【ワンピース】81巻~90巻、神回3選&伏線まとめ【感想&評価】

この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ』で連載中の「ワンピース」の81巻~90巻の感想を書いたものです。

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今更ながらワンピースを最初から読み出した者の、神回3つ選となっています。

良かったらお読みになってください。

なお、伏線&考察要素もまとめていきます(項目から飛べます)。

では、早速キャラ紹介も交えながら感想を書いていきます!

⇒【71巻~80巻伏線まとめ!!
⇒【キュロス復活が鳥肌!!

キャラ紹介

今回の神回で紹介するキャラ5名の紹介です。

モンキー・D・ルフィ

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/61巻引用

・概要

本作の主人公。

目指すは海賊王。

そんなルフィだが、

7歳にして“ゴムゴムの実”を食べゴム人間である。

だが最初は全くもって能力を活かせなかった。

ダダンの所へ送られた後は、

エースやサボと毎日100戦していたが、常に2人に50敗ずつを飾る全敗人生が続いた。

しかし、このタイミングでサボは不慮の事故に遭い行方不明となり、

ここでルフィは何でも守れるよう強くなりたいと心から思った。

そうして自ら考案した未完成の“ゴムゴムの銃(ピストル)”を磨いていったのだった。

即ち、これこそが、ルフィの強さに対する美学の原型と言える。

その後は17歳となり、海の主を一撃で沈められる程の技に昇華させていた。

以降は、“ゴムゴムの”から始まる応用技が目立ったが、

ルッチ戦では六式を参考に考えた“ギア2(セカンド)”という新技が開発された。

これは足をポンプ代わりにし、血流の流れ早くするという身体能力を上げる技であったが、体から蒸気が発する程だった。

その状態で繰り出された技はスピードに特化した“ゴムゴムの”の強化版の“JET”技へと進化した。

更に、“ギア3(サード)”という新技も合わせて披露された。

これは骨に空気を送り込み、特定の部位を巨大化させた、広範囲の高威力の技であった。

つまる所、スピード特化広範囲高威力の2つに特化した技を新たに編み出していたのだ。

しかしルフィの進化はこれに留まらず、

「ルスカイナ」島での2年の月日を経て、覇気の力が新たに加わったのだった。

覇気の一つ「武装色」では、

攻撃箇所を硬化させ、威力を底上げして見せた。

これでスピード的にも威力的にも申し分ない強さとなった。

しかし、これだけでは怪物や猛獣に勝てなかったルフィは、

“ギア4”という新形態を開発していたのだった。

これは“ギア3”と同じ要領で全身の骨を膨らませ、体を巨大化させた上に、

更に「武装色」で皮膚を固めた応用の応用技であったが、

「弾む男(バウンドマン)」と名付けられた。

この状態だと常に弾み、

弾力で空も飛べる様になったが、

もはや猛獣達をも超えた世にも奇妙な生命体になったと言える。

そして、ホールケーキアイランドでのカタクリ戦では、

覇気のもう一つの要素である「見聞色」に特化した“ギア4”「スネイクマン」という形態も新たに見せた。

こちらは相手に攻撃を当てる事に特化した変幻自在のスピード攻撃が長所であった。

こうして、

その場に常に適応し、猛者をなぎ倒して来たルフィだが、

遂にはその強さが、世界的にも認知される程となるのであった。

⇒【ルフィが学んだシャンクスの偉大さ!!
⇒【ギア4+技名が乙過ぎた!!

イヌアラシ

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/81巻引用

・概要

犬のミンクであり、

ゾウの背の上に暮らす「モコモ公国」の昼の王でもある。

ワンダからは国一番の戦士と言われており、

実際、マンモスとなったジャックの鼻攻撃を片手でいともた易く止めていた。

配下には「犬嵐三銃士」が控えており、

ライオンのミンクのシシリアンが隊長を務めている。

そして、実はイヌアラシは、

“おでん”というお殿様に仕えていた家臣であって、

その際には、白ひげとロジャーの船に乗った経験もあると言う。

この時、見習い時代のシャンクスやバギーとも会ったと語った。

そのため、ルフィの姿を幼少の頃のシャンクスと被せていた。

そんなイヌアラシには大親友のネコマムシがいるのだが、

“おでん”の死が原因か、

今では目が合うだけでコロし合う程の大ゲンカをする仲になっている。

⇒【しらほし覚醒シーンが鳥肌!!
⇒【フランキー将軍強すぎ!!

