が本格的に動き出した証として、まずはシュガーのオモチャ化が解けたんですが、

このタイミングでサボも本格的に動き出す姿勢を見せました。

そうして、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

リングを叩き割り、全員を場外にしてしまうと、

優勝景品の“メラメラの実”を食べてしまうのでした。

「サボがエースの“メラメラの実”を食べた!」

という展開も神ってたんですが、

もう…ね。

この後の構成うますぎてヤバイかったんですよね(笑)

サボが割った地面ですが、

実はその下は、ウソップがシュガーを撃退した場所であって、

更にその時ちょうどウソップは、

巨人族のハイルディンに抱えられ、称えているタイミングでした。

結果どうなったかというと、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

割れた天上から差した光がウソップに降り注ぎ、神神しく見える展開になりました。

その光景に心を奪われた船長達はウソップに酔心。

助けられた感謝も相まって、ウソップが天の使いに見えて神格化してそのままゴッド(神)に昇格する事態になった訳ですね…(笑)

という感じで、全員を一気に味方につけたこの流れ。

ウソップのシュガー気絶の回から考えると、神回の3段構えでした……。

この流れを考えた尾田先生は間違いなく天才ですよね(笑)

ちょっとユーモアが効いていて笑えるのもまた乙です。

そしてこの後はサボも正式に登場し、顔が見られた感動もありましたし、

もう、気持ちは最高潮を通り越して宇宙へと打ち上げられたような、新感覚に陥っていましたね。

という訳で、こちらも印象に残ったので、神回として選ばせていただきました!

⇒【大監獄からの脱走が面白過ぎた!!
⇒【エースの最期の言葉に涙

ギア4(784話)

ラストは、

ルフィvsドフラミンゴ戦にてお披露目となったこの新技

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

「ギア4」ですね。

昔の記憶ではこの姿がダサイと思っていたんですが、

やいのやいの。

あの時の僕はこのカッコよさが分かっていなかったんだと謝罪したい。

当時は、

「主人公がコレ?弾むって?デブっててダサイ、フザけてる」

なんて思ってましたが、そう今になって再び見てみると、普通にカッコイイじゃないの、と…そう思えて、時代を超えた感動みたいなものもありました。

そもそもこの姿は、

ルフィが2年修行したアマゾンリリーより北西にある無人島「ルスカイナ」にて、

猛獣達と戦う為に身に付けた戦闘方法なのであって、

理に適った形態だった訳なんですよね。

ルフィ「おれは2年間!!怪物みてェにデカイ猛獣達と戦い続けて来たんだ あいつらを捩じ伏せる為にこの“巨体”と“弾力”が必要だった!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/784話引用

だからこの姿には理由があったのであって、そこまで汲み取って、ようやく向き合うべきだったんです。

更に、この後に立て続けに描かれた新技の数々。

「“ゴムゴムの猿王銃(コングガン)”」

からの、

「“ゴムゴムの犀榴弾砲(リノシュナイダー)”」

もさることながら、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/75巻引用

「“ゴムゴムの大蛇蛇(カルヴァリン)”」

もカッコイイじゃありませんか……!!

結局これも技名から察するに、

その島で闘った猛獣達を倒す為に身に着けた技だと考えられますが、

技名のセンスも抜群に良いですよね…。

なんで当時これをカッコイイと思えなかったのか…(笑)

昔の自分に説教しにいきたいばかりですね。

という事で!

このギア4初お披露目からの新技のラッシュもまた、神回と思えたので、こちらを3つ目に選ばせて頂きました!

⇒【ルフィのギア2が最高にカッコイイ…
⇒【フランキー将軍強すぎ!!

伏線

ここからは伏線についてまとめていきます。

71巻

こちらはベラミーが空島へ行ったと言う話し。

ベラミー「だが 昔のおれとは違う…!!“麦わら”…おれは「空島」へ行ったんだ仲間は失ったが…おれの中の世界はひっくり返ったぜ」
ルフィ「「スカイピア」か!?お前!!空の奴らに何もしてねェだろうな!!」
ベラミー「さァな――」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/706話引用

また、仲間を失ったそうですが、これはノックアップストリームで行った際になのか?

