この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2024/4・5号)』で連載中の「呪術廻戦」の246話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・裏梅vs秤
・vs宿儺に日下部が参戦
などの展開が描かれました。
気になるのは宿儺戦の動向です。
では、感想を書いていきます!
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クソ!!俺の戦闘経験の浅さがここで出た!!
日下部のお陰で日車は軽傷で済んだ。
日下部が“シン・陰流「簡易領域」”を展開していたのだ。
そこに脹相が参戦し、攻撃を加えたが、
宿儺に反撃され、胴体に風穴が空いた。
さらに猪野も参戦し、七海の術式を呪具化した武器で攻撃をした。
だが、宿儺に防がれると、蹴りで吹き飛ばされてしまった。
次に、虎杖と日下部と日車で宿儺を囲って攻撃したが、
全て防がれてしまう。
そして、宿儺は日車を投げ飛ばすと、そのまま日車の方へ走っていった。
飛ばされた先で日車は、領域展延をしていた。
術師としての才能がさらに開花していくのだった。
五条悟と並ぶほどの才能の原石に
はい!
というわけで、今回は、
宿儺戦がメインでした。
日下部の参戦に続いて、脹相と猪野もやってきましたが、
ただ軽くあしらわれていたので、
主役は日車って感じでした。
さらには日車が領域展延を使いだして、
宿儺がそれに魅入る始末で、
才能でいえば五条と並ぶ程の原石だとも説明がされました……。
いや~~五条の株が落ちる落ちる……(笑)
そう簡単にうん百年ぶりの天才に並んじゃアカンですよね。
甚爾「うん百年ぶりの六限と無下限呪術の抱き合わせ アイツが近くにいる限り星漿体はまずコロせない」呪術廻戦/芥見下々先生/8巻引用
髙羽の方はまだ、想像力次第なので、理解できましたけど…。
解説「髙羽の「超人(コメディアン)」は髙羽が“ウケる”と確信した想像を実現させる 五条悟にも対抗できうる術式 髙羽は自身の術式のことを 何も知らない」呪術廻戦/芥見下々先生/20巻引用
今回のは、ちょっと無理があるんじゃないのかな~?と。
こういうのは、バトル漫画で良く起こる、
後半に出るキャラ程強くなっちゃう「インフレ」なんて言われる現象ですが、でも、
「なぜこう描かれたのか?」
を考えると、一応、それっぽい答えもあるんですよね。
というのも、今回では、
新たな課題が判明しています。
それが、処刑人の剣を当てて、
伏黒を助けるつもりでいるという事でした。
だからこそ、日車にスポットライトが当たりだしだんだなーと思えますよね。
ま~、メタ的な考え方ですけど……(笑)
つまり、宿儺に一矢報いることになるから、
“強く魅せた始めた”
という事です。
これは賛否両論ありそうですね。
また、虎杖と日車の会話の中では、
日車がシぬ事になりそうな会話もされていました。
虎杖に「シにたいの?」と聞かれ、日車は、
虎杖「日車はシにたいの?」
日車「俺は法を見限り また見限られた人間だ 最後に自分を罰するのは自分でありたい」
日車「君の言う通りだ 俺はここで役割を全うしてシぬべきだと思っている」
虎杖「いいんだけどさ 俺だって似たようなもんだから でも……なんていうか日車は戻るべきじゃないかな」
日車「無理を言うな 俺はもう君の目すらまともに見れない人間になってしまったんだ」芥見下々先生/呪術廻戦/246話引用
“シぬつもりでいる”と話していました。
あの宿儺に挑むのですから、
シぬ覚悟がなかきゃ話になりませんが、
そのまま順当に行くなら、
“虎杖の覚醒展開を描くためにシぬ”
なんてことになりそうです。
もちろん、その覚悟を持って挑んだ結果“生き残る”
なんてパターンもあり得えます。
個人的には、「呪術廻戦」では多くのシ者が出るので、
“前者になるんじゃないか?”と思っています…。
そう思うと、やけに虎杖と日車の2人のやり取りも増えた気もしてきます。
そういった伏線となるのでしょうか?
引き続き本編を見ていきたいところです。
また、この会話の中では、虎杖からも、自分が、
“似たようなもん”
だと話されたので、
生き延びる気がない雰囲気も見て取れます。
物語の主人公である虎杖が
“最後 皆のために犠牲となってシぬ”
というような、そんなオチも脳裏をよぎってしまうところです。
元々は、宿儺の指を全部食べて、
そのまま処刑される予定だった虎杖。
“シに様が決まってる”
とも話しましたが……、
それは宿儺を倒し、大勢の前でシぬということを示唆していたのか?
それともそんな呪いめいた爺ちゃんの遺言すらも祓ってしまう存在となるのか?
この作品の命題ともいえるテーマですから、
宿儺戦の結末には期待したいですね。
因みにこちらも個人的な感覚でいうと、
「呪術廻戦」は作者の芥見先生が、長く続くと思っていなったと発言した事もあって、
そうして序盤で主人公をコロしたこともありましたから、
「最終的にはコロすつもりでいるんじゃないか?」
という意図を感じました。
なので、悲劇的な最期となるのではないかと思っていますね。
作品自体が暗い漫画ですし…。
とはいえ!!
一旦は主人公の相方とも言える伏黒の救済展開がありそうなので、
次はそちらに期待でしょうか。
では、246話の感想でした!
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