ネコマムシ

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/81巻引用

・概要

ネコのミンク。

“くじらの森”を守る守護神にして、

「モコモ公国」の夜間担当のもう一人の王でもある。

侠客団(ガーディアンズ)を率いており、

牛のミンクのロディ”やゴリラのミンクのビービー”などが所属する。

なお、イヌアラシ曰く、

話が通じぬ男であり、実際、有無を言わさずジャッジに攻撃していた。

また、自由を好み、縛られたり命令されるのを嫌う節があり、

チョッパーの治療を受けるシーンでは、

「ベッドに入りたくて入った」のだと言ったり、

動くなと言われながらも猫じゃらしで遊ぶなどの身勝手な行動が目立った。

だが一方で、義理人情に厚い面もあり、

それが祟って左手を失う悲劇に見舞われる事となる。

⇒【メリー号の最期が泣ける…
⇒【ゾロ“麦わら一味”を救う

ドンキホーテ・ミョスガルド

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

・概要

世界貴族、天竜人の一人で、魚人島へ赴いた人物である。

渡航理由は、

フィッシャー・タイガーが解放した魚人の奴隷達の回収であり、

自身の魚人奴隷コレクションを取り返す為であった。

だが、道中では海底生物に襲われ、船員が全滅し、

一人瀕シの状態で魚人島に着く事となった。

そこでは魚人族にコロされかけたが、

オトヒメ王妃の恩情に救われ、生き延びた。

以降は療養も終わり、オトヒメを連れ地上に戻ったが、

本編の「世界会議(レヴェリー)」では再登場を果たす事となった。

⇒【サボ登場+ゴッドウソップが神回!!
⇒【大監獄からの脱走が面白過ぎた!!

神回

では81巻~90巻までで個人的に感動した神回を3つ選んでいきます!

雷ぞう殿は…ご無事です!!!(816話)

まず、最初に挙げたい神回は816話。

雷ぞうの居所を吐かなかったイヌアラシとネコマムシの勇姿です…。

この二人が見せた漢気には感動してしまいました…。

「モコモ公国」で王を務めるこの2人ですが、

“カイドウの百獣海賊団”のジャッジからの攻撃を受け、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/81巻引用

イヌアラシは左足を切断となる拷問を、

たネコマムシは左手を切られる拷問を受けるハメとなってしまいました。

拷問理由は“雷ぞうの居場所を教えろ”というモノ。

しかし、それでも二人は“知らない”と言い通しました。

そして、ここで好機。

ジャックはドフラミンゴの回収に赴く事となり、

奇しくも、このタイミングで、

・ナミ
・チョッパー
・ブルック
・サンジ
・モモの助
・シーザー

が到着となりました。

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/81巻引用

そうして、チョッパー達が2人を始めとしたミンク族を助ける展開となり、

ワンダも堪らず涙を零してしまうのでした……。

これがなければ二人は命を落としていたと言っても過言ではありませんが、

ナミを襲ったワンダの自爆特攻を考えてもその心情は計り知れません。

下手したらば2人の王が亡くなり、

1000年続くという「モコモ公国」が完全に滅亡する危機だった訳ですが、

そんな背景を頭に浮かべなら描かれたのが、この816話でした…。

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/81巻引用

実は…イヌアラシとネコマムシは“雷ぞう”の居場所を知っていたのです。

この時の衝撃たるや…。

つまり、自分達の命はもとい、国そのものが滅ぶ危機に見舞われてもなお、

2人は“仲間”を売らないという仁義を通して見せたのです。

このシーンにはもう…感服せざるを得ないでしょう…。

という事で、

こちらは間違いなく神回だったと思うので、

最初の神回として選ばせて頂きました!

⇒【ウソップの別れが感動!!
⇒【サンジの男の別れが涙もの!!

ルフィ15億(903話)

続いては、凄いシンプルなんですが、

ルフィの懸賞金が15億と発表された回です。

こちらもゾクゾクっと鳥肌が立つ思いでした。

ストーリーで言うともう、

「四皇」のビッグ・マム海賊団と戦った「ホールケーキアイランド編」が終わった後のお話しになりますが、

ここでルフィのこれまでの数々の功績が募り、

とんでもない額をただき出す事となったのです。

こちらは新聞に大々的に取り上げられていましたが、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

まずはキャベンディッシュと思われる人物のタレコミから。

ルフィが“麦わら大船団”を爆誕させていた事実が明るみになりました。

これは、

ドレスローザ編の終わりを締めくくる際に誕生した、

バルトロメオらが勝手に交わした“親子の盃”によって出来た「総勢5千6百越えの“麦わら大船団”」についてですが、

まあ…「世界政府」からすれば脅威以外の何者でもない訳ですよね(笑)

「アイツ、まさか世界に刃向かう気か?」

と、危険視するに決まっています。

次にバルトロメオと思われる人物のタレコミによって、

ルフィがサボと義兄弟である事も明るみになりました。

サボは「革命軍」という打倒“天竜人”を目論む組織のNo.2ですが、

コアラ「ううんベティさん!私達が本当に 倒したいのは「世界政府」じゃない それ を支配する“天竜人”ですから」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

そこで繋がりがあるって事は、これまた

「世界を潰す気か??」

となる訳であって、危険度が増す訳でした。

そして特筆すべきは、「ホールケーキアイランド」での活躍。

そこではルフィは、

“懸賞金8億を超えるクラッカー”と、“10億超えのカタクリ”を撃退しましたが、

これだけで正直、懸賞金は10億越えが確定した様ものです。

しかし、面白いのがここから……(笑)

本編では、

・「ジェルマ66」
・「タイヨウの海賊団」
・「ファイアタンク海賊団」

“麦わらの一味”と一緒に戦った訳ですが、

これも全部ルフィが従えたものにされていました…(笑)

これは完全に世界経済新聞社社長のモルガンズが事実を捻じ曲げ記事にしていのでしょう…(笑)

結局は、ビッグ・ニュース大好き人間ですから、

事は盛れれば盛れるだけ盛った方がいいのでしょう。

更にそこに、

ルフィがお詫びのつもりで送った「玉手箱」の大爆発も計算に入れられ、

結果、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

懸賞金は15億というとんでもない額が爆誕する、最高に面白い展開となった訳でした~…(笑)

「いや~…とうとう来る所まで来たか~…」

という心持ちもあって鳥肌が立っちゃってましたね…!