それともガン・フォールの語った「ハイウエストの頂き」とやらから島を一つ二つ超えて来た際に失ったのか?

仲間を失った理由が不明である点と、

そこで何をしたのかもまだ明かされていないので、

こちらも一応プチ伏線で残っています。

ちょうど世界の甲板からシリーズの第2弾を始まってるので、そこで知れる事に期待ですね。

72巻

・LEVEL6からの脱獄者

これはジャン・アンゴというコロシアムにいた賞金稼ぎからの情報。

アンゴ「ゆくゆくは貴様ら“脱獄組”のコンプリートを目指してる!!」
アンゴ「世間には公表されずもみ消された「LEVEL6」からの凶暴な脱獄者達!!!奴らの居場所もおれは突き止めた!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/716話引用

彼曰く、

LEVEL6の脱獄者の居場所を突き止めたそうですが、クソ程重要な情報ですよね(笑)

海軍は喉から手が出る程に欲しそうな情報です。

こんなポット出のキャラがもっていていいような情報じゃないんですが、

彼の今後の動向が気になりますね…。

76巻

・重大な国宝

こちらはドフラミンゴから明かされた新事実、国宝について。

ロー「腑に落ちねェ事がある マリージョアから堕ちた元天竜人のお前になぜまだ権力がある……!!お前は今朝「CP0」を動かした!!」

ドフラミンゴ「おれが“聖地マリージョア”
内部にある 重大な「国宝」の事を知っているからだ!!それは存在自体が世界を揺るがす」
ドフラミンゴ「あいつらにとっておれは最悪のカードを持った脱走者 殺そうにも死なねェおれに天竜人達は実に協力的になった…――更にお前の“オペオペの実”の能力があの日おれの手中に入っていたら…マリージョアの「国宝」を利用し おれは世界の実権さえも握れていた!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/761話引用

聖地マリージョアには利用可能な国宝があって、ドフラミンゴ曰く、それで世界の実権も握れるんだとか。

そんなモノ、現代で言うと“核”とか“軍力”とかを連想しますが、

それをこのワンピースの世界に当てはめるとなると、

まだ情報のない古代兵器のウラノスの事なのかな?と一つ思った次第です。

それを使って空白の100年にてとある王国の皆々を滅ぼし、

20人の王が実権を握ったというなら、禁忌の力と言えるでしょう。

なお、ドフラミンゴが利用しようとしていた点から考えても、

しらほしの人為的に使えるポセイドンみたいな力ではなく、

どちらかというと、設計図のあったプルトンみたいな機械的に誰でも使える力ではないかと思えました。

まあ…オーズみたいな主人に忠実な古の伝説の生物とかでも面白そうですがね。

何せよ、国宝の正体に超期待ですね。

77巻

・この世界をの破壊

こちらは”D”関連。

コラソン曰く、

コラソン「“隠しな“D”…!!間違いないお前は宿命の種族“Dの一族”だ……!!」

コラソン「おれの故郷では子供は こうしつけられる「行儀の悪い子は“ディー”に食われてしまうぞ」――しばしば世間で名を上げる“D”の名を持つ者達に対し老人達は眉をひそめてつぶやく「“D”はまた必ず嵐を呼ぶ」…!!!」

コラソン「世界各地の歴史の裏で脈々と受
け継がれている名だ…!!――そしてある土地では“Dの一族”をこう呼ぶ者達もいる…!!“神の天敵”」

コラソン「“神”を仮に“天竜人”とするな
らばお前達の目的は…!!“この世界の破壊”なのかもしれない――」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/764話引用

