この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2023/50号)』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の156話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・カッツォがケイオースキューブを見つけられず、しまいにはシルヴィアにボコられる展開でした。
そうして始まろうと言う最終ラウンド。
どうなるか見物です!
では、感想を書いていきます!
⇒【GGCでは全メンバーでオフ会!?】
⇒【玲がクラン脱退か!?】
さぁ!!互いにラウンドを勝ち取ったK選手とSilvi選手!!
ラウンド3が開始となり、実況が始まる。
カッツォとシルヴィアが向かうはケイオースタワー最上階。
内1体のNPC体は素通りとなった。
なおシルヴィアは先回りすべく【スターロード】を使用。
後から来たカッツォと戦闘となるも、相打ちとなった。
その後は、上空を目指すカッツォと、それの邪魔をするシルヴィアの攻防が続いた。
そして、シルヴィアの良い蹴りが入ったタイミングで、
シルヴィアはウルト【ミーティアス・ストライク】を発動させた。
ここでカッツォもウルト【銀の足】を使用し、回避を試みた。
結果、【ミーティアス・ストライク】は最上階のタワーが木っ端みじんとなる威力を発揮させた。
カッツォは瀕シの状態で生き延びた。
そうして、ケイオースキューブ、カッツォ、シルヴィアが空中から落下していくのだった。
絶対王者「リアル・ミーティアス」の唯一の弱点 教えてあげるよ…!!
はい!
という訳で、
ここまで長く描かれてきた新章【ギャラクシア・ヒーローズ:カオス】もいよいよ終わりを迎える場面を迎えました。
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/12巻引用
今回全員で初めて会った3人でしたが、この最後の流れを見るにいい雰囲気で終われそうですね。
そして、気になるのは、サンラクの言った、
“カッツォが賭けに勝った”という話し。
現状は、
ケイオースキューブとカッツォとシルヴィアが落下しつつある状態ですが、
ここでカッツォから勝ちゼリフも入って、
シルヴィアの弱点が発表されようとしています。
・一体何が弱点だと言うのでしょうか…??
なお、個人的に気になったのは、
カッツォがウルトというゲージ消費技を使ったのにも関わらず、
最後の場面ではヒロイックゲージがまた溜まっていた点と、
なぜかユグドライアが描かれなかった点。
後はケイオースキューブの場所を考えるに、回収は難しそうだった点です。
なので、結局最後は、
原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/156話引用
カッツォがウルトを使用して、シルヴィアを倒す展開になるのでは?と思えました。
そっちの方が見栄えも良いですしね。
展開としては、
ケイオースキューブを回収すると見せかけて、
ウルト技で追撃しつつ、
そこにユグドライアが加勢に入ったりすれば、
今回の冒頭でユグドライアが描かれていなかった点とも辻褄は合ってきます。
で、これらの要素を整理すると、
シルヴィアの弱点は、
“複数人が敵の場合は思考が乱れて動きが鈍りやすい”
とかになるんじゃないかと。
それは、
ケイオースキューブに気を取られて、相手の思考が読めなくなることもまた然りです。
第1ラウンドでは、そうしてカッツォに敗れたシルヴィアでしたが、
第2ラウンドではそのまま怒りモードが継続していましたし、
良い状態だったとは言えません。
基本的に対人戦において、
怒ると行為は、動きが単純になってしまうもので、
格ゲーにおいても不利になる要因の一つです。
格ゲーの代表作ストリートファイターで言うと、
昇竜拳という無敵技を“ぶっぱなし”をして、でも当たらなくて熱くなって、
「コンニャロ!!」
と思って、その後も昇竜拳を当てたくなる衝動に駆られて、
同じ技の昇竜拳を何度も当たるまで擦っちゃうみたいな感じです。
でも実際は、
昇竜拳はガードされると隙だらけの技なので、その後に痛いコンボ技を入れられるのですが、
それが繰り返される訳なので、
あっという間に10秒もかからずに試合が終わる訳です。
という点も合わせると、
シルヴィアが自身で言ったようにテンションによってパフォーマンスが変わるタイプですが、
でもそれは逆に熱くなりやすいという所があって、
そこが弱点なんじゃないかとも思えました。
個人的にピンと来たのはその辺です。
次回で、なんて語られるのか楽しみにしたいと思います。
何せよ、この章の締めとも関わる最後のシチュエーションとなるので、
どんな決め技が繰り出されるかに一番注目したいですね。
ではでは、これが終われば再びクターニッド戦に戻る訳ですが、
その前にシルヴィアとのお別れなんかもあると思うので試合後の会話にも期待です。
シルヴィアにもぜひシャンフロ参戦して貰いたいですね。
156話の感想でした!
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「気になった点」についてですが、ゲージ消費技≠ウルトだと思います。
銀の足はゲージを大量に消費するウルトではなく、ゲージを少量消費して発動する技(ミーティアスのスターロード、ユグドライアのトラップシードとかと同じ)ではないでしょうか?あとウルトだとしたら、なんかしょぼすぎる気がします。
展開予想:私はカッツォが空中ジャンプしてケイオースキューブを取ると思います。カッツォがシルバージャンパーを選んだ理由が未だ謎(大抵のことはミーティアスとか他のキャラでもできそう)なので、シルバージャンパーでしかできないことは?と考えました。確か全キャラ最大の4回(だったかな?)空中ジャンプできる、と解説の人が言っていたのと、また直前にジャンプ強化の「銀の足」を使っていたので、それらを活かすのでは?と思いました。