まあ、10億までは分かるとしても、

更に5億が上乗せとなった、

キャベンディッシュやバルトロメオのタレコミ、

というか自慢話をしていただけだと思いますが、

そのルフィの人望が懸賞金を跳ね上げさせたのも、面白い要素の一つと言えますよね。

しかしながら、仮に有言実行、全「四皇」を倒すつもりなら、

ルフィ「ふーん一人目はシャンクスじゃなきゃまあいいか!「四皇」はおれが全部倒すつもりだから!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/70巻引用

最終的にはもっと跳ね上がる訳ですから、

最後どうなっているのかもまた、一つの今後の楽しみですね。

という訳でこちらも、ルフィの活躍が世界的に認知されたと思える回だったので、

神回の一つとして選ばせて頂きました!

⇒【ルフィvsウソップが熱すぎた!!
⇒【ルフィのギア2が最高にカッコイイ…

人間にして貰った(906話)

こちらもシンプルな回です。

「神回…??」

という程大それたものではないかもしれませんが…(笑)

個人的に感動したので選びました。

ズバリ、ミョスガルド聖の改心が見られた回です。

本編では、

4年に1度の「世界会議(レヴェリー)」が開催となり、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

そこに

・しらほし一行(ネプチューン、フカボシ、リュウボシ、マンボシ)
・レベッカ一行(ヴィオラ、キュロス、レオ、マンシェリー、カブ、ビアン)
・ビビ一行(ペル、チャカ、コブラ、イガラム)
・ドルトン一行(くれは)

などなど、

今までの章で活躍した名だたる面々が揃った訳ですが、

あろうことか、

ここでチャルロス聖が登場し、騒動を起こしたのです。

因みにコイツと言えば、

シャボンディ諸島で、一般男性のフィアンセだった“マリィ”という女性を強制的に第13夫人にしたアホウです。

また、“人身売買”のオークション会場にて“人魚”を欲してた事もあり、

チャルロス「わちし“人魚”が欲しいんだえ~今回も出てないかなァ~」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/51巻引用

ケイミーを5億で買い取ろうともした大バカ者です。

そして、今回目を付けたのが“しらほし”でした。

信じられませんでしたが、

この「世界会議」に参加する王族相手に対しても、横暴が振る舞えたので、

結果、“しらほし”は誘拐されそうになりました。

それは彼ら天竜人を、人より格上の「神」だと称しているからですが、

刃向かえば国が亡ぶという事で誰も手出しができませんでした。

しか~し!!

そんな中で制裁を加えたのが、この男!

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

チャルロスでした!!

“オトヒメのおかげで人間にして貰った”との事でしたが、

人間と繋がろうとしたオトヒメの好意が実ったと思ったら、

気づけば感動していたんですよね……。

気になるのは、オトヒメがどういった言葉で諭したかなのですが、

恐らくこれは、“愛の人”で知られたオトヒメの、

その生まれつきの“見聞色”の覇気の強さに秘密があったのであって、

ネプチューン「生まれつきの“見聞色”の覇気の強さがそうさせるのじゃもん!心に響く距離 これがオトヒメの信条 わしにも止められん」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/63巻引用

相手の気持ちが、声が人一倍分かる人だった訳ですが、

オトヒメ「あなたの心の“声”が痛みが…!!!胸に突き刺さる……!!!あおうっ!!あお~~う!!…辛い理由がおありなのね」
市民「ウゥ…!!おれだって……やりたくなかった……!!!」
オトヒメ「でもダメよっ!!!同じ事をあなたがやっては不幸が連鎖する!!!バチン!!」
モブ「きっと おれ!!改心します!!!おれなんかの為に…!!泣いてくれてありがとう王妃様!!」
オトヒメ「よくってよ!!!頑張りなさいまし!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/63巻引用

本当にただただ懸命に、相手の心の声に耳を傾け、

この時みたくビンタを繰り返して更生させていたのかもしれませんね。

そうしてミョスガルドの心にもオトヒメの気持ちが共鳴し、

怒りと憎しみの感情が和らいだのだと思いたいですね。

オトヒメ「油断しちゃった……みんなの署名が嬉しくて……幸せで…ハァ……フカボシ王子……くやしいのは私です」
オトヒメ「だから犯人が…どこの誰であれ私の為に怒らないで下さい…私の為に怒りや憎しみに取り込まれないで……」
オトヒメ「しらほし…心をしっかり……ハァ」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/63巻引用