”D”は脈々と受け継がれている隠し名であって、

最終目的は天竜人の世界の破壊するかもしれないって事でした。

となると、連想されるストーリーは、

クローバー博士が語った、調べていくと浮き彫りになる空白の100年で消えた王国です。

彼らこそが“Dの一族”なのであって、

当時の20人の王によって滅ぼされたが、

彼らの意志を継いだ人達が今もなお悪しき支配の世界の破壊を望んで、

今も影に潜んでいるんじゃないかって話しです。

そしてそれは十中八九ルフィになるのであって、

それと対する存在として黒ひげや世界政府と戦う事になりそうでもあります。

また、王国の実態についてですが、

魚人島編で登場したジョイボーイと伝説の人魚とノアの舟とオトヒメの件の移住計画も然り、

トンタッタが人間を大人間と言う点も然り、

後は、この後の新章のゾウ編で登場するミンクが、

ルフィらを毛の少ないレッサーミンクと称し事も然り、

種族を分別しない呼び方が気になります。

つまり、この消えた王国は全種族を同族とみる文化があったのではないかと思えてくる訳です。

それを全世界的に実現しようとしていたのが、その王国並びにジョイボーイらなのではないかと。

しかし、それでは困る、ドフラミンゴみたいな戦争で金儲けしたい連中だったり、

そもそも魚人族と魚と分類する天竜人みたいな勢力は生理的に受け付けないのであって、

結局王国は、彼らから反感を買って滅びたんじゃないか?とも思えてきます。

そういう意味じゃ、最終的に今の世界政府が滅びたらば、

ルフィの望む自由な世界がやって来て、

全種族が平和に過ごせるような時代が来るとも考えられますよね。

その時に、政府の代わりに立つ人(代表者)も必要ですが、

ルフィはそういうのを嫌がりそうなので、

そのポジションをドラゴンなのか、サボが担う事になるのかも気になりますね。

という訳でDの一族の実態に大いに期待です。

・奇跡のオペ

こちらはバルレズが語った台詞。

バルレズ「歴史上にはこいつを食って“奇跡のオペ”で難病奇病を治し続け…伝説となった医者もいるそうだが まァおれ達にゃ…関係のねェ話!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/765話引用

ロー以前に“オペオペの実”を正当に使っていた人がいたという話しですが、

一応プチ伏線という感じで残しておきます。

歴史は繰り返すって感じですが、

それこそ空白の100年に、現代のルフィやローみたいな人がいたんでしょうね。

そう考えさせる台詞でした。

・ルシアンって女の話

こちらはフランキーとセニョールが再会すると思える伏線。

フランキー「みっともねェな… …一体何を思い出して泣いてんだよ…兄弟」
フランキー「……!!いつかまたどこかで会ったら酒飲みながら…話てくれよ“ルシアン”って…女の話」
吹き出し「「スマイル工場」の戦い 勝者フランキー」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/765話引用

まあプチ伏線程度ですが、戦いの決着が付いたら、ワンチャン描かれそうです。

79巻

・“麦わら”と“ロー”の首

こちらは藤虎の緊急任務。

赤犬「落とし前つけて来ちゃれよ藤虎 “麦わら”“ロー”二人の首取とって来るまで全海軍基地の敷居はまたがせんぞ!!!」
藤虎「ええ 望む所でござんす!!!!」
赤犬「!!?」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/793話引用

「ルフィとローを捕まえるまでは帰ってくんな」

ってやつですね。

故にどちらかと、或いは両方と戦う事になる伏線が残っています。

が、まあこれが達成される事はなさそうなので、そういう意味じゃ藤虎の今後が心配ですね。

“七武海”の制度完全撤廃の件も然り、

反政府的な思想が目立つので、

結局、スモーカーみたいな立ち位置になって、

ルフィ達に加勢する事になる展開が目に浮かびます。

何せよ今後の動向にも期待ですね。

80巻

・大事件」を引き起こすの

これはもうザ・伏線って感じの伏線。

ルフィ「極めて異例の「子分盃」引き寄せられて図らずか “麦わら”ルフィの子分にと 名乗り集った曲者7人 この先各個に成長を遂げ…いずれ歴史に名を残す――「一大事件」を引き起こすのだが……今はまだ誰も知らない物語」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/800話引用

ルフィと子分盃を交わした船長達ですが、

・レオ
・イデオ
・ハイルディン
・バルトロメオ
・キャベンディッシュ
・オオロンブス
・サイ

この7人がそれぞれ成長して、歴史に名を残す大事件を引き起こすらしいんです。

もうコレ大戦争になると言っているようなモンですよね。

総勢5千6百人越えの“麦わら大船団”ですが、

彼らが動き出す瞬間がいつかと言われたら、ルフィがピンチになった時でしょう。

その時、誰と戦っていて、どれ程の大規模な戦争となるのか?

