この記事は講談社発行『週刊少年マガジン（2024/2・3号）』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の159話の感想を書いたものです。

本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。

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前回は、

シルヴィアvsカッツォやカッツォvsジョンソンも終わり、

打ち上げパーティーに突入する所で終わりとなっていました。

パーティー内で進展があるのか気になる所です。

では、感想を書いていきます！

⇒【GGCでは全メンバーでオフ会!?】
⇒【玲がクラン脱退か!?】

エキシビジョンマッチとはいえシルヴィ選手に

カッツォは、記者から勝利を祝福されながらインタビューを受けていた。

一方シルヴィアへのインタビューでは、

「初メテガ　ケイ　デ　良カッタ…カナ」

という誤解を生む良い回しをした為、場が混乱していたのだった。

そこにサンラク、ペンシルゴン、メグが登場。

記者一同から注目を浴びるが、

サンラクが頭のカボチャを光らせ、記者を退治した。

以後、ペンシルゴンがメグとカッツォを接近させるために、

サンラクに記者を呼び寄せたり囮にしたり、

ルーカスがメグにナンパをしてきたりと、波乱万丈な展開が続いたが、

最終的にはサンラクが騒ぎに限界を感じ、

爆薬分隊（ニトロスクワッド）をその場から連れ出すのだった。

次なる目的地は二次会の焼肉となった。

ふざけんな！！焼き肉だ！焼き肉！！

はい！

という訳で、

山登りのてっぺんに着いた後に山下りをするかの如く、

また今回も箸休め回でした。

その中では、シルヴィアが意地悪な事を言ってましたが、

気がなきゃこんな事言いませんから、今後とも２人の関係には期待したいですね(笑)

アメリカ女性という事で、積極的なスキンシップも見られる事でしょう。

後は、サンラクの強さを賞して、

カッツォとメグが「プロにならない」事に疑問を覚えてもいました。

実際、シルヴィアとも数戦すれば、

絶対に１は引けるだろうなという印象を受けましたし、

ウェザエモン風に技をアレンジしたシーンなんてもう…目から鱗でしたよね…。

カッツォが言うようにアマチュアでそんな事が可能なのはサンラクだけでしょう。

プロゲーマーに誘いたくもなりますし、ならない事に疑問を覚えるのも当然です。

因みにまだプロゲーマーが流行っていない時代、

プロゲーマーという存在がまだ世間にそこまで広まっていなかった頃は、

こういうサンラクみたいな、

素人の中から突如として現れた強い奴は、

ネットで伝説的に持ち上げられて騒ぎにもなったりしたんですが、

プロが蔓延る今だともう、

そういった出来事も起こる頻度が減ってきたかな～という印象を受けます。

毎日ゲームを８時間前後しているであろうプロと、

数時間しか出来ないアマチュアとではやはり差が開くからでしょうけど、

でもそんな時代でも活躍をしてしまうのがサンラクの凄い所ですよね。

特に今の時代、

大会でアマチュアが優勝したなんてお話しが出て来たら、伝説になります。

サンラクみたく、無敗ゲーマーに泥を付けかけたというだけでも世間がざわつく事でしょうか。

更にサンラクの偉い所が、

プロゲーマーにならない理由が、

「親と大学卒業をする約束をしたから成れない」所にあった点ですよね。

人の想いという仁義を大切にしているからこそ、

「シャンフロ」内でもエムルとの出会い以降も、

順調に限定イベントを発掘し、進めていけたのだと思います。

そもそものサンラクの原点を考えてもそうですが、

彼が嗜好としているのは、

“クソゲーをクリアする事”

ですから、

その際に得られる達成感を考えれば、

プロゲーマーになって名声や収入を得る事は退屈なのかもしれませんね。

今後とも、その労力を「シャングリラフロンティア」に費やすのでしょうけど、

クリアしたとしたら必然的に“名声”が手に入ってしまうので、

そこでもきっと今回みたく、“顔を隠す”事でしょうか……(笑)

そうして、大学を卒業して、一般社会へ消えていくというなら、

それもそれでオシャレな終わり方かもしれません。

ではでは、サンラクらしさが溢れる回だったと思いますが、

メインストーリーのクターニッドの情報が皆無だったので、

次の焼き肉屋で“重要人物”との出会いがあるやもしれませんね。

引き続き面白いお話しに期待です。

１５９話の感想でした！

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