そういう意味じゃ、

世界平和を実現させるのに一番大事な力を持っていた人物と言えますよね。

この悪魔とも言える天竜人の心を改心させたなんて、偉業が過ぎます…。

更に言えば、

回想編に登場した時はクソ不細工でしたが、

今回では心が洗われ、顔も矯正されていたので、

イケメンにもなれていてたので一石二鳥でしたね。

或いはオトヒメの往復ビンタを受けて、

強制的に顔面が変形しただけかもしれませんが(笑)

今後はこのミョスガルドが人間と魚人族の架け橋的存在となるのでしょうが、

ただ、チャルロスを殴った件で仕返しされそうでもあったので、

チャルロス「痛いえー!!許さんえー!!ミョスガルドめ!!!」
チャルロス「このままでは…済ばさんえ…」

ロズワード「無事であったか!!事件を聞
き今 迎えに行く所だったえ!!!」
ロズワード「ドンキホーテ・ミョスガルドは天竜人にして奴隷を一人も持たぬ奇人!!30年前も前に下界に下りたホーミング然り ドンキホーテの一族はどうかしてるえ!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

今後が心配な人物でもありました。

まあ…人魚を奴隷にした事実もあるので、

最後はお仕置を喰らうという可能性も高そうですしね…。

何せよ、個人的に感動した回だったので、こちらも選ばせて頂きました!

⇒【ビビのお別れが神演出過ぎる…
⇒【ヒルルクの最期が泣ける!!

伏線

ここでは伏線をまとめていきます。

81巻

・千年の歴史

こちらはゾウが千年の歴史を持つという話し。

ワンダ「ゆティアらの捜し人などいない!!!千年の歴史あるこの国を!!!……!!どこまで壊せば気が済むのだ!!!フー……!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/81巻引用

実に興味深いですが、合わせて、ミンクのミヤギの台詞の

ミヤギ「意志があるなら――今 こう聞いてみたい…!!「千年もの時間をかけて」…「一体どこへ」「向かっているのか」と……!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

「何処かへ向かっている」という点も合わせて考えると、あまりにも長すぎる旅行をしてる事になりますが、

何処へ向かっていると言うのでしょうか?

というよりもはや、

“何処かへ向かっている”というよりは、

“国を守る為に移動を続けている”という印象を受けました。

「そして何を守っているか?」

と言われたら、その背に乗せる“ロードポーネグリフ”とミンク族なんでしょう。

他にも“人を待っている節”もあって、

これはペドロの台詞の、

ペドロ「突然の事態に驚くな おれは思うルフィ達こそが 数百年 我ら一族と“光月家”が待ち続けた 世界を夜明けへと導く者達だ!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/87巻引用

「ルフィが数百年待ち続けた世界を夜明けへと導く者達」だと話された点から連想されるモノです。

そうなると、

世界を夜明けへと導く為の戦いがある事にもなりますが、

その際にはきっと、ミンク族も総出で一緒に戦ってくれる事でしょう。

それこそゾウがミンク族を守り続けている所以なのかもしれません。

更に言うと、

これが千年前より始まった事だと考えると、

“900年前に始まる空白の100年”とも関係性があるのは明白ですが、

しかしそれより100年も先を行くので、

そうなると、当時にもシャーリーの様な、

未来を見る事のできる人が居て、

彼or彼女が事前にゾウにミンク族を移した説なんかも出てきます。

なお、ゾウについては、

モモの助「ゾウは大昔に罪をおかし――ただ歩く事しかゆるされていないのだ……命令にしたがい続けてる」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

こんな話が出ましたから、

千年前か千年前以上に大罪を犯していた事にもなり、

その贖罪として国を、ミンク族を守っていた可能性も出てきます。

なお、連想される大罪は、

そのデカさと国を守っている点からして、

ゾウが暴れて国を潰してしまったとか、でしょうか?

これらは本当に最後の最後で明かされそうな秘密 兼 歴史なので、こちらも回収に期待ですね。

この世界の誕生とかにも関わって来そうです。

82巻

・最後の“ロードポーネグリフ”

こちらは超貴重な新情報、4つあるという“ロードポーネグリフ”についてです。

これは4つ集めると「ラフテル」の場所が分かると言うモノでしたが、

その在り処も3つは分かっていて、

ネコマムシ「ぺコムズと「ホールケーキアイランド」へ向かうなら……あながち間違うちゃらんぜよ!4つの“ロードポーネグリフ”のうち 所在がわからんがは1つだけじゃ 1つはここに 残り2つはある海賊達が“所有”されちゅう」

ネコマムシ「“四皇「ビッグ・マム」!!!同じく“四皇”「百獣のカイドウ」!!!この二人が赤い石をそれぞれ1個ずつ持っちゅうがじゃ……!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

・一つは“くじらの樹”の隠し場所に。

・一つはビッグ・マムが所有。

・三つ目がカイドウが持っている。

という事でした。

ここで気になるのは残りの1つですが、

「四皇」が持っている流れなので、

恐らく最後の在り処を知るのは「シャンクス」になるのでは?と思う所です。

或いは、プリンが第三の目に覚醒し、

“ポーネグリフ”を読みとける様になる伏線がありますが、

ビッグ・マム「あいつは“万物の声”を聞くって奇妙な力で「石」を読みといたが…ウチにもやがて同じ力を手に入れる“隠し玉”がいるのさ…次にラフテルに到達するのは…おれ達だ!!!」