先が楽しみでしょうがないですね。

こちらも回収が超絶な楽しみな伏線の一つですね。

・白ひげの遺産

こちらは急に登場した謎の二人組の発言から。

バッキン「さァ行くよ!!アンタのやるべ
き事を言ってごらん!!」
ウィーブル「えっとで~~…忘れた」
バッキン「“不死鳥マルコ”を始めとする
白ひげ海賊団の残党どもを捜し出すのさ!!そしてブン取るんだよ!!」
バッキン「アンタの父ニューゲートが残し
たハズの“莫大な遺産”は やつの実子の
お前こそが正統な相続人だ!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/802話引用

バッキン曰く、白ひげには莫大な遺産があるそうな。

なおウィーブルが自称“白ひげの息子”らしいですが、

直感的には“違う”と感じましたね……(笑)

だってこのウィーブルのこの見た目はどう見ても白ひげを侮辱しているでしょう……(笑)

なので、彼の実態は、バッキンの巧みな戦力があるのであって、

歳的に考えても過去編とかで真相が明かされるのではないかと思えます。

“白ひげ”程の大物なら、狂気的なガチ恋勢がいたというのもなんら不思議ではないですし、バッキンがその一人なんでしょう。

そういう意味じゃ遺産の方も、

バッキンが期待しているような、“金”や“宝”の類ではない気もしますね。

そうなるとこのバッキンが何処でこの遺産の話を得たのか知りませんが、

下手したらウソの情報を掴まされ、良いように動かされている傀儡キャラに過ぎないかもしれませんね。

こちらの2人も真相に期待ですね。

・武器製造の黒幕

こちらはコアラが掴んだ情報から。

コアラ「ドラゴンさん!ドレスローザから運んで来た武器に特殊な鉱物が含まれてたそうなんです!」
コアラ「“酒鉄鉱”って知ってます?」
コアラ「産出国が限られているからもしかして武器製造の黒幕を割り出せるかもって…」
ドラゴン「それは朗報だな ドレスローザで消えていた仲間も戻り――目覚ましい活躍じゃないか…」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/803話引用

ドレスローザに運ばれた武器の成分から、その大本が分かりそうなんだとか。

それが武器を製造している黒幕らしいですが、

そうなると、今後はそこと革命軍が戦う事になるとも予想されますよね。

ドフラミンゴも武器を戦争地に送っていた一団ですが、

それを取り寄せていた大本となると、“七武海”より上の、「四皇」とか「世界政府」級の一団になります。

ただカイドウに手を貸していたくらいなので、

そういう意味じゃ「世界政府」にまた悪者がいそうな所です。

悪が集結する「世界政府」。

最後は革命軍も共にルフィ達と戦うのでしょうか?

何せよ、革命軍が本領発揮をするというのなら、こちらも見たい闘いですね。

⇒【61~70巻の伏線まとめ!!
⇒【2年後の集合が神回!!

感想

はい!

というわけで71巻~80巻で神回だと思った場面3選と、伏線のまとめでした。

70巻までが丁度パンクハザード編で、

この71巻から80巻までで丁度ドレスローザ編が終わったんですが、

そういう意味じゃ長い章の一つでしたね。

ただ、そう感じさせない程に構成が上手く、面白かった章でした。

因みに今までのを例にして見ると、

「1巻~10巻」
①仲間集め編(ゾロ&ナミ&ウソップ&サンジ仲間入り)
②アーロンパーク編(vsアーロンまで)

