この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2024/1号)』で連載中の「僕のヒーローアカデミア」の408話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
AFOと与一の出生の秘密に伴い、
異能がどう世界に広まったかの説明がされました。
更にAFOと駆藤との出会い。
魔王の夢が誕生するまでのお話しもありました。
ここにきてAFOと駆藤の関係性が明かされつつありますが、
爆豪とどう繋がっていくのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
⇒【トガが覚醒でヤバい!!】
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“与一”と名付けたのは自分に最初に与えられたものだったからだ
場面は回想の続きから。
AFOは与一をアヤめてしまうのだった。
しかし、AFOが与一に「与えた」の異能は与一の中にはなかった。
その後、三代目のブルースが駆藤を検査すると、
駆藤の中に因子が2つある事が判明した。
与一が異能を譲渡していたのだ。
その後、AFOは幾度となく継承者達をコロしていったが、
“与一”に与えた異能を取り返す事は出来なかった。
AFOは思った。
駆藤が与一を助けさえいなければ、こうはならなかったと。
回想が終わると、AFOは爆豪の瞳に駆藤と似た意志を感じ取っていた。
AFOは全力を出す事を決意。
赤ん坊にまで戻る覚悟で「全異解放“全ては一つの目的の為に(オール・フォー・ワン)”」を発動させるのだった。
バカが てめえ んなもん 勝てるわけねーだろ
はい!
という訳で、中盤までは、
AFOの回想の続きで、与一に与えた異能を追う様子が描かれていましたね。
しかし、ことごとくと手からすり抜けるようにOFAは譲渡されていき、
現代にまで成長していった訳でした。
そして、元を辿ると、
堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/32巻引用
与一を助けた駆藤が根源であって、
AFOからしたら因縁のある人でした。
なお、この回想の中では、
三代目の名前が「ブルース」である事も判明しましたね。
信頼のある人という事で、
駆藤がAFOに狙われている危機感を持った頃には、
もう既に“個性”を譲渡していたのでしょう。
で、本編の最後の方は、
AFOが最終奥義みたいな技を展開させていました。
技名は「全異解放“全ては一つの目的の為に(オール・フォー・ワン)”」
という自身の名を冠したモノでした。
いや~…これはメチャクチャ強そうですよね…。
威力を考えても作中最強クラスでしょう。
全盛期のオールマイトでも止められるのか怪しいくらいの迫力があります。
対するは爆豪です。
オールマイトは爆豪に避けるよう言っていますが、
しかし、爆豪は正面から構えている体制です。
そもそも感覚がビンビンで覚醒寸前といってもいい状態の爆豪ですから、
「止めてくれるのはないか?」
という期待がある所です。
実際、今なら緑谷を追い越せる気がすると語った爆豪です。
爆豪「わかってきた 痛みだ 掌に溜めた汗粒が 全身を駆け巡る痛み 吹き出る痛み その位置 間隔!痛みで掴め 誘爆のタイミング!」
AFO「何なんだこいつは」
爆豪「なんか今 追い越せる気がする」
AFO「さっきから…!何故この石ころに何故僕はオールマイト以上の」堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/408話引用
更に、爆豪にオールマイト以上の可能性を見たAFO。
オールマイトが与えた、エルクレスの残りもまた意味がある筈です。
堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/398話引用
なお、エルクレスは、
雄英のA組の技を散々使ってきましたが、
まだ描かれていない技に切島と爆豪の技があります。
耐えるという意味では、
切島の技が発動となるのもまた良しでしょう。
因みに今回語られていた、
駆藤の意志のお話しですが、
与一に言わせればOFAの意志とは、
与一「OFAの原点は兄さんに屈しないという思い……」堀越耕平先生/僕のヒーローアカデミア/32巻引用
“AFOに屈しないという思い”だそうです。
AFOは、爆豪にそんな意志にも似たものを感じたのなら、
感覚的に脅威の対象と悟ったのでしょう。
覚醒展開は必須と言えますよね。
ではでは、次回で、どんな新技が拝められるのか?
非常に楽しみですね…!!
もしかしたら爆豪の最終奥義となるやもしれません。
それでは408話の感想でした!
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⇒【409話で爆豪が最終奥義⁉】
⇒【407話で個性の正体完全判明!!】