ビッグ・マム「お~かわいいプリン 噂をすれば…!!どうした?「第三の目」が真の「開眼」でもしたかい!?」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/85巻引用

最後の在り処をプリンが見つけると言うのもまた乙な展開かもしれませんね。

そうしてサンジと再会となれば、プリンにとっても御の字でしょう。

と言う訳でこの在り処もまた一つの伏線として残っています。

・ログの終着点

こちらは“ログポース”を示す終着点について。

ナミ「確か…双子岬のクロッカスさんの話じゃ “ログ”を辿れば最後には全ての航路が一本にまとまるって…私…そこにラフテルはあるのかと……」

イヌアラシ「あァ 話はわかった “ログ”
を辿った先に興味があるのなら行ってみればいい……その3本の指針が全て一つの場所を示す航路はある!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

グランドラインの最後には航路が一本にまとまって、

その最終地点に「ラフテル」があると思っていた訳ですが、

しかし、イヌアラシに言わせれば、

そこに「ラフテル」は非ず、

むしろそこに到達してようやく

・ポーネグリフ
・古代文字の謎
・「ラフテル」の存在

に気づくという事でした。

なので、ロジャーはそうして冒険をやり直したとの事でしたが、

あまりにも魅力的な内容ですよね…。

「一体最後の島には何があると言うのか…?」

島々を強い磁力が引っ張っているとなると、

磁力を発している巨大な装置?

或いは強い力を持つ生物?が居て、

それが「ラフテル」へ人々を導く為に存在している事になりますが、

「世界政府」と対する勢力である事は何となく頷けます。

と言うのも、そもそも、

ポーネグリフの解読は禁止されている行為であって、そうしてオハラが滅んだ訳ですが、

最後の島にある“何か”がそのポーネグリフの存在を仄めかすのであれば、

「世界政府」にとっては厄介なモノとなります。

更に言うと、「ラフテル」の正体そのものが、

クローバー博士の語った「とある巨大な王国」の跡地なのではないか?なんて考えも浮かんできます。

結局、“ポーネグリフ”は光月家の石工職人が作ったモノだと判明しました。

ネコマムシ「800年前の大昔…!!その光月一族の腕で作られた壊せぬ書物――それが“ポーネグリフ”ぜよ!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

そして、石には、

・兵器の在り処や、

・世界の歴史や

・「ラフテル」の場所

が記されています。

タマゴ男爵「“ポーネグリフ”は約30個存在すると言われているのだボン!!――その内“情報”を持つ石が9つ!!!それらを最後の島ラフテルに導いた時 石はこの世の“真実”を語り始めるのでソワール!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/84巻引用

更に、9つの情報を得た状態で「ラフテル」に行くと、

あろうことか“世界の真実”が分かるそうです。

これこそ、ロビンの知りたい空白の100年について”になるのでしょうが、

クローバー博士曰く、

空白の100年にあるのは、

後に「世界政府」となる連合国が消した不都合な歴史があるそうです。

クローバー「遥か昔の文献と発見した いくつかの“ポーネグリフ”を読み解く事で我々はやがて 一つの国の存在に気づいた……今はもう跡形もないが 文献の上に浮かび上がったのは ある巨大な王国の姿……!!」

クローバー「かつては巨大な力を誇った様
だが その国の情報は執拗なまでにかき消されておる おそらく後に「世界政府」と名乗る連合国の前に 敗北を悟った彼らはその思想を未来へ託そうと 全ての真実を石に刻んだのじゃ それこそが現代に残る“ポーネグリフ”……!!!」

?「成程………大胆な仮説だな…」


クローバー「“古代兵器”は確かに世界を脅
かす!!!……だが!!それ以上に歴史と共に呼び起こされる その王国の“存在”と“思想”こそが お前達「世界政府」にとっての脅威なのではないか!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/41巻引用

その中でも一番重要となるのは、結局、

後の「世界政府」が危惧したと言う「とある巨大な王国」の“存在”と“思想”についてでしょう。

恐らくその思想は、

「世界政府」の行う支配の反対の、ルフィの考える“自由思想”とかに繋がると思いますが、

一つ思うのは、全世界の平和と結合。

この世界には、

“グランドライン”とか、“レッドライン”がありますが、

もしかしたらそういったモノを全部ブチ壊して、

世界を一つにしたかったのやもしれません。

聖地マリージョアがある位置的を考えても、

「世界政府」的にはそれを阻止したいハズです。

そうなるとグランドラインとかも意図的に作ってる可能性が出てきそうですね。

人工的に世界を4つの海域に隔てたという前例。

人々を散らし、力を結集させないようにした、などなど。

仮にそれが世界の真実なら、元の世界が壁を隔てていなくて、自由だったとして、

そう戻すのが「とある巨大な王国」の願いだとしても、

そんなもの、一個人の力ではどうしようもないですし、

レイリーの言うように知った所で何もできないなんて台詞にも繋がっていきますね。

レイリー「キミ達に 今ここで…歴史の全てを私が話しても 今のキミらには…何もできやしない…!!……ゆっくりと世界を見渡してその後に導き出す答えが我々と同じとも限らない…!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/52巻引用