「11巻~20巻」
①アーロンパーク編(完)
②偉大なる航路編(ウイスキーピーク、リトルガーデン)
③ドラム島編(
チョッパー仲間入り)
④アラバスタ編(国王軍vs反乱軍勃発)

「21巻~30巻」
①アラバスタ編(完)
②空島編(開幕)

「31巻~40巻」
①空島編(完)
②ウォーターセブン編(開幕&完)
③エニエス・ロビー編(vsCP0まで)

「41巻~50巻」
①エニエス・ロビー編(完+フランキー仲間入り)
②スリラーバーク編(開幕&完+ブルック仲間入り)

「51巻~60巻」
①シャボンディ諸島編(開幕)
②インペルダウン編(開幕&完)
③頂上戦争編(開幕&完)

「61巻~70巻」
①シャボンディ諸島(完)
①魚人島編(開幕&完)

②パンクハザード編(開幕&完)

こんな感じで、10巻置きだと大体二つくらいの章が重なるんですよね。

多い時で3章とか4章くらいありますね。

でも今回は、まるまるドレスローザ編の一本です。

そういう意味じゃ綺麗にまとまっていた章だったのかなーと思います。

また、入れるか悩んだ神回は、

・サボ登場(顔未公開のシーン)
・片足の兵隊=キュロス判明のシーン
・ウソップ、シュガー気絶のシーン
・ウソップ、シュガー気絶2回目のシーン
・コラソン、ローの気持ちを汲み取ったシーン
・サボ、記憶復活のシーン

などなどって感じでした。

特にサボがルフィと再会した際の会話は感動的で、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/79巻引用

一時はエースがシんで自暴自棄になっていたルフィですが、

その時にジンベエの言葉がけもあってトラウマを克服しましたが、

このサボの「生きててくれてありがとう」は、

その時のルフィがここまで頑張ってきた事が報われたかのようで、心に染みました…。

あの時ルフィが、堕落せず、前向きに頑張れて良かったなと。

そう思えました。

そして!!

ここからは新章「ゾウ編」となるのですが、

こちらも新要素、新キャラ、新事実が続々と出てきていて超面白いのですが、

重要な点を言うならここから「四皇」編となる雰囲気がバチバチと立ち込めているという事でしょうか。

これまで、“七武海”である「モリア」や「ドフラミンゴ」を撃退した“麦わらの一味”ですが、

実力的に言えばもうそれと同等かそれ以上になっていますよね。

何より、他の“七武海”を見てももう悪巧みをしているような連中も居ませんし、

なので、自然と矛先が新世界に要る「四皇」となる訳です。

ルフィも、彼らをぶっ飛ばす予定だと宣言していますしね。

ルフィ「その「四皇」って誰の事だ?」
ロー「「百獣のカイドウ」という男だ」
ルフィ「ふーん一人目はシャンクスじゃなきゃまあいいか!「四皇」はおれが全部倒すつもりだから!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/70巻引用

更にこのタイミングで早速登場した、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/79巻引用

「カイドウ」。

魚人島でも絡んできた「ビッグマム」の海賊団。

本格的に「新世界編」が始まったなというワクワクが凄い…(笑)

なお、ドフラミンゴ戦は「最悪の世代」のルフィとローが手を組んで、

かつドレスローザで10年計画を実行したキュロスとトンタッタ一族の協力もあってようやく撃退となった訳ですが、

それ以上に強い「四皇」となると、

それだけでは撃退は敵わなさそうです。

となると、この「カイドウ」を前にした「最悪の世代」のアプーとキッドとホーキンスはもうブチコロされそうですね(笑)

しかし、それ以上の加勢となる展開を考えると、

「四皇」撃退編は、どれも大規模で、長編ストーリートとなりそうですね。

登場キャラも多そうです。

更に助っ人候補も徐々に目立っていて、現状だと早速登場したミンク族がそうでうし、

お侍さん達とかもどうなるか気になります。

今後引き起きるという一大事件とも関係してくるのかな?

ではでは、今後とも楽しめたらと思います!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

>>【ジャンプの定期購読を試してみる】<<

こちらの記事も読まれています

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。