何せよ、世界の真実の真相発表の時に期待ですね。

・モモの助とズニーシャ

こちらもゾウ編にて新たに分かった新事実。

ズニーシャに意志があってモモの助だけが会話可能だった事についてです。

イヌアラシ「ズニーシャが自らの鼻で…!!ジャックの艦隊を沈めたというのか!!?」
エテ公「そうでごサル!!一撃で!!」
イヌアラシ「何という事だ…ズニーシャの意志など考えた事もなかった……!!ましてや話が通じるとは……」
錦えもん「おでん様はモモの助様のこの“力”を知っておられたのか……!?」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

これは海王類と会話ができる「ポセイドン」の異名を持つ“しらほし”と似た能力だと感じさせますが、

となると、モモの助こそが最後の古代兵器の「ウラヌス」だという事なんでしょうか?

なお、会話はできないが、

ゾウの声が聞こえるというルフィやロジャー。

彼らの関係性も気になりますが、

モモの助がその上を行く能力なら、

「Dの一族のお殿様は光月家だったのではないか?」

なんて思えてもきます。

ポーネグリフを世に残したのが光月家だと判明してますが、

その「とある巨大な王国」が所以であろうポーネグリフですから、

そうなると、

「そこの王こそが光月家だったのではないかと?」

とも考える所です。

だとしたらモモの助がルフィやロジャーの上を行く能力を持つ点にも納得がいきます。

何せよ、こちらもその理由について判明される日に期待です。

・ふふふ捨てといて

こちらはビビが誰かに恋をしている節について。

ビビ「お父様 体調は?」
コブラ「んん…よくはないな もう長くないかも知れん…早く娘が婿をとってくれたら ゴホゴホ」
コブラ「見合い写真は山の様に来ておるぞ!」
ビビ「ふふふ捨てといて」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

ビビの夫が早く見たいというコブラ。

しかし、そのコブラの持ってきた見合い写真を断ったビビ。

つまり、

夫の候補がいるから見合いはいらないって事になりますが、

ビビが恋していそうな人物と言われたらやはり第一候補はルフィでしょうか。

自分の国を救って貰ったこともありますから、

好きになっていたとしても何ら不思議じゃありません。

他の線で幼馴染でもあるコーザとかでしょうか。

こちらも真意が気になるばかりですね。

・世界中の大物達

こちらはロビンが空白の100年を読みたいと思った時に阻止しに来る勢力を仄めかした台詞。

ネコマムシ「今 世界中で“空白の100年”に興味あるやゆガラ等は“写し”を何枚も集めゆうが 誰もそれを解読できちょらんのじゃき…!!」
ネコマムシ「いざそれを読みたい思うた時…!!世界中の“大物達”がゆガラの身を奪いに来るぜよ」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/82巻引用

世界中の大物達が来るそうですが、コワイですね。

なお、“読みたいと思った時”に来るそうなので、

そういう意味じゃ、

「ラフテル」へ到達する前に敵対勢力がやって来る事になります。

ここでルフィの大船団vs海軍や世界政府の大戦争となるんでしょうね。

いや~楽しみです。

87巻

・300年の無念

こちらはジャッジの掲げる野望について。

レイジュ「“北の海”の4人の王を討ち取った大事件”四国斬り”父の夢は再び“北の海”を「ジャルマ」の名で征服する事」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/83巻引用

野望は“北の海”の征服。

またジャッジの話では、

これは300年にも及ぶ無念を晴らす夢物語。

ジャッジ「もはや我々の夢は潰えた…!!!わずか66日の夢の跡に残された 故郷の土も踏めぬ亡霊達に合わせる顔もない!!!貴様などに我が王国の300年の無念
の魂を預けた…己が憎い!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/87巻引用

この悲願の為に全てを捧げたと言うジャッジ。

ジャッジ「私は全人生を私の全てを!!“北の海”の国々への復讐の為に!!「ジェルマ帝国」復活の為に捧げてきたんだビッグ・マム!!!何か応えろビッグ・マム!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/86巻引用

これらを紐解くと、

なんだかジャッジにもジャッジなりの正義がありそうですよね。

というかまるで、

「とある巨大な王国」によって滅ぼされた「世界政府」のお話しみたいです。

つまり、もしかしたらジャッジの故郷も大国に潰され、

そうして国土を持たない海遊国家とならざるを得なかったのであって、

その大国に復讐をしたいが為に力を付けていただけやもしれません。

一見、“北の海”をただただ支配したいだけの悪人に見えますが、

そうではない可能性がありますね。

特に気になるのは300年の無念という台詞ですが、

300年もの間 その敵国に支配下にあって、奴隷となっていた過去があるんでしょうか?

だから人に厳しくなったのか…?

そこから何とかして国を立て直したのがジャッジだったのなら、立派な事です。

正確な数値がある以上、

何かストーリーが用意されていそうですが、こちらも回収に期待ですね。

90巻

・歴史より消すべき“灯”

こちらは五老星とイムに関するモノ。

?「おおイム様……!!」
イム「どさ…!」
?「“五老星”ここに!!!」
?「歴史より消すべき“灯”がまた」
?「お決まりでしょうか?」
?「然らばその者の名を!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

イムが疎む存在が居て、

五老星がその人物を消しにかかる伏線が張られています。

なお、この前には、イムがバンゲア城内の“花の部屋”で、

・ルフィ、黒ひげの手配書をズタズタに。

また、

・しらほしの写真を剣で刺し、

そして、

・ビビの写真を手に持っていきましたが、

単純な描写で見るなら、

消したい“灯”は剣を刺した“しらほし”。

ポセイドンという事もあって、

世界政府に仇名す脅威ですし、辻褄としても合っています。

他の線は、

ビビの写真を持っていた点と、

五老星一人が、ネフェルタリ家を裏切り者だと言った点から、

??「期間中アラバスタの王コブラも我々に面会を求めている」
??「ネフェルタリ家は800年前 唯一下界に残った“最初の20人”の血族…!!――言わば裏切り者だ……」
??「何かに気づいたか……?話が拗れぬ事を祈ろう」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

そのまま

“ネフェルタリ家を根絶やしにせよ”

的な感じで写真を見せた可能性もあります。

言えるのは、どちらにせよ、

ルフィと協力関係にある“ビビ”も“しらほし”も早かれ遅かれ「世界政府」及びイム達の敵となるので、

何時かはぶつかる事にはなる事でしょうか。

何せよ、こちらも回収に期待です。

・ある海賊について

こちらは意味深も意味深。

シャンクスが五老星に対して語ろうとしたある海賊について。

?「何の用かね」
?「君だから時間を取った」
シャンクス「ええ感謝します――ある海賊
について話が…」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

そもそもシャンクスと五老星が繋がっていたという点も奇妙ですが、

ある海賊の候補は、

シャンクスが常に気を配っているルフィ。

次に、そのライバルとも名高い黒ひげ。

もしくは、最近になって名が上がったロックス。

とかでしょうか。

ロックスは、

ヒナ「でもガープ君……!!ビッグ・マムとカイドウと言えばあなたが海軍の「英雄」と呼ばれたゆえん」
ガープ「「ロックス」か……!!ヒナお前若いのによう知っとるのう」
ガープ「ロジャーの前は間違いなく奴らの時代じゃった!!――しかしもう40年も前の話 過去は過去だ!」
ヒナ「船長を失っても力は増してるわヒナ心配」
ガープ「心配などムダじゃ!!復活すりゃ脅威じゃが 事件は必ずわしらの想像を超えてゆく」
ヒナ「なぜニヤニヤするの」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

ロジャーの前の時代で暴れていた海賊だそうですが、

年齢で言うともう“五老星”並のご老体だと考えられるので、

そんな奴が現代において脅威となるのかが疑問所です。

一方で、復活の可能性も示唆されているので、

“とある海賊”がルフィでも黒ひげでもないならこのロックスの線が高そうですね。

何処でどう邪魔をしに来るのか?

見物ですね。

それとも映画版に取ってあるのかな…??

・23年前、海賊騒ぎと消えたリューマの遺体と秋水

こちらはゾロの切腹シーンで語られた台詞。

??「何とおぬし“墓荒らし”でもあったのか!?23年前…海賊騒ぎのドクサクサで消えた 伝説の剣豪リューマ
の遺体と名刀“秋水”!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/90巻引用

23年前にあった海賊騒ぎと、消えたリューマの遺体秋水についてです。

23年前というと、

ロジャーがシ刑されたのが現時系列で言うと、24年前となるのですが、

スモーカー「笑ったんだよ あの麦わらの男が!!!22年前…!!!この町のあの死刑台で笑った 海賊王 G・ロジャーと同じ様に!!!」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/11巻引用

その後の大航海時代が始まった直後くらいのお話になります。

なお、結局遺体はスリラーバークでブルックの影を入れられ蘇っていた訳ですが、

シャンクスやバギーがロジャーの船に乗っていたように、

ゲッコー・モリアもまた誰かの船に乗っていた見習い時代があって、

その時に盗んだんじゃないかと思っている所です。

何せよ、23年前と正確な数値があるので、真相の回収に期待ですね。

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感想

はい!

と言う訳で、

81巻~90巻までの神回3選と、伏線まとめでした。

伏線は細かいのを入れるともっとありましたが、

正直、特に言う事もない系のもあって…まぁ省きました(笑)

箇条書きにするなら、こんな感じ。

「81巻」
・イヌアラシ、ネコマムシをシなせてはならない理由
・ワンダの恩返し

「82巻」
・モモの助の両親のシの回想
・モモの助がロジャーと勘違いした人
・イヌアラシ、ネコマムシの喧嘩の理由
・ネコマムシ、いつか語るおでん様の冒険譚
・ワポルのサクラ王国への復讐

「86巻」
・リンリン、カルメラ達の行方

「89巻」
・プリン、最後のお願いの真相
・フランぺ、カタクリの写真をばらまく件

「90巻」
・モルガンズ、最悪の世代から海賊王が誕生する発言
・ネコマムシ、マルコから預かったルフィへの伝言
・カイドウ、ビッグ・マムから受けた一生の恩
・マルコvsウィーブル
・ステリー、元国王の不審なシ
・ドフラミンゴ、口封じの刺客
・ネプチューン、ルフィに島を守って貰う件
・コビー、英雄視されたロッキーポート事件
・ベガパンク、王下七武海制度が要らない程の何かを完成
・シャクヤク(シャッキー)、40年前のロックスと関係ありそう
・くま、見せしめになった件
・バッキン、40年前に白ひげと同じ船に乗っていた

などなどです。

しかしま~箇条書きにしてもこの量…(笑)

普通の漫画って後半になるにつれ、

こういう情報は集約していって、伏線が減り、

その関係で話の流れとかも大体見えて来るモノなんですが、

「ワンピース」は90巻付近に来てもなお、未知な情報が多いのが、本当に魅力的ですね。

結末とかもどうなるか全然予想が付きません。

で、感想の方ですが、

81巻~90巻も、

前回の71巻~80巻に続いて、

一つの章のみで構成されていたので、非常に読みやすかったです。

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/83巻引用

それが今回のメインとなった「ホールケーキアイランド編」ですね。

なお、バトルに関しては、

・対ルフィと、

・対ビッグ・マムサイド

が盛り上がっていました。

その中で初めて描かれた「四皇」の戦力もヤバく……(笑)

ビッグ・マムの場合は大家族という設定でしたが、これも非常に面白かったですね…!!

その人数は、

ブルック「ビッグ・マムには娘さんが35人も!?」
プリン「ええ娘39人息子46人私達は85人兄弟よ!父親はバラバラ ママの夫は43人いて129人家族ね」
プリン「兄や姉達にはもう子供がいる人達もいるからママの血縁と言えばもっと大所帯 ビッグ・マム海賊団は本物の家族を中心に構成されてるの!」
ルフィ「ひゃー」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/83巻引用

129人家族…!!!(笑)

更に子供らの血縁者も含めれば、更に数が増えるとの話しで、総数は未知数でした(笑)

実際、ジェルマに対しても

・12男のヌストルテと“1万の兵”

をぶつけていましたが、

・ルフィのカカオ島脱出を阻止するために集まった人数

も相当でしたし、

その間にサニー号を追っていた

・スムージーらの艦隊の数

もえぐかったですし、

そもそも

・34の島

で構成されるビッグ・マムのナワバリですが、

・それぞれに大臣が居て

更にビッグ・マムの血縁者が蔓延っているであろうことも考えたら、

尾田「34の島に34人の大臣。これは全てビッグ・マムの子供達が取り仕切られていますし、決まってますが、全ての情報を書き出そうかどうかは迷う所です。裏設定多いのとにかく。どうでもいいしねーそれ笑」尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/87巻引用

総戦力で言えばもう

「10万に近いのでは?」

と思える規模感ですよね(笑)

というか10万で足るのかも怪しい…。

そういう意味じゃ、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/80巻引用

ルフィの築いた“麦わら大船団”の5千人はまだまだ数として少ないと感じさせられます。

今後とも、

もっと大きな傘下を取り入れるのでしょうが、

その候補としてはミンク族お侍さん達が挙げられるでしょうか。

強力な助っ人となりそうなので、今後の楽しみに出来ればと思います。

なお、

・ルフィvsビッグ・マムが描かれなかった関係

と、また、

・目的があくまでサンジとロードポーネグリフの回収だった事

もあって、

「全体的に戦闘シーンは淡々としていたかな~」

という印象が残りました。

だから今回の神回3選には、バトルシーンが一つも入っていなかったりします。

これも結局だから、決着をつけるつもりで闘ってないからしょうがないですね。

なんかこう耐久戦みたいなのが多かった気がします。

・ビッグ・マムvsサニー号に然り、

・ジェルマ66vsビッグ・マム海賊団に然り、

・ファイアタンク海賊団vsビッグ・マム海賊団に然り。

逆に盛り上がったと思えたのがルフィ戦絡みで、

vsクラッカーと、

vsカタクリはともに見応えがありました。

相手の懸賞金額が8億OVERと10億OVERだった事もあって、手強かったですしね。

特に、カタクリ戦で描かれた、

尾田栄一郎先生/ワンピースカラー版/89巻引用

ギア4「スネイク」はデザインが最高でした。

バウンドマンがプクーっとしてて、

「ちょいダサじゃない?(笑)」

と思ったのとは逆に、

こっちはスラッとしてて初見でもカッコいいと思えましたね。

後はキャロットのスーロンとかも神秘的なデザインで、

戦闘シーンも見応えがあったでしょうか。

そうして次の舞台となるのが「ワノ国」編!!

カイドウと将軍の黒炭オロチが支配中との事ですが、

こればかりはカイドウをぶっ倒す戦いになるのではと思えます。

じゃないと国を解放できないですからね。

つまり、ガチンコ勝負となるので、

今回の「ホールケーキアイランド編」以上に盛り上がる事間違いなしの章です!!

もう非常に楽しみですね…。

後は嫌でも耳に入るルフィの最終形態も見られる事ですし…(笑)

ではでは、こんなところで81巻~90巻の神回3選並びに伏線まとめでした!!

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